お葬式
喪中での寒中見舞いの書き方は?文例やいつまでに出すのかについても解説
更新日:2021.12.08 公開日:2021.10.27
喪中の時期は、年末年始は年賀状ではなく喪中はがきを出すのが一般的です。
ただ、正月を過ぎて年賀状や喪中見舞いの代わりに寒中見舞いを出す際、ご自身や知人の方が喪中の場合はどうすれば良いのか悩みますよね。
今回は以下の各ポイントに沿って解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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寒中見舞いとは
寒中見舞いとは、正月が過ぎた後に相手の体調を気遣うために出す挨拶状のことです。
正月を過ぎると本格的に寒さが厳しくなってくるため、相手の健康が良好な状態であることを願って発送されます。
また事情があって正月に新年の挨拶ができなかった場合、年賀状の代わりにもなるものです。
喪中の場合も、正月以降に喪中はがきの代わりに出したり、喪中とは知らない相手から送られてきた年賀状への返信をしたりする際、寒中見舞いが使われます。
逆に喪中はがきを受け取った方が、喪中である方への返信の手段として使うケースも多いです。
そもそも喪中が何かを詳しく知りたい方は以下の記事もぜひご覧ください。
寒中見舞いはいつまでに出すの?
寒中見舞いを出す時期は、「松の内」と呼ばれる正月を祝う期間が終わってから、暦の上で春となる立春を迎える2月4日までの間とされています。
関東地方では1月8日から2月4日まで、関東以外の地方では1月16日以降から2月4日までに出すのが一般的です。
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寒中見舞いの書き方
寒中見舞いを書く際は、書くべき項目や注意点・マナーを解説します。
記載する項目
基本の寒中見舞い
- 相手へのお見舞いの言葉
- 相手へのお伺いの言葉
- 差し出す側の近況
- 相手の健康を願う言葉
- 寒中見舞いをしたためた年月日
喪中の方が寒中見舞いを作成する場合
- 相手へのお見舞いの言葉
- 相手へのお伺いの言葉
- 喪中であることのお知らせ
- 相手の健康を願う言葉
- 寒中見舞いをしたためた年月日
喪中はがきや寒中見舞いに返信する場合
- 相手へのお見舞いの言葉
- 服喪中であることに触れつつ相手の近況をうかがう言葉
- 故人のご冥福を祈ったりご遺族を励ましたりする文言
- 相手の健康を願う言葉
- 寒中見舞いをしたためた年月日
注意点
なお寒中見舞いを書く際は、何点か注意すべき点やマナーもあります。
まず書き方は縦書きが基本的であるため、数字も漢数字を使います。
加えて「拝啓・敬具」や「前略・草々」といった、丁寧な手紙でよく見られる頭語・結語も用いられません。
ほかにも句読点を使わない点も、重要なポイントです。
喪中の方に寒中見舞いを出す場合は、新年をお祝いする言葉である「賀詞」や、弔事で避けられるような忌み言葉は使わないようにします。
相手方のご遺族を気遣ったり、故人のご冥福を祈ったりする内容の文言をしたためると良いでしょう。
加えて、寒中見舞いを使用する際は、年賀状専用のはがきではなく普通の官製はがきなどを使用します。
すでに正月が過ぎているにもかかわらず年賀はがきを使われた場合、受け取った際に不快な気分になる方もいらっしゃいます。
寒中見舞いの文例
寒中見舞いを出す際、実際の書き方に迷う方もいらっしゃいますよね。
ケースごとに具体的な文例をいくつかご紹介しますので、実際に作成する上で役立てていただければ幸いです。
年賀状を出し忘れてしまった相手への寒中見舞い
まず年賀状を出し忘れてしまった相手に寒中見舞いを送る場合から見ていきましょう。
寒中のお見舞いを申し上げます
年末年始がかなりせわしなかったために 年賀状を出し忘れてしまったことをお詫びいたします
寒さが厳しくなってきておりますので 体調などにはお気を付けくださいませ
本年も変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます
令和四年一月
年賀状の出し忘れを理由に寒中見舞いをしたためる際は、年賀状を出し忘れてしまったお詫びも忘れずにしたためます。
喪中の相手への寒中見舞い
次に喪中の相手に寒中見舞いを出す場合も見ていきましょう。
寒中のお見舞いを申し上げます
喪に服されているとのことでしたので 新年の挨拶は遠慮させていただきましたが いかがお過ごしでしょうか
お父様のご逝去でお力を落とされていることとお察しいたします
寒さの厳しい時期ですが どうぞ健康にお気を付けくださいませ
令和四年一月
相手方のご遺族の気持ちに寄り添いつつ、気遣うような文言を心がけるのがポイントです。
喪中にいただいた年賀状への返信
さらに喪中の方が、喪中にいただいた年賀状への返信として寒中見舞いを出す場合の文例もご紹介します。
寒中のお見舞いを申し上げます
寒さが厳しい折ですが いかがお過ごしでしょうか
年始にはご丁寧な年賀状をいただきありがとうございました
昨年九月に父が逝去したことによる喪中につき 年頭のご挨拶は控えさせていただきました
ご連絡が行き届かなかったことをお詫び申し上げます
寒さが続くかと思いますがどうぞお体に気を付けてお過ごしください
本年も変わらぬ付き合いをよろしくお願いいたします
令和四年一月
いただいた年賀状への返信については、喪中であることを伝えていなかったことに対するお詫びも一緒に記すと良いでしょう。
喪中の人へ年賀状を出してしまったお詫びの挨拶
最後に、喪中の方に対して年賀状を出してしまったことへのお詫びの意味で出す場合もご紹介します。
寒中のお見舞いを申し上げます
この度はご服喪中と存じ上げず 年始のご挨拶状を差し上げてしまったことを心からお詫び申し上げます
お父様に対するお悔やみが遅れてしまったことについてお詫び申し上げるとともに 深くお悔やみ申し上げます
お力落としかと存じますが お心を強くお過ごしください
寒さが募っておりますが 健康にはお気を付けくださいませ
令和四年一月
年賀状を送ってしまったお詫びとともに、ご遺族を気遣う気持ちや故人へのお悔やみの気持ちも一緒に書くのがおすすめです。
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寒中見舞いのハガキの作り方
寒中見舞いのハガキは、無料のテンプレートやインターネットのサービスを利用する方法で、比較的簡単に作成できます。
無料のテンプレートを使用する
まず無料のテンプレートを使って作成する場合は、インターネット上で公開されているテンプレートを選んで印刷する方法が一般的です。
インターネット上の専用サイトなどで気に入ったテンプレートを見つけたら、Wordや寒中見舞いの作成ソフトなどにダウンロードします。
次に印刷に使う用紙を選んだうえで、イラストや文字などを入れましょう。
文章などが完成したら、プリンターを使って必要な枚数を印刷すれば準備完了です。
インターネットのサービスを利用する
スマホの専用アプリを使って、テンプレートの選定やデザインなどの作成を行う方法もあります。
スマホを利用する場合は、相手方への投函まで代行してもらえるサービスもおすすめです。
じっくり寒中見舞いを出しに行く時間が取れない方にとっても重宝するでしょう。
手順についても、公開されているテンプレートをダウンロードし、文言やデザインを入れた後、印刷や投函を業者に依頼するだけで済みます。
料金支払いの方法も、現金だけではなくクレジットカードやQRコード決済まで利用できるため、急ぎで依頼したい場合も安心です。
寒中見舞いへの返信方法
最後に寒中見舞いをいただいた際の適切な返信方法についてご紹介します。
必ず返信するわけではない
寒中見舞いについては、必ずしも返信が必要というわけではありません。
特にご自身も相手も喪中ではない場合は、わざわざ返信しなくても大丈夫でしょう。
加えてすでに年賀状を差し出したにもかかわらず、相手から年賀状をいただいていない場合も返信は不要です。
相手としては年賀状を返信しようとしているうちに正月が過ぎたため、寒中見舞いを送る形で年賀状の返信に代えたと考えて良いでしょう。
お互いに年賀状のやりとりを済ませたことと同じ意味になるため、特に返信しなくて大丈夫です。
一方でいずれかが喪中になっている場合は、相手に寄り添ったり故人にお悔やみしたりする意味も込めて寒中見舞いに返信します。
加えて喪中と知らずに年賀状を出した方に対しても、相手への気遣いの意味で返信すると良いでしょう。
返信をする際の注意点
いただいた寒中見舞いに対して返信する場合、いくつかの点に注意します。
まず寒中見舞いは立春を迎える2月4日までに出すものとされているため、遅くとも2月4日までに相手に届くようにするべきです。
2月4日を過ぎると「余寒見舞い」ということになるため、冒頭文を余寒見舞いに合わせたものとして書く必要も出てきます。
また返信の際は、いただいた寒中見舞いへのお礼も忘れずに書くと良いです。
実際にいただいて嬉しい気持ちを記しておけば、相手の方にも非常に喜ばれるでしょう。
なお返信する際も、寒中見舞いと同じく句読点や頭語・結語は使いません。
文例
合わせて寒中見舞いに返信する際の文例もご紹介します。
以下のような書き方で返信すると良いでしょう。
「寒中のお見舞いを申し上げます
先日はご丁寧なお見舞いをいただき 本当にありがとうございました
ご家族のみなさまが変わらずお元気に過ごされているとのこと 何よりでございます
こちらも風邪などに見舞われることなく 日々健やかに過ごすことができております
しばらくは寒さも続くかと思いますが 体調にはお気を付けくださいませ
令和四年一月」
喪中の場合も、基本的には普段と同じ返信の仕方と変わりません。
普通にお見舞いをいただいたことに対する感謝の気持ちを書くと良いでしょう。
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喪中の寒中見舞いまとめ
今回は喪中の寒中見舞いについて、書き方のポイントや注意点、返信など色々とご紹介しました。
今回の記事で触れてきた内容をまとめますと、以下の各ポイントの通りです。
- 寒中見舞いとは、正月が終わった後の時期に、相手の健康や体調を気遣って送るお見舞い状のこと
- 寒中見舞いを作成する際は、主に相手へのお見舞いや近況のお伺い、相手の健康を願う言葉を盛り込む
- 寒中見舞いを作るには、インターネット上の無料テンプレートを使う方法と、インターネットのサービスを利用する方法がある
- 寒中見舞いへの返信は、いずれかが喪中の場合は、返信するのが望ましい
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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