お葬式
会葬礼状を自作するには?例文や書き方の注意点も紹介
更新日:2024.01.24 公開日:2022.01.10

記事のポイントを先取り!
- 会葬礼状は故人の写真やイラストを入れて自作できる
- 会葬礼状を書くときは薄墨を使用する
- 家族葬でも基本的に会葬礼状を用意しておく
葬儀に参列していただいたお礼として渡す礼状を会葬礼状といいます。
会葬礼状を自作する場合の構成や書き方を知っていますか?
この記事では、会葬礼状を自作する際の注意点についてご説明します。
会葬礼状を自作する場合と、業者に依頼する場合の違いについてもこの機会に知っておきましょう。
注意点を踏まえた会葬礼状の例文にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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会葬礼状とは
会葬礼状とは、通夜や葬儀に来られた方へ渡す遺族からのお礼状のことです。
会葬礼状の「会葬」は「通夜もしくは葬儀に参列すること」を意味します。
参列者から香典を受け取った際、受付で香典返しに添えて渡されるのが一般的です。
香典の有無に限らず参列していただいた方全員に渡すのがマナーとされています。
会葬礼状は香典を受け取った当日に必ず渡すようにしましょう。
受付時に渡せなかった場合は、焼香時やお帰りのときなどどのタイミングでも構いません。
ちなみに葬儀当日に来られなかった方からいただいた香典の場合は、後日香典返しとともに挨拶状を送ります。
このとき、香典返しに添える挨拶状は会葬礼状とは異なりますので、混同しないよう注意しましょう。
自作するメリット
会葬礼状を自作するメリットは何といってもオリジナル性です。
業者に依頼すると手間はかかりませんが、テンプレートに沿ったありきたりな文章になりがちです。
自作の場合、文面はもちろんですが故人の写真を入れたり、イラストを入れたりと自由にレイアウトを決められます。
参列者が故人に想いを馳せられる礼状となるでしょう。
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会葬礼状の自作方法
会葬礼状を自作する手順についてご説明します。
準備するものから書き方・注意点・例文まで詳しくお伝えします。
用意するもの
- 会葬礼状用ハガキ(2つ折りカードも可)
- パソコン
- プリンター
- 薄墨の筆ペン(手書きの場合)
通常のハガキでも問題ありませんが、会葬礼状を葬儀当日に渡す場合、郵便番号を記す枠と印刷切手は不要です。
構成
- 書き出しと結びは頭語と結語でまとめる(拝啓+敬具・謹啓+謹白など)
- 故人の氏名+喪主との続柄
- 参列のお礼+生前に故人がお世話になったお礼
- 書面でのお礼になってしまったことへのお詫び
- 通夜・葬儀の日付(両日記載することで2日間、同じ礼状を渡せます)
- 喪主の現住所+氏名(地域によっては家族連名のところもあります)
書き方注意点
実際に文面を書くときの注意点は以下の通りです。
薄墨を使用する
通夜や葬儀の際に薄墨で香典袋を書くように、会葬礼状も薄墨で書くのが基本です。
自作でプリンタを使用する場合はインクを黒ではなく薄墨に近い色にしましょう。
濃墨色はマナー違反となりますので気を付けてください。
句読点を使用しない
弔事全般の挨拶状でいえることですが、文面に句読点は使用しません。
止める意味を持つ句読点は葬儀や法要が滞るという意味合いとなってしまうためです。
「、」は空白を用い、「。」は改行でバランスをとって作成しましょう。
忌み言葉や重ね言葉は使わない
「消える」や「死ぬ」などの直接的な言葉や、「再び」「次に」など繰り返しを想起させる言葉を忌み言葉といいます。
弔辞では忌み言葉を使用することがはタブーです。
「ますます」や「くれぐれ」など同じ言葉が繰り返される重ね言葉も避けてください。
重ね言葉は不幸が重なるという意味を含む縁起の悪い言葉とされています。
文例
会葬礼状は信仰している宗教によって、使用する言葉が多少異なります。
仏式・神式・キリスト教式についてそれぞれ例文をご紹介します。
【仏式の場合】
「拝啓
亡父〇〇〇〇の通夜 葬儀に際し ご多用中のところわざわざお越しいただきました上
ご丁重なるご芳志を賜りまして 誠にありがたく厚く御礼申し上げます
生前のご厚情とともに深く感謝し 略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます
敬具
令和〇年〇月〇日(通夜)
令和〇年〇月△日(葬儀・告別式)
喪主の住所
喪主名
外 親戚一同」
【神式の場合】
「謹啓
故〇〇〇〇儀 告別式に際しましては ご多用中にもかかわらず 御礼拝を賜り また御霊
前へ玉串を賜りましたこと 深く御礼申し上げます
早速拝趨(はいすう)の上お礼申し上げるべきところ略儀ながら書中をもって謹んで御礼申
し上げます
謹白
令和〇年〇月〇日
喪主住所
喪主名
外 親戚一同」
【キリスト教式の場合】
「故 〇〇〇〇は地上での生を終え、神の御許へと召されました。
生前は皆様からご厚意を賜り、故人に代わりまして心より感謝申し上げます。
本日はご多用中のところご参列賜りまして、誠にありがとうございました。
皆様にも主の慰めと平安がありますようお祈り申し上げます。
〇〇〇〇年(西暦)〇月〇日
遺族代表住所
遺族代表名
親族一同」
会葬礼状は手書きの方が良い?
会葬礼状の文面は葬儀会社へ依頼して印刷してもらう喪家が多いようです。
しかし、家族葬など人数の少ない参列者の場合や、故人と特に親しくしていた友人に対しては手書きの会葬礼状がおすすめです。
心がこもっていることが伝わりますし、何よりオリジナルの文面で参列者へお礼を述べられます。
葬儀当日は一般会葬者と同様の会葬礼状を渡し、後日手書きの礼状を送付するのも良いでしょう。
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自作以外の作り方
自作以外で会葬礼状を作成する場合は、主に葬儀社か専門業者へ依頼する方法があります。
葬儀時は慌ただしく、遺族は何かと忙しいでしょう。
会葬礼状の自作は難しいというときのために参考になさってください。
葬儀社に依頼をする
会葬礼状を作成するのに一番おすすめなのは葬儀社へ依頼することです。
葬儀の打ち合わせのときに軽く打ち合わせをするだけで、お通夜までに印刷の手配してくれます。
葬儀社はさまざまな宗派に対応したフォーマットがあるため、文面作成の手間が省けます。
専門業者に依頼をする
専門業者へも会葬礼状の依頼ができます。
専属のライターが遺族から故人の人柄や思い出を聞き、プロの技術で文面を仕上げてくれます。
宗教・宗派で使用してはいけない言葉なども考慮して作成してくれるため安心です。
台紙デザインも豊富で故人のイメージに合った礼状が作成できるでしょう。
インターネットで気軽に注文できる業者のサイトもあり便利です。
家族葬でも会葬礼状は必要
近しい人のみで執り行う家族葬の場合でも、基本的に会葬礼状は作成します。
家族葬といっても、故人と親しかった友人や会社関係の方も参列するでしょう。
このように家族以外の方にも参列してもらう場合は会葬礼状を作成して渡します。
家族間のみで、なおかつ香典辞退している場合は会葬礼状を用意しないこともあります。
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会葬礼状の自作まとめ

ここまで、会葬礼状を自作する際の情報を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りになります。
- 会葬礼状は書くときのポイントさえ押さえれば自作可能
- 会葬礼状を書くときは句読点を使用せず、忌み言葉も避ける
- 家族葬の場合も会葬礼状は用意する
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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