法事法要
三回忌のお供えにオススメのお菓子は?お供えの相場やマナーも解説
更新日:2022.11.08 公開日:2022.04.15

記事のポイントを先取り!
- 三回忌とは追善供養の一つ
- お供えのお菓子は日持ちのするものが最適
- お供え物の金額相場は3,000円〜1万円
- お供え物は法要前に施主に手渡しする
三回忌は、故人にとって大切な年忌法要の一つです。
その三回忌に相応しいお供えのお菓子とはどのようなものかご存知でしょうか。
そこでこの記事では、三回忌のお供えにオススメのお菓子について詳しく説明していきます。
この機会に、三回忌にお供えするお菓子の渡し方や注意点について覚えておきましょう。
お供え物の五供の意味合いについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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- 三回忌のお供えについて
- 三回忌のお供えの相場
- 三回忌のお供えの定番
- 三回忌のお供えにオススメのお菓子
- 三回忌にお供えのお菓子の購入場所
- お供え物を選ぶ際のポイント
- お供えで避けた方がいい品
- 三回忌でお供えのお菓子の渡し方
- 三回忌のお供え物のマナー
- お供えのお返し
- 三回忌のお供えのお菓子のまとめ
三回忌のお供えについて
三回忌とは
三回忌は、一周忌の次の法要になります。
故人が亡くなられてから満2年(数えて3年目)の命日、またその法要(法事)のことをいいます。
亡くなった日を最初の忌日として考えるため、翌々年は3度目の忌日となるからです。
こちらの記事で三回忌について解説しているので、ぜひご覧ください。
三回忌のお供えは供物
三回忌法要に持参するお供え物を「供物(くもつ、そなえもの)」といいます。
「供物」には「神や仏に供養のために供えるもの」という意味があります。
三回忌法要では供物を持参するのが本来のしきたりとされていますが、地域性や法要の規模によっては持参不要の場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
現金を包むこともある
近年では、供物の持参ではなく、現金を包むことも増えています。
理由としては、供物は重さや嵩があることや同じ種類の品物に偏ってしまうからです。
現金を包む場合は「御供物料(おくもつりょう)」といい、不祝儀袋に包みます。
法要開始前に施主に挨拶をし、直接手渡しましょう。
三回忌のお供えの相場
三回忌のお供えの一般的な金額の目安は3,000円から1万円です。
ただし、故人との関係によって相場は異なります。
故人と関係が近い場合は5,000円から1万円程度です。
友人や知人などの関係の場合は3,000円から5,000円程度とされています。
宗派や地域等によって金額相場は異なりますので、相談可能な参列者に事前に相談してみましょう。
供物料の金額の相場は親族(親、祖父母、孫、いとこなど)の場合1万円から5万円程度です。
友人や知人は3,000円から1万円程度が目安です。
こちらも事前に他の参列者に相談することが望ましいです。
こちらの記事でお供物料について解説しているので、ぜひご覧ください。

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三回忌のお供えの定番
お菓子
お菓子は、定番のお供えとなっています。
お供え物のお菓子は、日持ちのするものを選びましょう。
個別に梱包されていればお供えが終わった後に食べやすく、多い場合は他の方へも配りやすいため施主家族も困りません。
例としては、おかきやせんべい、羊羹、饅頭などの和菓子やクッキーやゼリー、マドレーヌなどの洋菓子が適しています。
お菓子は百貨店やデパートなどで購入できます。
果物
お供えの果物の定番は、バナナ・パイナップル・オレンジ・りんご・桃・メロン・キウイなどです。
特にお供えに選ばれることが多いのは季節のフルーツです。
お菓子の時と同様、果物の中でも日持ちのするものを選びましょう。
果物はスーパーや八百屋、百貨店、デパートなどで購入できます。
法要用の詰め合わせや盛りかご(バスケット)タイプのものなどを選ぶことで、準備の手間が省けるでしょう。
飲料
お茶やジュースなどの飲料は日持ちもするため喜ばれます。
故人がお酒を好きだった場合、個人が好んだお酒をお供えすることもあります。
飲料はお供え後に配りやすいため、消費に困りません。
花
お花をお供えとしてお渡しすることもあり、故人に供える花のことを「供花」ということもあります。
通夜や葬儀ではスタンド花が一般的ですが、法要の場合はフラワーアレンジメントや花束が基本となります。
法要会場へ届ける場合は、持ち帰る時のことを考えて、重い鉢のものは避けるようにしましょう。
基本的に四十九日までは白い花を贈りますが、三回忌では優しい色合いの花も添えて故人を偲びます。
故人が生前好んだ花を入れるのもよいでしょう。
お供えに用いられる花の種類は菊やユリ、キキョウ、カーネーションなどです。
線香・ろうそく
仏壇のお供えは、水、花、線香、ご飯、ろうそく、線香の6種類のお供えがあります。
その中でもろうそくは、仏様の知恵を表現しており、ろうそくの光を受けることで仏様の知恵を授かることができるといわれています。
また、お線香は香りとけむりが故人にとっての食事であるということや香りとけむりが俗世とあの世を繋げる橋渡しとなり仏様と対話ができるともいわれています。
このような理由からろうそくや線香は三回忌のお供え物に適しています。
特に人気があるものは、煙が少ないものや、香り付きのものになります。
こちらの記事で三回忌のお供えについて解説しているので、ぜひご覧ください。
三回忌のお供えにオススメのお菓子
三回忌のお供えにお菓子を選ぶ場合、どのようなお菓子が適しているのでしょうか。
三回忌にオススメのお菓子をその理由とともに紹介していきます。
クッキーの詰め合わせ
クッキーの詰め合わせは、小さな子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の方に人気のあるお菓子です。
日持ちしやすく小分けになっている場合が多いので、お供えしたあとに食べたり、配ったりするのに便利でしょう。
ようかん
ようかんは賞味期限が長いため、お供え物としても安心できます。
最近では小さめサイズの個包装になっているものや、手を汚さずに食べられる商品もあります。
常温保存もできるので、保管場所にも困りません。
和菓子でのお供え物としては、定番といっても良いでしょう。
バームクーヘン
生クリームが使用されたケーキなどは日持ちしないため、洋菓子を選択したい場合にはバームクーヘンがオススメです。
洋菓子の中でもバームクーヘンは比較的賞味期限が長く、お供え物のお菓子によく選ばれています。
煎餅
お供え物のお菓子としては、日持ちのするせんべいもオススメです。
小分けになっているものも多いため、後々遺族の方々が分け合って食べやすいでしょう。
ただし高齢の方が遺族に多い場合には、せんべいの硬さに配慮して選ぶ必要があります。
焼き菓子
焼き菓子は生菓子に比べて賞味期限が長いため、お供え物にも向いているといえます。
焼き菓子の中でも、故人が好きだったものや故人にゆかりのあるものを選ぶとなお良いかもしれません。
できれば小分けにされていて、個包装されたものがオススメです。
カステラ
日持ちがしやすく食べ応えもあるため、カステラは昔から法要の際のお供えのお菓子として選ばれています。
上品でありながら古くから馴染み深いお菓子なので、世代を問わず誰にでも喜ばれる傾向にあります。
あられ
あられは、古くから日本にあるお菓子です。
日持ちもしやすく、様々な味や形がセットになったものもあります。
三回忌のお供え物としては、個包装されているものがオススメです。
最中
あんこの有名なお菓子といえば、香ばしく焼き上げた皮にあんが詰まった最中です。
古くから多くの人に親しまれてきたお菓子なので、高齢の方にも喜ばれるでしょう。
個包装になっているものが多く、シンプルなお菓子のため好き嫌いも少なく、無難なお供えのお菓子といえます。

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三回忌にお供えのお菓子の購入場所
三回忌にお供えするお菓子は、どこで購入すれば良いのでしょうか。
購入場所それぞれの特徴や注意点について紹介していきます。
百貨店
百貨店でお供え物を購入するメリットは、店員に相談しながらニーズに合ったお供え物を購入できる点です。
知識のある店員から直接話を聞けるので、若い世代から年配の方まで、幅広い年代の方に喜ばれるお供え物が選べます。
ただし、百貨店は地方では少なく、大都市部に集中しています。
地方在住の方は身近に百貨店がないケースも多いため、他の場所での購入も検討してみてください。
菓子専門店
お供え物は、菓子専門店や和菓子、洋菓子専門店で購入する方法もあります。
果物からお菓子類まで様々な専門店があるので、購入したいお供え物によって専門店を探してみると良いでしょう。
また、普段はお供え物は取り扱っていない専門店であっても、事前に相談すれば予算などに合わせてお供え物のセットを作ってもらえるケースもあります。
インターネット
インターネット上のネットショップを利用して、お供え物を購入することも一つの方法です。
インターネットで購入するメリットは、いつでもどこでも手軽に購入することが可能な点です。
ネットショップから直接相手先に届けてもらうことも可能なうえ、送料込みや送料無料の商品も数多くあります。
コロナ禍の中、外出や直接人と接することを避けている近年の状況では、ニーズも高いと考えられるでしょう。
スーパーマーケット
近親者のみで行う法要なら、気軽にスーパーマーケットでお供え物を購入しても良いでしょう。
しっかりと包装されて販売されているお供え物も多いので、時間のない忙しい方にもオススメです。
ただしお供え物の種類は、最も無難なものになりやすいといえます。
目上の人や仕事関係の方などにお供え物を用意する際には、チープな印象を持たれる可能性もあるため注意してください。

お供え物を選ぶ際のポイント

ここでは、お供えのお菓子を選ぶ際の注意点について紹介します。
お供え物のお菓子の金額相場なども説明するので参考にしてください。
消えものを選ぶ
三回忌のお供えの定番として、一般的には「消え物」と呼ばれる、お供え後に残らない消耗品や飲食物がよいとされています。
これは残るものを贈ってしまうと「悪い縁を後に引きずる」ということを連想させるためです。
そのため、長く残るような食器類などは選んではいけません。
昔からの風習を大切にする方もいるため、消え物を選ぶのが無難です。
消え物の中でも、故人が好きだったものを贈ると喜ばれるでしょう。
日持ちする食品を選ぶ
お供え物はしばらくの間お供えをするため、食品であれば日持ちするものを選びましょう。
最低でも賞味期限が1~2週間以上あるものがよいです。
特に夏場は傷みやすいため、傷みにくいような種類を選択する方が贈られた側は助かります。
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お供えで避けた方がいい品
傷みやすい品物
お供えのお菓子を選ぶ時のポイントは、傷みやすいお菓子を避け、日持ちするものを選択することです。
お供え物は仏壇にしばらくの間お供えされます。
お菓子の賞味期限は最低でも、1〜2週間あるものを選びましょう。
特に夏場は湿度や気温が高く、傷みやすい環境になるので注意が必要です。
殺生を連想させる品
仏教において殺生は悪いこととされています。
そのため、肉や魚類は殺生を連想させる品物は避けましょう。
乾物で日持ちがするビーフジャーキーやするめいかなどであったとしても、殺生を連想させるという点でお供え物には不向きといえるでしょう。
トゲや香りのある花
花をお供えに選ぶ場合、トゲのある花や香りの強い花はふさわしくないとされています。
香りのある花を選ぶ場合は、弔事用であることをお店に伝えれば香りの処理をしてくれますので相談してみましょう。
重いもの大きいものは避ける
お供え物を選ぶ時は、重いものや大きいものは避けることが大切です。
重いものや大きいものだと運ぶのに苦労するのと同時に、仏壇に飾る時にもスペースを多く取ってしまいます。
どのようなものを選べば喜ばれるのかだけでなく、置く場所や遺族の方の負担などに配慮しながらお菓子を選ぶことが大切です。
派手なものは避ける
たとえ故人が好きだったものだとしても、派手な色合いのパッケージや箱、キャラクターものなどをお供えすることは避けるべきであるとされています。
どうしてもこのような派手なものを贈りたい場合には、事前に遺族に相談してお供え物として贈っても良いのか、承諾を取っておく必要があるでしょう。
相談せずに贈ってしまうと、大変失礼になる場合もあるので注意してください。

三回忌でお供えのお菓子の渡し方
ここでは、三回忌にお供えするお菓子の包み方や渡し方のマナーについて紹介します。
お菓子の包み方
お供えのお菓子の包装紙は、できるだけ地味な色合いやシンプルな柄のものを選びましょう。
色は紫や灰色が一般的で、柄は無地のものがオススメです。
弔辞用であることを店員に伝えれば、三回忌法要に相応しい包装をしてもらえます。
ちなみに、慶事や贈り物に使われる飾りの熨斗(のし)は不要です。
弔事では、熨斗のついていない掛け紙を使用するのがマナーのため覚えておきましょう。
掛け紙は、黒白もしくは双銀の水引がプリントされているものを使うのが一般的です。
地域によっては黄白の水引を使用することもあります。
また、遺族が送り主を一目で確認できるように、包装紙の上から貼る外熨斗が良いでしょう。
三回忌のお供え物では、表書きは「御供」または「御供物」と記載し、送り主の名前を記載します。
墨の濃さは通常の黒で問題ありません。
お供え物にメッセージカードや手紙を添えると、より丁寧な印象になりオススメです。
お菓子の渡し方
お供えのお菓子は、地味な色合いの風呂敷に包んで持参するのがマナーです。
法要が始まる前のタイミングで、施主に手渡しするのが良いでしょう。
また、受付が設けられているケースなら、受付のスタッフに渡します。
お供え物を渡す時は、風呂敷や紙袋から出して渡すことがマナーになるので覚えておきましょう。
三回忌法要に招待されたものの参列できない場合は、法要前に直接お供え物を渡すか郵送するのがオススメです。
お供え物を郵送する場合は、郵送によって熨斗紙が傷ついたり、剥がれたりすることを防ぐために、内熨斗で包むのが一般的です。

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三回忌のお供え物のマナー
のしではなく掛け紙を使う
「熨斗( のし)」とは、贈答品につける飾り物のことをいい、熨斗と水引がつけられた、もしくは印刷された紙を「熨斗紙」といいます。
熨斗紙は慶事にのみに使用され、三回忌法要のような弔事に熨斗のない水引だけが印刷された「掛け紙」が使用されるので注意が必要です。
水引は黒白もしくは双銀の結び切りが一般的に使用されます。
一部地域では、黄白結び切りの水引を使用されることがあります。
こちらの記事でお供えののしについて解説しているので、ぜひご覧ください。
お供え物の書き方
三回忌は忌明け後の法要であるため、掛け紙に記入する墨の濃さは通常の黒で問題ありません。
掛け紙に表書きと贈り主の名前を記入します。
表書きは掛け紙中央の上段に「御供」または「御供物」と記載します。
名前は掛け紙中央の下段にフルネームで、表書きよりもやや小さい字で記載します。
連名でお供え物を渡す場合は、最大3名までとし、それ以上になる場合は、「○○○○(代表者の名前)外一同」と記載して、全員分の名前は別紙に記載してください。
別紙は白無地紙(半紙や奉書紙など)を使用します。
連名の名前を並べる順番は掛け紙、別紙ともに、目上の人が一番右にくるように書き、特に上下関係のない場合は五十音順で右から左へ書くようにします。
お供えを渡すタイミング
お供え物は汚れを防ぐために袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがマナーとされています。
袱紗がない場合は紙袋に入れて持参してもよいでしょう。
袱紗は黒やグレーなどの控えめな色のものを使用して下さい。
基本的にお供え物は、三回忌法要が開始される前に施主に渡します。
ただし、場合によっては、参列者自身で直接お供えすることや受付の係の方に渡すこともありますので、会場到着時に確認しておきましょう。
渡す際にはどの場面でも、お供え物を風呂敷や紙袋から出して「御仏前にお供えください」と一言添えて渡すとよいでしょう。
三回忌法要に招かれたものの都合により参列できない場合は、法要前に施主に直接渡すか郵送で届けます。

三回忌法要に参列しない場合
三回忌法要に招待されたけれど参列できない場合、お供えはどのようにして渡せばいいのでしょうか。
方法としては、訪問して直接渡すこともできますし、郵送することも可能です。
いずれの方法でも三回忌法要より前に遺族の手元に届くようにしましょう。
郵送の場合は、配送日を遺族に伝えておくと親切です。
三回忌法要に招待されていない場合
三回忌法要に招待されていない場合は、お供え物を渡してもいいのでしょうか。
三回忌法要は、家族や親族以外の参列者を招いて他の回忌法要よりも盛大に行います。
しかし最近は、ライフスタイルの変化などにより、家族だけで行われることが多くなってきました。
三回忌法要に参列しない場合は、お供え物は必ずしも渡す必要はありません。
しかし、故人と特に親しかったような場合は渡しても問題ないでしょう。
お供え物を辞退された場合
故人や遺族の意向でお供え物が辞退されることもあります。
三回忌法要の案内にお供え物は受け取らないという意味で、「供物辞退」とか「供物供花辞退」などと記載されている場合があります。
そのような場合はお供え物を渡す必要はありません。
一方、お供え物と供物料の双方を受け取らないという意味で、「ご厚志辞退」と記載されている場合もあります。
このような場合は、お供え物も供物料も渡す必要はありません。
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お供えのお返しの相場やふさわしい品物はどのようなものがあるのでしょうか。
引き出物の相場
三回忌でのお返しのことを「引き出物」と言いますが、引き出物の相場はどれくらいなのでしょうか。
考え方は香典返しと同じで、いただいた金額のおおむね3分の1から2分の1です。
後日改めてお返しをする場合の相場は以下となります。
5万円を受け取った場合は、お返しの相場は 1.6万円~2.5万円
3万円を受け取った場合は、お返しの相場は、1万円~1.5円万円
1万円を受け取った場合は、お返しの相場は、3,000円~5,000円
5,000円を受け取った場合は、お返しの相場は1,500円~2,500円
また、法要当日にお返しする場合は、一律の金額の品を渡すことになります。
三回忌法要の参列者にもよりますが、お供えの金額をおおむね1万円とすればそのお返しはおおむね3,000円~5,000円でしょう。
引き出物に適した品物
引き出物に適した品物には以下のものがあります。
お菓子
日持ちがするお菓子は、遺族からも喜ばれます。
個別に梱包されていると、配分がしやすく、かつ衛生的です。
定番としては、ようかん、まんじゅう、おかき、せんべい、クッキー、などがあります。
果物
季節の果物もお供え物として人気があります。
例えば、リンゴ、オレンジ、バナナ、パイナップル、桃、メロン、キウイなどです。
供花
法要ではアレンジメントや花束で渡すことが多いようです。
花の色は白い花が基本ですが、淡い色の花でも問題ありません。
例えば、ユリ、菊、キキョウ、カーネーションなどです。
ろうそく・線香
線香は故人にとっての食べ物となりますし、ロウソクや線香は自分の身を清めるものです。
また、線香の煙は、この世とあの世を繋ぐ橋渡しとなり、仏様とお話ができるとされています。
お酒・お茶・清涼飲料水
飲み物は世代を問わず喜ばれます。
引き出物の表書き
引き出物にはのし紙(掛け紙)をかけますが、のし紙の上の部分は、地域や宗派によって変わってきます。
「志」と書くのが一般的ですが、「粗供養」や「茶の子」などと書く地域もあるようです。
「志」は、法事のお返しや引き出物、香典返しの表書きとしてよく使われています。
「志」にはお気持ちという意味があり、仏教だけでなくキリスト教や神道でも使用されることがあるようです。
のし紙の下の部分には喪主の姓のみか、姓に「家」と記載します。
喪主と故人の姓が違う場合は、どちらの姓を書くのかは考えが分かれます。
どちらにするかは、家族や親族でよく話し合って書き方を決めるようにしましょう。
引き出物に使用する水引
水引とは、祝儀や不祝儀の際に贈答品や封筒に用いられる飾りのことです。
最近は、あらかじめ水引が印刷されたのし紙が使用されます。
法事の場合の水引は、黒白もしくは双銀のものを使用しますが、関西などの地域では黄白の水引が使用されます。
引き出物を贈るタイミング
三回忌の引き出物は、会食後のタイミングで喪主から参列者に渡すのが通常です。
本来は、参列者一人一人に感謝を伝えながら引き出物を渡すのが望ましいでしょう。
しかし、たくさんの参列者がいるので、会食の最後に全員に向かってあいさつをして持ち帰っていただくことが多いようです。
また、ホテルなどで会食が行われた場合は、参列者の食事のテーブルの下に置いておいてもらう方法もあります。
会食に出席しない人や、そもそも会食が行われない場合は、当日の法要が全て終了して参列者が帰る時に渡すのがいいでしょう。
お礼状を添えて贈る
引き出物は、三回忌法要にご参列いただいたことや、お供え物をいただいたことへの感謝を伝えるお礼状を添えて贈るといいでしょう。
挨拶状は印刷物を利用することが増えてきましたが、手書きの場合は、以下の点に注意が必要です。
- 縦書きにする
- 重ね言葉は使わない
- 句読点は使わない
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三回忌のお供えのお菓子のまとめ

ここまで三回忌のお供えにオススメのお菓子について、選び方や注意点を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 三回忌とは追善供養の一つであり、故人にとって大切な年忌法要である
- 三回忌のお供えに適したお菓子は、小分けされていて日持ちのするもの
- 関係性によって異なるが、お供え物の金額は3,000円~1万円程度が相場である
- 重くて大きいお供え物は避け、法要が始まる前に施主に手渡しするのがマナー
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。
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