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お葬式

家族葬の割合はどれくらい?一般葬との違いについても詳しく解説

更新日:2024.02.03

家族葬

仏壇に向かって祈りをささげる僧侶の背中

記事のポイントを先取り!

  • 現在半数以上が家族葬を選択している
  • 年々家族葬を選択している方が増えている
  • 増加理由は高齢化や地域の繋がりの希薄化が挙げられる

葬儀といえば従来は多くの参列者が訪れる大規模な葬儀を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、近年は親しい間柄のみで行う家族葬の割合が増えてきています。

そこで、この記事では家族葬について深掘りしていきます。
増加傾向にある理由やメリットとデメリット等、解説していきます。

この記事を読んで葬儀をお考えの際、家族葬を選択肢に入れましょう。

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  1. 家族葬とは
  2. 家族葬を選ぶ割合
  3. 家族葬の割合の歴史
  4. 家族葬が増加傾向にある理由
  5. 家族葬のメリット・デメリット
  6. 家族葬を行う際の注意点
  7. 家族葬と一般葬との違い
  8. 一日葬について
  9. 家族葬への参列を辞退する場合は?
  10. 家族葬の割合まとめ
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家族葬とは

数珠をもって合掌する喪服の男女

家族葬とは、家族や親族、故人の親しかった友人など、近親者を中心としておこなわれる小規模な葬儀です。

家族葬の規模は一般葬と比べると小さくなりますが、葬儀によって幅があります。
2~4人でおこなわれる場合もあれば、30人程度でおこなわれる場合もあります。


家族葬や参列者について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

家族葬の基礎知識|費用や流れ、メリットと注意点について

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家族葬を選ぶ割合

数珠を持ち合掌する女性

家族葬は近年、日本での葬儀形式の中で急速に普及しています。

最新のデータによれば、全体の葬儀の約55.7%(2022年鎌倉新書調べ)が家族葬であり、その背景には高齢化と地域社会のつながりの希薄化やコロナ禍が影響しています。

特に高齢者が多い場合、大規模な一般葬よりも家族葬が選ばれる傾向にあります。
これは、家族葬が体力的・精神的な負担を軽減し、費用も抑えられるからです。

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家族葬の割合の歴史

上記の円グラフは鎌倉新書が2015年と2017年に日本全国の40歳以上の男女にインターネットで調査を行った結果です。
凡例の通り、水色が家族葬の割合を表します。

2015年には31.3%で2017年には37.9%、さらに上記の中見出しの通り、2022年には55.7%と年々増加していることが分かります。

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家族葬が増加傾向にある理由

数珠を持った喪服の親子の手元

現在、家族葬が執り行われる割合はどんどん増加しています。
この章では、家族葬が増加傾向にある理由を解説します。

高齢化

一般葬が減り、家族葬が増えている理由として、1つは高齢化が上げられます。
故人の亡くなる年齢が高くなると、それにつれ喪主や参列者の年齢も上がります

葬儀はお通夜、告別式と長時間に及びますので、遺族側も参列者側も負担が大きいです。
そういった負担を少しでも回避しよう家族葬を選ぶ方が増えてきているのです。

地域の繋がりの希薄化

一般葬が減り、家族葬の割合が増えているもう一つの理由は地域の繋がりの希薄化です。
地域のつながりが強かった時代は、近所の人も多く葬儀に参列していました。

しかし最近では、そうした地域の繋がりが弱くなってきています。
結果的に参列者が減り、一般葬を行う必要性が薄れてきました
その代わりとして家族葬が増えているというのが現状です。

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家族葬のメリット・デメリット

スーツの男性から説明を受けるシニア夫婦

ここでは家族葬を選ぶメリット・デメリットを具体的に解説します。
家族葬を検討する上でメリットだけでなく、デメリットも理解しておきましょう。

家族葬のメリット

家族葬のメリットは以下の通りです。

家族葬は故人とのお別れの時間をゆっくり過ごせる

一般葬では多くの方が参列されるため、施行側は式の準備や進行、参列者の対応に時間を取られます。
そのため故人と過ごせる時間が限られてしまいます。

家族葬では少数の気の知れた人でのみ葬儀をおこないます。
そのため、故人との時間がゆっくり過ごせるのです。

家族葬は体力的・精神的な負担が軽減できる

家族葬は、気の知れた親族や知人のみでおこないます。
そのため、体力、精神的な負担を抑えることができます。
また参列者が少ない分、香典返しなど葬儀後の対応の負担も軽減されます。

家族葬は費用が抑えられる

先述したように、家族葬は参列者が少ないため費用が抑えられます。
参列者の規模によりますが、一般葬よりも費用が小さくなることがほとんどです。
ただし、参列者が少ない分頂ける香典が少ないことは考慮に入れておきましょう。

家族葬は形式にとらわれない自由な葬儀ができる

身内のみで行う家族葬の形式は一般葬に比べ、自由度が高いことが多いです。
そのため、BGMに故人の好きな音楽を流すなどすることができます。
ただし、宗教・宗派に属している場合は、そのしきたりに従う必要があるので注意が必要です。

家族葬のデメリット

家族葬にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
以下で家族葬にすることによるデメリットとその対策を解説します。

家族葬は参列者の選別が悩ましい

家族葬は限られた範囲の中で参列者を選別します。
特に故人の交友関係が広かった場合、選別するのに苦労することは多いです。

生前に故人の意向などを知れていれば、参列者の選別に悩まずに済むでしょう。
しかし、必ずしも事前にそういった準備ができるわけではありません。
選別の際は故人ならどうするかを基準に慎重に行いましょう。

家族葬は周囲の理解が得られにくい

家族葬の割合は増加傾向にあり、世間一般の認識も高まってきています。
しかし、未だに周囲の理解を得られないことも多いです。

特に一般葬しか経験したことがない高齢者の場合、家族葬を不謹慎と捉えられることもあります。
また、形式にとらわれずにおこなう葬儀は、宗教を信仰している方には受け入れられない可能性もあります。

家族葬をおこなう際には事前に確認し、周囲の方の理解を得ておくようにしましょう。
また、葬儀に呼ばれなかったことに不満を覚える可能性もあるので、注意が必要です。

家族葬は葬儀後の対応が大変

家族葬の場合、訃報の連絡を予め伝えるのは葬儀の参列者のみのことが多いです。
その場合、葬儀後に他の方に訃報を伝えます。
その際に弔問を申し出られたりすることもあるので、その対応の負担が増える可能性があります

対処法

上記に挙げたデメリットに困らないために、以下の対処法があります。

  • 参列いただかない場合も、故人と深い関係性の方には事前に連絡する
  • 故人の意向など、理由をしっかり説明する
  • 訃報の連絡に弔問や香典、供物、供花、弔電の辞退を明記しておく

葬儀を終えた遺族は心身共に疲れることが想像されます。
これらの対応をおこなうことによって、できるだけトラブルを回避しましょう。

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家族葬を行う際の注意点

家族葬は近年、人気が高まっている葬儀形式ですが、その実施には多くの注意点があります。


ここでは、家族葬を行う際の重要なポイントについて、参列者の選び方、連絡方法、家族葬の範囲などについてご紹介します。

家族葬の参列者の選び方

家族葬での参列者選びは非常に重要です。


一般的には1~2親等までの親族が主な参列者となりますが、故人と特に親しかった友人や近隣の人々も考慮に入れることがあります。


また、親戚間で関係が良くない場合もあるため、そのような状況では適切に参列をお断りする方法も考慮すべきです。

家族葬の連絡方法

連絡方法も家族葬の重要な要素です。


通常は電話が主な連絡手段ですが、FAXやメールも有効です。

詳細な情報を伝える必要がある場合は、葬儀社に訃報用紙を作成してもらうことも一つの方法です。

家族葬の範囲

家族葬の範囲には明確なルールがないため、参列者の数や関係性は家族で事前に話し合いをして決定することが重要です。


特にコロナ禍での制限や遠方の親戚を呼ぶかどうかは、家族間での協議が必要です。

家族葬についてのその他の注意点

家族葬を行う際には、会社や近隣、町内会への連絡も避けられません。

特に故人が現役で働いていた場合、会社への連絡は必須です。


また、近隣や町内会には事後報告も一つの選択肢として考慮すべきです。


家族葬をお知らせする範囲について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

家族葬の範囲や喪主挨拶|弔問や香典の辞退の仕方とは

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家族葬と一般葬との違い

葬儀の祭壇

家族葬と一般葬は具体的に何が違うのでしょうか。

一般葬と家族葬の基本的な流れは同じです。
お通夜と告別式を分け、2日かけておこなわれます。

具体的な違いは葬儀の規模とその費用です。
ここでは家族葬と一般葬の参列者の範囲や費用の違いについてそれぞれ解説します。

家族葬と一般葬の参列者の範囲

一般葬は家族や親族、親しかった友人・知人、職場の関係者、近所の方などが参列します。
広い範囲の方が参列されるのが一般的です。

一方で、家族葬は小規模の葬儀になり、参列者の範囲が限られます。
家族葬の参列者の範囲は以下の通りです。

  • 直系の家族
  • 近親者
  • 故人の親しかった友人・知人

近親者とは家族に近い親族を指します。

家族葬では、主に故人の両親と子供の家族、兄弟までを参列者として呼ぶことが多いです。
ただし、家族葬において参列者の人数にこれといった決まりはありません。
故人と親しかった友人を呼ぶ場合もあるので、葬儀によってそれぞれ異なるでしょう。

家族葬に参列する際のマナー|参加基準や香典、服装について

家族葬と一般葬の費用

規模の異なる家族葬の費用相場はどの程度なのでしょうか。
一般葬と比較しつつ解説します。

一般葬は家族葬と比べ参列者数も多く、規模も大きくなります。
当然、葬儀にかかる費用も高くなります。

一般葬と家族葬共に、葬儀にかかる費用の内容は以下の通りです。

  • 施設の使用にかかる費用
  • 葬儀の施行費用
  • 参列者に関する費用
  • 宗教者に支払う費用

一般葬が家族葬と比べ高額になるのは、施設使用料と飲食接待費用などが全体的にかさんでしまうためです。
一般葬の総額費用相場は150万円程度といわれています。

それに対し、家族葬の費用相場は90万円程度です。
家族葬は参列者も少ないため、かかる費用が安くなります。
ただし、葬儀の規模によっても変わってきます。
複数の葬儀社から見積もりを取り、比較しながら手配するのがおすすめです。

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一日葬について

仏壇に向かって座っている僧侶の背中

一日葬は、家族葬と共に近年増加傾向にある葬儀形式です。
ここでは一日葬について家族葬との違いもふまえて解説します。
一般葬の葬儀をお考えの方は是非参考にしてください。

一日葬とは

一日葬とは、お通夜をおこなわずに告別式から火葬までを一日でおこなう葬儀です。
お通夜がないため、その分負担が減り、故人とゆっくり過ごす時間が増えます。
家族葬と同じく、葬儀の負担が減る点がメリットだと言えるでしょう。

家族葬との違い

家族葬の場合、流れ自体は一般葬と変わりません。
一方で一日葬の場合は通夜を行わないため、これが大きな違いだと言えます。

家族葬の費用相場が90万円とされているのに対して、一日葬の費用相場は約60万円とされています。
基本的に一般葬よりも家族葬、家族葬よりも一日葬の方が葬儀の費用を安く抑えられます。
また、家族葬を一日葬の流れで行うことも可能です。

一日葬の特徴

一日葬はお通夜を省略し、告別式から火葬までを一日でおこなう葬儀となります。
仮に一日葬をお考えの場合は、その特徴を把握しておくことが大切です。
一日葬の特徴をまとめましたので御覧ください。

葬儀全体の心身の負担を軽減できる

通常の葬儀では通夜振る舞いや返礼品の準備など、参列者の対応に追われます。
一日葬ではお通夜をおこなわないため、それらの対応がなく心身的な負担が軽減されます。

故人を偲ぶ時間を一日に集中させることができる

一日葬はお通夜の準備に時間が取られません。
故人との時間を一日に集中することができます

ただし、参列者によっては通夜があったほうが時間の都合を付けやすいことも考えられます。
一日葬にするために参列できない方が出る可能性は念頭に入れておきましょう。

費用が抑えられる

一日葬はお通夜を行わない分、通夜振る舞いなどの費用が抑えられます。
また、式場を2日間押さえておく必要がない場合は会場代も安くなります。

ただし、ご遺体を安置するため、式場の費用を2日分請求される場合もあります。
そのため、料金プランをしっかりと把握しておきましょう。

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家族葬への参列を辞退する場合は?

家族葬は親しい人々と故人を偲ぶ特別な場ですが、参列を辞退する場合もあります。


一般的には、事後報告が望ましいとされています。

これは、突然の参列者増加による料理や返礼品の不足を防ぐためです。


特に、会社や近所、町内会といった社会的なつながりにおいては、事後報告をしっかりと行い、後々のトラブルを避けることが大切です。


また、参列を辞退する際の連絡方法も配慮する点です。

電話や直接の対面が一般的ですが、状況によっては書面での連絡も検討しましょう。

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家族葬の割合まとめ

喪服姿で目を瞑る女性

ここまで、家族葬の割合について中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 家族葬とは近親者のみで行う葬儀形式
  • 家族葬は葬儀全体の3割ほど行われている
  • 家族葬は一般葬と比べ費用相場が安い

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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