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法事法要

納骨堂でお布施を渡す際のルールは?相場やマナーについて解説

更新日:2022.05.24

お布施

お布施 数珠

納骨堂という遺骨を埋葬する施設があります。
お墓を持つよりも手軽に利用できるため、利用者が増えています。

一般的な寺院での法要ではお布施をお渡しするのが礼儀です。
納骨堂の場合も同じようにお布施は必要なのでしょうか。

また、お布施の費用や作法などについて細かい点についても確認しておきたいものです。
そこで納骨堂のお布施について、本記事では以下の内容を解説します。

  • 納骨堂でもお布施はいるのか
  • お布施にはどんなマナーがあるのか
  • どのような封筒を選べば良いのか

ぜひ最後までご覧ください。

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  1. お布施とは
  2. 納骨堂にお布施は必要?
  3. 納骨堂へのお布施のマナー
  4. 納骨堂でのお布施の相場
  5. お布施が少ないと言われた場合は?
  6. 納骨堂へのお布施まとめ
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お布施とは

お布施

お布施とは僧侶に渡す謝礼金や、その包みのことを指します。
一般的に葬儀や年忌法要などの仏事で読経してもらったことへのお礼、感謝の気持ちを形にしたものです。

お金はお寺の本尊に捧げられ、運営や建物の維持改修費などに当てられます。
お布施には伝統的な作法がいくつもあるため、場面に応じた準備や振る舞いが必要です。

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納骨堂にお布施は必要?

クエスチョンマーク

納骨堂でも一般的な寺院と同じくお布施は必要です。
お布施の使用用途は納骨堂の運営費用や建物の維持にも使われます。
納骨堂においても本尊が祀られているため、無理せず自分が出せる金額を用意するのが表向きの考えです。

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納骨堂へのお布施のマナー

お布施

お布施は古くから伝わるマナー、作法が存在します。
お金の入れ方や渡し方など、項目ごとに解説します。

お金の入れ方

入れるお金は新札を用意します。
封筒の表書きの面から札を取り出した際に、肖像画が上に来るように入れます。

お布施を包む封筒の選び方

納骨堂のお布施の封筒を用意する場合、正式には奉書紙(ほうしょし)と呼ばれる素材を使います。
仏具屋やホームセンターで売っています。

奉書紙でなくても、白い無地の封筒でお布施を包むことはNGではありません。
注意すべきなのは、郵便番号を記載するための枠が印刷されている封筒です。
白い封筒は必ず無地のものを選ぶのがマナーです。

お布施の包み方

封筒のままで携帯せずに、必ず袱紗(ふくさ)に包みます。
お布施に使用する袱紗は派手な色ではなく、紫・緑・紺・藍色・灰色といった寒色のものを使います。

お布施の渡し方

お布施をお渡しする際は、袱紗から封筒を取り出して袱紗の上に封筒を乗せて差し出します。
こちらから手渡すのではなく、相手に受け取っていただくのがマナーです。

お布施を渡すタイミング

お布施は法要が始まる前や終わった後のタイミングで渡すのがベターです。
法要前後の挨拶の時以外は、僧侶が準備などで忙しいためマナーとして避けるべきです。

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納骨堂でのお布施の相場

費用

お布施は感謝の気持ちで渡すものなので、明確な金額や体系的な料金表は存在しません。
ですがお寺や納骨堂、地域、宗派、法要の種類によってお布施はおおよその相場があります。

その際、お寺へ直接的に「お布施はいくらですか」と聞いても答えてもらえない場合が多いです。
そこでおおよその相場感を法要別と内訳をご紹介しますので参考にしてください。

法要のお布施の相場

納骨堂の法要の相場は以下の通りです。

  • 通夜・葬儀:15〜80万円
  • 法事・法要:1〜5万円
  • 納骨式:3〜5万円
  • 四十九日:3〜5万円
  • 一周忌法要:3〜5万円
  • 三回忌法要:1〜5万円
  • 七回忌法要:1~5万円

お布施以外にかかる費用の内訳

納骨堂での法要時にかかる費用の内訳は以下の通りです。

法要部屋の費用

納骨堂には法要部屋が用意されていることが多いです。
納骨堂ごとに料金が違いますので利用する際は事前に金額を確認するとよいでしょう。

卒塔婆料

卒塔婆(そとば)とは、文字が書かれた木製の長い板です。
ご先祖さまへの供養のために、遺族などの関係者が供えるものです。
卒塔婆は一本あたり2,000〜5,000円です。
基本的に屋内の納骨堂には卒塔婆は安置できませんが、寺院の敷地内に置かせてもらえるケースもあります。

お供え物などの費用

故人が好きだった食べ物や飲み物を用意するのが一般的です。
ただし、納骨堂によって持ち込みができない飲食物がありますので注意してください。

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お布施が少ないと言われた場合は?

納骨堂の法要で包んだお布施の金額が少ないと言われてしまうことは少なからずあるようです。

「相場通りの金額を包んだのに少ないと言われ困っている」
「最近になって家庭の経済状況が悪化して、高額なお布施を包めない」
「代々使用してきた菩提寺なので断りづらい」
「金額を聞こうにも誰に聞いたらいいのかわからない」
「お墓があるのでお寺を変えることができない」

もしもそのようなことがあった場合、どんな対応があるのでしょうか。

葬儀社やお坊さんに相談する

事前の相談は何事においても重要です。
提示された金額があまりにも高く感じる場合は「払える金額を用意できません」と相談するとよいでしょう。

相場を知る葬儀社に相談することで、平均的な金額を教えてくれることもあります。
本来はお布施は気持ちを包むものですので、家庭の事情を聞いた住職が減額してくれることもあります。

お寺を変える

お寺を変えるという方法もあります。
あまりにも高額に感じる金額の場合は、家庭事情にみあった選択がベターです。

「先祖代々長い付き合いがあるから」といって、家庭の経済事情が破綻しては大変です。
お寺を変えることは簡単ではないかもしれませんが、検討する価値はあるでしょう。

お墓を移す

お墓を持っている場合、所属するお寺を変えるにはお墓を移すしかありません。
檀家を辞めてお墓を移すこともひとつの方法ですが、お布施よりお金がかかるかもしれません。
離檀料などよりも、墓石の移設や新たに墓石を購入するといった費用が多くかかるケースがあります。

お坊さんを呼ばない

宗派やしきたりに自由な納骨堂を探して、「お坊さんを呼ばない」という方法があります。
納骨堂によってはNGの場合もありますが、年々しきたりなどの作法が緩くなっている傾向です。

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納骨堂へのお布施まとめ

ここまで納骨堂の情報や、納骨堂のお布施などを中心にお伝えしてきました。
内容をまとめると以下のようになります。

  • 一般的なお墓と同じで、納骨堂でもお布施は必要
  • お布施の作法はお金の入れ方、封筒の包み方、渡し方などがある
  • 白無地の封筒か、奉書紙素材の封筒を選ぶ

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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