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お墓

お墓がいらない理由とは?供養方法や作らないことのメリットを解説

更新日:2024.01.24 公開日:2021.06.28

墓石

記事のポイントを先取り!

  • お墓は、遺骨の埋葬場所で、先祖や故人とのつながりを感じる場所
  • お墓以外の供養方法は、納骨堂、樹木葬、永代供養墓など
  • お墓を作らないメリットは自分にも子孫にもお金の負担がないこと
  • デメリットは親族の批判の恐れと、故人を偲ぶ場所がないこと

通常、人が亡くなると火葬をして遺骨をお墓に納めます。

しかし、必ずしもお墓を作ってそこに遺骨を納めなければならないという決まりはありません。お墓を作らない場合はどのようなことに直面するのでしょうか。

そこでこの記事では、お墓を作らない理由についてについて詳しく説明していきます。
この機会にお墓は本当になくてもいいのかを覚えておきましょう。

骨は土に還るのかということについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. なぜお墓を作らないのか?
  2. お墓はいらないという考え方はあり?
  3. お墓を作らない人はどんな供養をする?
  4. お墓を作らないメリット・デメリットとは?
  5. お墓を作らない理由についてのまとめ
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なぜお墓を作らないのか?

そもそも、お墓を作らないのはいったいどういう理由からでしょうか。以下からお墓を解説していく理由を解説していきます。

お墓を継ぐ人がいないから

日本では少子高齢化の影響でお墓の継承者が少なくなってきています。

子供がいなかったり、子供が女性だけだったりしたらお墓を継いでもらうことができなくなることも考えられます。一族のお墓を管理する人がいないのなら、お墓を持つ意味もなくなってしまいます。

お墓の維持・管理が難しいから

高齢で通えない、親族がお墓からはるかに遠い地方に住んでいて、お墓がある場所までなかなか行けないという場合もあります。

そうした場合「墓じまい」の選択を考え方が増えている為 最初からお墓を作らなければいいという事に繋がっていきます。

無宗教だから

最近は特定の宗旨・宗派に属さず、宗教の教理や伝統様式にとらわれない人が増えています。

無宗教の人はお墓を設ける必要もなく、自由な方法で故人を偲ぶことができます。さらに、無宗教葬は読経や戒名の「お布施」が不要で、定期的に法事を行う煩わしさもないのです。

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お墓はいらないという考え方はあり?

お墓を作る必要性は以下の2つの理由からです。

  • お墓は遺骨の埋葬場所であること
  • お墓は先祖や故人とのつながりを感じる場所であること

お墓は遺骨の埋葬場所であり、故人や先祖の冥福を祈り、偲ぶことができる場所です。

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お墓を作らない人はどんな供養をする?

では、お墓を作らない人はどんな供養をするのでしょうか。

納骨堂

納骨堂は、最近お墓の代わりとして知られるようになりました。

簡単に言えば、個人や夫婦といった単位で遺骨を納めることができる納骨スペースのことです。

普通のお墓と異なる点は、以下の点です。

  • 室内に設けられていることが多い
  • 遺骨を埋葬せず骨壺でそのまま納めること
  • ひとつの建物の中にたくさんの納骨スペースがある

お墓の継承者も少なくなっていることから、一定期間納骨堂に納め、その後は永代供養墓に合祀する例が増加しています。

樹木葬

樹木葬とは墓地の土地の中に埋葬し、樹木を墓標とする方法です。

亡くなってから土に還り大自然の一部と溶け込むことを希望するものです。紙袋や布袋に入れて遺骨を個別に土に埋める方法や他の人の遺骨と共に合祀される形態などがあります。

一般霊園と寺院墓地で樹木葬は都市部を中心に増えてきているようです。山の場合は所有者の許可が必要で、無許可で山中の樹木の下に遺骨を埋めることは禁じられています。

永代供養墓

永代供養墓とは、お墓参りに行けない方に代わって寺院や霊園管理や供養をしてくれる埋葬方法です。

遺骨を地下の収納スペースなどに個別に埋葬します。ただし永代といっても、永久にではなく遺骨の安置期間には一定の期限があります。

通常、33回忌までを期限とするところがほとんどです。

散骨

散骨とは山や海に遺骨をまくものです。

海洋散骨(海洋葬)は、最近ではよく行われるようになってきました。禁じられている場所があるので、事前の確認が必要となります。

海や山以外の散骨方法として、空中散骨や宇宙葬があります。しかしこれらは莫大な費用もかかるため、現時点では一般的な方法ではありません。

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お墓を作らないメリット・デメリットとは?

お墓を作らないメリット・デメリットを解説していきます。

お墓を作らないメリットについて

まずはお墓を作らないメリットについて解説します。

お墓にかかるお金が必要ない

お墓を建てるには一般の地上のお墓では平均で200万円程度の高額なお金が必要です。

例えば納骨堂の場合、数10万円程度で対応できます。

子供や孫への負担を避けられる

お墓を管理するには、金銭面の負担のみならず、時間的、肉体的、精神的負担も伴います。子供にまでその負担を引き継がせたくないものです。

お墓がなければそのような負担も発生しないのです。

後継者の心配をしなくていい

お墓がなければ、お墓の管理や引き継ぎ、回忌法要なども不要です。特に近年結婚しない人や子供のいない夫婦が増加しています。

引き継ぐ者の心配がないことは大きなメリットです。

お墓を作らないデメリットについて

次にお墓を作らないデメリットについて解説します。

親族に批判される恐れがある

お墓を持って先祖や故人を供養し、本人もお墓に納まることが常識だという考えは定着しています。そのような考えの人が親族にいる場合は、お墓を持たないことによって非難されることも考えられます。

故人を偲ぶ場所がない

遺族にとってお墓がないことは、お参りして故人を偲ぶ場がなくなってしまうということです。

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お墓を作らない理由についてのまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

お墓を作らない理由は人によって異なります。よく考えてお墓を作るか作らないかを決めましょう。

今回の記事をまとめると次のようになります。

  • お墓を作らない理由は、承継者の不在や維持管理の難しさ、無宗教であるため
  • お墓を作らない人の供養方法として、納骨堂、樹木葬、永代供養墓などがある
  • お墓を作らないメリットは、お金がかからない、子供や孫への負担がないこと
  • お墓を作らないデメリットは、親族に批判される恐れがあること、故人を偲ぶ場所がないこと

ここまで、お墓を作らない理由や、作らない場合の代替方法やメリットを中心にお伝えしてきました。

これらの情報が少しでもお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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