お葬式
喪中時に年賀状が届いたら?喪中はがきを受けた側の対応も解説
更新日:2021.11.17 公開日:2021.10.28

記事のポイントを先取り!
- 喪中はがきを送っても年賀状は届く
- 年賀状への返事は寒中見舞いが基本
- 喪中見舞いにも返事の方法がある
喪中には、年賀状を出すことができません。
そのため、喪中なのに年賀状が届いて返事をどうするべきかお困りの方も多いでしょう。
今回は喪中に年賀状が届いた場合の返事について、喪中はがきを受け取った側の対応とともにご紹介します。
- 喪中はがきは誰に対して発送するべきなのか?
- 喪中に年賀状が届いた場合の返事の仕方とは?
- 喪中の方に喪中はがきの返事をするには?
喪中に年末年始を迎える方の参考になる情報をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
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喪中時に年賀状を受け取ってもよい

喪中は年賀状を出さないことがマナーとされていますが、年賀状を受け取ることは問題ありません。
年賀状の代わりに出す喪中はがきは、あくまでも喪中で年賀状を出せないことの報告です。
相手方から年賀状が来ることを拒否するものではありません。
また、年賀状を送っていただきたい場合は、年賀状にその旨を記しても問題ありません。
スポンサーリンク喪中はがきは3親等以上や知人に出す

喪中はがきを出す際は、以下の相手に発送します。
喪中はがきを出す範囲
喪中はがきは故人から見て3親等以上のご親族や、故人と遺族の知人・友人などに出します。
3親等以上のご親族としては、故人の叔父・叔母やいとこなどが挙げられます。
故人の知人・友人については、故人と親交が深かった方には必ず発送しましょう。
特に故人の葬儀に参列できなかった方や、故人の訃報を知らない方にも忘れずに送るよう注意しましょう。
毎年年賀状のやり取りをしている方についても、喪中はがきが例年の年賀状の代わりとなるため送るべきです。
ビジネス関係で付き合いのある方にも送るようにします。
喪中はがきを出す時期
喪中はがきを送る際、誰に送るかに加えて発送する時期も重要です。
喪中はがきを受け取って年賀状を出すか判断する方も多いため、本格的な年賀状の時期より前の11月から12月上旬には送ります。
この時期は年賀状の準備期間でもあるため、送られた側も差出人が喪中であることをあらかじめ確認できるでしょう。
相手側も心の準備ができる分、11月中には出すのがおすすめです。
喪中はがきの投函が遅れた場合
もし様々な事情があって喪中はがきの投函が遅れた場合は、年越し後に寒中見舞いを発送する形で対応します。
寒中見舞いは、本来正月が過ぎた寒い時期(関東では1月8日以降、関西では1月16日以降)の挨拶状です。
しかし、喪中で新年の挨拶ができなかった場合の代わりとして出されることも多いです。
喪中はがきの投函が遅れてしまった場合も、寒中見舞いを通じて相手に挨拶することが可能です。
喪中であることと喪中はがきが遅れた旨をしっかり伝えると良いでしょう。
なお年末にご不幸があった場合も、寒中見舞いで喪中である旨を伝えます。
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喪中に年賀状が届いた時の返事

喪中で年賀状を受け取った場合の返事として、以下の方法があります。
寒中見舞いで返す
喪中で年賀状をいただいた場合、寒中見舞いで返事をするのが基本です。
返事をする際、年賀状のお礼や寒い時期に相手の健康を気遣う内容に加えて、喪中で返事が遅くなった旨も記します。
また喪中であることを知らずに年賀状を送ってきた方に対しては、喪中のお知らせが遅れたお詫びも伝えると良いでしょう。
なお寒中見舞いは、正月を祝う松の内が終わってから立春の間に出すのが一般的です。
松の内明けは、関東であれば1月8日、関西であれば1月16日です。
立春は年によりますが、2月初旬となるので、1月中には出すようにしましょう。
年賀状の返事の文例
年賀状に対して寒中見舞いを書く際、以下の文例を参考に記すのがおすすめです。
寒中のお見舞いを申し上げます
年始には温かいご挨拶をいただきありがとうございました
亡父○○の喪中につき年始のご挨拶を控えさせていただきました
旧年中にご挨拶するべきところ 遅れてしまいましたことを深くお詫び申し上げます
寒さが厳しい時期ではありますが 何卒ご自愛くださいませ
令和四年一月
寒中見舞いで返事をするときのマナー

寒中見舞いの形で年賀状への返事をする際、いくつか守るべきマナーや注意点があります。特に注意すべき2点についてご紹介します。
喪中に合った内容にする
まず喪中にふさわしい寒中見舞いの構成で記していくことが大切です。
季節の挨拶や相手への気遣いに加えて、喪中で新年の挨拶ができなかった旨を書いていきます。
具体的に、以下のような構成で返事するのがおすすめです。
- 季節のご挨拶
- 新年に年賀状をいただいたことへのお礼
- 喪中で新年の挨拶ができなかった旨
- 喪中はがきを出していない場合、喪中のお知らせができなかったお詫び
- 相手の体調や健康を気遣う一文
- 差し出した年月と差出人の氏名(年は元号表記で)
はがきや切手の種類
寒中見舞いで返事をする際は、はがきや切手の種類にも注意します。
郵便局では寒中見舞い専用のはがきを扱っていないため、私製はがきに63円の切手を貼って送るのが一般的です。
切手の種類についても、ソメイヨシノのデザインが入っている普通の切手を使います。
なお寒中見舞いには弔事の意味がないため、喪中はがきによく使われる花文様の切手は使わないようにします。
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喪中の方への返事

喪中はがきを受け取った側の対応についても説明いたします。
喪中はがきをいただいた場合、相手と深い交友関係にある場合は返事をした方が良いです。
主に以下の3通りの方法があります。
年始状
年始状は、新年の挨拶でおめでたい意味を込めない形式で出すものです。
喪中の方への新年の挨拶状としても広く使われています。
書き方としてはお祝いの言葉である賀詞を入れることなく、新年の挨拶のみを記します。
賀詞の具体例としては
- 謹賀新年
- 謹んで新年のお慶びを申し上げます
- 賀春
- おめでとうございます
などがあります。
近況報告についても、簡単に記すのがマナーとされています。
発送する時期は、元旦から松の内が終了する1月7日(関西では15日)までです。
寒中見舞い
正月が過ぎた時期に寒中見舞いで返事をする方法もあります。
正月中に忙しい場合、松の内が終わってからじっくりと返事をする上でおすすめでしょう。
内容としては、「寒中お見舞い申し上げます」で始め、季節の挨拶と故人へのお悔やみの言葉、寒い時期の健康を気遣う言葉を入れます。
発送する時期は松の内が終わった翌日から立春を迎える2月4日までとなります。
喪中見舞い
喪中見舞いの形で発送する方法もあります。
故人と親しい間柄にあった方や、喪中はがきで故人の訃報を知った方などが発送するケースが多いです。
喪中の方をお見舞いする意味があるため、お悔やみの気持ちをしたためます。
なお発送の時期は、喪中はがき受け取ったらできるだけ早めに贈りましょう。
年内に発送するのが一般的です。
スポンサーリンク喪中時の年賀状の返事まとめ

ここまで、喪中に年賀状をいただいた場合の返事についてご紹介しました。
今回の記事の内容をまとめると、以下の通りです。
- 喪中はがきを出しても年賀状は届く
- 喪中の年賀状には寒中見舞いで返事をする
- 喪中はがきへの返事は年始状など
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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