お葬式
葬儀場に泊まるケースは?葬儀場の宿泊施設について解説
更新日:2023.11.28 公開日:2021.07.04
お通夜の際に葬儀場に遺族が宿泊することがあります。
通夜や葬儀・告別式は斎場で行うことが多く、葬儀場の宿泊施設について、よく知らないという方が多いと思います。
そこで、この記事では、葬儀場に宿泊するケースについて解説します。
葬儀場の宿泊施設の注意点も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 葬儀場の宿泊施設を利用する理由
- 葬儀場に宿泊する人
- 葬儀場に宿泊する際の費用
- 葬儀場で宿泊する際の持ち物
- 葬儀場の宿泊施設の注意点
- 葬儀場に泊まれない親族の宿泊施設は?
- 小さい子供の葬儀場での宿泊はどうする?
- 葬儀場での宿泊についてまとめ
葬儀場の宿泊施設を利用する理由
葬儀場の宿泊施設を利用する理由をケースごとに分けて紹介していきます。
寝ずの番を行うため
先ほども少し紹介しましたが、寝ずの番を行うために宿泊施設を利用します。
また、線香番や夜伽(よとぎ)をするためにも利用します。
線香番とは、お通夜の日に一晩中線香とロウソクの火を消さないようにするための見守り番です。
実際は1人ではなく、親族何人かが交代で見守ることが多いです。
防災上の観点から、近年線香番をする家庭は少なくなっています。
夜伽とは、亡くなった人に夜通し付き添うことを意味します。
病人のそばで夜通し看病することですが、故人を葬儀まで見守る際にも使われます。
故人と最期の時間を過ごすため
葬儀を行ってしまうと、火葬しか残っていません。
そのため、故人との最後の夜を過ごすことになります。
もう故人の顔を見ることもできなくなってしまうので、故人と親密だった人は最後に故人と宿泊すると良いでしょう。
遠方から駆け付けた親族のため
自宅に戻ることが困難な場合、遠方から駆け付けた親族も宿泊することができます。
もちろん近くにホテルを取るのも良いですが、最後の夜なので故人と一緒に過ごす人も多いです。
現代の夜伽
夜伽は古代から続く日本の葬儀の一部で、故人を偲び、遺族とともに哀悼の意を表す重要な儀式です。
しかし、その形式は時代とともに変化し、現代では新たな形をとっています。
夜伽は、故人の遺体を見守るという意味を持ち、遺族や親しい人々が一晩中、故人の側に留まります。
これは故人の魂が安らかに眠ることを願うとともに、生前の思い出を語り故人への感謝の意を示す時間でもあります。
しかし、現代の生活スタイルや都市化の進行に伴い、夜通しの儀式を行うことが難しくなってきました。
そのため、現代の夜伽は、故人を偲ぶ時間を設けるという形に変化しています。
現代の夜伽では、故人の写真や遺品を見ながら故人の思い出を語ったり、故人が好きだった音楽を聴いたりすることが一般的です。
また故人が生前に楽しんでいた映画を観たり、故人が好きだった食事を共有したりすることもあります。
葬儀場に宿泊する人
宿泊する人は基本的には、喪主と親族が中心となっています。
葬儀場の宿泊施設によって異なりますが、一般の参列者は宿泊できないことが多いです。
また、葬儀場に泊まりたくない方もいらっしゃるかもしれません。
ですが故人とは最後の夜になりますので、遺族や親族全員で見守ってあげると良いでしょう。
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葬儀場に宿泊する際の費用
葬儀場での宿泊費用は、葬儀の総費用に含まれることが多いです。
しかし葬儀場によっては、翌日の朝食代等その他の費用が発生する場合もあります。
葬儀場に宿泊する際にどのような費用が発生するのか、事前に確認しておきましょう。
葬儀場で宿泊する際の持ち物
次に、葬儀場で宿泊する際に用意するものを紹介します。
前もって準備しておくか、忘れても葬儀場に泊まらない人に後々持ってきてもらうなどの対応をとりましょう。
必要なものをまとめましたので、参考にしてください。
- 喪服
- 着替え
- 数珠
- 香典
- 袱紗(香典袋を覆う布)
- アメニティグッズ
- 寝るときの服装
忘れないようにメモしておくとスムーズです。
香典
翌日の葬儀に向けて、香典を用意しましょう。
封筒には「御霊前」または「御仏前」と書かれており、これは故人への敬意を示す言葉です。
金額は地域や親戚関係により異なりますが、一般的には5,000円、10,000円、30,000円など、奇数を好む傾向があります。
香典を持参する際は、受付で名前を記入し、封筒を渡します。このとき、封筒は自分から見て表向きにし、相手に渡す際は丁寧に二礼二拍手一礼の作法を行います。
数珠
通夜は故人を偲び、遺族とともに哀悼の意を表す重要な儀式です。
その際、参列者が持参する主なアイテムの一つが数珠です。
数珠は、仏教の儀式や法要で使用される道具で、故人への敬意を示すために通夜に持参します。
数珠を持つことで、心を落ち着け、故人への思いを新たにすることができます。
通夜に参列する際は、自身の数珠を持参することが一般的です。
ただし、数珠を持っていない場合や忘れてしまった場合でも、心の中で故人への敬意を示すことが最も重要です。
アメニティグッズ
葬儀場の宿泊施設には、ホテルで用意されているようなアメニティグッズはありません。
そのため、歯ブラシやタオル、ドライヤーに化粧品などは必ず持参しましょう。
尚、忘れてしまう方もいるため、予め使い捨て歯ブラシやタオルなどの予備を持参しておくといざという時助かります。
着替え
お通夜や葬儀は喪服やスーツで参列します。
そのため、着替えがないと大変困ります。
ジャージやパジャマなどの簡単な着替えを持参するようにしましょう。
葬儀で必要なもの
まずは当たり前ですが、喪服は忘れないようにしましょう。
この他にも葬儀の参列に必要な香典や数珠なども忘れないようにしましょう。
その他
その他子供が一緒に宿泊する場合は子供のおむつなど、自分が普段使っているものは持っていきましょう。
使わない場合は車などに置いて置くことをおすすめします。
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葬儀場の宿泊施設の注意点
葬儀場ならどこでも宿泊できるのでしょうか?
葬儀場の宿泊施設の注意点を紹介します。
宿泊できない葬儀場もある
葬儀場によっては宿泊できない場所もあります。
最近では宿泊希望の人が少なく、夜間は閉館する所が多いからです。
そのため、宿泊を希望する人は前もって葬儀場に確認をとりましょう。
家族のみや人数制限がある場合も
葬儀場によっては部屋数などの理由から、宿泊できるのは遺族のみ、2名までとなっている場合もあります。
そのため遠方から参列する人がいる場合、宿泊希望かどうかを確認し葬儀場に連絡しましょう。
万が一宿泊できない場合は、近くのホテルを取るなどの対応が必要です。
お風呂やシャワーがない所も多い
葬儀場にはお風呂やシャワーがなく、ただ泊まる部屋だけが用意されている場合もあります。
葬儀場に確認し、ない場合は近くの銭湯行く、または親族に借りるなどの対応をしなければいけません。
宿泊したい場合は事前に確認をする
葬儀場に宿泊したい場合は、事前に葬儀場に確認をとりましょう
その際、上記で紹介した何名まで宿泊できるのか、お風呂やシャワーはあるのかなどを確認すると良いでしょう。
高齢の方は近くのホテルでの宿泊がおすすめ
翌日の告別式などでは忙しく動かなければいけません。
そのため、特にご高齢の方はゆっくり疲れをとることが大切です。
葬儀場で宿泊すると設備面からあまり疲れを取れないので、近くのホテルに宿泊してもらうことをおすすめします。
葬儀場に泊まれない親族の宿泊施設は?
遠方から駆けつけてくれた親族の宿泊準備は誰が行うのでしょうか?
また、ホテルに宿泊する際の費用は誰が負担するのでしょうか?
それぞれ紹介していきます。
宿泊施設は喪主側が準備する
宿泊施設は喪主側が準備します。
ただし、喪主は慌ただしく動いている場合が多いです。
ホテルの予約は他の親族が行うことで、喪主の負担を減らすことができます。
宿泊費用は誰が負担する?
一般的に宿泊費用は親族側が負担します。
しかし、地域によっては異なる場合がありますので確認が必要です。
宿泊施設のクラスは極端にハイクラスのホテルを用意する必要はありません。
料金や葬儀場までのアクセスを考慮し、駅前などのシティホテルクラスが無難です。
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小さい子供の葬儀場での宿泊はどうする?
小さいお子さんと葬儀場に宿泊する際は、他の親族への配慮に注意しましょう。
泣いてしまうと他の方が休まらないこともあるからです。
子供が好きなおもちゃや洋服を持参し、機嫌が悪くならないようにしましょう。
新生児など夜泣きしてしまう場合は、あらかじめ近くのホテルに宿泊することをおすすめします。
葬儀場での宿泊についてまとめ
ここまで葬儀場の宿泊施設についてお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると、以下の通りです。
- 葬儀場の宿泊施設はあくまでも簡易的な場所
- 泊まる際は、宿泊に必要な物は持参する必要がある
- 泊まれない場合は近くのホテルを用意する
- 宿泊するホテルの費用は親族側が負担する
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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