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お葬式

霊柩車の種類は4種類!それぞれの特徴や寝台車との違いも解説

更新日:2024.02.21

火葬

指さす女性

記事のポイントを先取り!

  • 霊柩車は一般貨物自動車に当たる
  • 葬儀社は搬送費を無料にしたり価格調整できない
  • 近年ではピンク色などの霊柩車も存在する

日常の中で霊柩車を目にすることは少ないのではないでしょうか。

霊柩車は黒くて長い車など、簡単なイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、実は様々な種類があるのです。

そこでこの記事では、霊柩車の種類について詳しく説明していきます。

霊柩車の車体価格や遺体搬送に関する違法行為についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 霊柩車とは
  2. 霊柩車の種類
  3. 宮型霊柩車は減少中
  4. 寝台車との違い
  5. 個性的な霊柩車も
  6. 霊柩車の車体価格
  7. 霊柩車の料金
  8. 葬儀社を通じた手配が一般的
  9. 霊柩車の前で親指を隠す理由
  10. 霊柩車や遺体搬送に関する違法行為
  11. よくある質問
  12. 霊柩車の前で親指を隠す理由
  13. 霊柩車の種類についてのまとめ
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霊柩車とは

クエスチョンマークが書かれた積み木が3つ積まれている

ここでは、霊柩車の役割と歴史について解説します。

棺を運ぶ専用車両

霊柩車は、葬儀が終わった後に故人が入った棺を葬儀場から火葬場へ運ぶために使用されます。

独特の外見を持ち、多くの場合、車体に装飾が施されているため、一目で識別可能です。

荷室の特別な設計

この車両は棺を運ぶために特化して設計されており、荷室は棺をスムーズに出し入れでき、走行中に安定して保持できるように作られています。

荷室にはローラーやレールが装備されていることが一般的です。

特殊用途車両としての分類

霊柩車は特殊用途車両に分類され、運転するためには特定の許可が必要です。

日本では、ご遺体を「貨物」として扱うため、霊柩限定の一般貨物自動車運送事業の許可を取得する必要があります。

緑色のナンバープレートが特徴ですが、運転には第一種運転免許があれば可能です。

故人と親しい人の同乗

霊柩車の主な目的は棺の搬送ですが、故人と特に親しい人が同乗することもあります。

ただし、乗車できる人数には限りがあり、多くの場合、遺影や骨壷を持つ人が助手席に座ります。

行きのみの運行

霊柩車は葬儀場から火葬場への一方通行のみで運行され、火葬後の帰路には使用されません。

そのため、火葬場からの帰宅方法は別途手配する必要があります。

霊柩車の歴史

スコットランド地方では、それまで梯子(はしご)を担架として使用したり、棺を担いで運んだりするのが一般的でしたが、民間共同墓地の開設とともに霊柩馬車が使用されるようになりました。

霊柩馬車がアメリカに渡ると、やがて棺を車に乗せる霊柩車が主流になります。

日本では霊柩車が登場する前、亡くなった人を輿(こし)に乗せ、人力によって運んでいました。

当時は火葬設備が整っていなかったため、遺族や親族で輿を担いで列をなして歩く、野辺送りといわれる葬列を組んで火葬できる場所に移動して火葬していました。

明治時代になると、日本に自動車が入ってきたことにより、トラックの荷台に輿を乗せて運ぶ、霊柩車の原型が現れます。

現在の霊柩車のスタイルは、大正時代にアメリカで普及していた霊柩車を輸入することで大阪から全国に広まりました。

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霊柩車の種類

「1」「2」「3」と書かれた積み木

冒頭でも述べたように、霊柩車にはいくつかの種類があります。

ここでは、4つの霊柩車について説明します。

宮型

霊柩車と聞くと、多くの人がまずイメージするのが、豪華な装飾が施された宮型霊柩車かもしれません。

この宮型霊柩車、または輿型霊柩車とも呼ばれるものは、神輿に似た見事な装飾が車の上部に載せられており、高級車やピックアップトラックを基にして改造されています。

車体や天井には極楽浄土や蓮の花などが描かれ、金箔や彫り物、唐破風といった日本建築の要素が取り入れられているため、見る者に芸術的な感銘を与えます。

宮型霊柩車の起源は、古来の日本文化において棺を神輿のように担いで運んでいた習慣にあります。

しかし、その目立つ外観や死を連想させるイメージが強いため、現在では使用が敬遠されることもあります。

特に、近隣住民への配慮から宮型霊柩車の火葬場への出入りを禁止している地域も存在します。

加えて、細かな装飾や細工による高額なメンテナンスコスト、仏式・神式の葬儀には適しているもののキリスト教など他宗派には不向きという理由から、近年ではその使用は大きく減少しています。

このような背景から、宮型霊柩車を保有する葬儀社も少なくなっており、使用を希望する場合は事前に葬儀社に確認する必要があります。

かつての主流であった宮型霊柩車は、現代では特殊な場合にのみ選択される、伝統と芸術性を兼ね備えた葬儀用車両としての位置を確立しています。

洋型

最近よく使われるようになったのは、洋型霊柩車で、その形状からリムジン型と呼ばれることもあります。

洋型霊柩車は、大型のステーションワゴンや高級車を改造して作ります。

リンカーンやキャデラックなどの外国車のほか、クラウンやレクサスなどの国産高級車も使用されています。

基本的に車体の色は黒塗りが多いのですが、最近ではパールホワイトやシルバーに塗られた霊柩車も見られるようになりました。

親族が一緒に乗れるよう後部座席がある車や、前列に3人乗れるベンチシート仕様の車もあります。

バン型

外見は通常のバンと変わらないバン型霊柩車は、ミニバンやステーションワゴンの後ろを改造して作ります

元は寝台車として設計されましたが、使い勝手がよく利用料が安く抑えられるため、霊柩車としても利用されるようになりました。

後部座席を半分とり、ストレッチャーごと遺体を乗せる台がつけられています。

バス型

バス型霊柩車は、特に北海道や東北などの寒冷地域でその価値を発揮する葬儀用の特殊車両です。

雪中を複数の車両で移動する際の負担を軽減するために設計されたこのタイプの霊柩車は、車体後部を改造して納棺部を設け、遺族と参列者が一緒に移動できるようになっています。

従来の霊柩車では代表者だけが乗車し、その他の遺族は別の車両で移動することが一般的ですが、バス型霊柩車では故人の棺と一緒に遺族も同乗可能という大きな利点があります。

このバス型霊柩車は、葬儀場から火葬場までの距離が長い場合や、降雪が多い地域で特に利用されることが多く、遺族と故人が最後の時を共に過ごすことができる心温まる移動手段を提供します。

しかし、このタイプの霊柩車はあまり一般的ではなく、全ての葬儀社が保有しているわけではありません。

そのため、バス型霊柩車を利用したい場合は、使用可能かどうかを事前に葬儀社に確認することが推奨されます。

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宮型霊柩車は減少中

昔の時代、宮型霊柩車は葬儀によく使われていましたが、現在では洋型霊柩車が多く見られるようになり、宮型霊柩車を路上で見かけることは少なくなりました。

ここでは、宮型霊柩車が減少している理由について解説します。

火葬場周辺の住民への配慮

一つは火葬場周辺に住んでいる住民への配慮です。

宮型霊柩車は昔から使われていたこともあり、宮型霊柩車を見ると葬儀を連想する人がほとんどです。

日常の中で何度もその姿を目にしたくないため、頻繁に火葬場に来ると近隣住民から苦情が入る事もあるそうです。

こうしたことから、宮型霊柩車が火葬場に出入りするのを禁止したり、走行自体を禁止したりする自治体が増えているようです。

費用の問題

もう一つの理由は、宮型霊柩車を作るための費用や維持するための費用が高いことです。

時代の変化により葬儀形式も変化したことで、費用の高い宮型を選ぶ方が少なくなっています。

宮型霊柩車は購入費だけでなくメンテナンス費も多額にかかるため、葬儀会社も維持するのが難しくなりました。

宮型霊柩車の装飾を作っていた宮大工自体がいなくなってきているため、新しく製作することや修理ができないのも理由の一つです。

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寝台車との違い

疑問符を掲げる女性

遺体を運ぶ車には、霊柩車のほかに寝台車があります。

寝台車とは、遺体を病院から自宅や葬儀会館の安置室まで搬送する車です。

同じように捉えられがちな両者にはほかにどのような違いがあるのでしょうか。

霊柩車と寝台車の見分け方

宮型霊柩車や洋型霊柩車であれば、見た目で霊柩車と見分けがつきますが、最近ではミニバンタイプの霊柩車もあり、それは寝台車にも利用されるため見分けがつきません。

霊柩車と寝台車の見分け方は以下をご覧ください。

行き先

霊柩車は遺体を自宅や葬儀会場から火葬場へ搬送するのに対し、寝台車は病院から自宅や葬儀会館の安置室に搬送します。

寝台車は病院に行くこともあり、見た目がシンプルで落ち着いたデザインになっています。

車の前方のドアの表示

霊柩車の前方のドアには小さく霊柩、もしくは霊柩限定と記されています。

一方、寝台車には記載がありませんので、表示を見ることで区別できます。

内部構造

霊柩車と寝台車の内部構造は、それぞれの使用目的に応じて大きく異なっています。

霊柩車は主に葬儀場から火葬場へ棺を運ぶために設計されており、その内部は棺を安全かつスムーズに載せられるように工夫されています。

この特徴は、遺族のニーズに対応する葬儀サービスの一環として非常に重要です。

一方で、寝台車はただご遺体を運ぶだけではなく、怪我人や緊急医療が必要な患者を運ぶ用途もあります。

そのため、寝台車の内部は担架を容易に乗せられるように設計されているのが一般的で、多様な状況に対応できる柔軟性が求められます。

霊柩車と寝台車の費用の違い

霊柩車と寝台車は貨物自動車に分けられており、搬送料金は自由に設定することはできません

それぞれの葬儀社が国土交通省に届け出て、適正であると認められた料金運賃表に基づき料金が決められます。

基本的にはどちらも料金も計算方法は変わらず、距離によって上下します。

ただし霊柩車と寝台車では、基本料金が違います。

さらに霊柩車では、車のタイプによって値段が異なります。

一般的にはバン型・バス型・洋型・宮型の順に基本料金は高くなっていきます。

葬儀社によっては霊柩車の費用がプランに含まれている場合もありますので、事前に確認しましょう。

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個性的な霊柩車も

スマホを操作している男性

霊柩車に対しては、暗いイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。

しかし最近では新しい霊柩車が登場しています。

霊柩車は黒色が基本ですが、故人の最後を明るく見送りたい思いから洋型のピンク色や紫色などの霊柩車が存在します

形も変化し、リムジン型の霊柩車が登場しました。

外見は洋型霊柩車を元にしたもののほか、リムジン型の車もあります。

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霊柩車の車体価格

豚の貯金箱と電卓

霊柩車の車体価格は種類によって異なります。

あくまでも参考程度になりますが、車体価格は以下をご覧ください。

  • 洋型霊柩車:1000万円程度
  • 宮型霊柩車:2000万円程度
  • 中古:400万円以下

霊柩車は個人で購入し、自家用車にしている方もいます。

しかし新車は値段が高くオーダーメイド費用もかかるため、納品まで長い期間かかる場合もあります。

車内を改造するだけで作ることができるバン型やバス型霊柩車は、洋型や宮型よりも安く買えます。

中古自動車であれば走行距離にもよりますが、安く購入することが可能です。

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霊柩車の料金

利用料金は車種と走行距離で決まる

霊柩車の利用料金は、その車種と走行距離によって設定されます。

葬儀社が遺体を運ぶためには、国からの許可が必要であり、国土交通省への届出後に適正と認められた料金が適用されることになります。

料金は霊柩車の車庫を起点として、運ぶ目的地までの距離に基づいて計算されますが、遺体搬送を無償で行うことは法律上許されていません。

しかし、実際には霊柩車の利用料金は葬儀プランに含まれることが多く、別途料金を気にする必要はありません。

例えば、平安祭典では多くの葬儀プランに霊柩車が含まれており、利用料金は以下の通りです。

  • 一般利用の場合:55,000円(税込)
  • 会員価格での利用の場合:49,500円(税込)

これにより、葬儀を計画する際には、選択する葬儀社やプランによって霊柩車の料金が異なるため、事前に確認することが重要です。

待機時間や特別な使用条件による追加料金

葬儀プランには基本的なサービス料金が含まれていますが、依頼主の都合で霊柩車の出発が遅れた場合や、特定の条件下での使用が必要になった場合(例えば、高速道路利用や深夜早朝の使用)、追加料金が必要になることがあります。

寒冷地での冬季割増料金など、季節や地域によっても変動する可能性があるため、事前に葬儀社と詳細を確認し、予期せぬ追加料金に備えることが重要です。

運転手への心付けの慣習と対応

霊柩車の運転手に対して心付けを渡す習慣は、地域や葬儀社によって異なります。

全ての場合において必須ではありませんが、地域の慣習や葬儀社の方針を事前に確認することで、適切な対応をすることができます。

また、葬儀社によっては心付けを受け取らない方針の場合もあるため、不快な思いをさせないよう、事前の確認が推奨されます。

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葬儀社を通じた手配が一般的

霊柩車の手配は、通常葬儀社を介して行われることが多いです。

特に最近では、洋型の霊柩車が主流になり、その結果、霊柩車を直接所有している葬儀社が増加しています。

葬儀社が自社で霊柩車を保有している場合は、その車両が利用されます。

もし葬儀社が霊柩車を保有していない場合でも、専門の霊柩車業者に手配を代行してくれるので、遺族が直接霊柩車を手配する必要はありません。

このように、葬儀の準備や手配は葬儀社が一手に担ってくれるため、遺族はその点について心配することなく、葬儀の準備を進めることができます。

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霊柩車の前で親指を隠す理由

霊柩車を見かけた際に親指を隠すという行為は、日本に古くから伝わる迷信の一つです。

この迷信には複数の理由が言い伝えられています。

一つは、「親指」を「親」とかけており、霊柩車を見た際に親指を隠すことで、自身の親に不幸が及ばないよう願う意味が込められています。

これには「親の死に目に会えなくなる」「親が早死にする」「親族に不幸がある」といった不吉な事態を避けたいという願いが反映されています。

また、もう一つの理由としては、親指の爪の間から死者の霊魂が体内に入り込むという伝承があります。

古来から人間の親指には魂の出入り口があるとされ、霊柩車を目にした際には、霊が自分の体内に入らないように親指を隠すという習慣が生まれました。

これらの迷信は、日本の文化において死を穢れと捉える考え方や、親への敬愛といった価値観が根底にあると考えられます。

霊柩車の形態が洋型が主流となる現代でも、このような民間伝承は色褪せることなく、特定の文化や習慣として受け継がれています。

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霊柩車や遺体搬送に関する違法行為

感嘆符が書かれた道路標識

霊柩車は遺体を運ぶという特殊な使い方をするため、一般貨物自動車に分類されます。

法律で規制されていることも多くあり、知らなければ違法行為に当たります。

ここでは、霊柩車や遺体搬送に関する違法行為について解説します。

無料サービスやダンピング・価格のつり上げ

基本的に霊柩車は葬儀社が手配します

その際、葬儀会社は遺体搬送の料金を無料にしたり、価格調整したりすることはできません。

遺体搬送は貨物自動車運送事業法という法律に基づいて、国土交通大臣から許可された事業者だけが行えるライセンス事業になっています。

遺体を搬送するときの運賃は国土交通省に届け出て、値段が不当ではないか確認が必要です。

稀に広告で霊柩車の搬送料が無料だったり、全額または一部を負担するといった記載があるものを目にしますが、こうした表記は違法行為となります。

白ナンバーによる遺体の搬送

霊柩車は一般貨物自動車に分類されるため、緑ナンバーでの搬送が義務付けられています

そのため、白ナンバー自家用車や介護タクシーによる遺体搬送も違法です。

疑わしい場合は遺体搬送に緑ナンバーの車を使っているか、事前に確認すると良いでしょう。

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よくある質問

なぜ霊柩車の運転には特に繊細な運転技術が要求されるのでしょうか?

霊柩車を運転するには、他のドライバー職に比べて高度な運転技術と繊細な配慮が必要です。

これは、故人を乗せる車両としての特別な役割から来るもので、丁寧な発進や停車、信号の変化を先読みするような運転が求められます。

通常の交通ルール遵守はもちろん、制限速度の守りや交差点での一時停止など、プロフェッショナルな運転が常に要求されます。

特に、霊柩車ではバック走行が避けられることが一つの大きな特徴です。

この習慣は、故人をスムーズに天国へ送り出し、迷いなく成仏させるための縁起を担ぐ考えに基づいています。

そのため、火葬場などでは、霊柩車がバック走行せずに済むよう、広大なエントランスや玄関前まで直接アクセス可能な設計がされているのです。

このような細やかな配慮は、運転手にとって繊細な技術と深い理解を必要とするため、霊柩車の運転は特別な職務とされています。

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霊柩車の前で親指を隠す理由

霊柩車を見かけた際に親指を隠すという行為は、日本に古くから伝わる迷信の一つです。

この迷信には複数の理由が言い伝えられています。

一つは、「親指」を「親」とかけており、霊柩車を見た際に親指を隠すことで、自身の親に不幸が及ばないよう願う意味が込められています。

これには「親の死に目に会えなくなる」「親が早死にする」「親族に不幸がある」といった不吉な事態を避けたいという願いが反映されています。

また、もう一つの理由としては、親指の爪の間から死者の霊魂が体内に入り込むという伝承があります。

古来から人間の親指には魂の出入り口があるとされ、霊柩車を目にした際には、霊が自分の体内に入らないように親指を隠すという習慣が生まれました。

これらの迷信は、日本の文化において死を穢れと捉える考え方や、親への敬愛といった価値観が根底にあると考えられます。

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霊柩車の種類についてのまとめ

「fin」と書かれた紙

ここまで霊柩車の種類についての情報を中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 霊柩車は遺体を火葬場まで搬送する車
  • 宮型・洋型・バン型・バス型の霊柩車がある
  • 宮型霊柩車は費用面と近隣への配慮を理由に減っている
  • 寝台車とは搬送先と前方のドア表記が異なる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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