お墓
墓じまいの手続き方法は?必要な書類・手続きの流れを詳しく解説
更新日:2022.06.22
最近、終活メディアなどでも取り上げられている墓じまい。
行政に提出しないといけない書類の手続きなど、わからないことも多いと思います。
そこでこの記事では墓じまいに必要な書類や手続きについて解説します。
こちらから墓じまいに関する情報を発信しているのでチェックしてみてください。
墓じまいの代行サービスにも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 墓じまいとは
- 墓じまいに必要な書類
- 墓じまいの行政手続きの流れ
- 墓じまいの手続きでの注意点
- 墓じまい全体の流れ
- 墓じまいの費用
- 墓じまいで後悔しないためのポイント
- 墓じまい代行サービスもある
- よくある質問
- 墓じまいの手続きまとめ
墓じまいとは
墓じまいとは、お墓を撤去して埋葬されている遺骨を取り出すことをさします。
遺骨をそのまま外に放置することはできませんので、合祀として他の方と一緒に埋葬するか、別のお墓に埋葬しま
す。
似た言葉で改葬というものがありますが、改葬はお墓の引っ越しをさす言葉であり、新しいお墓に遺骨を埋葬するまでのことをいいます。
遺骨を散骨したり手元供養したりした場合は改葬とは呼びませんので、間違えないようにしましょう。
墓じまいに必要な書類
墓じまいには、改葬許可申請という行政的な手続きが必要です。
ここでは、主に行政や役所に出す書類に関する手続きについて解説していきます。
- 改葬許可申請書
- 埋葬証明書
- 受入証明書(申請者の身分証明書、承諾書)
以下、具体的な内容や入手方法などを解説していきます。
改葬許可申請書
改葬許可申請書とは、現在のお墓がある自治体へ改葬許可を申請するための書類です。
自治体のホームページから書式のダウンロードをして記入するか、直接書類を取りに行って入手します。
改葬するお墓に入っている故人と申請者の情報を記入します。
注意したいのは、改葬許可申請書には、亡くなった人1人につき1枚必要であることです。
お墓に入っている遺骨の数が多いほど、申請書も多くなりますので注意しましょう。
埋葬証明書
埋葬証明書は、現在のお墓に誰が埋葬されているのかを証明する書類です。
現在の墓地の管理者より発行されます。
自治体によっては、埋葬証明書の代わりに改葬許可申請書への署名・烙印でOKな場合もあるようです。
受入証明書
受入証明書は、新しい墓地の管理者が契約時に発行してくれる書類です。
自治体によっても受入証明書が必要か否かは異なるようです。
申請者の身分証明書
自治体によっては改葬許可申請時に申請者の身分証明書が必要になることがあります。
墓地の使用者ではなく、申請者の身分証明書であることに気を付けましょう。
承諾書
墓地の名義人と改葬許可申請者が異なる場合に承諾書が必要になります。
墓地のある役所の窓口やHPで入手しましょう。
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墓じまいの行政手続きの流れ
ここまで、墓じまいの行政手続きに必要な書類をお伝えしてきました。
次は墓じまいの行政手続きの具体的な流れについて以下解説していきます。
自治体より改葬許可申請書を入手する
まずは、改葬許可申請書を役所もしくは自治体のHPよりでダウンロードします。
改葬許可申請書の記入事項の例は以下の通りです。
- 亡くなった方の名前や本籍など
- 命日
- 申込者と亡くなった方の続柄
- 火葬した年月日
- 改葬する日にちや理由
現在の墓地管理者より改葬許可申請書に署名・烙印
改葬許可申請書に一通り記入したら、お墓のある墓地管理者の方より署名と烙印をもらいます。
新しい墓地より受入証明書をもらう
次に、新しい墓地もしくは納骨堂などの管理者から受入証明書をもらいます。
この書類によって、自治体や役所から改葬許可書がもらえるか判断されます。
現在の墓地管理者より埋葬許可証を入手する
埋葬許可証とは、遺骨がお墓に確かに埋葬されていたことを証明する書類です。
現在のお墓の管理者に発行してもらいます。
お墓の使用者から承諾書に署名・烙印をもらう
また、現在のお墓を利用している使用者と改葬許可申請者が異なる場合は、墓地の使用者から承諾書に署名、押印をしてもらうようにしましょう。
書類一式を役所に提出
これらの書類一式を役所に提出します。
提出書類
- 改葬許可申請書
- 受入証明書
- 必要な場合は埋葬許可申請書
- 必要な場合は承諾書
改葬許可証をもらう
上記書類を役所に提出が終わりましたら、改葬許可証が発行されます。
改葬許可証が発行されて初めて、墓地から遺骨を移動できるようになります。
改葬許可証は新しい墓地に納骨する際にも必要なので、大切に保管しましょう。
墓じまいの手続きでの注意点
上記までが、行政で行わなければいけない手続きですが、注意すべき点が何点かあります。
行政手続きは墓石の撤去までに終わらせる
まず、行政手続きは墓石の撤去をする前に終わらせる必要があります。
目安としては、必要書類を役所に提出する前後のタイミングに石材屋に相談して日程調整するようにしましょう。
また、お墓の撤去をする前に菩提寺やお寺のお坊さんに閉眼供養をしてもらいます。
改葬許可申請書は本人の記入が必要
改葬許可申請書には、申請者本人の記入が必要となります。
受入証明書や埋葬証明書などは委任状があれば、代理人でも提出することができますが、改葬許可申請書は必ず申請者本人が記入しなければいけません。
改葬許可申請書は遺骨一つにつき1枚必要
改葬許可申請書は遺骨一つにつき1枚必要になってきます。
そのため、複数体の遺骨がある場合は書類の数も増えていくことになります。
自治体や役所によっては、複数記載できるところもあります。
もし分からなければ、担当者の方に質問する、もしくはホームページで確認するなどするようにしてください。
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墓じまい全体の流れ
これまでは、墓じまいをするために行政に提出するための書類を中心に解説してきました。
実際には、その前後でも行わなければいけないことがありますので、そちらについても紹介していきます。
親族とよく相談する
まず、墓じまいについて家族や親族とよく話し合って決めるようにしましょう。
自分の気持ちも大事なことですが、継承する子どもや孫、親戚がいる場合、時間が経つとトラブルの原因になってしまう可能性があります。
しっかり話し合い、全員が納得できる形で墓じまいをできることが理想的です。
現在の墓地管理者に相談する
受け入れ先の目星がついた方は、現在の墓地管理者に相談するようにします。
それまでの経緯や墓じまいをする理由などを伝えて納得してもらいましょう。
もし納得してもらうことができたら、今後の書類作成などの手続きがスムーズに進めることができます。
遺骨の新しい受け入れ先を決める
話し合いができたら、遺骨の新しい受け入れ先を決めていく必要があります。
書類の準備をしていくためにも、受け入れ先が決まらなければ進めることができません。
たとえば、菩提寺の宗派と一緒だったり、近所でお参りしやすい場所などを探すとあとから楽になるでしょう。
そのようなポイントから受け入れ先を探してみてください。
行政手続きを行う
こちらの行政手続きに関しては、今回お伝えさせていただいた内容に気を付けていただければ問題ありません。
ただ、自治体や役所によって、多少変わっているところもあります。
不安なことや分からないことは、担当者の方に相談するようにしてください。
閉眼供養・遺骨の取り出し・墓石の解体工事
書類提出の目途が立ちましたら、現在のお墓の撤去の手続きを行っていきます。
菩提寺やお世話になっているお寺のお坊さんにお墓の閉眼供養をしてもらいましょう。
その後、石材屋さんに依頼して、遺骨の取り出し、解体工事を進めていきます。
遺骨を新しい受けれ先へ納骨する
必要書類と共に、遺骨を新しい受け入れ先へ納骨します。
霊園やお寺の境内によって、お供え物はどうすればいいのか、お参りできるのは何時までなのかなどのルールなども異なります。
分からなければ、管理者の方に確認しましょう。
墓じまいの費用
墓じまいの費用相場
墓じまいの費用に関しては、30万~300万円ほどと大きな差があります。
それは、現在のお墓の撤去に加え、新たに納骨する場所の費用も考えなければいけないからです。
たとえば他者の遺骨と一緒には入れられるお寺の合祀墓と、新たにお墓を作る場合、散骨をする場合などでは、その必要な費用が大きく変わってきます。
墓じまいの費用の内訳
墓じまいの際にかかる費用は、撤去費用・閉眼供養・離檀料の3点が主な部分となります。
それぞれについて解説しますので、ぜひ覚えておきましょう。
お墓の撤去にかかる費用
墓じまいすると、そのお墓の区画の使用権を返還しますので、お墓を完全に撤去しなければなりません。
墓じまいの目的が改葬かどうかによって費用も異なりますが、一般的に1㎡あたり8万円〜15万円です。
お墓の大きさの平均は1.5㎡とされていますので、12万円〜22万円程度と思っておけば良いでしょう。
墓地の立地や墓石の大きさなどによっても変動しますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
閉眼供養のお布施
お墓から故人の魂を抜くことを閉眼供養といいます。
仏教では、魂が入ったままの墓石を加工することを良しとはしないため、信仰心の強い方であれば閉眼供養が必要で
す。
閉眼供養は僧侶に読経してもらいますので、お布施を用意しなければなりません。
墓じまいにおける閉眼供養に必要なお布施の相場は、3万円〜10万円程度です。
寺院によって相場は異なりますので、不安な方は直接寺院に尋ねることをおすすめします。
離壇料
菩提寺の壇家を抜けることを離檀といいます。
離檀料は、この離檀する際に今までの感謝の気持ちを込めて寺院に渡す、お布施のようなものです。
墓じまいとしてお墓を処分する場合は、寺院との繋がりがなくなって離檀することも少なくありません。
そのため、5万円〜20万円程度の離檀料を渡して、壇家を抜けることも考えておく必要があります。
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墓じまいで後悔しないためのポイント
墓じまいで後悔しないための留意すべきポイントは何点かあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
墓じまいには思ったよりも時間がかかる
墓じまいには思ったよりも時間がかかります。
早くて半年、長くなってくると2年から3年以上かかってしまうことも。
そのため、元気なうちに墓じまいをすることをおすすめします。
たとえば、夫婦2人とも元気なうちに将来的に自分の家のお墓はどうなるのかを話し合い、もし子どもや孫がいない場合には親戚などに相談しておきましょう。
今回、お伝えした行政の手続きや費用的なこともあります。
「墓じまいしたい」といってすぐできるものではないことを覚えておいてください。
親族・子供とよく話し合うこと
日本では、死や亡くなった後のことを話すことをタブー視されてきましたが、お墓に関することを話すのはとても大切なことです。
「子どもに負担がかからないように・・・」と墓じまいの話をどんどん進めていっていても、実は子どもがお墓を守っていきたいと考えているかもしれません。
家族だけではなく、できれば親族ともよく話し合っておくようにすると後々のトラブルも少なくなります。
よく話し合い、意見のすり合わせをしていくことが大切になります。
遺骨をどうするかを第一に
墓じまいで後悔しないために、まずは遺骨をどうするかを第一に考えていきましょう。
よく「墓じまい=永代供養=合祀」だと思われがちです。
しかし、いきなり他のご家族のご遺骨と一緒にする合祀は、あまりおすすめできません。
合祀にしてしまうと後でお骨を返して欲しいと、どんなに願い出ても返してもらえないからです。
お墓の後継者になってくれる人がいたのに親戚とトラブルになったケースなどもあります。
自分の親を含めご先祖さまは木でいえば根のようなものです。
できる限り自分たちでみていき、お墓も自分たちのルーツとなってくるものです。
まずはお墓に眠っているご先祖さまの遺骨をどうすることが一番なのかを話し合ってみましょう。
墓じまい代行サービスもある
墓じまい代行サービスは、お墓の所有者に代わって墓じまいの手続き等をしてくれるサービスです。
忙しくて墓じまいができない方、墓地が遠くて直接墓地に赴いての墓じまいが難しい方などにとっては役立つものとなります。
墓じまい代行サービスを利用する際の流れについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
墓じまい代行サービスの流れ
墓じまい代行サービスに依頼してから、納骨までの主な流れをご紹介します。
具体的な内容や代行が可能な範囲などは、代行業者によって異なるので注意しましょう。
問い合わせ
まずは、墓じまい代行業者に連絡します。
墓じまいの代行を依頼する旨、具体的にどこまでの手続きを依頼するのかについて説明し、その業者がどの程度代行してくれるかも確認しましょう。
見積もり内容などについては、代行業者側が状況を確認してから出してもらうこととなります。
やり取りをスムーズに進めるためにも、墓じまい予定の墓地の情報や所有者となる自分の情報をまとめておくことをおすすめします。
お墓の調査・見積もり
代行を依頼した際は、代行業者が見積もりを出すために墓地の情報を調べます。
この際、業者の方が現地に直接出向くケースと、依頼主が写真等を送って判断するケースとの2パターンがあります。
代行業者によって決まっている場合もありますし、どちらの方法か選べる場合もあります。
選べる場合は、墓じまいまでの予定を鑑みて決めると良いでしょう。
写真の送付であれば、写真さえあればすぐに見積もりを出してもらえる場合もあります。
逆に、直接見に行ってもらったほうが正確な費用を見積もってもらえますが、数日要する場合もあるため、急いでいる場合は難しい方法です。
どちらか悩む場合は、その旨を代行業者の方に相談してみるのも良いでしょう。
改葬先を決める
改葬を依頼する場合は、改葬先を決める必要があります。
どこに埋葬するのか決めているのであれば、事前に情報をまとめておくことでスムーズに依頼できるでしょう。
改葬先に悩んでいる場合は、代行業者に相談することでアドバイスをもらえることもありますので、一度相談することをおすすめします。
事前に何箇所か決めておき、その中からおすすめを決めてもらうこともできますので、家庭に合った方法で決めると良いでしょう。
行政手続きの代行
墓じまいする際は、改葬許可証を得る必要があります。
改葬許可証を得るためには、改葬許可申請書を提出して受理してもらわなければなりません。
そして、改葬許可申請書と一緒に、改葬先からの受入証明書と埋葬許可証も必要です。
それらの回収には、改葬先の墓地や市区町村の自治体に行く必要があり、動き回らなければなりません。
しかし、代行業者に依頼することでそれらの書類を集めてもらえますので、送付されてきた書類を書いて送り返すだけで作業が完了します。
ただし、地域や墓地によってそれらの書類発行手続きは本人しか認めない場合もありますので、代行できないケースがあることも覚えておきましょう。
遺骨を取り出す
墓じまいするためには、遺骨を取り出す必要があります。
代行業者に依頼することで、遺骨を取り出す際の立会も代行してもらうことが可能です。
また、遺骨を取り出すためには石材店に依頼することがほとんどですが、石材店が決まっていない場合であればアドバイスももらえる場合もあります。
もちろん、すでにどこの石材店を利用するか決めている場合はそちらでお願いすることも可能です。
代行業者を介さずに石材店を決めた際は、代行業者に取り出し立会を依頼していることを伝えておきましょう。
お墓の撤去
遺骨を取り出したあとは、お墓の区画を返還するために更地に戻す必要があります。
そのため、お墓を撤去しなければなりませんが、撤去作業は基本的に石材店が行います。
この際の石材店が決まっていない場合は、アドバイスをもらえることもあるので、代行業者に相談するのも良いでしょう。
また、改葬する場合は運搬から納骨までの手続きも代行してもらえます。
納骨に関しても、代行業者を受け入れていない墓地もありますので、代行できないケースがあることも覚えておきましょう。
墓じまい代行サービスの相場
墓じまいの代行を依頼する際、どこまでの作業を依頼するかで費用も異なります。
また、すべての手続きや作業を代行してもらうこともできますが、代後範囲の詳細については業者ごとに異なります。
代行業者にすべての手続きと作業を依頼した場合は、16万円〜30万円が費用相場です。
上記は、あくまで代行費用であり、撤去する墓地やお墓の状況、改葬先の墓地の立地や状況で費用が上乗せされることもありますので、十分注意してください。
手続きのみ、または取り出しや納骨の作業のみを依頼するケースがありますので、それらの場合における費用をご紹介します。
行政手続きの代行の相場
改葬許可証などの手続きを代行してもらう場合、4万円程度が費用相場です。
改葬先の墓地の立地や状況、市区町村の自治体の立地、業者の方針などで費用は変動します。
それぞれの情報を伝えておき、事前に見積もりを出してもらいましょう。
また、自治体や墓地が代行業者を受け入れないケースもあります。
事前にそれぞれの施設に代行が可能かどうか確認しておくことで、代行の作業もスムーズに進められますので、先に確認しておくことをおすすめします。
遺骨の取り出しから納骨までの相場
遺骨の取り出し立会から納骨の立会までを依頼する場合、7万円程度が費用相場です。
これはあくまで遺骨に関する作業の代行となり、お墓の撤去などは基本的に、石材店に依頼することとなります。
代行業者によっては撤去までも代行してくれるケースがありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
撤去まで依頼する場合はさらに費用もかさみますので、十分注意してください。
また、大広範囲をさらに細かく指定できる場合もありますので、その点についても代行者と相談しておくことをおすすめします。
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よくある質問
Q:墓じまいをするのに必要な手続きは?
墓じまいする際には、改葬許可申請をしなければなりません。
改葬許可申請については、墓地のある地域の役所にて可能です。
墓じまいの目的や地域によって改葬許可申請が通らない場合は、納骨証明書・遺骨引渡証を発行してもらうこととなるので、必要に応じて対応してください。
Q:墓じまいをするのに必要な書類は?
墓じまいの際には、改葬許可申請書・故人の戸籍謄本・埋葬証明書・申請者の身分証明書が必要です。
必要に応じて遺骨引渡証・受入証明書・承諾書などが必要なケースもあります。
Q:墓じまいにかかる費用はいくら?
墓じまいの具体的な内容にもよりますが、30万円〜300万円が費用相場です。
新しい埋葬先の墓地が遠い場合や、お墓を新しく立てる場合などには高くなります。
遺骨の取り出しとお墓の撤去だけであれば、20万円程度で撤去可能です。
墓じまいの手続きまとめ
ここまで墓じまいの手続きなどを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 墓じまいの行政手続きに必要な書類は改葬許可申請書・埋葬証明書・受け入れ証明書
- 墓じまいの費用は改葬先により30万〜300万円と幅広い
- 墓じまいをするときは遺骨をどうするかを最優先に考える
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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Q.お墓は代々ついで行きたいですか?
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監修者
山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。
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