法事法要
お盆の帰省時のマナーは?お盆の帰省時の手土産まで解説
更新日:2022.08.09 公開日:2021.10.20

記事のポイントを先取り!
- 帰省する日程を事前に伝える
- 手土産とお供え物を区別する
お盆には必ず実家に帰省するという方は多いのではないでしょうか。
結婚されている方の場合は自分の実家だけでなく、相手の実家にも帰省する機会もありますよね。
特に相手の実家に帰省する時には、どのような手土産を持っていくべきなのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではお盆の帰省時でのマナーについて中心に内容で解説していきます。
手土産とお供え物によって、のしの有無が異なる部分にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- お盆とは
- 一般的なお盆の過ごし方
- お盆の帰省時のマナー
- お盆の帰省時におすすめな手土産
- お盆の帰省時のお土産にのしは必要か
- お盆のお供え物
- 2022年のお盆の帰省ラッシュはいつ?
- お盆の由来
- よくある質問
- お盆の帰省時まとめ
お盆とは
お盆とは、一年に一度だけ故人やご先祖様があの世からこの世に戻ってこられる期間とされています。
そして、ご先祖様たちが無事に行き来ができるように迎え火、送り火という行事を行うために家族や親族が集まります。
現代の日本でも、お墓参りをしたり、家族と共に貴重な時間を過ごす良い機会としてお盆には帰省するのが一般的となっています。
一般的なお盆の時期
お盆の時期は地域によって異なります。
全国的にみると旧盆(8月13日〜16日)が一般的ですが、新盆(7月13日〜16日)が主流の地域もあります。
また、沖縄県では8月中旬〜9月上旬に行う場合もあり、地域のお盆の期間を確認する必要があります。
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一般的なお盆の過ごし方
帰省する
お盆の期間中は、一般的には家族や親戚が集まって、ご先祖様をお迎えして供養します。
そのため、お盆に帰省をすることが多いのだと考えられます。
この時期に法要を行う方も多いです。
特に、新盆の際にはお坊さんを招いてお経を読んでもらうのが一般的です。
迎え火・送り火を焚く
8月13日にご先祖さまが迷わず帰って来られるように迎え火を焚いてお迎えします。
8月16日には、迎え火とは反対に、ご先祖様が迷わずあの世へ帰られるように送り火を焚いてあの世にお送りします。
送り火は8月16日の午後か夕方に行われることが多いです。また、最初にこの世にご先祖様が帰るのはお墓といわれています。
そのため、お墓参りをしてお墓を綺麗にするなど、ご先祖様をお迎えする準備をしておきましょう。
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お盆の帰省時のマナー

お盆に帰省する際にはどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。
ここでは、帰省する際に気を付けたいマナーについてご紹介します。
事前に帰省するタイミングを伝えておく
帰省先のお宅には、事前に帰省するタイミングを伝えておくことが必須です。
帰省先のお宅にも予定や準備がありますので、出来ることなら2か月前には帰省する旨を伝えておくと良いとされています。
また、日程を決める際は帰省先のお宅に「〇日頃にお伺いしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?」といったように都合を確認することが大切です。
帰省する時間帯においても、何時ごろにお伺いすると良いか事前に聞いておくのがいいでしょう。
このように、帰省先のお宅とのコミュニケーションを通して気遣いをすることがマナーです。
必ず手土産を持っていく
帰省する際に、手土産は必ず持っていくようにしましょう。
特に、帰省先のご家族のお好きな物を事前にリサーチしてお渡しすると喜ばれます。
事前に他の親戚なども来られるなどの情報が分かった場合は、皆でシェアできるように個数が沢山入っているものを選ぶのがおすすめです。
手土産を渡すタイミング
手土産を渡すタイミングで最も良いとされているのが、応接間に通されてからです。
会っていきなり渡さないように注意しましょう。
お渡しする際には、紙袋から手土産を出した状態でご挨拶とその手土産を選んだ理由などをお伝えしつつ渡すと好印象です。
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お盆の帰省時におすすめな手土産

手土産には、どのような物を選ぶといいのか悩んでしまいますよね。
特に注意しておきたいのが、お盆の時期の手土産には両親や親戚に対して用意するものと、お盆の行事として仏壇にお供えするものとを区別しなければならない事です。
両親や親戚に用意する手土産には、普段伝えることができないご挨拶の意味合いが含まれています。
一方、仏壇にお供えする手土産にはご先祖様への気持ちが込められています。
通常のお盆や自分の実家では両親や親戚用の手土産を一度仏壇にお供えしてから頂くケースもあります。
しかし、帰省先のお宅が初盆である場合、ご両親や親せきへの手土産とお供え物としての手土産の2種類を用意するのが無難です。
ここでは、それぞれの手土産として相応しい相場の目安と具体的なおすすめの手土産をご紹介します。
手土産の費用相場
お盆の手土産の費用相場は、2,000〜5,000円程度が一般的です。
あまりにも高価なものにすると気を遣わせてしまうこともありますし、逆に安すぎると失礼にもあたるので気を付けましょう。
お供え物も普段のお盆なら、2,000〜3,000円が相場となっています。
帰省先が初盆であるなら、少し高めの3,000〜5,000円程の手土産が相場であると言われています。
故人との関係を考慮して値段を決めると良いでしょう。
おすすめの手土産
お盆の手土産としておすすめなのが以下の5つです。
- ゼリーやプリン
- クッキーやバームクーヘンなどの焼き菓子
- そうめん
- お煎餅やお饅頭などの和菓子
- アルコール類
基本的には、帰省先のお宅の方が好きなものを事前にリサーチしてお渡しするのが良いですが、自分の住んでいる地域にしか売っていないお菓子などを選ぶのも喜ばれます。
また、お盆に親戚が多く集まったり、お供え物を沢山いただくお宅であるなら、お盆が終わってからも食べられるような日持ちのするお菓子や食品がおすすめです。
仏壇にお供えをした後、お下がりとして皆で分けて食べることもあるので、個別包装されているお菓子を選ぶと、なお喜ばれるでしょう。
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お盆の帰省時のお土産にのしは必要か
お盆の帰省時にお土産を用意する際、のしが必要かどうか迷ってしまいますよね。
のしが必要かどうかは、両親や親戚に持っていく手土産か、お供え物として持っていく手土産かどうかによって変わります。
ここでは、のしが必要ない場合と必要な場合についてそれぞれ解説します。
のしとは
のしとは贈答用の品物に水引と共に付けて送るものです。
最近では略式の贈答体裁として、水引とのしを印刷したのし紙を品物にかけることで「改まった気持ちでお贈りします」という気持ちを表しています。
お店や百貨店で贈答用の品物を購入すると、贈答の目的にあわせたのし紙や表書きを用意してくれるので相談するとよいでしょう。
お土産にのしは必要ない
両親や親戚への手土産として用意したお土産にはのしは必要ありません。
お盆の時期であっても、あくまで手土産の範疇となりますので、のしをつけるとかしこまった印象になり過ぎてしまいます。
結婚後のお相手の実家に帰省するときなど、きちんとした印象を保ちたい場合のみ使用すると良いでしょう。
その場合は、のし紙の表書きを「お土産」「暑中御見舞」「残暑御見舞」などと記入してお渡ししましょう。
お供え物にはのしが必要
お盆でのお供え物として持ってく手土産にはのしが必要となります。
のし紙の表書きには「御供」、「御供物」と記入します。
もし手書きで記入するなら、薄墨ではなく、濃墨で書くようにします。
水引は地域によって色が異なり、関東では黒白、関西では黒黄のもの使用します。
初めて帰省する場合などは、事前に地域の風習などを聞いておくと安心です。
お供え物を渡すときは、「お線香をあげさせていただいでもよろしいでしょうか」とひと言、家の人に聞いてからお線香をあげた後に、自分で仏壇にお供えするようにします。
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お盆のお供え物
お盆のお供え物は何でもよいわけではありません。
事前に確認し、余裕を持って準備できるようにしておきましょう。
お盆におすすめのお供え物
お供え物は、基本的に故人が好きだったものがよいとされています。
好きなものがわからない場合、定番のお供え物をおすすめします。
定番のお供物には線香やお菓子、仏花、そうめん、季節の果物が挙げられます。
いずれもお盆のお供え物として古くから用いられてきました。
お供物に迷ったらこの中から決めるとよいでしょう。
中でも、日持ちがする、小分けになっているお菓子は重宝されます。
お盆の時期は多数のお供物が集まることが考えられ、遺族では処理できないこともあります。
小分けに包装されたお菓子であれば、来てくれた方々にお渡しでき、遺族や来てくださった方々に喜んでもらえるでしょう。
お盆に帰省できないときのお供え物
お盆に帰省できなくても、お供え物だけでも贈るとご先祖様を敬う気持ちが伝わるでしょう。
その際に、手紙も添えるとより丁寧です。
郵送するお供え物は、先ほどご紹介したお供物で問題ありませんが、食品であれば賞味期限、仏花であればどのぐらい日持ちするのかを確認してから送りましょう。
また、郵送する日時も重要です。お盆の前やお盆期間中は忙しいこともあるため、事前に相手に受け取りやすい日時を確認し、早めに送るようにしましょう。
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2022年のお盆の帰省ラッシュはいつ?
2022年のお盆休みはいつなのでしょうか?
帰省ラッシュがいつになるのか気になる方も多いでしょう。
お盆の渋滞ピーク予想を見て、帰省の計画を立てましょう。
2022年のお盆休みの期間
今年のお盆休みは8月11日から16日までの、6連休が比較的休みの取りやすい期間になります。
11日が祝日のため、12日に有休を取って6連休にします。
お盆を大型連休とする会社では、土日から休みにすることもあります。
その場合、8月7日から22日までの16連休がお盆休みとなります。
高速道路の渋滞ピーク予想
高速道路の渋滞ピークは、帰省ラッシュのピークとUターンラッシュのピークがあります。
帰省ラッシュ
帰省ラッシュは、連休の最初に、東京から地方へ帰る下り線が渋滞することです。
帰省ラッシュは、連休開始前日の17時から20時・連休初日の6時以降に渋滞のピークが予想されます。
今年に当てはめると、連休開始前日にあたる8月10日の17時ごろから20時、連休初日の11日6時以降がピークが予想されます。
また、初日は家で休んで、盆の入りに間に合うよう、二日目から帰省するという事もあるので、二日目にあたる12日も渋滞に注意してください。
Uターンラッシュ
Uターンラッシュは、連休の終わりに、地方から東京へ戻る上り線が渋滞することです。
Uターンラッシュは、連休最終日前日の15時から20時・連休最終日の6時以降にピークが予想されます。
今年に当てはめると、8月15日の15時から20時、16日の6時以降にピークが予想されます。
渋滞の回避のポイント
渋滞を回避するためのポイントとして、深夜に出発するという事があります。
しかし、皆が同じことを考えて、深夜に車が集中するという事も起きかねません。
深夜の出発は、疲れた状態で運転することになり、危険になります。
安全のためにも、渋滞予測サイトを使って、う回路を使うなどして帰省しましょう。
渋滞のピークが予想される日を回避して、8月12日に出発して、14日に帰るという日程を組んでも良いでしょう。
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お盆の由来
お盆の正式名称は、盂蘭盆会(うらぼんえ)または盂蘭盆(うらぼん)といいます。
盂蘭盆会という言葉は、「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経が由来とされています。
また、「うらぼん」という言葉は、インドのサンスクリット語のウラバンナ「逆さ吊りの苦しみ」から来ていると言われています。
盂蘭盆経には以下のような言い伝えがあります。
ある日、釈迦の弟子である目連(もくれん)は神通力により、亡き母が地獄で逆さ吊りの刑を受けて苦しんでいることを知ります。
なんとか助けられないかと釈迦に相談したところ、「旧暦の7月15日(現在の8月中旬ごろ)に多くの僧侶を招いて供養すれば母を救うことができるだろう」と教えられます。
その後、目連は言われた通りに実行し、母親は無事極楽往生できたとされています。
このエピソードが日本に伝わり、旧暦の7月15日にお盆の行事が行われるようになりました。
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よくある質問
Q:お盆の帰省の手土産は何がいいの?
帰省の手土産は、個別包装されていて、夏でも保存のきくものにしましょう。
相手が好きなものや、自分たちが住んでいるところの名産品でも良いでしょう。
仏壇のお供え物とは別に用意しましょう。
手土産にはのしを付けなくても大丈夫です。
金額は2000円から3000円程度が相場です。
Q:今年のお盆はいつから?
今年のお盆は、一般的に11日から16日までです。
長期休みになる会社は、7日からお盆休みになることもあります。
Q:今年のお盆の帰省ラッシュは何日?
今年のお盆の帰省ラッシュは、10日・11日になると予想されています。
ラッシュになるのは10日・11日ですが、12日に帰省する人もいるので、12日も注意しておきましょう。
Q:新型コロナの影響は?帰省しても大丈夫?
“第7波”拡大中とされている現在、お盆に帰省して大丈夫だろうかと心配されている方も多いと思います。
2021年の場合はいくつかの地域で、「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」が発出されていました。
しかし、2022年お盆時期での発出の見込みはないことや、新型コロナウイルスワクチンの接種状況を考えると前年より帰省しやすいと考えられます。
ただし、医療機関が逼迫(ひっぱく)している地域もあり、これ以上の感染拡大を予防することが重要です。基本的な感染予防対策である
- 屋内でのマスク着用
- うがい手洗い
- 3密回避
- こまめな換気
を行い、自分や家族が感染しない、他の人に感染を広げない対策を行いましょう。
また、自分や家族であったり、職場の同僚、友人など周りの人で体調不良の人がいるなど感染を広げる可能性があるときには、帰省の中止を検討してください。
なお、マスクの着用に関しては熱中症のリスクがあります。状況に応じてマスクを外し、こまめな水分補給を行いましょう。
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お盆の帰省時まとめ

ここまでお盆に帰省する際のマナーや、おすすめの手土産などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- お盆とは一年に一回ご先祖様がこの世に戻ってこられる日
- お盆の帰省時では事前に帰るタイミングを伝える
- お盆の帰省におすすめの手土産は日持ちのするお菓子
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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