東京都で火葬施設ありの斎場・葬儀場一覧

生活保護法に則し地域で定めている最低限の葬祭費で、お葬式はせずに火葬のみを行った場合の費用です。
人が亡くなった際、葬儀を行わず火葬のみを行う場合でも、一定の費用が発生します。

生活保護法に基づき、各自治体で定められた最低限の葬祭費を用いて、火葬のみを行う場合、その費用は約20万円となります。
例えば、身元不明者や身寄りのない方が亡くなった場合、警察が調査を行っても、身元や親族が見つからないケースがあります。このような場合、死亡地の自治体が主導となり、火葬などの手続きを行います。

その際に必要となる費用は、以下の通りです。

これらの費用を合計した葬祭費の上限金額が、約20万円と定められています。
これは、東京23区をはじめ、厚生労働省の級地表で１級地-１地域に指定されている市区における最低金額です。
そのため、火葬のみであっても、故人を送るためには最低限20万円程度の費用がかかるということです。
葬儀費用の相場を調べる際、火葬式で20万円を大きく下回る金額が表示されている場合は、注意が必要です。
後から追加料金が発生する可能性が高いため、事前にしっかりと確認することをお勧めします。

東京都には、公営・民営の斎場や火葬場が18か所（民営8・公営10）存在します。

東京23区には、７つの民営火葬場（荒川区・板橋区・葛飾区・新宿区・渋谷区・品川区・杉並区）があります。公営火葬場は、江戸川区・大田区の２区にだけあります。東京西部地域には、民営火葬場が府中市に１つあり、その他には公営火葬場が８つ（青梅市・西多摩郡２・八王子市・日野市・町田市・立川市・府中市）あります。東京都のよく利用される葬儀場として桐ヶ谷斎場(品川区)、臨海斎場(大田区)、代々幡斎場(渋谷区)、戸田葬祭場(板橋区)、四ツ木斎場(葛飾区)、落合斎場(新宿区)、堀ノ内斎場(杉並区)、町屋斎場(荒川区)などがあります。火葬場の中には、お通夜や家族葬などが行える施設が併設されている場所もあれば、葬儀式場がないところもありますので、まずは、お葬式をどこで行うか、最寄りの火葬場はどこかを確認することが重要です。「みんなが選んだお葬式」に遠慮なくご相談ください。