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お葬式

家族葬に参列する範囲は?参列者の決め方や連絡方法も紹介

更新日:2023.12.15

家族葬

数珠をもって合掌する喪服の男女

歯止めがかからない少子高齢化の影響で、核家族化が進み、葬儀の形も変化しました。
近年、地域社会との関係性が薄れたことを背景に、家族葬を選ぶご遺族が増えています。
聞き覚えのある家族葬ですが、その葬儀スタイルはいかなるものでしょう。

そこでこの記事では

  • 家族葬に参列する範囲
  • 家族葬の参列者の判断基準
  • 家族葬への参列案内の伝え方

上記の順に分かりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 家族葬とは
  2. 参列の範囲に決まりはあるの?
  3. 範囲に迷った場合はどうすれば良い?
  4. 参列案内の伝え方
  5. 参列辞退の伝え方
  6. 事後報告の伝え方
  7. 参列を辞退された時の対応
  8. 身内だけで行う密葬について
  9. 家族葬の範囲まとめ
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家族葬とは

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

家族葬とは、家族を中心に近親者のみで執り行う葬儀の形です。
この章では、家族葬の内容と家族葬を選ぶ理由を軸に解説します。

家族葬の内容

家族葬の内容については一般的な葬儀の流れと同じで基本的に変わりはありません
ご逝去された日に葬儀社に依頼し、ご遺体を搬送の上、死後24時間以上安置します。
翌日、葬儀社と打ち合わせを行い、納棺を済ませたうえで通夜式を執り行います。

ご逝去から3日目に葬儀告別式を執り行い、出棺から火葬を済ませ精進落としを行います。
家族葬の場合、参列者が限られた少人数の葬儀となり、葬儀の時間も短縮できるようです。


家族葬について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

家族葬の基礎知識|費用や流れ、メリットと注意点について

家族葬を選ぶ理由

家族葬を選ぶ理由は、地域のコミュニケーションが希薄になったことが挙げられます。
故人・遺族との関係性が薄い人を、葬儀に呼ぶ必要性があるかが疑問視されているのです。

またコロナ禍による感染予防対策として、参列者が密になることを避ける傾向にあります。
そして遺族に経済的な負担を掛けたくないとする、故人の意向が反映されているようです。
故人の近親者だけの家族葬では、思い出話なども交えアットホームな雰囲気で葬儀が行える点も挙げられます。

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参列の範囲に決まりはあるの?

ポイント

この章では近年増加している家族葬の、参列者の範囲に決まりがあるのかを解説します。
また代表的なパターンごとに参列する大まかな人数や、故人との関係性なども紹介します。

参列に具体的な決まりは無い

通常の葬儀での親族の参列範囲は、二親等以内の血族であるケースが多いです。
しかし家族葬の場合、厳密な決まりはなく、遺族の判断に委ねる他ありません。
故人や遺族が参列を望む間柄で招待があれば、親族以外の方の参列も可能になります。

よくある家族葬のパターン

この項では、よくある家族葬のパターン別に、参列者の目安の人数などを紹介します。

1親等までが参列

故人と1親等までのご両親・配偶者・子供と孫が対象で、参列者数は10名程度になります。

2親等までが参列

故人と1親等までの親族に加え、2親等までの故人の兄弟姉妹とその配偶者が参列します。
参列者の人数は、おおよそ20名程度になります。

親族全員参列

2親等までの親族に加え、故人と面識のある、いとこ・甥・姪までを対象とし、参列者数は30名程度になります。

故人・友人も参列

故人と面識のある親族に加え、生前故人と親しかった友人を招待するケースもあります。
参列者の人数は故人の人望の深さにもよりますが、30名以上が目安です。


家族葬をお知らせする範囲について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

家族葬の範囲や喪主挨拶|弔問や香典の辞退の仕方とは

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範囲に迷った場合はどうすれば良い?

スマホ 連絡

この章では、家族葬案内の範囲を決める判断に迷った際の、選択基準を解説します。

式場のサイズから判断する

葬儀社のプランによっては、参列者の人数に上限を設けているケースもあります。
家族葬に招待したい人数を把握したうえで、葬儀社と相談して範囲を決めましょう。

故人の意志・関係を参考にする

家族葬に親族以外の故人と親しかった友人などを、招待するケースは珍しくありません。
故人と関係性の薄い親族を呼ぶよりも、親しい友人や職場の同僚を喜ぶ遺族もおられます。
故人の遺言に葬儀に呼んでほしい人の記載がある場合は、家族葬の案内状を出します。
もし親しい友人を葬儀に招かなかった場合でも、葬儀後に故人の訃報と家族葬を済ませたことを伝えておきましょう

迷ったら呼ぶ

家族葬の範囲の選択基準のポイントは故人が最後に会うことを望んでいるかどうかです。
招待する範囲で困るのは、故人や遺族と関係が薄く疎遠になっている親戚関係などです。
しかし一般的に葬儀などでは、親戚一同が集まる貴重な機会ですので迷いも生じます。
どうしても迷った場合は、今後の付き合いも考慮して呼ぶ方が無難です。
特に年配の方は家族葬の形式を理解できず、「どうして呼ばれなかった」と問題が生じる可能性があります。

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参列案内の伝え方

紙に万年筆で書いている手元

家族葬への参列案内は該当者をしっかりと確認の上で、迅速に対応しましょう。
この章では参列案内の連絡方法・連絡のタイミング・伝える内容について解説します。

連絡方法

家族葬の連絡方法については、出来るだけ早く漏れなく伝えることが望まれます。
基本的に電話で伝えますが近隣の方には直接出向いてお伝えすると良いでしょう。
連絡漏れがないように、参列者の名簿などを作成してトラブルを防ぎましょう。

連絡のタイミング

連絡のタイミングは家族や親族の場合、臨終のタイミングで行うのが一般的です。
それ以外の参列案内を出す方については、家族葬の会場と日程が決まり次第に行います。

伝える内容

参列案内で伝える内容は、家族葬の日時会場の場所です。
また納棺式にも参加をしていただく場合には、納棺式の日時と場所をお伝えします。
そして香典や供花・供物を辞退する場合は、合わせてお伝えしましょう。
家族葬への参列をお願いする方には、故人の訃報を口外しないようにお願いしましょう。
訃報が広まってしまうと想定外の参列者が訪れることとなり、混乱してしまいます。

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参列辞退の伝え方

パソコン

家族葬は家族と故人の意志を反映した葬式の形ですので、参列を断わりたい方もいます。
しかし礼節をわきまえ、不和をもたらさないように連絡をしないとトラブルの元です。
この章では、連絡方法・連絡のタイミング・伝える内容に分けて解説します。

連絡方法

家族葬への参列辞退を連絡する方法は、参列案内の場合と同じになります。
家族葬へ呼ばない親族・親友にも電話やハガキで、連絡をしておきましょう。

連絡のタイミング

家族葬への参列辞退を連絡するタイミングについても、参列案内の場合と同じです。
しかし遠方に暮らす親族など疎遠な場合は、家族葬後、落ち着いてからでも構いません。

伝える内容

参列辞退の連絡で伝える内容のポイントは、参列が不要である理由の明確化です。
遠方の方には、交通費などの負担が申し訳ない旨を伝えると良いでしょう。

また故人の意志を尊重し、少人数の家族葬を執り行うことになったことを伝えます。
参列不要の明確な理由を伝えないと、後にトラブルの元となるので注意が必要です。

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事後報告の伝え方

?

一般的な葬式では、公に葬儀の日時・会場などをお知らせしますが、家族葬は違います。
遺族と故人のごく親しい方のみで、執り行う家族葬の連絡は事後報告が一般的です。
家族葬は故人と遺族の意志を反映するため、特定の限られた少人数で葬儀を行います。

しかし、家族葬は普及して間もないことから、参列の範囲を誤解される方が多いようです。
混乱やトラブルを避けるために、参列者以外の方には、事前に知らせることはしません。
したがって参列をお断りする方には、家族葬の後、落ち着いてから事後報告を行います。
この章では、事後報告の範囲・連絡方法・連絡のタイミング・伝える内容について解説します。

事後報告をする範囲は?

家族葬後に訃報を事後報告する範囲については、厳密な決まりはありません。
最終的には故人や遺族との関係性を考慮して、喪主と遺族の判断に任せる他ないでしょう。

親戚でも遠方で疎遠な間柄の方や、生前故人がお世話になった友人などが挙げられます。
故人の入院中にお見舞いをいただいた方や、遺族が親しくしているご近所さんなどです。

また遺族の職場関係や年賀状・お中元・お歳暮などのやり取りをしている方も候補です。
いずれも遺族の思いつく範囲で、故人と親しくされていた方には報告をしましょう。

連絡方法

家族葬後の事後報告においては、電話やメール・手紙・ハガキでの連絡方法が一般的です。
近年、SNSのコミュニケーションツールで、連絡をとる方もいます。

年配の方には憚れるツールでも、相手との関係性に応じて臨機応変に使い分けしましょう。
あくまでも家族間や、本当に親しく気心の知れた間柄に留めたほうが無難です。

連絡のタイミング

家族葬後の事後報告の連絡のタイミングについても、正式な決まりごとはありません。
目安として、家族葬を終えて1~2週間以内で連絡されるケースが多いようです。

遅くても四十九日法要を終えたタイミングでは、連絡をするようにしましょう。
普段から顔を合わせる機会がなく、年賀状程度の付き合いの方には、喪中ハガキの送付をもって事後報告とするケースもあります。

伝える内容

家族葬後の事後報告の内容で大切なのは、事後報告となった訳と謝罪を伝えることです。
伝える内容は故人が亡くなったこと、故人の意志で家族葬を執り行ったことを伝えます。

香典・供花・供物や弔問を辞退する場合には、その旨も伝えるようにしましょう。
最後に喪主の名前を必ず記載し、事後報告となった経緯と謝罪の気持ちを伝えます。

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参列を辞退された時の対応

ビジネススーツを着た女性

家族葬への参列を、遺族から辞退された時の対応について解説します。
香典については、葬式への参列が叶わなくても、親戚の場合は受け取るケースもあります。
弔問時の供物・供花については、遺族が許可すればマナーを守り持参しても構いません。
弔問に赴く際には、喪服ではなく控えめの平服がマナーとなりますので注意が必要です。

お供え物は相手に負担のない予算で、日持ちのする菓子折りやお線香などがベストです。
供花をお持ちする際は、出来れば花持ちのよい故人の好きだったお花が喜ばれるでしょう。

しかし参列辞退を伝えた遺族には、会葬者に負担を掛けたくないなどの気持ちがあります。
香典や弔問にて弔意を表したいお気持ちは分かりますが、遺族の意向を汲み取りましょう
弔問や香典をどうするか迷った際には、必ずご遺族のご意向を確認することが大切です。

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身内だけで行う密葬について

開いた本の上に置かれた虫眼鏡

この見出しでは身内だけで執り行う密葬の特徴や内容と、家族葬との違いを解説します。

密葬とは

密葬とは、公に地域の方々や会社関係の方々に、訃報を知らせず執り行う葬儀の総称です。
家族や故人と親睦の深かった人たちだけで、内々に執り行う古くからあるスタイルです。
一般的には故人や遺族の関係者を多数迎える本葬や、お別れ会とセットとなっています。
本葬を執り行う前に、近親者だけで静かに故人を偲び、お別れをしたい時に行われます。

秘密の葬儀の密葬は、芸能人や有名人・著名人・大企業社長などの葬儀に多いようです。
芸能人などの葬儀となるとマスコミなどが取材のため訪れ、落ち着いた葬儀ができません。
家族と近親者のみに訃報と密葬であることを知らせ、参列者は口外することはタブーです。

密葬と言っても特別な儀式を行うことはなく、葬式の流れは一般葬と変わりありません
ご逝去の報を受けるとお迎えに上がり、葬儀の規模や日時などの打ち合わせを行います。
安置室に搬送し、ご遺体を24時間以上安置し、翌日に通夜式を執り行います。
通夜式翌日に葬儀告別式を執り行い、火葬場へ向けて出棺する流れです。

一般葬との違いは訃報を知らせ葬儀への参列を案内する人の範囲の限定になります
遺族や故人と親しかった人など、限られた参列者のみを集めて葬式を行います。
したがって葬儀の事前準備や当日の会葬者への対応が、簡略化できる点がメリットです。

密葬の考え方は幅が広く、家族葬は密葬の一つの形ともいえます。
密葬には様々な形があり、お通夜をせずに葬儀と火葬を一日で済ます一日葬があります。
一日葬は通夜式に必要な予算が削減できますし、遠方の方の宿泊費もかかりません。

通夜告別式を省き、火葬場で5分程度のお別れをし、火葬・収骨を行う火葬式もあります。
平成初期までは、家族の死を秘密にしたい火葬式こそ密葬というイメージがありました。
密葬の場合も訃報が広まってしまうと、トラブルになりかねませんので注意が必要です。

家族葬との違い

家族葬は一度の葬儀単体で成立しますが、密葬は後に開催する本葬やお別れ会とセットであることが大きな違いです。

密葬は訃報を決して口外しないため、邪魔が入ることなく静かに故人とお別れができます。
家族葬も訃報の口外を禁じていますが、密葬ほどではなく、想定外の混乱もありえます。

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家族葬の範囲まとめ

fin

ここまで家族葬に参列する範囲の情報や、参列者の決め方・連絡方法について解説しました。
この情報のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 家族葬の参列範囲に決まりはなく、喪主と遺族の判断による
  • 家族葬への参列者は式場の規模と、故人との関係性から判断する
  • 家族葬への参列案内は電話で葬儀日時・会場が決まり次第に連絡する

この情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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