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墓標と墓石の違いとは?墓碑・墓誌など似ている言葉を解説!

投稿日:2021.09.27
更新日:2021.09.27

お墓 墓地

お墓の墓標や墓石、墓碑・墓誌などは、なんとなくは想像できるものの、ハッキリとした違いがわかりにくいですよね。

「墓碑には何を刻みますか?」

「墓石の形はどうしましょう?」

お墓を購入する際にこれらの言葉を知らなければ、その場で戸惑い交渉もスムーズにいきません。

そこで、この記事では

  • 墓石と墓標の違いとは?
  • 木の墓標を設置する方法
  • 墓誌・墓碑とは

以上の内容で解説していきます。

これらの類語の知識を学ぶことで、墓石を購入する際の交渉や選択などに役立ちます。

少し読むことで理解できる簡単な内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 墓石と墓標の違いとは?
  2. 木の墓標を設置する方法
  3. 墓誌・墓碑とは
  4. まとめ

墓石と墓標の違いとは?

AとBを比べるオペレーターの女性

墓石と墓標の違いは何なのか?

ここでは墓石と墓標の意味をそれぞれ解説します。

一般的に活用される語句の意味は、しっかり抑えておきましょう。

墓石の意味

墓石とは、お墓に使われる石材全てを指します。

棹石はもちろん、土台になる石板や石塔、五輪塔などお墓に使われる一般的な石材も墓石となります。

墓標の意味

墓標には大きく分けて3つの意味があります。

ここでは、3つの意味について解説していきます。

①お墓の総称

墓石は、外柵や石碑、墓誌などをのお墓に含まれる石材全てを指すと説明しました。

墓標はさらに、墓石全てを含んだお墓の総称となります。

墓標という大きな枠の中に墓石があるというとイメージがしやすいかもしれません。

寺院や霊園において、お墓参りをするための場所の標しという意味でもお墓を建立します。

②故人の俗名や戒名・没年月日を記した墓誌

故人の俗名・戒名や没年月日が刻まれている墓誌が、墓標と表されることがあります。

しかし、この意味での墓標はあまり使用されていません。

墓誌はお墓の横に建てられるのが一般的です。

墓地のスペースによっては墓誌を建てることが難しい場合もあります。

③木でできてている仮のお墓

事情があり墓石をすぐ建てることができないが、納骨せざるを得ない場合があります。

そのときに墓石の代わりに立てておく標しを、墓標といいます。

この意味での墓標は、木製素材の木標が一般的です。

角塔婆と言われる四角柱のもの、五輪塔の形を簡略化したものなどがあり、5大構成要素を意味する梵字と戒名が書かれています。

石材業者が墓標という言葉を使う場合は、この意味を指すことが多いです。

まとめ:墓石と墓標の違い

  • 墓石とお墓の総称の意味の墓標の違い

    墓石と墓標は、全体とその中のパーツとの違いです。

    墓石がお墓の中に含まれる石材を使った部分。

    墓標は墓石を含めたお墓の全体を指します。

    なので墓石は墓標とほぼ同じ意味で捉えられます。
  • 墓石と故人の俗名・没年月日を記した墓誌を意味する墓標の違い

    故人の俗名や戒名・没年月日を記したものを墓標とされていますが、現代ではそれらを記す墓誌が存在しますのでこの意味での墓標はあまり耳にしません。

    ちなみに墓誌も墓石の一部となるため、意味合いとしてはほぼ同じです。
  • 墓石と木でできている仮のお墓という意味の墓標の違い

    この意味での墓標は仮のお墓の標しとなり、その点では墓石と同じです。

    しかし、墓標は木製、墓石は石でできており、材質が異なります。

木の墓標を設置する方法

ノートパソコンをもって紹介ているビジネスウーマン

この章では前述した墓標の3つ目の意味について、詳しく解説します。

墓石を建てる前の仮のお墓となる木の墓標は、どのタイミングで建てられ、費用はいくらかかるのでしょうか。

お墓を建てる際の計画に必要な知識になりますので、抑えておきましょう。

木の墓標はいつ建てる?

墓石を決めかねている場合や、望んでいる墓石が手に入るまで時間がかかる場合など、何らかの事情で墓石がすぐに建てられない状況もありえます。

その際は、家で遺骨を供養するのが一般的です。

しかし骨壷を置くスペースを家の中で確保するのもなかなか難しいことでしょう。

その時は墓石が設置される前に墓地に納骨をし、木の墓標を建てて仮のお墓とします。

つまり木の墓標を建てる時期は、墓地に納骨してから墓石を建てるまでの間です。

費用

木の墓標の価格相場は、10万円程度です。

木製のため、お金をかけたからといって長い間使用すると、劣化してしまいます。

なるべく早く墓石を建てるよう努めましょう。

木の墓標は必要?

墓石をすぐに建てることができない場合でも、遺骨を家に置いて置けるスペースがあるようなら、木の墓標は必要ありません

土葬であった時代は墓地に埋葬する必要があったため、墓標を建てることが一般的でした。

現代は火葬が主流のため、家で保管する方が増えています。

墓誌・墓碑とは

開いた本の上に置かれた虫眼鏡

墓誌と墓碑、言葉だけ聞くと似ているように聞こえますが、2つは異なるものです。

ここでは墓誌と墓碑について解説したいと思います。

墓誌とは

墓誌とは、お墓の石塔の横などに併設され、故人の戒名、生前の名前、没年月日などが刻まれた板石のことです。

墓誌は霊標・戒名板・法名碑などとも呼ばれます。

墓誌は必ずしも設置しなければいけないものではありません。

墓誌を設置するのに考えられるケースは以下の通りです。

  • 墓石に彫刻するスペースがない場合
  • 墓石の構造上、彫刻できない場合
  • 墓石自体に彫刻したくない場合

以上の理由により墓誌は設置されます。

ですがあくまでもこれはお墓のスペースに余裕があった場合の話です。

また一般的には墓誌と呼ばれますが、地域によっては墓標と呼ばれることもあります。

石材店に訪れた際は確認しておきましょう。

墓碑とは

墓碑とは、「〇〇家之墓」、故人の故人名、戒名などが刻まれ、お墓の中心に置かれたメインの墓石のことを指します。

お墓参りをする際に合掌するのがこの墓碑です。

墓誌が記録である一方、墓碑は標しになるだけでなく、参拝の拠り所となります。

まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで墓標と墓石の違い、墓誌・墓碑などの似た言葉の違いについて書いてきました。

この記事のおさらいをすると以下の通りです。

  • 墓石はお墓に使われている石材全て

  • 墓標にはお墓の総称、墓標、木製で作られた仮のお墓といった3つの意味がある

  • 木の墓標は、墓石が建てられるまでの間、10万円程度で建てられる

  • 墓誌とはメインの墓石の横に併設され、故人の戒名、生前の名前、没年月日などが刻まれた板石

  • 墓碑とは「〇〇家之墓」、故人名、戒名などが刻まれ、お墓の中心に置かれたメインの墓石

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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