お葬式
近所の人の出棺の見送りへは行くべき?服装の注意点は?
更新日:2022.11.19 公開日:2021.12.20
近所の人が亡くなった場合、通夜や葬儀へ参列することがあります。
そこまでお付き合いのない近所の人の場合、出棺のお見送りは行くべきなのでしょうか?
この記事では、近所の人が亡くなった際の出棺のお見送りについてお伝えします。
自宅出棺をお見送りする際の服装についてもこの機会に知っておきましょう。
火葬場へ同行したい場合についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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出棺とは
出棺とは遺体を火葬場まで運ぶことを指します。
葬儀・告別式が終わったあとに出棺を行うのが一般的です。
火葬場まで同行するのは基本的に親族のみですが、出棺の際は参列者全員で故人をお見送ります。
近所の人の出棺を見送るべき?
近所の人と親しくしており、葬儀・告別式に参列するのであれば基本的に出棺のお見送りをします。
しかし、近所の人といってもお付き合いの深さは異なるでしょう。
あまりお付き合いのない近所の人が亡くなった場合、自宅出棺のお見送りをしたほうが良いのでしょうか。
明確な決まりはありませんが、「親しくしていた」と感じていたのであれば出棺をお見送りするのが望ましいです。
参列していなかった場合も、出棺の際のお見送りにだけ参加することもできます。
亡くなった本人とは交友がなくても、そのご家族と親しくいたのであれば、お見送りすることで遺族への弔意を表せます。
迷ってお見送りをしなかったことで結果的にマナー違反となる可能性もあります。
地域によっては独自の慣習がある場合も考えられるので、近所の親しい人に聞いてみるのも良いでしょう。
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出棺時の服装
出棺時の服装について、男女・子供別にご紹介します。
自宅出棺の場合も併せてお伝えするので参考になさってください。
一般の参列者は遺族よりも格式の高い服装をするのはマナー違反となるため気を付けましょう。
自宅からお見送りをする場合
葬儀に参列せず、自宅からお見送りをする場合は基本的に普段着で問題ありません。
普段着といってもカジュアルすぎる服装は避け、紺やグレーなどのダークカラーをメインにコーディネートしましょう。
女性なら黒や紺色で無地のシャツやスカートを着用し、男性は色味の濃いビジネススーツなどがおすすめです。
お子さんもも落ち着いた色味の服装であれば問題ないでしょう。
自宅出棺の際に近所の人が喪服を着用してしまうとかえって目立ってしまいます。
黒や紺・グレーをベースとした服装にして、女性はアクセサリーを控えましょう。
男性の場合
葬儀場に出向く場合、出棺時の男性の服装は基本的に喪服となります。
男性の喪服はブラックスーツが一般的です。
似ているからといって黒いビジネススーツを着用するのはNGなので気を付けてください。
シャツは白無地で、ネクタイや靴下・靴は黒で統一します。
ネクタイピンや時計など光るものは基本的に身に着けません。
女性の場合
女性も葬儀場に向かう場合は喪服を着用するのが一般的です。
黒いワンピースやスーツ・アンサンブルなどを着用します。
アクセサリーは真珠のみOKとされています。
二重になるネックレスは不幸が重なるとされるため身に着けません。
イヤリング、ピアスを身に着ける場合は、一粒で揺れないものにしましょう。
靴やカバンなどの小物も光沢のある素材は避けましょう。
子供の場合
中高生であれば制服を着用させるのが一般的です。
小学生や保育園など制服がない年齢の子供さんであれば、喪服にこだわる必要はありません。
黒や紺・茶色など地味な色味の服装であれば問題ありません。
原色の派手な色味やキャラクターもの、音のなるサンダルなどは避けてください。
スポンサーリンク出棺の流れ
ここまで、出棺を見送る時の流れについてご紹介しました。
実際に葬儀に参列する場合は、出棺の流れについても把握しておいた方が望ましいです。
そこで以下では、出棺の流れについて一通りご説明します。
別れ花
遺族が棺の中に花を供えて、別れを告げる儀式のことで別れ花といい、棺に入れる花そのものを別れ花ともいいます。
花は故人と縁の深かった方から順番に供えていきます。
喪主⇒喪主の配偶者⇒親族の順番が一般的です。
花を捧げる際は、顔周りから体を覆うように入れます。
花は白いユリや菊・カーネーションなど白ベースが基本ですが、故人の好きだった花を入れてもかまいません。
花以外の副葬品も別れ花をするタイミングで一緒に入れます。
手紙やぬいぐるみなど可燃物なら基本的に入れることができますが、稀にNGなものもあるため葬儀社へ確認しましょう。
生きている人の写真やお札は入れてはいけません。
釘打ちの儀
別れ花を入れたら、棺の四隅に釘を打つ釘打ちの儀を行います。
「故人の死を受け入れる」「死者がよみがえることを防ぐ」という意味があります。
スタッフが四隅を途中まで打ち付け、遺族が小づちなどで2回ずつ打ち込んで棺の蓋を閉じます。
近年は釘打ちの儀をしない葬儀も多いです。
棺を霊柩車に乗せる
釘打ちの儀が完了したら、棺を霊柩車に乗せます。
棺は男性6~8人で持ち、位牌は喪主・遺影は他の遺族が持つのが一般的です。
異動の際は、位牌を持った喪主が先頭に立って歩きましょう。
喪主の挨拶
出棺前に喪主から簡単な挨拶があります。
あまり長い挨拶ではなく1~2分で済ませられるようにしてください。
挨拶の文例は葬儀社で用意してくれることもあるようです。
火葬場へ移動
火葬場へは遺族・故人と親しかった人のみが同行します。
遺族の代表一人だけ霊柩車へ乗り、残りの人は葬儀社のマイクロバスや自家用車で移動します。
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出棺のお見送りのマナー
出棺時のマナーについて以下にまとめたので参考になさってください。
コートは脱ぐ
寒い時期にはコートを着用しても問題ありませんが、出棺時は脱ぐのがマナーとなっています。
見えなくなるまで見送る
故人を乗せた霊柩車が出発したら一礼して手を合わせ、霊柩車が見えなくなるまで見送るのがマナーです。
霊柩車が見えなくなるまで話をしてはなりません。
数珠を持っている場合はあらかじめ左手にかけておきましょう。
派手な傘を差さない
また、出棺時に雨が降っている場合は派手な色の傘を差さない心遣いが必要です。
黒い傘やビニール傘をさすといいでしょう。
立ち位置は故人との関係から判断
見送る際の立ち位置は、故人との関係の深さから判断しましょう。
故人と親しかった場合は前に出た方がいいですが、あまり親しくなかったのに前に出すぎてしまうのはマナー違反です。
スポンサーリンク火葬場へ同行したい場合
火葬場へ同行するのは、故人の遺族など限られた人のみです。
しかし、生前に故人と特に親しくしていた方から「火葬場まで同行したい」と相談される場合があります。
近所の方でも火葬場への同行はできますが、事前に遺族へ了承を得ることが大切です。
遺族は火葬場へ向かう際にマイクロバスやタクシー、自家用車の手配をしています。
急な同行の申し出に対応できない場合もあるため事前の確認を忘れないようにしましょう。
また、故人の火葬後は精進落とし(会食)がありますが、料理の数なども変更しなければなりません。
遺族にさまざまな負担をかけることになるため、葬儀当日の同行依頼はやめましょう。
同行を依頼するのは通夜までのタイミングがおすすめです。
まれに、遺族の方から参列者の方へ同行の依頼がくることもあります。
依頼されたらよほどの理由がない限りは同行するのがマナーです。
どうしても時間の都合が合わない場合はキャンセルしても問題ありません。
火葬場に同行した際は、喪主や遺族が火葬炉の近くに立つため後方に控えるように立ちましょう。
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近所の人の出棺時のお見送りのまとめ
ここまで、出棺のお見送りについての情報を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りになります。
- 近所の場合、参列していなくても出棺を見送れる
- 近所の出棺のお見送り時は普段着で問題ない
- 霊柩車へは一礼して合掌し、見えなくなるまで見送る
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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