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法事法要

香典の金額相場はいくら?香典に使用してはいけない金額や書き方も解説

更新日:2022.05.28

香典

ピンク色の菊と白黒の水引の封筒と数珠

記事のポイントを先取り!

  • 香典の金額は、親戚なら1〜10万円、親戚でないなら5,000〜1万円
  • 年齢や故人との親密度によっては少し多く包むのがマナー
  • 香典の金額に偶数や4、9を使用しないように注意する

葬儀に参列することが決まり、香典を包むことになった際、いくらくらい他の参列者が包んでいるのか気になりますよね。

実は、香典の相場は故人との関係によって異なるため他の参列者と金額を合わせるだけだと遺族から失礼だと思われかねません

そのため、故人との関係別に香典の相場を知る必要があります。
この記事を最後までご覧いただければ、自分が払うべき金額が明確にわかるでしょう
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 故人との関係別の香典の金額相場
  2. 年齢別の香典の金額相場
  3. 香典に包んではいけない金額
  4. 香典の金額に迷ったら「よろず相談ダイヤル」にご相談を!
  5. 金額以外にも知っておくべき香典マナー
  6. 香典を辞退されたらどうする
  7. 香典の金額まとめ
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故人との関係別の香典の金額相場

香典の金額のアンケート結果

上のグラフは一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互会)の調査結果で、「故人との関係別の香典の平均額」の回答結果です。(回答数:4,956件)

引用元:「香典に関するアンケート調査」

結果から、故人との血縁が近ければ近いほど、香典の金額は上がる傾向にあり、祖父母は1〜3万円親は5万〜10万円兄弟姉妹では1〜3万円包まれていることがわかります。

反対に、故人が血縁関係にない会社関係の方やご友人である場合は5,000〜1万円と、故人が親族の場合と比べて香典の金額相場は下がる傾向にあることもわかりました。

全ての回答結果は以下の通りです。

故人との関係金額(円)
祖父母17,280
62,318
兄弟姉妹39,518
おじ・おば17,063
上記以外の親戚12,583
職場関係5,447
勤務先社員の家族5,131
取引先関係6,897
友人・その家族5,972
隣人・近所4,810
その他6,274
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年齢別の香典の金額相場

香典の金額は、故人との関係性の他にもご自身の年齢によって相場が変わっていきます。
基本的には年齢が重なっていくにつれて香典の金額相場も上がっていく傾向にあります。

特に20代の場合は、親に扶養されている方も多いと思いますので、ご自身の経済的な余裕と相場を見て無理のなく包むのが良いでしょう。

20代

  • 祖父母…1〜3万円
  • 両親…3〜10万円
  • 兄弟…1〜3万円
  • それ以外の親戚…1〜2万円
  • 会社関係や友人…3,000〜1万円

30代

  • 祖父母…1〜3万円
  • 両親…5〜10万円
  • 兄弟…1〜3万円
  • それ以外の親戚…1〜3万円
  • 会社関係や友人…5,000〜1万円

40代

  • 祖父母…1〜5万円
  • 両親…5〜10万円
  • 兄弟…1〜5万円
  • それ以外の親戚…1〜3万円
  • 会社関係や友人…5,000〜1万円

50代

  • 祖父母…3〜5万円
  • 両親…5〜10万円
  • 兄弟…3〜5万円
  • それ以外の親戚…1〜3万円
  • 会社関係や友人…5,000〜1万円

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香典に包んではいけない金額

香典の金額相場について解説してきましたが、香典の金額として相応しくない金額があるのはご存知でしょうか。

結論から述べますと、香典の金額には、2,4,6,8を使用するのは避けるべきです。
これには4や9の忌み数と呼ばれる数や、偶数に対する考え方が影響しています。

以下で詳しく解説します。

忌み数を使用した金額は使わない

忌み数とは4や9の数字のことを指します。
よって4,000円や9,000円を包んではいけません

この数字を使用することによって「死」や「苦」という言葉を連想させてしまうという理由で使用が避けられています。

偶数の使用NG

偶数は割り切れる数字であることから「縁を断ち切る」と言われていることから、香典の金額には使用禁止とされています。
これは葬儀や法事の時だけでなく慶事にも使用するべきではありません。

ただし、地域によっても違いがあるので、どうしても偶数の金額を包むのであれば葬儀社に相談してみましょう。

多すぎる金額は包まない

多すぎる香典の金額は、香典返しをする遺族にとって負担になる場合があるので控えましょう。
また、「社会通念上、相当」とされる香典の金額を超えた分には、税金がかかる可能性があるので注意が必要です。

以上のことから多すぎる香典の金額はリスクが大きいので、相場の範囲内で包むのが無難でしょう。

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香典の金額に迷ったら「よろず相談ダイヤル」にご相談を!

この記事では香典の金額について、独自のアンケートをもとに解説してきました。
それでもなお、いくら包めばいいか悩まれている方は、ぜひ「よろず相談ダイヤル」にご相談ください。

弊社では、終活に関する不安や疑問を終活カウンセラーの資格を持つ相談員が、年中無休(8:00〜20:00)でご相談を承ります。
些細と思われることでもお気軽にお電話ください。

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金額以外にも知っておくべき香典マナー

香典の金額相場にマナーがあったように、使用するお札や金額の書き方にもマナーがあります。
以下で簡単に紹介しているのでぜひご覧ください。

お札マナー

香典に使用するお札には、新札の使用は避けなるべく使用するお札の枚数を少なくするというマナーがあります。

新札を使用することで故人の死を予想していたと思われてしまったり、お札の枚数を減らすことで、遺族の管理がしやすいようにするという意味合いがあるためです。

また、香典袋に包む際は、肖像が袋の底側に来るようにするのがマナーです。
封はせず、お札の向きを揃えて入れるようにしましょう。

金額の書き方マナー

香典袋に金額を記入する際は、「金〇〇圓」と書く必要があります。
ちょうどを表す「也」を最後につける場合もありますが、どちらでも問題ありません。
また、金額に使用する数字は、一や三といった漢数字ではなく、壱や参のような大字という旧字体を使用して書きます

筆には追悼の意を示すという理由から薄墨の筆を使用し、中袋の表面中央や、中袋がない場合は外袋の裏面に記入するのがマナーです。

表書きマナー

表書きを書く際、相手の宗教に応じて適切なものを書きます。
仏教の中でも浄土真宗の表書きが特殊なので気をつけましょう。

宗教表書き
仏教四十九日前:御霊前
四十九日後:御仏前、御沸前、御香料、御香典
浄土真宗:御仏前、御沸前
神道御神前、御玉串料
キリスト教カトリック:御ミサ料
プロテスタント:御花料
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香典を辞退されたらどうする

香典を用意した際、遺族の判断によっては香典を断る遺族もいます。

これは、参列者への配慮として香典辞退する場合もあれば、その後の対応などを考慮したうえで判断する場合もあるでしょう。

香典辞退の話を聞いた場合、実際に香典を用意しなくても良いのかと不安に思う方もいると思います。

まず大前提として、弔事においては基本的に遺族の意思を尊重するようにしてください。

そのため、香典を辞退するのが遺族の意思であれば、参列者はそれに従うのが一般的なマナーです。

しかし、参列する際に手ぶらで参列するのは気持ちが落ち着かないといった方もいるでしょう。

そういった際に、香典を持参する以外の選択肢について紹介します。

供え物や供花を贈る

香典を持参せずとも、供え物や供花を遺族に贈ることでも弔意を示すことができます。

直接的にお金を渡すことになる香典は辞退する遺族でも、供え物や供花であれば受け取ってくれることもあるでしょう。

供え物を用意する場合は、葬儀の場にふさわしい線香やろうそくなどであったり、お菓子などの日持ちするものなどがおすすめです。

特に故人と親しかった方などであれば、故人の好物だったお菓子や故人の好きだった香りのする線香などであれば、遺族も故人も喜んでくれるでしょう。

供花を用意する場合は、仏教では象徴として扱われる菊や弔事によく選ばれるカーネーションなどがおすすめです。

供花を選ぶ際は、トゲや毒のある花を避けつつ故人の好きだった花を選ぶことで、遺族や故人に喜んでもらえる贈り物となるでしょう。

また、生花を贈る場合は時期に注意してください。

あまり早く送ってしまうと枯れてしまったり、遅ければ手配が間に合わない場合もあります。

生花は手入れなどの手間が必要です。

遺族の負担などを考慮するのであれば、プリザーブドフラワーなどの加工した花を贈るのもおすすめとなります。

手入れの必要もなく、遺族の負担を抑えたうえできれいなお花を贈ることができるでしょう。

贈り物をした場合、香典でなくてもお返しするのが遺族側のマナーとなっているため、供え物や供花を贈る際も遺族の負担になりすぎない程度の金額に抑えてください。

また、前述の大前提についても忘れないようにしましょう。

香典を辞退された際に供え物などを贈る場合でも、事前に遺族に品物を贈る旨を伝えて了承を得てから贈るようにしてください。

供え物や供花も辞退された場合の対応

遺族にとって、贈り物をされる行為辞退が、経済的あるいは精神的に負担となるケースは多々あります。

そのため、供え物や供花を贈ると伝えた場合でも断られるケースは少なくないでしょう。

その場合は当然、贈り物をしてはいけませんが、故人への弔意を示すためになにかしたいという方もいると思います。

そうした場合は、弔電あるいは弔問といったもので弔意を示しましょう。

弔電によりお悔やみの気持ちなどを伝えるだけでも、遺族の気持ちが軽くなるものです。

また、葬儀に参列できなかった場合などには遺族のお宅に弔問し、故人の位牌に線香をあげたりするだけでも弔意を示すことができます。

また、葬儀後も遺族は忙しい身となるため、確認もせずに弔問してしまえば遺族の負担となる可能性があるでしょう。

事前に弔問の意思を遺族に伝え、弔問してもいいのかいつ訪ねればいいのかを確認してください。

無理に行動を起こす必要はない

弔意を示したいあまり、無理にでも贈り物や弔問をしようとする方もいるかもしれません。

しかし、故人の死によって一番辛いのは遺族です。

遺族の意思に反した行いは避け、いずれの行動を起こす場合でも遺族に確認を取るようにしてください。

香典などの一般的なマナーについては、遺族からの辞退がなければ持参するものですが、それ以上の行動については遺族の負担となるケースが見られます。

弔意を示す方法は贈り物などだけではありません。

心から故人を偲ぶ気持ちがあれば無理に行動を起こす必要はないので、故人の冥福を祈るだけでも故人や遺族は救われることでしょう。

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香典の金額まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

今回は香典の金額を正しく書く方法について紹介してきました。
内容をまとめますと、以下の通りです。

  • 香典の金額相場は、親は5〜10万円、祖父母と兄弟は1〜3万円、会社関係や友人は5,000〜1万円
  • 故人との関係以外にも年齢や故人との親しさによって香典の金額は変動する
  • 忌み数、偶数、多すぎる香典には注意

この記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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