お葬式
互助会を利用した葬儀とは?メリット・デメリットや選び方を解説
更新日:2024.02.03 公開日:2021.06.28
互助会とは、高額になりがちな冠婚葬祭に備えお金を積立てるサービスです。
ここでは互助会について、以下の通り解説していきます。
- 互助会とは
- 互助会のメリットとデメリット
- 互助会の選び方
- 互助会の入会・解約手順
互助会は、いざというときの負担を軽減するサービスです。
メリットが多い一方で、デメリットもあります。
互助会で損をしないためにも、ぜひ最後までお読みください。
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- 互助会とは
- 葬儀のために互助会に入会するメリット
- 葬儀のために互助会に入会するデメリット
- 良い葬儀をあげるための互助会の選び方
- 葬儀のために互助会に入会・解約する方法
- 互助会で葬儀費用を払った場合の相続税
- 互助会の葬儀についてまとめ
互助会とは
互助会とは、葬儀・結婚式という冠婚葬祭に備え、毎月一定のお金を積み立てていくサービスです。
会員一同が、少額ずつでもお金を積み立てることで、冠婚葬祭の負担を少しでも減らす「相互扶助」が目的となっています。
支払い回数や積立金額は最初に決め、設定した金額まで積み立てていく形です。
もしもの時に備える保険と似たイメージですが、互助会は葬儀や結婚式という「サービス」で受け取ることになります。
葬儀費用の平均相場|内訳や葬儀形式別にかかる費用、費用負担を抑える方法について
スポンサーリンク葬儀のために互助会に入会するメリット
互助会に入会することは、葬儀を行う上でさまざまなメリットがあります。
ここでは、互助会の葬儀におけるメリットを紹介します。
少額の積立金で利用できる
互助会の積立ては、いくつかのプランから選ぶことができます。
毎月1000円~という少額のプランも用意されています。
利用者の経済状況に合わせた選択が可能です。
いずれ来る大きな負担を少額な積立金で利用可能になることは大きなメリットと言えます。
積立て途中で死亡しても利用可能
万が一積立て途中で死亡してしまった場合はどうしたら良いのかと不安を持つ人もいらっしゃいますが、安心して利用できます。
満期までの不足分を支払うことで、満期と同様のサービスを受けることができます。
積立金を満額納めた後は、サービスを利用するか、もしくは亡くなるかまで互助会員の権利は保たれます。
家族全員がサービスを利用できる
互助会のサービスは、加入者だけでなく家族全員がサービスを利用できます。
サービスの適用範囲は各互助会、契約内容次第ですが、現住所が同じ家族間は同様にサービスを利用できるところが多いようです。
なお、住所が異なる家族間でサービスを利用したい場合は、所定の手続きを踏めば利用できることもあるようです。
詳細は、各互助会に確認する必要があります。
冠婚葬祭以外でも施設の利用可能
互助会のメリットは、冠婚葬祭以外の行事や施設が利用可能であることです。
成人式や七五三に利用したり、各互助会が提携しているレストランや旅行先といった施設を、割引価格で利用できたりします。
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葬儀のために互助会に入会するデメリット
互助会は便利なサービスである一方、仕組みを理解していないとデメリットも生まれます。ここでは、注意すべきポイントを紹介します。
葬儀費用の一部しかまかなえない
葬儀は、形式や規模次第で非常に高額になる場合があります。
互助会で、毎月積立を行っていてもその全てを賄えるとは限りません。
積立金の範囲内でできる葬儀では、希望する葬儀より規模が小さくなることがあります。
ご希望の葬儀の一部しか賄えない場合、追加で費用が発生することは理解しておくと良いです。
格安の葬儀プランがない場合も
互助会で葬儀を行う場合、互助会が用意した葬儀プランの中から葬儀の形式を選びます。
希望の葬儀形式が無い場合や予算と合わない可能性があります。
近年は、家族葬という規模の小さいお葬式を選択する人が増えています。
互助会では小規模のお葬式プランが少ないのという現状があります。
解約しても納めた全額は戻らない
互助会の解約時も注意が必要です。
解約には手数料が発生します。
解約時に返金される金額は、納めた金額から解約料を差し引いた金額になります。
多額の追加料金を求める互助会も中にはあります。
互助会は一部費用しかまかなえず、追加料金が発生することが見られます。
一般的な葬儀費用で、追加料金が発生するのは仕方のないことです。
追加料金が発生することを利用し、高額な追加料金を求める互助会も存在します。
国民生活センターに寄せられる互助会に関する相談は、年間300件前後に上ります。
互助会に入会する際は、信頼のおける互助会かどうか確認することをおすすめします。
良い葬儀をあげるための互助会の選び方
互助会の企業は数多く存在し、互助会ごとにプランや価格が異なります。
ここでは、良い葬儀を行うために確認すべきポイントを紹介します。
希望する葬儀プランがある
日本の葬儀は長年、親族・知人・職場関係と、参列者が大勢いるのが一般的です。
互助会のプランも一般葬儀が主流となっています。
近年は家族葬を希望する人が増えてきています。
互助会で取り扱っている葬儀形式は各互助会によって異なります。
あらかじめ希望する葬儀形式が決まっている場合、その葬儀プランを取り扱っているか、事前に互助会に確認することをおすすめします。
無理なく積立できる
互助会の積立には、さまざまなプランが用意されています。
月々の積立金は1000円~5000円から選択でき、お支払い回数も60回~120回が一般的です。
ご自身の経済状況から、どのプランが無理なく積立てできるか選択することが可能です。
解約手数料もチェック
互助会は、積立て途中でも解約することが可能です。
互助会の解約は、一般的に解約手数料がかかることになっています。
万が一ときのことを考え、解約手数料は事前に確認しておくことをおすすめします。
葬儀社を選んだほうが良い場合とは
互助会はメリットの多いサービスですが、葬儀社を選んだ方が良い場合もあります。
以下の二点が例として挙げられます。
葬儀の形式は多様化しているため、希望している葬儀の形式が互助会にない場合です。
小規模の葬儀であれば葬儀費用も抑えられるため、積立てを行う必要がない場合です。
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葬儀のために互助会に入会・解約する方法
ここでは、互助会に入会・解約する方法を紹介します。
契約に必要なものも含めて解説します。
入会方法
入会は、以下の方法があります。
- インターネットによるオンライン申し込み
- 対面での申し込み
- 電話での問い合わせ
互助会によって、インターネットで申し込みが完結する場合や、郵送で書類のやり取りが必要になる場合もあります。
入会を希望する互助会に確認する必要があります。
解約方法
解約の際は、以下のものが必要になります。
- 加入者証(会員証)
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)
- 印鑑
- 積立金の振込先口座番号
解約の手順は、まず互助会に解約の意思を連絡します。
次に、解約書類を郵送してもらう、または窓口に出向き解約書類を記載します。
解約書類が受理された後は解約金を差し引いた積立金が振り込まれるのを待つのみです。
互助会で葬儀費用を払った場合の相続税
互助会で葬儀費用を払った場合、相続税の取り扱いに注意が必要です。
重要なのは「互助会の契約名義は誰か」という点です。
互助会の契約名義が家族だった場合は、葬儀費用全て相続財産として計上することは不要です。
互助会の契約名義が亡くなった人だった場合は、互助会から支払われた金額は、相続財産として計上する必要があります。
互助会費は、亡くなられた人の財産にあたるからです。
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互助会の葬儀についてまとめ
互助会は、上手に利用すればお得なサービスです。損しないためにも、正しい知識を身につけうまく利用する必要があります。
ここまで、互助会の葬儀について解説してきました。
重要だったポイントのおさらいです。
- 互助会は、高額になりがちな冠婚葬祭に備え、積立てをすること
- 少額から始められるなど、さまざまなメリットがある
- デメリットもあるため、サービスの理解を深める必要がある
- 良い互助会選びのポイントを押さえる
ここまで、互助会に関する基本情報や、互助会のメリットやデメリットなどについてお伝えしてきました。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。