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法事法要

仏壇の買い替えのタイミングと手順を解説!仏壇を見分けるポイントも

更新日:2022.05.12 公開日:2021.12.15

仏壇

AとBを比べるオペレーターの女性

記事のポイントを先取り!

  • 仏壇の買い替えは基本的にいつ行ってよい
  • 仏壇買い替えのタイミングは引っ越しの時が多い
  • 仏壇の処分は菩提寺や仏壇に依頼するのがおすすめ

先祖を供養するための仏壇は家族にとって、とても大切なものですが、時間が経つにつれて破損や汚れが目立つようになります。
代々大切にしている仏壇を、新しく買い替えてもよいのか、買い替えのタイミングについても悩む方が多いでしょう。

そこでこの記事では、仏壇の買い替えについて詳しく解説していきます。

仏壇の買い替えのタイミングや手順について、正しい知識を知っておきましょう。
仏壇を選ぶときのポイントについてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 仏壇を買い替えるタイミング
  2. 仏壇を買い替える時の正しい手順
  3. 仏壇を買い替える際に決める事
  4. 使わなくなった仏壇の処分方法
  5. コンパクトな仏壇が好まれている理由
  6. 仏壇を選ぶ時に見るべきポイント
  7. 仏壇の買い替えのまとめ
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仏壇を買い替えるタイミング

仏壇を買い替える理由はいろいろありますが、近年多いのは引っ越しを機会に、省スペースに置ける仏壇に買い替えるという理由です。

他には年月が経つことによって破損や、汚れが目立ってきたというケースもあります。

ただ、元が高価な金仏壇などは買い替えるよりも、修復やクリーニングの方がコストがかからない場合もありますので、注意しましょう。

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仏壇を買い替える時の正しい手順

仏壇の買い替えは通常の家具を新しくするのとは違い、正しい手順で新しい仏壇にする必要があります。
買い替えに失敗しないためにも、どんな手順で行うのか知っておきましょう。

設置する場所を計測する

まず、新しい仏壇の置き場所を決め、高さ、幅、奥行きの正しいサイズを計測してください。
新しい仏壇を選ぶときには、サイズで検討するとわかりやすく、短時間で納品が可能です。

家のどこに仏壇を置くのか悩みますが、仏壇は「ここでなければいけない」という明確な決まりはありません。
毎日、供養しやすい場所において、感謝の気持ちを持ってお参りすることが大切です。
代表的な置き場は、仏間、居間、床の間、リビングになりますが、毎日お参りしたくなる場所に置くのが理想的です。

計測したサイズに合う仏壇を選ぶ

仏壇店では、計測したサイズにあった仏壇を選びます。
最近は通販やカタログでも仏壇を選ぶことができますが、実際に見て購入したほうが納得いく物を選ぶことができます。

仏壇店は店によって特色が出やすく、昔からの大きな仏壇を扱っているお店や、モダンでコンパクトな仏壇を中心においてあるお店など様々です。
仏壇は何度も買い替えるものではありませんので、複数の店をみて、自分たちに合ったサイズ、デザインを選びましょう。

古い仏壇の閉眼供養を依頼する

新しい仏壇を購入したら、納入する日までに古い仏壇の閉眼供養を行います。

閉眼供養とは、今までお守りしてきた仏壇の魂抜きを行う儀式のことです。
ご先祖様の魂が宿ったままで、古い仏壇を処分することはタブーとされています。

新しい仏壇を向かい入れる

新しい仏壇を納品し設置するときに、何か準備することは特にありません。
基本的には仏壇店にお任せして設置してもらいます。
新しい仏壇になることで仏具の配置が変わる場合は、事前に説明しておきましょう。

古い仏壇は、新しい仏壇を購入した店舗で引き取ってもらうことができます。

仏壇の開眼供養を依頼する

新しい仏壇になったところで、開眼供養を行い魂入れの儀式をします。
開眼供養とは新しい仏像や位牌に魂を入れてもらう儀式のことです。
開眼供養まで無事に終了したら、仏壇の買い替えが完了です。

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仏壇を買い替える際に決める事

仏壇を買い替えるときに、仏壇店で仏具や位牌も新しくするか相談されることがあります。
ここでは仏壇を買い替える際に決めることをいくつか解説します。

本尊や位牌を新調するか?

新しくする仏壇に合わせて、位牌や本尊も新調するには良いタイミングです。

また、コンパクトなサイズの仏壇にした場合は、今まで使用していた位牌や本尊を納められなくなる可能性もあります。
もし、今までの位牌や本尊を使用したいのならば、仏壇を選ぶときにサイズに気をつけましょう。

仏具を新調するか?

今までの仏具を使用し続けても問題はありませんが、仏具にもサイズがあります。
そのため、仏壇に合った仏具を使用する必要があります。

また、新しい仏壇のデザインに合わせた仏具にするのもいいでしょう。

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使わなくなった仏壇の処分方法

通常、仏壇の買い替えの際は仏壇店で古い仏壇を引き取ってもらいますが、できない場合もあります。
使用しなくなった仏壇はどのように処分すればいいのか、具体的に見ていきましょう。

菩提寺

仏壇を処分するときに、閉眼供養を菩提寺に行ってもらいますから、仏壇の引き取りも依頼してみましょう。
菩提寺に引き取ってもらうことで、焚き上げ処分など正しい方法で処分してもらえます。
菩提寺以外に依頼することもできますが、基本的に檀家以外では処分を受けていないお寺が多いです。

また、菩提寺に引き取ってもらうときには、お布施という名前で費用がかかります。
値段は正式に決めているところは少なく、気持ちとしてお布施する場合が多いです。
相場としては、5万円前後を考えておくといいでしょう。

仏壇仏具店

購入した仏壇店、仏具店では、前の仏壇の引き取りを実施しているところが多いです。
慣れていますので、処分を的確に行ってくれますし、運搬もお願いできるのがメリットです。

処分には費用が掛かりますが、新しい仏壇を購入し処分を依頼すると割引してくれるところも多く、処分だけを依頼するよりコストが抑えられます。

仏壇の引越しや処分の専門業者

仏壇を専門に買い取ってくれる業者に依頼する方法もあります。
また、不用品の引き取り業者も仏壇を引き取ってくれるケースがあるので、確認してみましょう。

業者に依頼する場合は、事前に閉眼供養を行っておきます。

自治体

自分で自治体に依頼して、ごみとして処分することもできます。
処分業者に依頼するよりもコストがかかりませんが、収集場所まで自分で運ばなければいけないという手間がかかります。
先祖からの仏壇に思い入れがある方は、ごみとして出すことに抵抗がありますし、人目にもつきますので、気になる人はやめておきましょう。

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コンパクトな仏壇が好まれている理由

仏壇店では、昔ながらの大きな仏壇のほかにも、コンパクトでモダンな仏壇が取り扱われており、小さな仏壇の需要は高まっています。
近年、豪華な仏壇ではなくコンパクトな仏壇が好まれている理由は何でしょう。

ひとつは、住宅デザインの多様化によって仏間や和室を作らないケースが多く、省スペースで収まる仏壇に人気が集まるようになったからです。
また、マンションやアパートで暮らしている場合は、限られたスペースしか作ることができません。

もうひとつは、継承者の手間を考えて仏壇を小さくするケースです。
継承者がいない、子供に手間をかけたくないという理由で、豪華で大きな仏壇からコンパクトな仏壇に買い替える人も増えました。

継承者がいない場合は、仏壇を処分しなければいけなくなり、大きな仏壇の場合、処分にも手間や負担がかかります。
小さな仏壇にすることで、処分することになってもコストが安く済むことから、早い段階で買い替える方も多いです。

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仏壇を選ぶ時に見るべきポイント

ここでは、新しい仏壇を選ぶときに見るべきポイントについて解説します。

仏壇の品質

見た目が同じような仏壇でも価格が大きく変わることがあります。
仏壇の値段の違いは、品質の違いといっていいでしょう。
材料や手間のかかり方などの品質によって価格が変わるだけではなく、風合い、デザイン、耐久性にも大きく違いが出ます。

品質というのは、材質、工法、質の良い漆や金箔、デザインの精巧さ、産地などトータルで関連してきます。
仏壇の基本的な品質について知っておくことで、納得のいく仏壇を購入することができるでしょう。

主材の工法

仏壇の中には、木目の模様を印刷したプリント加工のもの天然の原木を練りつけた工法のものがあり、値段や見た目が大きく変わります。
また、総無垢で練り付けをしない工法は一番高い価格となります。

ただし、総無垢の物は割れや狂いが生じやすく、長年使用するには欠点もありますので注意が必要です。
主材の工法によって品質や見た目の趣が変わりますので、仏具店で選ぶときは事前に確認しておきましょう。

木の材質

仏壇は通常木材で作られていますが、木の種類によっても大きく価格が変わります。
また、同じ木を使っていても品質が違いますので、そこでも価格の違いがあります。

価格が安いナラ材から高級木材の黒檀(こくたん)紫檀(したん)まで、様々な種類があるので、好みのものを見つけるのは大変です。
国産の銘木を使用したものは木目が美しく、高級で人気があります。

金箔と漆

金仏壇とは、内部に金箔が貼ってある仏壇のことで、昔からある厳かなイメージの仏壇です。
金仏壇の場合は金箔の純度、厚さによって価格が変わり、純度が高く厚くなるほど高額になります。

また、漆は技術によって価値が変わりますし、漆の産地によっても品質が変わります。

彫り物・蒔絵

彫り物、蒔絵は精巧な作りになるほど職人の技が必要となり、高額になります。
実際に仏壇の装飾見て、精巧さを確認して選びましょう。

伝統的工芸品と主な産地

仏壇の中には、「伝統的工芸品」に認定されているものもあり、これは最高峰の仏壇と言っていいでしょう。
秋田仏壇、山形仏壇、三条仏壇など作られた産地特有の品質があります。

産地が明記されていない場合は、海外で安く作られているケースもあり品質は色々なので確認が必要です。

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仏壇の買い替えのまとめ

ここまで仏壇の買い替えについての情報や仏壇の処分方法についてなどを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 仏壇の買い替えのタイミングは、破損やクリーニングの時、引っ越しの時
  • 買い替えは閉眼供養、開眼供養など正しい手順で行う
  • 仏壇の処分は菩提寺や仏壇文具店に依頼する
  • 仏壇を選ぶときは材料、後方、細工など品質を見て選ぶ

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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