お葬式
葬儀場(斎場)とは|選び方と注意点について徹底解説!
更新日:2024.01.24 公開日:2022.05.20

記事のポイントを先取り!
- 葬儀場には公営と民営がある
- 公営斎場の費用は5~15万円
- 民営斎場の費用は20~40万円
- 自宅でも葬儀はできる
葬儀場(斎場)はどのように選べばいいのでしょうか。
そもそも、葬儀場の概要について理解していない方も多いと思います。
そこでこの記事では、葬儀場について詳しく解説します。
この機会に、葬儀場の相場についても知っておきましょう。
後半では、葬儀場を選ぶ際の注意点についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀場とは

葬儀場とは、お通夜・告別式などの葬儀が執り行われる施設を指します。
葬儀場は斎場とも呼ばれます。
葬儀場と斎場は、どちらも葬儀などをする会場を指し、同じ意味を持ちます。
最近の葬儀場では、葬儀全般を執り行える他、会食や宿泊のできる施設も多く存在しています。
葬儀場(斎場)と火葬場の違い
葬儀場(斎場)は葬儀するための施設です。
火葬場は火葬する設備が整った施設で、火葬炉があります。
葬儀場で葬儀・告別式をおこなったのち火葬場へ移動しますが、近年の葬儀場では火葬場も併設されているという施設が多くあります。
その場合、葬儀場の中に火葬場があるとイメージしておくと良いでしょう。
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斎場の種類
斎場は主に公営と民営の2種類であり、誰が運営しているのかという点に違いがあります。
ここでは、斎場の種類別にそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
公営斎場
公営斎場は、市区町村が運営している斎場です。
火葬場も併設している所が多く、お通夜から火葬まで移動なしで1か所で行えるのが特徴です。
また、公営施設なので、民営よりも安い費用で葬儀を執り行えます。
さらに、運営している市区町村の住民であれば、日程や施設料金の優遇されるケースもあります。
一方で、以下のようなデメリットも存在します。
- 自由葬や音楽葬など新しいスタイルの葬式ができない
- 安価に葬儀ができるので、利用者が多く、予約が困難
- アクセスの悪い場所が多く、車移動ができないと大変
民営斎場
民営斎場は、主に企業や宗教団体が運営している斎場です。
民営の斎場は多くあるため、予約が取りやすく、葬儀までスムーズなのが特徴です。
葬儀内容も柔軟な対応が可能であり、新しいスタイルの葬式が執り行えます。
また、アクセスの良い場所が多く、公共機関を利用して斎場に行くことができます。
一方で、以下のようなデメリットも存在します。
- 宗教宗派が限定されている斎場もある
- 公営よりも割高である
- 火葬場が併設されていない施設もあり、火葬場まで移動が必要
斎場の費用

ここでは、種類別に斎場の費用について紹介します。
公営斎場
公営斎場の費用相場は5〜15万円です。
公営は、運営している市区町村の住民であれば、お手頃な価格で葬儀を執り行えます。
その他地域にお住まいの方でも、利用できる公営斎場はありますが、割高になってしまいます。
また、斎場の費用は会場の大きさ・葬儀プランによって大きく変動します。
民営斎場
民営斎場の費用相場は20〜40万円です。
民営斎場の使用料金も、各会場によって費用が異なります。葬儀プランによっても全体の葬儀費用は大きく変動してきますので、総額で検討するようにしましょう。
たとえば、音楽葬で生演奏などをするプランでは、葬儀費用が100万円を超えるケースがあります。
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その他に葬儀が行える場所

葬儀が行える場所は、公営斎場や民営斎場以外にもあります。
その他に葬儀が行える場所は以下の通りです。
- 寺院・教会
- ホテル
- 自治体・地域の施設
- 自宅
以下より、それぞれの特徴や費用相場について解説していきます。
寺院・教会
より神聖な場で葬儀したいという方には、寺院・教会がおすすめです。
寺院であれば、御本尊の前でお見送りでき、教会であれば、神の存在を身近に感じながらお見送りできます。
また、寺院や教会は全国に多く存在するため、自分の信仰している宗教に合わせて葬儀を執り行えます。
しかし、寺院や教会で葬儀する際には、事前に確認すべきことがいくつかあります。
- 料金や日程について
- 遺体を持ち込んでの葬儀が可能かどうか
上記の事柄は、寺院や教会を選ぶ際に確認しておきましょう。
とくに寺院の中には、法事はできるが、遺体を持ち込んでの葬儀はNGとしている所も多々あります。
また、家族間で信仰している宗教に相違があるときは、家族間での確認も必要となります。
ホテル
火葬後の会食やお別れ会をする方には、ホテルの利用がおすすめです。
前提として、ホテルでは、衛生面の観点から遺体を持ち込んでの葬儀はできません。
しかし、火葬後の会食やお別れ会などができ、宿泊施設もあるため、遠方からの利用者には便利といえるでしょう。
また、大きなプロジェクターや質の良い音響などもあるため、演出の幅が広がります。
一方、線香や焼香などはNGであることや、火葬場からの移動が必須という点がデメリットに挙げられます。
ちなみに、ホテルの費用相場は10〜35万円ほどです。
他にも演出費や控室の部屋代が別途かかります。
自治体・地域の施設
費用をできるだけ押さえたいという方には、自治体・地域の施設を利用するのがおすすめです。
地元の公共施設やマンションの集会所などを利用することで、会場費をできるだけ安く押さえることができます。
また、地元の方々のみで葬儀を執り行う場合は、とても集まりやすい場所といえるでしょう。
施設によっては葬儀ができない所もあるため、電話などで事前確認が必須です。
また、設備などは整っていないため、しっかりとした葬儀ができない可能性もあります。
ちなみに、自治体・地域施設の費用相場は0〜5万円ほどです。
施設によっては、無料で借りられる所もあります。
自宅
お金をかけず、ゆっくりと葬儀したいという方には、自宅がおすすめです。
葬儀を自宅で行うことで、費用や時間の制限がなくなり、自分たちのペースで葬儀を進行できます。
ただし、自宅で葬儀するためには、ある程度のスペースが必要になります。
たとえば、参列者の方々が参列するスペースや祭壇・棺を安置するスペースなどです。
また、出棺後には、誰かに自宅の留守番を頼む必要もあるため、葬儀前に信用できる方に依頼しておきましょう。
葬儀場の選び方
葬儀を執り行ったあとに後悔しないためにも、葬儀場の選び方はとても大切です。
ここでは、葬儀場の選び方を利用料金・設備・サイズ・立地状況の4つの観点から解説します。
利用料金
会場費やその他の費用に関しては、葬儀場によって異なります。
その葬儀場が公営か民営かによっても、利用料金が大きく変動してくるでしょう。
葬儀の利用料金は安いに越したことはありませんが、とにかく安いプランにして葬儀を行うと、後々後悔する可能性があります。
故人や葬儀に参列する方々のためにも、きちんとプランを練った上で利用料金を検討するようにしましょう。
設備
設備の充実度は、葬儀場によって変わってきます。
参列者に高齢の方がいる場合は、バリアフリー化が整った葬儀場を選ぶべきです。
参列者が多い場合は、控え室の有無や駐車場の広さも選ぶ際のポイントになります。
サイズ
参列者が多い場合、葬儀会場は広い方が良いでしょう。
一方で、家族葬や密葬などのスタイルで葬儀を執り行う場合、葬儀会場は最低限のスペースで問題ありません。
このように、参列者する方々の人数によって会場の大きさを検討しましょう。
立地状況
すべての葬儀場がアクセスの良い場所にある、というわけではありません。
車でしかアクセスできない所や、バスなどを乗り継ぎアクセスするような場所も存在します。
葬儀場選びの際は、立地状況も大切なポイントになります。
車で移動できない参列者がいる場合は、立地状況をよく注意しながら、アクセスの良い場所を選びましょう。
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葬儀場を選ぶ際の注意点

ここでは、葬儀場を選ぶ際の注意点について解説していきます。
葬儀場を選ぶ際の注意点として、以下の2点が挙げられます。
- 内見する
- 口コミや評判をチェックする
詳しく解説していきます。
内見する
ホームページの写真や動画などでは、雰囲気や設備をしっかりと把握できません。
葬儀場を決めたあとは、一度内見することをおすすめします。
内見をし、実際に自分の目で見ることで、葬儀場全体の雰囲気や設備の充実度が分かってくるはずです。
大切な葬儀の場で後悔しないためにも、内見するなどして葬儀場は慎重に選びましょう。
また、内見することで、交通手段やアクセスの良し悪しも把握できます。
口コミや評判をチェックする
利用経験のある方々の口コミや評判は、葬儀社を選ぶ際に最も重要な判断材料になります。
口コミや評判には、良いものもあれば、悪いものもあるでしょう。
実際に利用した人のリアルな声を聞くことで、その葬儀場全体の良し悪しが分かります。
近年では、インターネットやSNSで、そういったリアルな声や情報をチェックできます。
より良い葬儀場を探すためにも、そういった口コミや評判はチェックしておきましょう。
葬儀場まとめ

ここまで、葬儀場について解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 葬儀場には公営と民営の2種類がある
- 公営斎場は費用が安く抑えられる
- 民営斎場は新しいスタイルの葬儀を執り行える
- 寺院や教会でも葬儀が可能
- 葬儀場を選ぶ際は、一度内見するのがおすすめ
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。