お葬式
家族葬に参列しない場合の香典は?香典以外の弔意の表し方も解説
更新日:2023.12.15 公開日:2021.11.10
近年は葬儀を少人数で行う、家族葬という方法を選ぶ方が増えています。
しかし家族葬についてのマナーや決まりについて、分からない方もいると思います。
そこで、この記事では家族葬に参列しなかった際の対応について解説していきます。
香典以外の弔意の表し方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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家族葬とは
家族葬とは、小規模で簡素な葬儀形式のことです。
一般葬との違いは、まず参列者の人数です。
一般葬の場合は、故人の親戚や友人・職場の方・近隣住民も参加します。
しかし家族葬の場合は、故人の家族と親戚が主な参加者になります。
家族葬が行われるようになった経緯として、価値観の変化があります。
一般葬のように大規模にしなくても、心がこもっていれば問題ないという価値観になりました。
また経済的な負担を抑えようとする理由で、家族葬を選択する遺族が増えています。
家族葬や参列者について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
家族葬の基礎知識|費用や流れ、メリットと注意点について
家族葬の参列者の範囲
家族葬の参列者の範囲は、遺族の意向によって変わります。
以下、ケースごとに解説していきます。
基本的に身内のみで執り行われる
家族葬は基本的に、遺族や親戚に限られることが一般的です。
ただし、遺族の意向によって参列者の範囲を広げることがあります。
友人・知人も参列できる
家族葬という言葉の意味を「家族だけで行う葬儀」ととらえがちですが、必ずしもそれだけではありません。
「家族以外はごく親しい人だけ呼びたい」ということで、家族葬と称する場合もあります。
したがって、家族葬に友人・知人が参列することは可能です。
ただし、「家族だけ」というご意向があれば、友人・知人は参列しないのがマナーです。
また、「ごく親しい人」の範囲は、家族が決めることですので、呼ばれていなければ、参列は控えるようにしましょう。
参加していい家族葬とは?
家族葬が、家族や親族だけ、もしくはごく親しい人に限って呼ぶ葬儀だということを踏まえると、家族がどのようなご意向かをくみ取る必要があります。
訃報の連絡を書面でもらった時、葬儀の日時や場所が書かれている場合は、「参列してほしい」とのご意向ですので、参列しましょう。
「ご参列はご辞退申し上げます」と記されていたり、日時や場所が書いていなかったりする場合は、参列しないのがマナーです。
連絡がない場合は、一般的には「呼ばれていない」と解釈した方がいいでしょう。どうしても参列したいので、ご家族に確認したいと思う人もいるでしょうが、「尋ねられること」が家族の負担につながりかねません。
葬祭業者が分かれば、業者に確認してみましょう。
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家族葬への香典は用意するべき?
香典はどのようにしたらよいのでしょうか。
参列する場合と、参列しない場合について解説します。
参列する場合
家族葬で参列の依頼があった場合、香典はどうすればいいのでしょうか。
香典辞退の旨が伝えられていなかった場合は、香典を用意しておくのが無難です。
また、状況が上手く把握できていない場合も用意しておきましょう。
香典は、その場ですぐに用意できるものではありません。
困ったら周りの人に相談するのが良いでしょう。
家族葬の香典の相場
家族葬の香典の相場は一般的な葬儀と大きな違いはありません。
以下は故人との関係別の香典の相場です。
- 両親:5~10万円
- 祖父母:1~5万円
- 兄弟姉妹:3~5万円
- 配偶者の両親:1~3万円
- 親戚:5000~3万円
- 友人・知人:5000~1万円
参列しない場合
参列しない場合、香典は用意するのでしょうか。
参列しない場合のマナーについて解説します。
基本的に香典は控える
家族葬に参列しない場合、香典は送りません。
香典を受け取ると、遺族は香典返しを送る必要があるので、負担をかけることになります。
供物や供花を送った場合も、返礼品が必要になるため注意しましょう。
参列できなかったので、弔問だけは行きたいと思う方もいるかと思います。
後日に弔問することはできますが、配慮が大切です。
参列の辞退があった理由として、参列者に対する対応を負担に思っていることがありあます。
そのため弔問においても遺族に確認してから行うようにしましょう。
遺族へ確認を取る
家族葬では、香典や供物・供花などは返礼品が必要になるので辞退する遺族は多いです。
辞退された場合は、送らないようにしましょう。
香典を辞退された場合、弔電を送ることがあります。
ただし、これも遺族に対する配慮が大切です。
弔電を送る際は、あらかじめ遺族に確認をとっておきましょう。
スポンサーリンク香典以外の弔意の表し方
香典以外の弔意の表し方は、どのようなものがあるのでしょうか。
方法ごとに詳しく解説していきます。
供花
供花を送ることで、弔意を表すことができます。
家族葬での供花の相場は、1万~2万円程度です。
高額なものにしてしまうと、遺族の負担になることがあるので気をつけましょう。
供花を送る場合、どんな花にすれば良いのかも重要です。
葬儀ではバラのようなトゲのある花や、祝い事を連想するような花は避けましょう。
供花を送る場所は、基本的には葬儀を行う斎場です。
自宅で葬儀をする場合は、自宅にしましょう。
供花の宛名は喪主の名前が一般的です。
不明な場合は、「〇〇家」「〇〇家ご遺族様」など遺族宛にしても問題ありません。
弔電
弔電の費用は、書かれた台紙の値段で変わります。
相場は3,000~5,000円程度です。
弔電は、訃報を知った直後に出しましょう。
一般的に通夜は故人が旅立った翌日、葬式は通夜の翌日に行われるため
家族葬の場合は、一日葬といい通夜を省いて葬式・告別式だけを行う方法もあります。
あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
弔問
葬儀に参列できなかった場合は、弔問をして弔意を表したいと考えるものです。
ただし弔問辞退の文言があった場合は、弔問も控えなければなりません。
弔問するタイミングは、早過ぎても遅すぎてもマナー違反になります。
葬儀が終わって、1週間くらい経過したタイミングで弔問することが望ましいです。
弔問する際は、事前に遺族へ連絡し確認をとりましょう。
また、弔問する時は、お供え物を持参するのがマナーです。
具体的なお供え物として、お菓子・お線香・お花が挙げられます。
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家族葬の参列マナー
家族葬に参列するときのマナーは、どのようなものがあるのでしょうか。
マナー違反を犯さないよう、参考にしてください。
情報を拡散しない
葬儀に呼ばれていない方に、情報を拡散することはマナー違反になります。
なぜなら、家族葬は小規模で故人を見送りたいと考えていることがあるからです。
また、故人の死をあまり周囲に知られたくないという事情があるかもしれません。
軽率に葬儀の話をしないようにしましょう。
服装
参列者は準喪服で参列しましょう。
もし喪主から「平服でかまわない」との連絡があったら、略喪服でも構いません。
具体的な服装の内容としては、男性なら黒スーツに黒ネクタイ、女性なら黒のアンサンブルやワンピースを着ていきましょう。
お焼香
家族葬の場合も、焼香の方法は一般葬と変わりません。
基本的には、喪家の宗派に合わせて行います。
正確な作法が分からないことも多いので、その場合は前の人と同じように行いましょう。
お悔やみの言葉
心のこもった、気遣いのある言葉なら基本的に問題ありませんが、忌み言葉を使わないよう気をつけます。
不幸が重なったり、再来したりすることを連想させる「重ね重ね」や「ますます」などや、「死ぬ」など直接的な表現は慎みます。
家族葬に参列する際のマナーついて、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
よくある質問
Q:家族葬に香典は必要?
A:香典を辞退されなかったら、香典を用意するのが無難です。
Q:家族葬で香典を辞退されたら?
A:1~2万円の供花を贈る、3000~5000円の弔電を出します。
また、葬儀の1週間後くらいに供物を持参して弔問してお悔やみを伝えてもいいでしょう。
Q:家族葬の参列者の範囲は?
A:遺族や親戚に限られることが一般的です。
葬儀のお知らせを受けなかったら参列しないのがマナーです。
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家族葬に参列しなかったときの香典のまとめ
ここまで家族葬の形式の情報や、マナーなどを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 家族葬の参列の範囲は基本的に身内まで
- 家族葬への香典は参列する場合は用意しておいた方が良い
- 香典以外の弔意の表し方は供花・弔電・弔問がある
- 家族葬の参列マナーとして訃報の情報を拡散しない
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。