お葬式
追悼ミサでは何をするの?参列の服装や御花料についても紹介
更新日:2022.02.22 公開日:2022.02.22

記事のポイントを先取り!
- カトリックで行われる追悼ミサは、仏教の法要にあたる
- 不祝儀袋は白無地か十字架、白百合が印刷されたものを選ぶ
- カトリックとプロテスタントの違いのひとつは「死生観」
キリスト教では故人のために追悼ミサを行いますが、その内容についてご存じでしょうか。
追悼ミサに参加する場合、服装や香典について事前に知っておくことが大切です。
そこで、この記事では追悼ミサについて詳しく説明していきます。
この機会に、追悼ミサの内容やお供え物について知っておきましょう。
追悼ミサに持参する香典の表書きについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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追悼ミサとは
追悼ミサとは、キリスト教のカトリック信者が行う追悼儀礼のことです。
追悼ミサは仏教でいうところの初七日法要や四十九日法要のような法要に該当する儀式です。
行われるタイミングは主に、死後3日・7日・30日後の3回です。
追悼ミサとは別の、死者記念ミサという儀式もあり命日から1年後を一区切りとして行われます。
追悼ミサの内容
追悼ミサの内容は、死者を追悼するために参列者で歌を歌い聖書を朗読し祈りを捧げるなどです。
参列者は遺族や親族、友人・知人と神父で、教会か自宅で執り行われます。
3日目と7日目の追悼ミサの参列者は遺族が中心で、30日追悼ミサには友人・知人も参加します。
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追悼ミサの服装
追悼ミサに参加することになったら、どのような服装で訪問すればよいのでしょうか。
基本的には仏教の法要と同じですが、追悼ミサの方がやや自由度が高いです。
男性と女性それぞれの服装について解説します。
男性の服装
黒やグレーなどのダークスーツに白いワイシャツが基本で、装飾品のネクタイやベルト、靴下、革靴を黒で揃えます。
女性の服装
女性もダーク系のワンピースやスーツスタイルが基本で、トップスもダーク系にします。
ストッキングやパンプス、バッグも黒で統一し、艶のないものを選びます。
アクセサリーは派手なものは控え、パールやオニキスなどを着用します。
数珠は不要
数珠は仏教で用いられる道具のため、キリスト教の追悼ミサには不適切です。
追悼ミサでのお供え物
追悼ミサでのお供え物は、基本的に必要ありません。
お供え物という考えは、仏教などのものでキリスト教にはその概念が存在したいためです。
キリスト教では白い百合などのお花を贈るケースがあります。
しかし、追悼ミサが自宅ではなく、教会で行われる際は迷惑になる場合もあるため、事前に贈ってもよいか確認するようにしてください。
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追悼ミサにおける香典
仏教の法要に参列する際には、香典を持参するものです。
追悼ミサにおける香典は、御花料という名称で封筒に入れて現金を包みます。
御花料を用意するときに知っておきたい封筒の選び方や表書き、御花料の相場について解説します。
不祝儀袋の選び方
不祝儀袋とは香典や御花料といった弔事の際に用意する封筒のことです。
追悼ミサの不祝儀袋を選ぶ際は、白無地か十字架もしくは白百合が印刷されたものを購入しましょう。
御花料の表書き
追悼ミサの御花料の表書きは、そのまま「御花料」と書くか、「御ミサ料(おんみさりょう)」「ご霊前」が表書きとして適切です。
御花料の相場
追悼ミサの御花料の相場は5,000円〜1万円が相場とされています。
ただし、故人との関係によって、相場金額に違いがありますので下記を参考にしてください。
- 両親:5〜10万円
- 兄弟・姉妹:3〜5万円
- 祖父母:1〜5万円
- 叔父・叔母:1〜3万円
- 友人・知人、上司、同僚:5,000円〜1万円
- 恩師・先生:3,000円〜1万円
プロテスタントにおける追悼儀礼
ここまでキリスト教のカトリックにおける追悼ミサについて紹介してきました。
キリスト教にはカトリック以外に、プロテスタントがあります。
プロテスタントにおける追悼儀礼は、カトリックとどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの死への考え方や儀式のやり方、香典の違いなどについて解説します。
カトリックとの違い
キリスト教にはカトリックとプロテスタントという主に2つの派閥があることは有名です。
もともとはローマ教皇を中心としたカトリック派があり、プロテスタント派はそこから独立したという経緯があります。
どちらも亡くなることには神様が関係してくるという共通点がありますが、それぞれ異なる死生観があります。
カトリックの死生観は、身体と魂は別々のものとして切り離して考えられます。
亡くなった人の魂は、身体から離れて神様の元へ召されるものとされています。
その一方でプロテスタントでは、亡くなることは神様から祝福される考えのことです。
プロテスタントはカトリックの追悼ミサのように、追悼儀礼の名称が一つではなく複数存在します。
その理由はプロテスタントには仏教の宗派と同じく、いくつかの宗派があるためです。
それに応じて追悼儀礼の呼び方も「記念会」「記念集会」「追悼会」のように名称が複数あります。
記念集会の内容
プロテスタントの記念集会の内容は、細かい違いはあるもののカトリックの追悼ミサと基本的には同じです。
しかし、開催時期は異なり、命日から7日・10日・30日・1年後・3年後7年後に行われます。
香典の書き方
プロテスタントでは香典の表書きがカトリックと異なるため注意が必要です。
表書きに「御花料」を書くことは共通していますが、「忌慰料(きいりょう)」と書くこともあります。
また「ご霊前」はプロテスタントでは不適切とする考えですので、誤って書かないようにしてください。
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追悼ミサまとめ

ここまで、追悼ミサの情報や追悼ミサの香典などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 追悼ミサはキリスト教のカトリックで行われる、故人を追悼する儀式のこと
- 追悼ミサの香典の表書きは「御花料」「御ミサ料」「ご霊前」の3種類がある
- プロテスタントの追悼儀礼の内容は基本的に同じだが、開催時期が異なる
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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