お墓
納骨堂とは?納骨堂の費用相場や永代供養についても解説
更新日:2023.01.22
最近は一般的に知られているお墓の他にもさまざまな供養方法がありますが、納骨堂についてはご存じでしょうか。
納骨堂の意味合いを知れば、故人に合った方法で供養することにもつながります。
そこでこの記事では、納骨堂について詳しく説明していきます。
この機会に納骨堂の種類や費用相場について知っておきましょう。
納骨堂のお参りの注意点についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 納骨堂とは
- 納骨堂とお墓の違い
- 納骨堂と永代供養墓の違い
- 納骨堂のタイプと費用相場
- 納骨堂での一時預かりとは
- 東京にある納骨堂
- 東京にある納骨堂の特徴
- 納骨堂を利用する目的
- 納骨堂の運営元による違い
- 納骨堂のお参りする際の注意点
- 納骨堂を1番に選ぶ理由
- よくある質問
- 納骨堂まとめ
納骨堂とは
納骨堂とは、遺骨を収蔵することが可能な納骨スペースのことです。
個人や夫婦、家族などのさまざまな単位で利用できます。
よく目にする一般墓が一戸建てで、マンションなどの集合住宅が納骨堂と考えればイメージしやすいかもしれません。
納骨堂は昭和初期からあり、その頃はお墓を建立するまでの期間、寺院で一時的に遺骨を預かってもらうために使用されていました。
近年では少し考え方が変わってきており、納骨堂をお墓そのものとして利用される方が増えています。
高齢で身体が不自由になったり、引っ越してお墓が遠方にあったりなど、さまざまな事情でお墓参りをすることが難しくなるケースも多く見られます。
こうした理由から墓じまいをして、納骨堂に遺骨を納めて供養する方も増えているようです。
納骨堂とお墓の違い
納骨堂と一般的なお墓にはどのような違いがあるのでしょうか。
一般的に建てられるお墓では土中に遺骨を埋葬するため、屋外に建てられることがほとんどです。
お墓参りでは故人の好きだった食べ物やお酒などを持参して、自由にお供えしながら故人を偲びます。
ただし屋外のため、雑草を引いたり掃除をしたりと、きれいに保つためには少し手間がかかります。
一方で納骨堂は、屋内に設けられているロッカーや棚などに納骨するところがほとんどです。
そのため管理がしやすく、掃除をしなくても遺骨をきれいに保てます。
屋内のため、天候に左右されることなくお参りできるのもメリットといえるでしょう。
また、一般的なお墓よりも費用が安い点も納骨堂のメリットです。
例えば、自治体が運営する公営納骨堂の他にも、宗教法人や財団法人、社団法人が運営する民営納骨堂があります。
公営納骨堂は費用を比較的抑えられるため人気も高く、抽選待ちになっているところも多いようです。
寺院の中にも、納骨堂を利用できるところがあります。
寺院で一般墓を建てる際には檀家になる必要がありますが、納骨堂では檀家になる必要はありません。
また、お布施が不要な点にも一般墓との違いがあるといえます。
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納骨堂と永代供養墓の違い
永代供養とは、故人が亡くなられた際に行う供養や遺骨の管理などを、遺族に代わって寺院や霊園が行うことです。
永代供養墓は別名「合祀墓」とも呼ばれており、他の方の遺骨と一緒に埋葬する形式のお墓を指します。
一方納骨堂では、遺骨は個別に安置されます。
納骨堂と永代供養墓では、埋葬形式にまず違いがあるといえるでしょう。
費用の違いもあります。
永代供養墓の場合には、維持費は不要であるケースがほとんどです。
一方で納骨堂の場合には、納骨堂の購入費の他にも年間管理費が必要な場合が多く見られます。
また、永代供養墓の場合は遺族である子どもなどに受け継ぐことはできません。
しかし納骨堂には、一定期間後合祀するタイプと子孫へ受け継げるタイプがあります。
納骨堂のタイプと費用相場
納骨堂には、さまざまな種類があります。
ここでは、タイプ別の特徴と費用相場について紹介していきます。
ロッカー式
ロッカー式とは、ロッカーに遺骨を納める形式の納骨堂のことです。
また、遺骨を納めるためのロッカー型の設備のことを「納骨壇」といいます。
1人ひとり個別に同じ大きさのロッカーが並んでおり、そこに遺骨を納めていきます。
ロッカーと聞くと、手を合わせるイメージがわかない方も多いかもしれませんが、たいていは堂内の中心に共有の参拝スペースが設けられています。
モニュメントや本尊が祀られているので、そこで手を合わせて参拝します。
ロッカー式納骨堂の費用については、20万円〜80万円程度が相場となります。
マンション式
土地が限られている首都圏や大都市に多いのがマンション式の納骨堂です。
別名「自動搬送式」や「マンション型」とも呼ばれ、その名の通りビルの中に造られた納骨堂になります。
マンション式では、参拝ブースでカードキーをタッチパネルでかざすと、遺骨がバックヤードから自動搬送されてくる仕組みになっています。
この参拝ブースで手を合わせることになります。
カードキーがなければ入館できないので、セキュリティ面の安全性は高いといえるでしょう。
マンション式の納骨堂はモダンなデザインが多く機能的なため、現代にマッチしているともいえます。
マンション式の納骨堂の費用は、80万円〜150万円が相場です。
仏壇式
仏壇式の納骨堂とは、ご本尊を安置する仏壇が内蔵されているタイプのものを指します。
仏壇の下に遺骨を納める形式です。
ロッカー式とよく似ていますが、遺骨の収蔵と礼拝、両方できる点に違いがあります。
また、仏壇型は家族単位で利用されている方が多く、費用については家族単位のものと1人あたりの料金のものがあります。
家族単位の場合は100万円程度、1人あたりでは30万円前後が相場です。
また仏壇式の納骨堂のタイプはいくつかあり、費用もタイプによって異なりますが、30万円〜150万円程度が多いようです。
最も多いのが上下段に分かれているタイプです。
上段の扉を開くとご本尊が安置されており、下段に遺骨を収蔵します。
仏壇式では位牌を安置したり、お供え物を置いたりして仏壇のように利用可能です。
個別に手を合わせて供養できるので好まれています。
棚式
棚式は、ロッカー式とほぼ同じような形式の納骨堂になります。
棚に遺骨を並べるタイプで、納骨堂の種類の中でも最もシンプルなものです。
棚式には扉が付いていない点にロッカー式との違いがあります。
ロッカー式と同様に比較的費用が抑えられるのがメリットですが、お供え物を個別には供えられません。
棚式の費用相場は、3万円〜10万円程度です。
位牌式
位牌式の納骨堂とは、戒名や没年月日が記載された位牌を決められた個人のスペースに安置するタイプを指します。
遺骨を他の場所に保管するケースと位牌と遺骨を一緒に安置するケースがあり、施設によって異なります。
位牌式のメリットは、棚式と同じく比較的リーズナブルに利用できる点です。
費用の相場は、10万円〜20万円程度になります。
墓石式
墓石式の納骨堂とは、お墓と同じように屋内に墓石を建立するタイプを指します。
一般墓のように墓石が堂内に並ぶことになるので、個別にお線香をあげたりお供えしたりすることが可能です。
屋内にお墓があるため雨風に当たって墓石が劣化することもなく、お参りする際にも天候に左右されません。
ただし、費用は他のものと比べると非常に高額になる傾向があり、利用する方は少ないといえます。
墓石式の費用の相場としては、100万円〜200万円程度になります。
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納骨堂での一時預かりとは
お墓ができるまでの期間など、一時的に遺骨を預けられる一時預かり制度が納骨堂にはあります。
故人が急に亡くなって遺骨の納骨先をすぐに決められないケースなどに、この制度が利用されることが多いようです。
ここでは、納骨堂の一時預かりについて詳しく解説します。
一時預かりの期間
納骨堂での一時預かりの期間は、1〜2年程度が一般的です。
霊園や寺院によっては、延長手数料を支払うことで2年以上保管してもらえるところもあります。
詳しくは、預け先の施設に確認してみることをおすすめします。
一時預かりの条件
一時預かりを利用する際には、条件が設けられていることがほとんどです。
運営している施設によって条件は異なりますが、以下に公営霊園の条件の一例をまとめます。
- 亡くなられてから納骨や埋葬されていない遺骨であること
- 申込者が故人の親族であること
- 火葬許可証を所持していること
- 施設がある自治体の管轄範囲内に住所があること
上記はあくまでも一例です。
詳しくは各施設に問い合わせて確認してください。
一時預かりのメリット
一時預かりを利用すれば時間的な余裕が生まれ、その間に納骨方法や供養方法について考えることができます。
人が亡くなるとやるべきことが多く、大変な中で時間を有効活用できる点は大きなメリットといえるでしょう。
また、お墓を建立したり、永代供養を依頼したりすることと比べると、費用が抑えられる点もメリットです。
一時預かりしている間に費用を工面することもできます。
また、自分で遺骨を管理するとなると、管理状況によっては遺骨にカビが生えてしまったり、衛生的に保てなかったりすることがあります。
納骨堂に預ければ専門家に管理を任せられて安心できる点もメリットです。
一時預かりのデメリット
一時預かりでは期間が限られているため、期間内に今後の予定を立てていかなければいけません。
もし、期間内に決められなかった際には、延長するための更新手続きを行う必要があります。
更新手続きでは、ただ単に費用を払えばいいというわけではなく、直接施設に足を運び、事務的な手続きを行わなければなりません。
遠方に住んでいる場合には足を運ぶこと自体が大変で、負担に感じることも多いようです。
東京にある納骨堂
魂の故郷「早稲田納骨堂」
魂の故郷「早稲田納骨堂」は、東京都新宿区にある民営の納骨堂です。
東京メトロ東西線「早稲田」駅から徒歩で約2分のところにあり、アクセスは抜群です。
車だと、首都高速道路「早稲田」出口から約2分です。
在来仏教であれば、宗旨・宗派を問いませんし、無宗教でも問題ありません。
敷地内はバリアフリー対応となっており、エレベーターもあるので、高齢の方やお体が不自由な方でも楽に移動ができます。
仏花やお線香の販売は行っておりませんの、ご持参ください。
駐車場も完備しています。
https://www.eranda.jp/ohaka/reien/inochinofurusato_waseda
江戸川観音浄苑
江戸川観音浄苑は、東京都江戸川区にある民営の納骨堂です。
JR総武線「平井」駅から徒歩で約5分のところにあり、アクセスは良好です。
宗教・宗派を問わず対応可能で、神道やキリスト教、あるいは無宗教でも問題ありません。
敷地内はバリアフリー対応となっており、エレベーターもあるので、高齢の方やお体が不自由な方でも安心してお参りができます。
物価の販売はありませんが、お線香は販売しています。
法事・法要施設があるので、ここで納骨式を行うことも可能です。
駐車場も完備しています。
https://www.eranda.jp/ohaka/reien/edogawakannonjyoen
天妙国寺 鳳凰堂
天妙国寺 鳳凰堂は、東京都品川区にある民営の納骨堂です。
京浜急行線「青物横丁」駅から徒歩で約4分とアクセスは良好です。
寺院敷地内にあるので、安心して供養や管理をまかせることができます。
在来仏教であれば宗派を問いませんし、無宗教でも問題ありません。
法事・法要施設があるので、ここで納骨式等を行うことができます。
バリアフリー対応とはなっていないので、高齢の方や体が不自由な方はお参りの際、注意が必要です。
駐車場が完備されているので車でお越しになることも問題ありません。
https://www.eranda.jp/ohaka/reien/tenmyoukokuji_hououdou
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東京にある納骨堂の特徴
東京にある納骨堂は、タッチパネルにICカードをかざすと、骨壺が入った厨子が自動搬送される自動搬送式が多いのが特徴です。
自動搬送型は、別名、マンション型やビル型とも呼ばれ、限られたスペースでたくさんの遺骨を納めることができるため、墓地用地が少ない都会に多く見られます。
費用の負担が少なく、自宅からも通いやすい納骨堂は人気です。
また、都心部では核家族が多く、お墓を継ぐ人も減少しているので、永代供養をしてもらえる納骨堂の人気はますます高まってきています。
納骨堂を利用する目的
納骨堂を利用する目的としては、まず、購入費用が安く済むことです。
納骨堂は一般墓のように墓石を建てる費用がかかりません。
また、納骨堂は駅からのアクセスがよいところが多く、そのためお参りがしやすいということも理由の1つです。
そして、屋内にあるので、お墓掃除や管理の手間がかからないというメリットもあります。
さらに、核家族化が進んでいる現代では、お墓を継ぐ人がいなくなったという現実も納骨堂を利用することが増えてきた大きな理由です。
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納骨堂の運営元による違い
納骨堂には運営元によって、寺院墓地、公営墓地、人永墓地の3つがあります。
寺院墓地
寺院墓地とは、宗教法人である寺院が運営や管理するものです。
寺院なので、僧侶がいて本堂で法要を執り行うこともできますし、永代供養や管理を安心してゆだねることができます。
注意点としては、寺院の檀家にならなければならないこともあることです。
その寺院の信徒だけが利用できるのか、宗派が異なっても、あるいは無宗教でも利用できるのかを事前に確認しておきましょう。
公営墓地
公営墓地とは、都道府県や市町村などの自治体が運営母体となっているものです。
民営納骨堂に比べて使用料等がリーズナブルなのが特徴です。
注意点としては、公営納骨堂は誰もが利用できるわけではなく、その自治体の住民であることや居住年数が利用条件となる場合があることです。
また公営の場合、一次収骨設備が多く、永年納骨はできないことが多い点も注意しましょう。
あるいは、自治体によっては公営納骨堂がそもそもない地域もありますし、抽選が当たらないと利用できない場合もあります。
民営墓地
民営墓地とは、宗教法人や社団法人、財団法人などが運営するものです。
民営墓地の場合、申し込んだらすぐに利用できることが多く、宗教や宗派にかかわらず利用できるところが多いのが特徴です。
設備や内装が充実していて、豊富で柔軟なプランが用意されており、しかもスタッフのサービスも洗練され、細部まで行き届いている点も魅力となっています。
ただし、費用面ではどうしても公営墓地に比べて高めになってしまうことがデメリットといえるでしょう。
納骨堂のお参りする際の注意点
最後に、納骨堂を参拝する際の注意点について紹介していきます。
注意点を知っておけばトラブルを防ぐことにもつながるので、ぜひ参考にしてください。
掃除は不要か必要か
納骨堂は屋内にあるので汚れる可能性が低く、掃除の必要はほとんどありません。
一般墓の場合には、お墓参りの際にバケツやブラシ、タオルなどの掃除用具を持参しますが、そのような必要はありません。
故人のためを想い、掃除したいのであれば掃除をしても問題ありませんが、大掛かりなことをする必要はありません。
納骨壇の表面を拭いて中のホコリを払う程度で十分きれいになります。
線香やろうそく・生花は施設への確認が必要
施設によっては安全上の理由で、火の扱いが禁止されているところも多くあります。
ろうそくや線香のお供えが禁止されている場合は、代わりに電気式のものを使用するのがおすすめです。
また、施設によって生花のお供えが禁止されているところもあります。
「造花であれば問題ない」もしくは「数日後に引き取りに来るのであれば大丈夫」といったルールを設けていることもあります。
施設ごとに参拝ルールはさまざまなので、事前に確認しておくと安心です。
お参り後のお供え物
一般墓と同じように、お供え物は参拝後に持ち帰ることがマナーです。
また、腐敗の心配がある生ものをお供えするのは避けましょう。
なお、最近は食べ物に似せたろうそくなどの商品も販売されています。
納骨堂のお参りでは、そのような商品を利用することも1つの方法です。
造りも細かく、リアルなので人気があります。
ろうそくを灯して徐々に食べ物の形がなくなっていく様子を楽しむのもいいでしょう。
周りへの配慮が必要
納骨堂には他の方も参拝に来られているため、参拝する際には周りへの配慮を忘れないようにしましょう。
まずは参拝できる時間を確認し、込み具合を考慮して参拝することをおすすめします。
納骨堂は屋内にあるため、スペースが限られています。
そのため、お供え物をするときなどには他の方の迷惑にならないようにすることが大切です。
法要をする際には、できるだけ空いている時間帯に少人数で行うことをおすすめします。
なお、読経をあげる際には声のボリュームなどにも注意が必要です。
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納骨堂を1番に選ぶ理由
実際に納骨堂を利用している人が納骨堂を選んだ理由は以下のグラフの通りです。
お墓の形態に悩んでいる方は参考にすると良いでしょう。
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お墓と納骨堂はどっちがいいか?
お墓の後継者がいなかったり、子供が遠方に住んでいたりする場合は納骨堂の方がおすすめです。
お墓があっても、後継者がいなければその時点で、お墓の供養をすることもできなくなります。
お墓に行く時間で考えた場合は、夜遅くや朝早くにお参りに行ける墓地のほうがおすすめです。
納骨堂の場合は、参拝の時間が限られているところがあります。
経済的に済ませたい場合は納骨堂がおすすめです。
納骨堂では、新たにお墓を建てるよりは安価で済みます。
また、墓じまいの費用も必要ありません。
納骨堂には何人入れる?
納骨堂は、屋内型であるため、一般墓と違ってスペースが限られています。
いったい何人入ることができるのでしょうか。
納骨堂は、夫婦や2世代だけのためのものが多く、小型の仏壇やロッカーといった決められたスペースに2~8人分だけの骨壺が納められるものが多いようです。
これに対して、一般のお墓の場合は人数制限がなく、先祖代々の遺骨を納めることができます。
分かりやすい例えとして、よく、一般のお墓が一戸建てで、納骨堂は集合住宅と例えられることが多いようです。
納骨の時のお布施はいくら?
納骨の時のお布施の相場はおおむね3万円~10万円です。
菩提寺の檀家になっている人や、寺院墓地を購入した人、納骨式に僧侶に読経を依頼した人は、納骨時に上記の相場を考えてお布施を渡す必要があります。
仏教の場合、3万円から5万円程度が一般的とされています。
しかし、格式の高い寺院や、旧家の場合には10万円程度包む場合もあります。
地域によっても違ってくる場合もあるかもしれません。
年配の親戚の人などに相談してから金額を決めるのが無難でしょう。
遺骨を納骨しないとどうなるか?
一般的には、火葬した遺骨は、四十九日法要を待ってお墓へ納骨します。
しかし、納骨しないで、家に置いたままにしておいても法律上は、何の問題もありません。
その場合は、手元供養をすることになります。
手元供養には、全骨供養と分骨供養の2種類があります。
代表的な手元供養としては、骨壺に入れて仏壇に飾る方法や、アクセサリーに入れて身に着ける方法、あるいは、遺骨を粉状にして、置物やプレートに加工する方法などです。
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納骨堂まとめ
ここまで納骨堂の意味合いや、種類や費用相場などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 納骨堂とは、遺骨を収蔵できる納骨スペースのこと
- お墓は屋外のため掃除が必要だが、納骨堂は屋内のためお手入れ不要
- 納骨堂の一時預かりは、時間的な余裕が生まれる点がメリット
- 納骨堂での一時預かりの期間は、1〜2年程度が一般的
- ロッカー式の納骨堂の費用相場は、20万円〜80万円
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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