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お葬式

喪中の旅行はマナー違反?旅行がダメな理由や問題ない時期を紹介

更新日:2022.05.14 公開日:2021.11.07

喪中

○と×のプラカードを持って悩む男性

記事のポイントを先取り!

  • 喪中の旅行は基本的に避ける
  • 喪が明けてから旅行する
  • 近年は喪中に旅行する人もいる

近親者が亡くなった時、喪に服して身を慎む期間を、喪中と言います。

喪中の期間は、年賀状を控えるなど様々な行動を慎みますが、旅行も控えるべきなのでしょうか。

そこで、この記事では喪中に旅行をしてもいいのか、慣習や一般的な意見をご紹介します

喪中にやってはいけないこともまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 喪中とは
  2. 喪中に旅行はしてもいい?
  3. いつからなら旅行しても大丈夫?
  4. 喪中でも旅行する人は多い?
  5. 他に喪中でやってはいけないこと
  6. 喪中の旅行まとめ
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喪中とは

お墓参りで目を閉じで合掌する女性

喪中は、近親者が亡くなった時に喪に服す期間のことを言います。

喪中の間は、故人の死を悼んで身を慎み、派手な行動は避けます。

奈良時代や明治時代は法律によって、喪中期間の行動について厳しく決められていました。

現代は法律で規定されていませんが、昔からの慣習が現代でも残り、受け継がれています。

昔に比べると厳しくはないですが、喪中の間は、故人の冥福を祈って行動を慎みます。

喪中の期間は、近親者との関係の深さによって日数が分けられていますが、はっきりと決まっているわけではありません。

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喪中に旅行はしてもいい?

マスクをつけて悩む女性

派手な行動を慎む喪中に、旅行に行くのはいけないことなのか、悩む人も多いでしょう。

特に以前から計画していた場合は、キャンセルしなくてはいけないのか悩むでしょう。

喪中でも旅行をしても問題がないのか、喪中の旅行について解説します。

基本的に避けるべき

一般的な考えとしては、喪中の旅行は避けた方がよい、という風潮が強いです。

やってはいけないというわけではありませんが、喪中に娯楽として旅行に行くのは好ましくありません。


喪中は故人の死を悼んで行動を慎むので、お祝い事や遊行、娯楽は控えるのが一般的です。

結婚式、地鎮祭などのお祝い事の参加も避けるべきと考える方が多いです。

しかし近年は、価値観が多様化しており、喪中の期間中でも個人の判断で行動を決めている人も多いです。

旅行を避ける理由

明治時代は、「服忌令」という喪中の規定を定める法律がありました。

「服忌令」では、旅行は娯楽にあたるとして、喪中には避けるべきだと定められていました。

現代も、喪中の法律があるわけではありませんが、その慣習が残っており、喪中に旅行へ行くことは不謹慎という考えがあります。

以前から計画していた旅行の場合、キャンセルするのは残念かもしれません。

しかし、そういった場合は、喪中が明けたときに改めて行くなど、計画の変更を検討するのがおすすめです。

社員旅行や新婚旅行も控える

旅行といっても、いろいろな旅行があります。

なかでも社員旅行は自分が計画しない会社の行事としての旅行です。

もしかすると、新婚旅行の予定が喪中期間と重なってしまう場合もあるかもしれません。

喪中の旅行については、どんな形であっても基本的には控えるべきです。

そうはいっても、人間関係や立場の問題もあり、急なキャンセルはトラブルに繋がりかねません。

事前に会社に相談したり、家族に聞いてみるなど、話し合って決めましょう。

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いつからなら旅行しても大丈夫?

頭にクエスチョンマークを浮かべているスーツの男性の後ろ姿

旅行をキャンセルして計画をたてなおす場合は、いつから旅行をしても良いのか確認しましょう。

近親者が亡くなった場合、いつからなら旅行をしてもいいのか、喪中の期間はいつまでなのかを解説します。

喪中が明けたら問題ない

喪中が明けた時期でしたら、旅行に行っても問題はないでしょう。

喪が明けるのは、一般的に1年とされていますが、故人との関係性によって変わります。

喪中の期間については、次の項目で説明します。

喪中の期間

喪中がどのくらいの期間なのかは、故人との関係性によって長さが異なります。

故人との関係性別に、一般的な服喪日数をまとめました。

1つの目安としてご参考にしてください。

  • 父母:13ヵ月
  • 義父母:150日
  • 配偶者:13ヶ月
  • 娘、息子:90日
  • 兄弟姉妹:90日
  • 祖父母(父方):150日
  • 祖父母(母方):90日

これは明治政府が発布した「太政官布告(だじょうかんふこく)」をもとに、現在まで続いている慣習です。

同居する家族が亡くなった場合、現代においては一周忌までを喪中とすることが多いです。

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喪中でも旅行する人は多い?

青空の日に草原の丘を散歩している3人の高齢者女性

喪中に旅行に行くのは基本的には避けるべきですが、最近ではそこまで気にせずに旅行に行く人も増えています


喪中は娯楽を避けるべきとされていますが、やってはいけないという訳ではありません。

時代とともに考え方や周りの印象も変わってきます。

昔に比べて、旅行に行くのが簡単になったという環境の違いもあります。

喪中に旅行する理由について、詳しく見ていきましょう。

喪中を気にしない人が増えている

旅行のために準備をしてきた場合は、キャンセルするのも大変です。

人付き合いに支障をきたすという理由から、喪中でも気にせずに旅行をする人も増えています。

また不謹慎と思う方は以前に比べて少なく、「気持ちを切り替えるためにも旅行はしてよい」という考え方になってきているようです。

時代によって考え方が変化していきているため、喪中に旅行する人も増えています。

宗派・宗教によっては喪中がない

浄土真宗やキリスト教など、宗教や宗派が違うと、喪中に関する考え方も変わります。

浄土真宗には、喪中という概念がありません。

浄土真宗では、亡くなるとすぐに極楽浄土に行き、仏様になるという考えがあります。

そのため、遺族も喪に服さずに通常の生活を送ってよいと考えられています。

また旅行だけではなく、年賀状のやりとりなども行ってよいとされています。

以上の理由から、浄土真宗の場合は、喪中に旅行をしても問題ないでしょう。

また、キリスト教にも喪中という概念がありません

キリスト教にとって「死」は、忌み嫌うものではありません。

そのため、喪に服すという考え方もなく、通常通りに過ごします。

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他に喪中でやってはいけないこと

ばつ印を出している男性

喪中は、旅行以外にもやってはいけないことがあります。

具体的に何をやってはいけないのか確認して、喪中の期間を過ごしてください。

年賀はがきの郵送

喪中にやってはいけないことの1つが、年賀状を出すことです。

新年を祝う意味合いを持つ年賀状は、喪中の時には送りません。

ただし、長年年賀状をやりとりしている人に、何の連絡もなしで出さないのは失礼になります。

そのため、11月から12月の頭までに喪中ハガキを送ります。

年末に亡くなって喪中ハガキが間に合わない場合は、寒中見舞いで喪中であることの報告を行います。

お正月のお祝い

喪中にはお祝い事を行うのは控えるべきなので、お正月のお祝いも行いません。

玄関に門松やお正月の飾りを飾ること、おせちなどのお祝い膳、大勢での宴会は避けましょう。

また、お正月のご挨拶やお年玉も喪中では行いません。

お正月に慎ましく挨拶して、めでたいものを抜いた「ふせち料理」を食べて静かに過ごします。

お参り

初詣は、神様に新年の喜びを伝える意味で行います。

お祝いの行事なので、初詣も行わないのがよいでしょう。

正確には忌明けしていれば、神社に参拝することは問題ありません。

しかし、穢れを嫌う場所である神社に慶事の初詣を行うことはやめておく方が無難です。

結婚

喪中の間は、結婚式を行うことや、結婚式に参加することも避けます。

ただし、籍を入れるだけなら、喪中の間でも問題がないとされています。

籍だけを入れ、喪が明けてから式を挙げて新婚旅行に行くのが、気持ち的にもよいのでおすすめです。

宴会・パーティー

宴会やパーティに出席することは、慎ましい行為とは言えません。

喪中は派手な席への参加は控えるのがよいでしょう。

喪中に宴会に参加することはイメージが良くありませんし、周りの人が気を遣うかもしれません。

喪中は、故人を偲んだ慎ましい行動をとりましょう。

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喪中の旅行まとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまで喪中に旅行することの解説や、喪中のマナーなどを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると、以下の通りです。

  • 喪中の旅行は基本的に避ける
  • 喪が明けてからの旅行はOK
  • 最近は考え方が変わり、喪中に旅行する人も増えている

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(からさわ)

唐沢 淳(からさわ じゅん)

経歴

業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。

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