遺品整理
遺品整理の費用相場は?費用の決定要因や安く抑える方法も解説
更新日:2025.01.21 公開日:2022.04.03

記事のポイントを先取り!
- 遺品整理の費用は荷物の量で大半が決まる
- 費用が決まる要素を把握することが費用を抑えるポイント
- 遺品整理を業者に依頼すると時間の節約や手間が省ける
- 相続財産と費用負担の割合は同等にするのが無難
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遺品整理とは故人が遺したものを整理することですが、その費用をご存知でしょうか。
遺品整理の費用が決まる要素や、費用を抑えるポイントについて知っておきましょう。
そこでこの記事では、遺品整理の費用について詳しく説明していきます。
この機会に、遺品整理の相場も知っておきましょう。
誰が遺品整理の費用を支払うかについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 遺品整理とは
- 遺品整理の費用相場
- 遺品整理の費用が決まる要素
- 遺品整理の費用を抑えるポイント
- 遺品整理の費用は誰が支払う?
- 遺品整理で業者を使用するメリット
- 遺品整理で業者を使用するデメリット
- 遺品整理業者の見分け方
- 費用を知るには訪問見積もりがおすすめ
- よくある質問
- 遺品整理の費用のまとめ
遺品整理とは
遺品整理とは、故人が遺したものを整理し、不要なものを処分することです。
そうすることで、故人が住んでいた場所を綺麗に整えることができます。
遺品整理は、故人との思い出を振り返る大切な場になりますが、時間や手間を要するため遺品整理専門の業者に依頼する方法もあります。

遺品整理の費用相場
遺族だけで遺品整理ができれば問題ありませんが、後述するように「物が多い」「時間がない」など、遺品整理業者に頼んだほうがメリットが多い場合もあります。
ここでは、遺品整理を業者に頼んだ場合の費用相場について説明していきます。
間取りごとの費用
遺品整理の費用は部屋の広さによって決まっています。
以下が部屋の広さ別にみた、遺品整理の相場になります。
部屋の広さ(間取り) | 費用の相場 |
---|---|
1R・1K | 2万5,000~8万円 |
1DK | 5万~13万円 |
1LDK | 7万~20万円 |
2DK | 8万~25万円 |
2LDK | 11万~30万円 |
3DK | 15~43万円 |
3LDK | 18万~50万円 |
4LDK以上 | 22万~60万円 |
作業時間
間取りごとで作業時間の平均は以下のようになります。
遺品の量が多いなどの理由で、この作業時間を大幅に超える場合には、相場よりも費用がかかります。
部屋の広さ(間取り) | 作業時間 |
---|---|
1R | 1~3時間 |
1DK | 2~4時間 |
1LDK | 2~6時間 |
2DK | 3~6時間 |
2LDK | 5~8時間 |
3DK | 4~10時間(1~2日) |
3LDK | 5~12時間(1~2日) |
4LDK以上 | 6~15時間(1~2日) |
作業人数
間取りごとで作業人数の平均は以下のようになります。
しかし、作業人数も作業時間と同様、遺品の量が多いなどの理由で作業人数を必要とする場合には、人件費として相場よりも費用がかかることがあります。
部屋の広さ(間取り) | 作業人数 |
---|---|
1R | 1~3人 |
1DK | 2~3人 |
1LDK | 2~4人 |
2DK | 3~5人 |
2LDK | 3~6人 |
3DK | 3~7人 |
3LDK | 4~8人 |
4LDK以上 | 4~10人 |
費用に含まれる内容
遺品整理を業者に行ってもらう場合、一般的には以下の内容が費用に含まれています。
- 残しておく物と不用品の仕分け
- 不用品の回収と処分
- 遺言書や預金通帳、貴金属などの貴重品の捜索
- 買取可能品の査定
- 遺品整理場所の養生
- 遺品供養
- 遺品整理後の清掃
遺言書や預金通帳、貴金属などといった貴重品は、ほとんどの場合、他人に見つからない場所に大切にしまってあります。
遺族だけで探し出せる場合は問題ありませんが、探し出せない場合には、プロである遺品整理業者に捜索を依頼すると良いでしょう。
また、遺品整理業者によっては買取可能品の査定を行い、買取金額を遺品整理費用から引いてくれるため、実際の費用よりも安く済ませることが可能になります。
買取不可のものも、ただ余分するだけではなく、神主や僧侶によって遺品の魂を抜いてもらう「遺品供養」を行ってから処分してくれるため、安心できます。
さらに、遺品整理場所の養生をしてからの作業を開始するため、建物に傷を付けることもありませんし、遺品整理後の清掃をして綺麗な状態で引き渡してくれます。

遺品整理の費用が決まる要素

遺品整理の費用が決まる要素はいくつかあります。
このポイントを押さえておくことで、遺品整理を業者に頼む際に相場よりも安く済ませることができるので、ぜひ参考にしてください。
部屋の広さ
基本的には部屋の広さによって費用が決まります。
部屋の広さで費用が変わるというのは、部屋の広さからだいたいの荷物の量を予測し、費用を決めているということです。
そのため、部屋の広さから予測される以上の荷物がある場合には、費用がかさむケースもあります。
荷物の量
荷物の量によっても費用が変動します。
分かりやすい例で言うと、同じ部屋の広さでもゴミ屋敷のような状態とそうでない場合とでは費用が異なります。
荷物が多くなることで「作業が長時間になる」「人手が必要になる」「不用品を運ぶ車両が多く必要になる」といった理由で費用は高くなります。
また、遺品整理業者によってはトラックの積載量で費用を決めていることも多いです。
たとえば、約3畳分の荷物を載せることができる2トントラックの相場は、6万~7万円とされていますが、予想以上に荷物の量が多くトラックが余分に必要となると、その分費用も上がります。
買取の有無
遺品の中に買取可能な品があるかどうかによっても、遺品整理の費用は変わってきます。
多くの遺品整理業者は、貴金属や骨董品、使用可能な家電など、高額買取が可能な遺品がある場合には、その買取金額分を費用から引くといったサービスを行っています。
ただし、遺品の種類によっては、専門店に買取の依頼をしたり、フリマアプリに出すなどしたほうが高価買取をしてくれることがあります。
その場合には、遺品整理業者に依頼するよりも節約になることもありますので、依頼前に一度見積もりを出してもらっても良いでしょう。
処分品の種類
処分品の種類によってはオプション対応となり、追加料金がかかる場合があることも覚えておきましょう。
オプション対応になるものの例として、「廃車手続きの代行」「仏壇供養」「エアコンの取り外し」などがあります。
大型の遺品を処分してほしい場合には、事前に「オプションになるかどうかの有無」「オプションになる場合の追加料金」を問い合わせておくと良いでしょう。
希望する作業日や対応期日
遺品整理の費用は、作業日によっても変わってきます。
土日祝日や月末は依頼者が多いため、費用も通常より高めの設定をしている業者が多くいます。
また、引っ越しなどと同様、3~4月の時期の費用は繁忙期になることが多いため、初めから高めの費用が設定されています。
建物や道路などの環境
建物や道路などの環境とは以下のようなものがあります。
- 駐車場がなく、別の有料駐車場に駐車する必要がある
- トラックを駐車する場所と作業する家までの距離が遠い
- エレベーターがない
遺品整理を行うご自宅がアパートやマンションでエレベーターがない場合には、階数に応じた追加料金を請求されることがあります。
また、ご自宅の玄関から出せないほどの大きな遺品がある場合には、窓から出す「釣り作業」が必要になるため、その分の費用も加算されます。
費用の加算が心配な場合には、事前に自宅の様子を伝え、追加支払いが必要になりそうかを聞いておきましょう。
大きな家具の有無
大きな家具があると、その分回収トラックを使ったり、エレベーターなどから運べないことがあります。
特に家具を解体せずに、そのまま運びたいのに外に出せない場合、窓から吊って出します。
家具を吊って出すと、追加料金がかかってしまいます。
特殊な処分品の有無
特殊な処分品があると、費用が変わってきます。
金庫や灯油、注射針といった特殊な処分品は、業者によっては回収することができないことがあります。
こうした場合、専門の回収業者や専門の窓口に回収を依頼するため、回収費用が別にかかってしまいます。
業者の所在地
業者の所在地も費用に関係してきます。
業者が遠すぎると、回収しに来るのに高速道路を使うことがあります。
高速道路を使うと、その分の高速料金が足されるため、なるべく家の近くにある業者を使いましょう。
その他のオプション
業者によって何をオプションとしているかは異なりますが、一般的に以下のようなものはオ
プションメニューであることが多いです。
- 相続の相談
- ご自宅の解体
- 相続の相談
- 不動産売買
- 遺品のお焚き上げ
オプションの内容によっては、遺品整理業者から他の業者を紹介という形をとっている場合もあり、その際には仲介手数料がかかることもあります。
上記のような内容を依頼する予定がある場合は、しっかりと追加料金を確認しておくことをおすすめします。

遺品整理の費用を抑えるポイント

遺品整理を業者に依頼するメリットは多くありますが、費用が高額になってしまいがちというデメリットもあります。
そこでここでは、遺品整理の費用を抑えるポイントについて説明していきますので、遺品整理業者に依頼する場合にはぜひ参考にしてみてください。
可能な限り自分で行う
遺品は荷物の量が多ければ多いほど、運搬トラックや人手、時間が必要になるため費用がかかります。
そのため、遺族や友人の方々と予定を合わせ、できる限り業者に頼らずに遺品整理を行うと、荷物の量が減るため費用を抑えることができます。
細かい遺品の整理はもちろんですが、可能であれば粗大ごみの処分もご家族である程度行えると費用を抑えることができます。
粗大ごみがいくつもあると、トラックをオプションで依頼しなくてはならず追加料金がかかる可能性があります。
また、粗大ごみの処分は一般的には、自治体が運営している廃棄物処理施設での処分が一番安く済みます。
ただし、自治体が運営している廃棄物処理施設では処分できない物があることも覚えておきましょう。
複数の業者から見積もりをとる
遺品整理業者の中には、「見積もりを取る人が少ない」「ご遺族の心情を逆手に取る」などといった理由で高額な金額を提示する業者もあります。
そのような業者に依頼してしまうことがないよう、必ず3社以上の業者に見積もり依頼をしてから決まるようにしましょう。
他者に見積もりを依頼していることを伝えることで、費用を安くしてくれる場合もあります。
また、安ければ安いほど良いというわけではないことも覚えておくと良いでしょう。
以下のような業者は、遺族の気持ちに寄り添い、適切なサービスを行ってくれます。
- 相場ほどの料金設定
- 遺品整理のプロである「遺品整理士」の在籍
- 迅速で明確な料金提示を行ってくれる業者
買取サービスを利用する
業者の中には、不用品の買取サービスをしているところもあります。
業者の買取サービスを利用すると、買い取ってもらえるものの値段分がキャッシュバックできるのです。
中には専門店や自分で売った方が高く売れるものもありますが、すぐに費用を抑えたい場合は、業者の買取サービスを使って、費用から買取分を引いてもらいましょう。

遺品整理の費用は誰が支払う?
遺品整理は誰が行い、遺品整理業者に依頼した場合の費用は誰が支払うのが一般的なのかについて説明していきます。
遺品整理は相続人が行う
孤独な状態で亡くなったなどの浴舎な場合を除き、相続人が遺品整理を行うのが一般的です。
法律的に、遺品は相続人の相続財産に当たります。
そのため、トラブルを避けるためにも必ず相続人がいる状態で遺品整理を行うようにしましょう。
相続人は、配偶者と子供や、両親と配偶者、など複数人いることがほとんどです。
可能な限り相続人全員がその場に集まり、相続に関して話し合いながら遺品整理を進めましょう。
相続財産の多い人が支払う
支払いについて、とくに決まりはありません。
しかし、相続した財産が多い方が、遺品整理の費用も多く負担することでトラブルを避けることができます。
たとえば、相続した財産の割合と費用を負担する割合を同等にする、つまり、相続した財産の割合が6:3であれば、費用の負担も6:3になるようにします。

遺品整理で業者を使用するメリット
遺品整理業者に依頼すると、遺族だけで行うよりも費用は掛かりますが、メリットも多く存在します。
ここでは、遺品整理で業者を使用するメリットについて説明していきます。
時間を節約できる
遺品整理を一人や、遺族だけでおこなう場合には基本的に数日を要します。
しかし、遺品整理業者はプロですし、荷物の量に応じた適切な人数で遺品整理を行うため、数時間で終わります。
故人が亡くなられたあとも遺族の生活は続きますし、遺品整理以外にもやらなくてはいけない手続きなどは多くあります。
業者に遺品整理を依頼することで、圧倒的に時間を節約することができます。
買取も同時にしてもらえる
ほとんどの遺品整理業者は不用品の買取を行ってくれるため、リサイクルショップや廃棄物処理施設などに持ち込む手間が省けます。
また、買取額によっては遺品整理の費用から、買取額分の金額を割り引いてくれるため安く済みます。
あとからリサイクルショップなどに持ち込んでお金が返ってくるよりも、効率的です。
買取に至らなかったものも無料で引き取ってくれるので、個人で行うよりも節約にもなります。
個人では処分に困ることも対応してもらえる
仏壇や遺品の供養など、どのように処分したら良いのかわからない物も、遺品整理業者で対応してくれますので、困ることがありません。
また、害虫駆除など、どこに依頼すれば良いのか迷ってしまうことも遺品整理業者のオプションについている場合が多く困ることがありません。
このように、対応に困るものの処分方法などをご自分で探す手間が省けることも、遺品整理業者に依頼するメリットになります。
遺品整理で業者を使用するデメリット
遺品整理を業者に頼むことには、メリットもありますがデメリットもあります。
通常であれば、整理は自分たちで出来るので費用はあまりかかりませんが、業者に頼むと費用がかかってしまいます。
遺品整理の基本的な料金は、部屋の大きさで決まるため、規模によっては自分でやったほうが安上がりになります。
しかしゴミ屋敷だったり、物が多すぎて自分たちでは整理できない場合は迷わず業者を頼りましょう。
もう一つのデメリットとして、信用できる業者を探すのが難しいという事もあります。
業者の中には悪徳業者がいるので、もしかしたらその悪徳業者にあたってしまうかもしれません。
安心して任せられるかどうか見定めて、何件も見積もりを取って比べてから依頼しましょう。

遺品整理業者の見分け方
よりよい遺品整理業者を見分けるには、いくつかのポイントがあります。
見積もり時点など、実際に作業に入る前に分かることが多いので、これらのことを意識しながら、業者を選びましょう。
業者選びにはこちらのサイトもオススメです。
遺品整理士の有無
遺品整理士とは、一般財団法人遺品整理士認定協会から発行されている民間資格です。
「遺品整理業界の健全化」を目的に、2011年から開始された資格で、現在4万名が認定されています。
認定協会は、遺品整理士と遺品整理士が所属している業者のチェックを、定期的におこなっています。
契約後にクレームがあるかや、不用品を法律通りに処分しているかどうかを、協力機関と一緒に確認しています。
悪質なクレームや法令違反があると、遺品整理士の資格は取り消されてしまうため、遺品整理士のいる業者はきちんとしたところだといえます。
訪問見積もりの有無
ほとんどの人はまず訪問見積もりをお願いするでしょう。
訪問見積もりに応じてくれない業者は、料金の追加請求など、悪徳行為を行う可能性があります。
見積もり書を出してくれて、あいまいな点がなく、しっかり説明をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
見積もりをするときも、見積書を出してくれるところを選びましょう。
見積書・料金プランが適切か
見積書をもらったら、その内訳をチェックしましょう。
具体的には、作業内容・金額が細かく記載されているかを確認しましょう。
整理に必要な作業が、全て含まれているかも確認してください。
キャンセル料金や追加料金にも注意しましょう。
料金が安いというだけで決めないでください。
あると思っていた作業がなかったり、当日になっていきなり追加料金がかかるといったトラブルに巻き込まれてしまいます。
できれば予定しているものが全て見積書に書かれているのかをみましょう。
不用品を処分する許可を得ているか
遺品整理で出た不用品は一般廃棄物になります。
不用品を回収・運搬し、処分するには、一般廃棄物免許が必要になります。
一般廃棄物収集運搬許可証を持っているのか、もしくは免許を持っている別の業者に回収を委託しているかを確認しましょう。
この免許がなく、別の業者に委託もしていない場合には、不法投棄をしているかもしれません。
環境省からもこうした業者を使わないよう警告が出ていて、高額な処理料金を請求されると呼びかけています。
似たような許可に「産業廃棄物処理の許可」や「古物商の許可」がありますが、一般廃棄物の許可でないと処分できません。
遺品の買取を依頼する時には古物商許可証を持っているかを確認しましょう。
警察署から古物商の許可がでていないと、遺品の買取ができません。
買取もしてもらいたいなら、古物商の許可もとっているかどうかもみましょう。
対応や実績は良いか
遺品整理の依頼は、作業経験が豊富かどうかもチェックしましょう。
普段は不用品回収のみの業者だと、当日の対応が雑で、不満を抱きやすくなってしまいます。
電話をした時の対応や、訪問見積もりの対応が丁寧かどうかも確認しましょう。
特に遺品の扱いなどこちらの希望を聞いてくれるか、仏壇の前で手を合わせてくれるなど、担当者が信頼できる人なのかも確認してください。
担当者の態度から、業者の雰囲気が分かります。
まだ見積もりしか出していないのに、強引に契約させようとしてきたり、内容を細かく説明してくれない業者は依頼候補から外しましょう。
明確な料金体系がない業者も、他社と料金を比較してから決めるとよいでしょう。
見積もりと作業当日のスタッフが同じかどうかも確認します。

費用を知るには訪問見積もりがおすすめ
費用がどれくらいかかるのか知りたいなら、訪問見積もりがおすすめです。
電話やメールでも見積もりはできますが、訪問見積もりのほうがトラブルを減らすことができます。
電話やメールでの見積もりはトラブルも
最近は、電話やメールで見積もりを出すところも増えてきました。
電話やメールでの見積もりは、こちらが予定をわざわざ開けなくてもよく、とても便利です。
しかし、その分トラブルが起きてしまいます。
訪問見積もりをしてくれない業者は、後から追加請求をしたり、説明があいまいだったりと、悪徳業者の可能性が高いです。
そのため、なるべく訪問見積もりをしてくれるところに依頼しましょう。
業者から家が遠く、訪問見積もりの際に立ち合いできないようなら、写真やビデオ電話などでできるオンライン見積もりも考えてみましょう。
訪問見積もりのメリット
訪問見積もりをすると、スタッフの対応を直に見ることができます。
訪問見積もりでは、この業者に依頼していいのか検討する材料が増えるのです。
電話などでは対応が良くても、訪問時の対応が悪い事があります。
訪問見積もりであまりにもひどい対応をされるようなら、業者を変えましょう。
訪問見積もりの注意点
訪問見積もりに応じてもらえない場合は、他の業者を見てみましょう。
複数の業者に見積もりを出してもらって、それぞれ比べて決めると良いでしょう。
訪問見積もりを頼むときは、事前にどんな作業をしてほしいか考えておいて、見積もり時に頼みましょう。
よくある質問
Q:遺品整理に100万円の請求は妥当?
A:4LDK以上の部屋の遺品整理の相場が22万円~60万円程度です。
遺品の量や担当した遺品整理業者の人数によって変わるので、不当請求とは言い切れません。
請求額に疑問を感じたら複数の遺品整理業者を検討しましょう。
Q:遺品整理の費用は誰が払うの?
A:遺品整理の費用負担は相続人がするのが一般的です。
Q:遺品整理はどれくらいで終わる?
A:遺品整理業者に依頼しない場合は数日かかりますが、遺品整理業者に依頼すると1日で終了します。

遺品整理の費用のまとめ

ここまで遺品整理の相場や、遺品整理の費用が決まる要素を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 遺品整理の費用は荷物の量によって決まる
- 費用が決まる要素を押さえておくことで費用を抑えられる
- 費用はかかるが業者に依頼するメリットは多数ある
- 遺品整理の費用は相続財産が多い人が多く負担するとトラブル予防になる
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。