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法事法要

法要はどのくらい時間がかかる?日程の決め方や遅刻時の対応も解説

更新日:2022.11.21 公開日:2021.10.12

回忌

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

記事のポイントを先取り!

  • 法事の所要時間は4〜5時間
  • 法事は午前中によく行われる
  • 法事の日程は六曜に配慮する

法事にかかる時間は、特に参列する側としてはぜひ知っておきたいでしょう。
法事の所要時間を知っていれば、当日に何かあった場合に対処しやすいです。

主催者側も法事の日程の決め方を知っていれば、事前準備の際に色々と役立つでしょう。
そこでこの記事では、

  • そもそも法事とは何のための行事なのか
  • 法事の一般的な所要時間の長さ
  • 法事を行う時間帯は決まっているものなのか
  • 法事を催す際の日程の決め方やポイント

以上の内容で解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。



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  1. 法事とは
  2. 法事の所要時間
  3. 法事の時間に決まりはある?
  4. 法事の日程の決め方
  5. 法事に遅刻した時の対処法
  6. 法事の時間まとめ
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法事とは

ノートパソコンをもって紹介ているビジネスウーマン

法事とは亡くなった方を偲び、ご冥福を祈るために行われる弔事のことです。
法事は読経や焼香からなる「法要」と、参列者などをねぎらう「会食」からなります。

またお墓参りやご遺骨の納骨も、法要の後に行われるケースも非常に多いです。
法事は四十九日や一周忌など、故人が亡くなった後の節目に合わせて行われます。

四十九日など大規模に行う場合は、ご遺族やご親族・親しい友人が集うのが一般的です。
三回忌以降になると、ご遺族や故人に近いご親族が中心になります。

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法事の所要時間

水色の壁紙に半分見切れた白いアナログ時計

法事の所要時間は、法要後に行うことや参列者の人数によって変わってきます。
会食まで行った場合は、全体で4~5時間程度かかるのが一般的です。
より具体的には、以下の通りになります。

  • 法要:1時間前後(最初の15~30分がお坊さんの読経・残りの時間で参列者の焼香)
  • お墓参り:30分程度(納骨を行う場合は1時間程度)
  • 会食:1時間半~2時間程度

会食まで行わない場合は、長引いたとしても2時間程度で終了です。
法要ではお坊さんの法話が行われるケースもあり、お坊さんによって5~30分程度と変化します。

お寺から会食の会場への移動時間も発生するでしょう。
実際に法事当日の日程を組む際は、移動時間も考慮しましょう。

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法事の時間に決まりはある?

クエスチョンマークが書かれた積み木が3つ積まれている

法事の時間を決める際、特別な決まりなどがあるのかについて気になる方もいるかと思います。
法事が行われる時間帯についても、詳しく見ていきます。

特に決まりはない

法事を行うべき時間帯には、特別な決まりはありません。
午前中からお昼にかけて行われるものと思われている方が多いかと思います。
しかし実際には午後や夕方、夜間にかけて行うケースもあります。
法事の時間は、ご遺族や参列者の都合と、お坊さん側の予定を調整して最終的に決定します。

ただお寺によっては、法事を午前中のみで受け付けているところもあります。
事前によく確認しておきましょう。

午前中にはじめる場合

法事を午前中から始める場合は、一番最後に会食を行うことも考えましょう。
午後のあまり遅くならない時間に終わるように、開始時刻を調整します。
開始時刻としてよく見られるパターンが、10時か11時です。

上記のいずれかの時間で始めた場合、終了時刻は遅くて14〜15時程度になります。
参列者が遠方から来る場合は、前日に宿泊した上で当日に合流することになるでしょう。
前泊が必要な参列者がいる場合は、交通費や宿泊費をお渡しする必要があります。

午後からはじめる場合

午後から法事を始める場合は、会食を行う時間の調整も重要です。
正午のすぐ後に始めると、参列者が昼食をとってあまり時間が経たないうちにまた食事をとることになります。

参列者に負担をかけないためにも、昼食が終わってひと段落した時間から始めるのがおすすめです。
午後から開始する場合、家によっては夜間の法事になるケースもあります。

夜間に行う場合は夕方ごろから始め、法要終了後に夕食を兼ねた会食という流れになるでしょう。
ただ夜間の法事は受け付けていないお寺も多いため、お坊さんと事前によく相談した方が無難です。
また、参列者の帰宅時間があまり遅くならないように配慮が必要です。

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法事の日程の決め方

カレンダーと鉛筆を持つ手

法事を主催する施主やご遺族としては、準備する際の日程調整は非常に重要です。
法事の日程を決めるには、いくつか考えておいた方が良い点があります。

六曜を把握する

法事の日程を決める際は、「六曜」についてあらかじめ理解しておくべきでしょう。
六曜とは、中国で生まれた1日の吉凶や運勢にまつわる考え方です。

日本でもカレンダーに日付とともに記載されており、特に冠婚葬祭の日程を決める際に用いられます。
「先勝・友引・前負・仏滅・大安・赤口(しゃっこう)」の6つからなります。
弔事では、大安や友引の日は避けられることが多いです。

六曜は仏教の考え方とは直接関係がないため、友引の日に法事を行っても問題はありません。
ただ実際の問題として、ご親族や参列者の中には六曜を気にする人もいます。
準備も含めて無難に法事を行うためにも、大安や友引といった日は極力避けるべきです。

前倒しは可能

法事の日程を決める際、故人の命日当日に行うことが最も理想とされています。
ただ実際には、命日の当日が平日になるケースが多くなります。

平日に行える場合は、仕事や学校などで参列できない人も多くなります。
平日の開催が難しい場合は、前倒しで土日祝日に行うのがおすすめでしょう。
法事を行うべき期間は、命日の1ヶ月前から当日となっています。

1ヶ月間の土日祝日で、人が集まりやすい日を開催日とするのが望ましいです。
一方故人の命日より前に法事の開催が難しい場合もあるでしょう。

その場合は、命日を過ぎた後の都合がつく日に開催しても良いという考え方もあります。
ただ伝統を重んじて、「法事などは命日より前に行うべき」と考える人もいます。
前もってご親族やお寺にきちんと事情を説明した上で、了解をとった方が良いでしょう。

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法事に遅刻した時の対処法

人差し指を立ててこちらを向いている女性

法事に参列する際、途中の交通事情などが原因で遅刻してしまう場合も考えられます。
もし法事に遅刻した場合は、以下のような方法で対処すると良いでしょう。

遅れてでも参列するのがマナー

法事の開始時刻に遅れる場合は、間に合わなくても参列するのが基本的なマナーです。
特に30分~1時間程度の遅れであれば、予定通りに法事が行われる会場へ向かうと良いでしょう。

開始時刻に間に合わなかったにしても、故人やご遺族を思う気持ちの方が大切であるためです。
開始時刻から大きく遅れそうな場合は、ご遺族に電話で大幅に遅刻しそうな旨を伝えるべきです。

法事の終わる時間に注意する

法事に遅刻してしまった場合、法事の終了時刻には注意するべきです。
特に法要では、参列者が1人ずつ故人に対して焼香を行います。


焼香は法要の開始から30分経ってから行われるケースが多いです。

焼香したいのであれば、遅刻の時間が30分以内になるように最善を尽くしましょう。
法事の開始時刻からあまりにも大きく遅れそうであれば、当日中の参列はあきらめます。

そして後日施主の都合の良い日に弔問すると良いです。
後日に弔問する場合も、まずは電話口で施主にお詫びしたうえで、日程調整を行います。

遅刻時の挨拶

遅刻して会場に到着したら、まずは受付係などに遅刻したことへのお詫びを伝えます。
受付が設けられていない場合は、中に入って施主やご遺族にお詫びを伝えます。

なおお詫びする際は、わざわざ理由を伝えなくても問題はありません。
遅れてしまったことに対する申し訳ない気持ちが伝わるようにすると良いでしょう。

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法事の時間まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで法事の所要時間や、日程の決め方などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 法事とは、故人を偲び冥福を祈るために行われる弔事
  • 法事の所要時間は、会食まで含めると4~5時間程度が一般的
  • 法事が行われる時間帯に決まりはないが、午前中のケースが多い
  • 法事の日程を決める際は、六曜に配慮する必要がある

これらの内容が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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