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お墓

お墓のカロートの構造はどうなってる?納骨方法に適した構造を解説

更新日:2022.11.20 公開日:2021.07.26

墓石

お墓には「遺骨を保管する」という役割があります。

故人やご先祖さまの遺骨は一族の墓で長い期間納められます。

ですが実際に遺骨がお墓にどのように納められているかをしっかりと確認した人は多くないのではないでしょうか。

遺骨はお墓のどこにあるのか、何人分入るのかといった疑問が湧いてきます。

そこでにお墓の構造ついて、本記事では以下の内容を網羅的に解説します

  • 遺骨はお墓のどこにあるのか
  • カロートにはどんな種類や違いがあるか
  • カロートはどんな素材でできているか
  • 自分でカロートを開けてもいいのか

ぜひ最後までお読みください。

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  1. カロートとは
  2. カロートで異なる納骨方法
  3. カロートの構造
  4. カロートの材質
  5. お墓のカロートを開けるときは?
  6. お墓のカロートの構造についてのまとめ
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カロートとは

お墓 お供え 花

カロートとはお墓の中にある遺骨を収蔵するためのスペースのことです。

お墓を構成する部分として非常に重要な箇所です。

遺骨の収蔵スペースであるため、堅牢性はもちろん水はけの良さも重要なポイントです。

カロートは別名で納骨室、納骨棺、石棺とも呼ばれています。

カロートの名称の語源は「カラウド」といわれ、意味は死者を祀る棺です。

カロートの位置構造はお墓の墓石の下にあたります。

お花を建てる花立やお水を入れる水差しの下の部分もカロートになっています。

カロートの構造の種類によっては地下にまでカロートが広がっているものもあります。

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カロートで異なる納骨方法

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納骨の方法や納骨可能な人数は、すべてカロートの構造によって左右されます。

カロートの構造についてまず検討すべきことは、遺骨は骨壷で保管するか土に還すかです。

骨壷で保管する場合、カロートはコンクリートで囲う構造になります。

それに対して遺骨を土に還す場合、カロートは床面に土が出ている状態の構造となっています。

また、カロートは外から見えないので内部の大きさを確認して計画的に作る必要があります。

ご先祖さま含め、自分と親族の遺骨がどのくらい入る予定なのかを計算してカロートを作ります。

いざお墓ができて、カロートが予想より狭くて必要な数の骨壷が収蔵できなくては大変です。

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カロートの構造

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外側から見れないカロートの構造には、いくつかの種類があります。

地下カロート

地下カロートの構造は、骨壷収蔵も土に還す場合もどちらでも対応可能です。

地下カロートは地下を利用するのでその分お墓を低く設計できます。

墓石が横長の洋型墓石にしたい場合や、強い風に倒されたくない場合に適しています。

構造は遺骨の収蔵スペースが墓石の下に位置します。

そのため地上部分に余計なスペースが発生しないので、お墓自体がコンパクトで違和感がありません。

しかし水はけの悪い土地だと地下に雨水が侵入し、カビが発生しやすいのが難点です。

地上カロート

別名「丘カロート」と呼ばれます。

その名の通り、お墓の地上高が高くなります。

地上にあるため、カロート内は雨水などの水はけがよく、風も通りやすいです。

お墓の面積に対してカロート内部を大きく取れるため、余裕のあるスペースが作れます。

そのため大人数の遺骨を納めたい場合や、お墓の区画が狭い場合に適しています。

その反面、お墓の地上高が高くなり威圧感があります

高い位置の掃除も大変です。

半地下カロート

地下カロートと丘カロートの中間にカロートを置く構造です。

二段構造で設計されて、上段は地上に下段は地下に位置しています。

お墓の高さを上げ過ぎず、広い収蔵スペースを確保したい場合に適しています。

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カロートの材質

お墓 墓地

お墓を丈夫に保つ上で重要なカロートですが、どのような素材で作られるのでしょうか。

コンクリート

かつてカロートは安価なコンクリート製が多くを占めていたと言われています。

しかし現在は御影石性のカロートも増えています。

御影石

御影石(みかげいし)でできたカロートが増えています。

御影石とはお墓に使われる丈夫な石のことです。

コンクリートよりも高級品とされています。

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お墓のカロートを開けるときは?

マスク 悩む女性

お墓のカロートは一般的には納骨する際の法要時に石材屋が開け閉めをするものです。

コンクリートや石でできているため重く、落としたら割れる可能性もあります。

寺院墓地ではない霊園では、納骨法要を個人で行うケースも少数派ですが存在します。

そのような場合には、以下のカロートの開け閉めの方法を参考にしてください。

  • 作業は複数人で行う
  • 線香を入れる香炉を外し、その下の石のフタを持ち上げる
  • 傷つかないようにタオルなどを挟んで丁寧に開け閉めする
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お墓のカロートの構造についてのまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまでお墓のカロートの情報や、カロートの構造などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • お墓の墓石の下にあるカロートというスペースに遺骨が保管されている
  • カロートには土に還すための構造や丘カロート、地下カロートなどの種類がある
  • カロートはコンクリート製と御影石製がある
  • カロートを開けることは自由だが、複数人で行うといった注意が必要

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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