お盆のお供え物はお返しが必要？初盆でのお返しや相場などを解説

更新日：2021.11.17 公開日：2021.11.07

お盆

記事のポイントを先取り！

• 初盆ではお返しが必要
　
• お返しは帰り際に渡す
　
• お返しは消え物を選ぶ

お盆、特に新盆の際にお供え物を親戚や知人からいただくことがあります。

最低限の礼儀として、お返しをしたいけれど何を選べばいいか迷ってしまいますよね。

またお返しで気を付けるべきことも、知っておいたほうがよさそうです。

そこで、この記事では

• お盆でお供え物を頂いたらお返しは必要か
• お盆のお返しはいつ渡すか
• お盆のお返しの金額相場
• お盆のお返しに何を選べばいいか
  

以上の内容で解説していきます。

お盆のお供え物のお返しについて学び、礼儀正しい対応ができるようにしましょう。

お盆のお返しをする際の表書きの書き方にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

1. お盆でお供え物を頂いたらお返しは必要か
2. お盆のお返しはいつ渡すの？
3. お盆のお返しの金額相場はどのくらい？
4. お盆のお返しに何を選べばいい？
5. お盆のお返しの表書きの書き方
6. お盆のお供え物のお返しまとめ

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お盆でお供え物を頂いたらお返しは必要か

そもそもお盆でお供え物を頂いたら、お返しは必要なのかと疑問に思う方もいますよね。

それぞれの場合に分けて解説していきます。

初盆・新盆ではお返しが必要

故人が亡くなって初めて迎えるのお盆、いわゆる「初盆」「新盆」では基本的にお返しが必要です。

お盆は故人が帰ってくるといわれており、特に初盆では、親族や故人の友人、僧侶などを招き初盆法要を行います。

その際に、参列者は香典を用意するため、そのお返しが必要になってきます。

法要を行わない場合でもお供えを頂いたらお返しをする

法要を行わない場合でも郵送などでお供えを頂いた場合は、お返しをするようにしましょう。

事前に自宅にお参りに来てくださる人数を把握している場合は、お返しを人数分用意しておくとよいです。

急な訪問でお盆のお供えをいただいた場合は、改めて郵送などでお返しを送るようにしましょう。

普通のお盆ではお返しはなくてもOK

参列者がお菓子などのお供え物のみを持参し、香典を用意していなかった場合などは、お返しをしなくても失礼にはあたりません。

また初盆や新盆以外の通常のお盆では、必ずしもお返しをしないければいけないわけではありません。

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お盆のお返しはいつ渡すの？

お盆のお返しは、基本的にお盆の法要終了後、帰り際に渡すのがスマートです。

もし急なお参りなどで人数分足りなかった場合は、郵送で8月末までに贈るようにしましょう。

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お盆のお返しの金額相場はどのくらい？

お盆のお返しの金額相場は、基本的に頂いた金額の3分の1から半分程度が目安となっています。

たとえば、1万円の香典やお供えをいただいた場合、3000～5000千円程度の品をお返しします。

高額な金額を頂いた場合は、後日改めてお返しの品を郵送するとよいです。

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お盆のお返しに何を選べばいい？

お盆におけるお返しの品の選び方を解説していきます。

日持ちのするお菓子や消耗品が一般的

基本的には、日持ちするゼリーなどのお菓子やそうめんが人気です。

また、洗剤などの消耗品も定番の品です。

他にも下記のようなものが選ばれています。

• 和菓子・洋菓子
• 水ようかん
• 調味料
• 海苔・乾物
• タオル
• 洗剤

お盆は夏の暑い時期なので、季節にあわせてそうめんやゼリーをお返しすると喜ばれるかもしれません

高額な場合、カタログギフトでもOK

頂いた金額が高額の場合は、お菓子や消耗品だと金額が合わない場合があります。

そういう時には、カタログギフトをお返しに選ぶというのも1つの方法です。

カタログギフトは、品物の金額がはっきりわからないようになっています。

そのため、目上の方に対しても利用しやすいというメリットがあります。

また、相手の方に好きな物を選んでもらえるため、品物選びで迷いません。

初盆のお返しでタブーとされるもの

初盆のお返しでタブーとされるものがあるので、お返しの品に選ばないようにしましょう。

タブーの品は主に以下の通りです。

• 置物
• 昆布・かつおぶし など
  （祝いごとなどで贈るため）
• 肉・魚などの生鮮食品
• 華やかなパッケージの品物
  

基本的に、お盆のお返しは消え物が好ましいとされています。

そのため、ずっと置いていてなくならない置物はふさわしくありません。

また肉や魚などの臭いのきついものは、お盆のお返しとして避けましょう。

パッケージなども派手ではない落ち着いた商品を選ぶとよいでしょう。

お返しで商品券を選ぶのはあり？

先ほどご紹介したカタログギフトと共によく選ばれるのが商品券です。

商品券は、渡した相手が好きなように使える反面、金額がはっきり相手にわかってしまいます。

両者間の関係によるかもしれませんが、基本的に金額がはっきりしたものは、お互いに気を遣ってしまうので、あまりおすすめできません。

できるだけ商品券は避け、上記で紹介したような消え物を選んだ方が無難です。

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お盆のお返しの表書きの書き方

お盆でのお返しの表書きは、のし上は「志」「初盆志」「粗供養」などとします。

多く用いられるのは「志」ですが、関西地方は「粗供養」などが用いられています。

のし下は「施主の氏名」とするのが一般的です。

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お盆のお供え物のお返しまとめ

ここまでお盆のお供え物のお返しに関する情報などを中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

• 初盆・新盆では基本的にお返しが必要
• お盆のお返しは、帰り際に渡すのが良い
• 金額相場は頂いた金額の3分の1～半分程度
• お返しは食品や洗剤などの日用品がよい
  

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

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