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墓石の価格はいくら?地域・種類で価格を比較!安くする方法も紹介
更新日:2023.11.24 公開日:2021.06.18
墓石の価格はどのくらいが相場なのかを考えたことはありますか?
墓石の価格はお墓を建てる費用に大きく影響してきます。
この記事では、墓石の価格について詳しく説明します。
また、墓石を建てない供養方法と価格比較も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 墓石の平均相場ってどのくらいなの?
- 実際に墓石の価格比較
- 墓石の価格はどのように決まる?
- 墓石の適正な価格を見極める方法
- お墓に必要な費用は墓石だけじゃない
- 墓石を建てる以外の供養方法と価格比較
- 墓石の価格比較のまとめ
墓石の平均相場ってどのくらいなの?
周りの人は、一体どのくらいの価格で墓石を購入しているのでしょうか?
日本全国の墓石の平均購入価格は約120万円になります。
この価格は、墓地代を除いた価格になります。
使用する石材や、地域によって価格が変動していきます。
実際に墓石の価格比較
実際に墓石の価格比較を行ってみたいと思います。
地域別で比較
まずは、地域別で墓石の価格を比較してみましょう。
地域別での墓石の購入価格の相場が以下になります。
地域 | 相場 |
北海道・東北地方 | 約150万円 |
関東地方 | 約170万円 |
近畿地方 | 約120万円 |
中国地方 | 約100万円 |
九州地方 | 約200万円 |
地域によって相場が異なっていることがわかります。
九州や関東地方が比較的高い価格になる傾向があるようです。
石材別で比較
今度は石材別で価格を比較してみましょう。
以下にある価格は石材のみの比較となっており、石材以外のオプションはほぼ同じものになります。
石材 | 相場 |
白御影石(中国産) | 約40万円 |
アーバングレー(インド産) | 約50万円 |
大島石(国産) | 約100万円 |
白御影石はとても人気のある石材で、流通量も多いため比較的安く取り扱われています。
大島石のような国内産石材は、海外産の石材と比べて価格が高くなっていることがわかります。
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墓石の価格はどのように決まる?
墓石の価格には大きな幅があります。
なぜ墓石の価格にはこんなにも幅があるのでしょうか。
ここでは、墓石の価格が決まるポイントについて説明します。
石材の種類
墓石には約300種類以上の石材が存在します。
そして、各種類によって価格が異なってきます。
石材の種類によって価格が異なる理由は、2つ考えられます。
1つ目の理由として、石の「硬度」が挙げられます。
石は種類によって硬度が異なり、石の硬度が高ければ高いほど、加工するのに時間がかかってしまいます。
しかし、石の硬度が高ければもちろん耐久性も高くなりますので、石材の品質評価は高くなります。
2つ目の理由としては、石の「吸水性」が挙げられます。
石には水抜けが良い石と悪い石が存在します。
石の吸水性が高いと水を吸収しやすくなるので、石の中の鉄分と反応して錆が出ることがあります。
また、墓地が寒冷地の場合には吸った水が凍り、石が割れる原因にもなります。
では、硬度が高く、吸水性が低い石材が高価なのかといわれると必ずしもそうではありません。
石材の価格は需要に影響を受けるため、生産量が少なくなるほど希少価値がついて高値で取り扱われます。
墓石の大きさ
墓石は大きさによって価格が異なってきます。
墓石が大きければ大きいほど、多くの石材を使用するので、価格が高くなります。
デザイン墓石のような完成した墓石の形が小さくても、使用された石材の量が多ければ、費用が高額になることがあります。
墓石の形として和型と洋型がありますが、同じサイズであれば比較的洋型は石材の量を少なくすませることができます。
石材の加工の有無
墓石には様々な加工を施すことができます。
「すりん」と呼ばれる、棹石と上台の間に加工を施す墓石が多く見られます。
お墓の水はけをよくするための「水垂加工」、高級な雰囲気を作り出せる「蓮華座」などもあります。
これらのような加工の有無によって価格は変化していきます。
また、加工を依頼する場所が国内か海外かによって加工の費用は変動していきます。
一般的に国内で加工する場合の方が海外で加工する場合と比較して、費用が高くなる傾向があります。
石材店の指定があるかどうか
石材店には指定石材店制度という制度があります。
指定石材店とは霊園や寺院にお墓を建てるとき、霊園や寺院が「墓石はこのお店で購入するように」と指定した石材店のことです。
ただ、指定石材店制度があるのは民営霊園と寺院墓地だけです。
では、なぜ石材店が指定されていることが墓石の価格変動に繋がるのか。
「石材の価格が高い」「加工に高い費用がかかる」などの直接的な理由ではありません。
石材店が指定されている場合、墓石の石材の種類・加工など見積もった値を他の石材店と自由に価格比較することができなくなってしまいます。
墓石の価格比較ができないと、同じオプションでも「他の石材店の方が安くすんだ」なんてことも起こってしまうかもしれません。
墓石の適正な価格を見極める方法
墓石の石材やデザインを決めると、見積もりが提示されます。
その見積もりが適正かどうかを判断する方法をご紹介します。
石材の産地証明書を発行
産地証明書とは、その名のとおり石材の産地を証明する書類になります。
石材は国内か海外、国内の中でも地域によって価格が異なります。
その地域の相場と比較して、見積もりの価格が大きく外れている場合は注意しましょう。
墓石の加工の工程を説明してもらう
加工費用は加工を行う場所に価格が依存します。
なので墓石がどのような加工を経て、完成するのかを知っておくことはとても重要なことになります。
同じ条件で見積もりを複数社からとる
同じ石材、同じデザインで複数社から見積もり比較することで、提示された墓石価格が適正であるのかを見極めることができます。
価格比較を行うことで、最安値で墓石を購入できるかもしれません。
1つ注意しなければならないことがあります。
それは、お墓を建てる霊園や墓地が石材店を指定しているかどうかです。
上記でも説明したとおり、霊園や寺院墓地などが石材店を指定していると、その指定された石材店でしか墓石を購入できなくなってしまいます。
不安な方はお墓を建てる霊園などから検討すると良いかもしれません。
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お墓に必要な費用は墓石だけじゃない
お墓を建てるにあたって、建てる本人が負担する費用は墓石の価格だけではありません。
土地の広さなどによって費用は大きく変化していきます。
そのため、全体にかかる費用がわかりにくくなってしまうのです。
以下で、お墓を建てる費用の内訳を説明します。
墓石代
墓石代とは、棹石・外柵・カロートなどの石材一式を含んだ費用となります。
また、墓石の彫刻料・工事代金・花立などの金属付属品も墓石代に含まれています。
墓石に対して、追加で加工などを施す場合でも墓石代の総額は変化していきます。
永代使用料
お墓を建てる際には、墓地や霊園に土地を借りなければなりません。
借りた土地を使用するにあたって、墓地や霊園に対して永代使用料を支払います。
年間管理費
お墓は墓地や霊園に定期的に管理してもらう必要があります。
管理費は施設の清掃や光熱費等に使用されることが多いです。
墓石を建てる以外の供養方法と価格比較
故人を供養する方法は墓地に墓石を建てるような一般墓だけではありません。
以下では、墓石を立てずに故人を弔う方法をご紹介し、各費用を比較していきます。
樹木葬
樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を墓碑とするお墓です。
樹木葬は一定期間を過ぎると他の方の遺骨と一緒に埋葬(合祀)されるためと取り出せないという特徴があります。
墓石を設けないので、比較的費用を安く済ませることができます。
樹木葬の費用は約20万円〜となっています。
納骨堂
納骨堂とは、故人の遺骨を収蔵することができる施設です。
利用者は個人や家族といった単位で遺骨を収蔵することができます。
納骨堂を利用する方々の特徴として、お墓の継承者がいないということがあります。
納骨堂の費用は約30万円〜となっています。
永代供養
お寺や霊園にお墓を永代に渡って、管理してもらうことを永代供養と言います。
永代供養では一定の期間を過ぎると、合祀されるを知っておきましょう。
永代供養の場合も、一般墓と比較して費用が安くなることが多いです。
永代供養にもプランがたくさんありますが、合祀墓と呼ばれるものは約10万〜30万円と言われています。
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墓石の価格比較のまとめ
今回の記事では、墓石の平均相場から価格の比較までを紹介いたしました。
墓石の価格について少しでもお分かりいただけたでしょうか。
この記事をまとめると以下のようになります。
- 墓石の平均相場は130万円
- 墓石の価格は石材、大きさ、加工有無によって変わる
墓石の平均相場は130万円という数字がありますが、その金額で購入できると言えるわけではありません。
価格相場は地域によって異なります。
また、どのような墓石を建てるのかによっても大きく価格が異なります。
どの石材を使用し、どういった加工を施すのか、全て皆様次第となります。
お墓は長く使われるものになるので、納得のある金額で購入するようにしましょう。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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