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納骨式での服装は?夏と冬の服装や身だしなみについても説明

更新日:2024.01.24

納骨

ビジネススーツを着た女性

記事のポイントを先取り!

  • 四十九日前は礼服、四十九日後は平服で参加
  • 納骨式の持ち物・ふさわしい髪型とは
  • 平服は普段着ではなく、暗い色のスーツなど

通夜や告別式が終わると、一般的には納骨式が執り行われます。
納骨式に参列する際や身内の納骨式を行う際、どのような服装で行くのが良いのか迷われる方も少なくありません。

納骨式は規模は小さくなりますが、通夜や告別式のような冠婚葬祭の一つですので、マナー違反のないように心がけたいところです。

そこで、この記事では納骨式の服装を季節や性別に分けてご紹介します。
服装以外の身だしなみについても解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 納骨式での服装
  2. 平服とはどのような服?
  3. 家族だけなら平服でも大丈夫?
  4. 季節ごとの服装は?
  5. 各種身だしなみについて
  6. 納骨の形式によって服装は変わる?
  7. 宗教による服装の違い
  8. 納骨式の持ち物
  9. 納骨式に用意する香典
  10. 納骨の服装まとめ
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納骨式での服装

納骨式とは、火葬が終わったご遺骨をお墓などに納める際に行われる儀式を指します。
納骨式はお葬式とは違い、そこまで規模は大きくありません。

参列する方も、故人の親族が多く、稀に親しかった友人や知人が参列するくらいです。
しかし、冠婚葬祭の一種である納骨式でも、お葬式同様に服装にマナーが存在します。

では、納骨式に参列する際の服装はどのような服装が良いでしょうか?
四十九日までと四十九日後に分けて服装のマナーを解説します。

四十九日までの納骨式は礼服

納骨式は、いつ行わなければならないといった決まりはありません。

ですので、四十九日までに行われるか否かで服装を変えると良いとされています。
四十九日とは、故人が亡くなった日から四十九日目のことをさします。

この日を境に故人は霊から仏に変わるとされています。
このことから、四十九日までに行われる納骨式では、礼服を着用するのが一般的です。

では、親族と参列者に分け具体的な礼服を確認しましょう。

親族

通夜やお葬式の際に着用していた礼服を着用するのが一般的です。

男性は黒の礼服に白いワイシャツ、ネクタイや靴下、靴は黒で統一しましょう。
女性は黒のワンピースかスーツの礼服に、ストッキングを着用し、小物類は黒で統一すると良いです。

また、一般的にはお葬式から納骨式までの間は少し期間があります。
この期間に礼服に汚れが無いか確認し、必要であればクリーニングへ出すと良いでしょう。

参列者

参列者も親族同様に礼服を着用するのがマナーとされています。
男性は黒の礼服に白いシャツ、女性はワンピースやスーツストッキングを合わせましょう。

また、アクセサリーや光沢のある時計などは控えたほうが良いとされています。

四十九日後の納骨式では平服

納骨式は一般的に四十九日法要と一緒に行われます。

しかし、住んでいる地域や宗教により納骨式の時期は様々です。
また、ご遺族の気持ちの整理に時間が必要な場合はご遺族のタイミングで行うこともあります。
ですので、納骨式が四十九日後に行われる際は平服を着用しましょう。

しかし、平服だからとどんな服装でも良いわけではありません。
納骨式も厳粛な場である為、黒を基調とし華美にならない様気を付ける必要があります。

また、地域や宗教、ご遺族の意向により、一周忌までは礼服を着用する可能性もあるので、礼服も平服と一緒に準備しておくと臨機応変に対応できるでしょう。

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平服とはどのような服?

疑問符を掲げる男性

先ほど、四十九日後に行われる納骨式は平服を着用することとご説明しました。

では、納骨式における平服とはどのような服を指すのでしょうか?

平服と聞くと普段着のようなイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、冠婚葬祭での平服は普段着のことではありません。

冠婚葬祭での平服とは、その場に適した服装という意味になります。
では、納骨式に適した服装とは何でしょうか?

基本的に納骨式も冠婚葬祭の一種と考えられているので、納骨式での平服とは黒やグレー、ネイビー等の地味な色合いのスーツを指します。
男性・女性・子供それぞれの納骨式に適した平服は以下の通りです。

男性の平服

  • ブラックスーツもしくは、グレーや濃紺のダークスーツ
  • 白いレギュラーカラーのワイシャツ
  • 黒無地のネクタイ
  • バックルが大きすぎないシンプルな黒ベルト
  • 黒い靴下
  • 金具の無いシンプルな黒の革靴

女性の平服

  • 黒・グレー・濃紺等の落ち着いた色合いのワンピース、アンサンブル又はスーツ
  • ダークカラーのトップス(男性と違い、白色のトップスはマナー違反)
  • アクセサリーはシンプルな真珠やオニキスのネックレス
  • 光沢や飾りのない、大きすぎない黒の布製鞄
  • 薄手の黒いストッキング
  • 黒の金具の無いシンプルなパンプス

子供の平服

  • 学校の制服があれば、制服
  • 制服が無い場合は白いシャツに黒・グレー・濃紺のパンツ又はスカート
  • 乳幼児は、飾りのないシンプルな落ち着いた色合いの服装

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家族だけなら平服でも大丈夫?

納骨式を四十九日前に行う際は礼服を着用するのが一般的だと説明しました。
しかし、近年では納骨式は身内のみで行う方が増えてきています。

身内のみで行うことで、日程の調整もスムーズに行えるなどのメリットも多いです。
また、身内で話し合ったうえで四十九日前でも、平服で行うこともできます。

ですが、中には四十九日前に平服を着用することに抵抗感を感じる方もいらっしゃいます。
その様な方にも納得頂けるよう、事前に身内や僧侶と相談の機会を設けると良いでしょう。

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季節ごとの服装は?

納骨式は殆どの場合野外で行われます。
そのため、四季のある日本では季節や気候に服装も大きく関わってきます。

冬には寒さを防ぐための防寒対策、夏には暑さをしのぐための対策が必要です。
そこで、夏と冬向けの納骨式での服装をご紹介します。

夏向けの服装

夏の炎天下の中で黒い礼服を着用するのは大変なことではありますが、過度な露出はマナー違反になってしまいます。

男性はシャツを半袖にしたり、平服であれば夏向けの生地のスーツを選びましょう。
しかし、納骨式に参列する際はネクタイ・ジャケットは必須です。

女性の場合は、トップスやワンピースを半袖にすることで調節が可能です。
しかし、男性同様納骨式の際は上にカーディガンやジャケットを羽織ることがマナーです。

冬向けの服装

夏向けの服装とは違い、冬にはコートを着用することが良いとされています。

しかし、着用するコートも何でも良いわけではありません。派手な柄や色は避け、黒やグレーなどの落ち着いた色合いのものを選びましょう。

また、近年では機能性インナーも多種多様に販売されています。
寒さに弱い方や寒い地域の方はこれらも併用すると良いでしょう。

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各種身だしなみについて

喪服姿で目を瞑る女性

これまで納骨式に参列する際の服装について色々な角度からご説明させて頂きました。

そこで、服装と同じ位にマナーが問われる身だしなみについてご説明します。
お葬式に比べ規模の小さい納骨式だからと言って身だしなみにマナーが無いわけではありません。

化粧・髪型・装飾品・持ち物別に確認しておきましょう。

化粧の選び方

女性の身だしなみとして化粧も含まれるので、納骨式で化粧をすることは問題ありません。
しかし、化粧も普段の化粧ではなく、その場に見合ったものにしなければなりません。

以下の点に注意しましょう。

  • ナチュラルメイクを心がける
  • アイライナーは薄くするかなくても良い
  • つけまつげやカラーコンタクトは着用しない
  • アイシャドウは薄い色かしないのが良い
  • グロスは艶のあるものは付けない

また、女性は日ごろからネイルをされている方もいらっしゃると思います。
ネイルは装飾が無く、派手な色でなければ問題ありません。

しかし、急な参列で普段のネイルを落とす時間が無い場合も考えられます。
その際は、葬儀用の手袋をするのも一つの策です。

髪型の選び方

突然の風などで髪型が崩れる事も予想されます。

ですので、髪の毛の結べる長さの女性は髪留めや髪ゴムでまとめることをおすすめします。
短い髪型の女性も顔に髪の毛がかかるようであれば、ヘアピンやワックスで纏めておきましょう。

その際使用する髪留めや髪ゴムは黒色の装飾のないものを選びましょう。
髪留めだからと何か装飾のあるものを選んでしまうと、他の参列者に良くない印象を与えます。

故人へのお悔やみを込めてシンプルな落ち着いた色の物を選びましょう。
また男性の場合は、普段髪の毛をセットされない方もいらっしゃると思います。

納骨式の場では、ワックスを使用しすっきりと纏めるのをおすすめします。
髪を纏めることで清潔感も出てとても良いでしょう。

装飾品の選び方

納骨式だけでなく、弔事全般で結婚指輪や腕時計以外のアクセサリーは原則禁止とされています。

しかし、女性のみ真珠でできたアクセサリーを身に着けることが可能です。
真珠の色は白色か黒色が良いとされています。

選ぶ基準として、準喪服以上の格式がある場合は黒真珠を平服は白真珠を選ぶと良いです。
また、真珠のアクセサリーだからとどんなデザインでも良いわけではありません。

「連なる」を連想させる2連や3連のネックレスは避けましょう。
あくまでも、シンプルなデザインのものが好ましいとされています。

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納骨の形式によって服装は変わる?

ネクタイを締める男性

納骨式は参拝方法により形式に違いがあります。
近年では、様々な場面で多様化が進み、個人で様々な選択が出来るようになりました。

それは、葬儀や納骨も例外ではありません。
また、お墓に納骨する際には、お墓を立てるためのお金や維持費がかかります。

そのような点から、お墓ではなく納骨堂や樹木葬などを選ぶ方も増えているようです。
また、故人が生前好きだった事や物を尊重した納骨方法も注目されています。

その中で、今回は散骨の際の服装についてとその他の納骨式での服装についてご説明します。

納骨形式が違っても服装は同じ

基本的に納骨式の形式に違いがあっても服装はこれまで述べてきた服装と同じで問題ありません。
四十九日前であれば準喪服、四十九日後であれば準喪服または平服です。

どちらの場合でも、黒やグレーの落ち着いた色合いのものを選ぶのが良いでしょう。

散骨の場合は動きやすい服装

納骨式の形式により服装に違いはありません。

しかし、散骨を行う際は例外です。
散骨とは、故人が自然が好きな方の場合選ばれることのある納骨方法です。

主に海・山・空での散骨がほとんどです。
そこで、三つの場面での散骨の際の適した服装について項目ごとに確認しましょう。

海での散骨

海での散骨は水に入るわけではないので、水着などは必要ありません。

しかし、潮風が吹くため、寒さ対策としジャケットなどの羽織るものを持参すると良いでしょう。
また、靴は革靴ではなく、海水に強く歩きやすいマリンシューズがお勧めです。

山での散骨

山での散骨の場合は、整備されていない道や険しい山を登ることが考えられます。
その為、木や枝で破れないような丈夫な洋服でいくことをお勧めします。

また、靴は山用のトレッキングシューズなどが良いでしょう。

空での散骨

空での散骨は小型飛行機に搭乗し空から散骨するものです。
ですので、海や山と違い特に注意する点はありません。

しかし、動きやすい服装のほうが良いので、派手ではない普段着が良いでしょう。

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宗教による服装の違い

宗教によっても服装に違いがあるのでしょうか?
近年は日本に住んでいる方でも色々な宗教の方がいらっしゃいます。

ここでは、神道式の納骨式とキリスト式の納骨式の服装についてご説明します。

神道式の納骨式での服装

神道式の納骨式の際は、服装に特に厳格な決まりはありません。

しかし、どんな服装でも良いわけではありません。
この点は仏教の納骨式とそれほど違いありません。

ですので、それほど派手ではない平服で参列するのがマナーです。
男女共に黒やグレーを基調としたスーツや礼服を着用しましょう。

また、分からない事があれば親族に相談すると良いでしょう。

キリスト式納骨式での服装

キリスト教は教会や宗派によって考え方に違いがあるので服装も教会や宗派により違いがあります。

しかし、キリスト教を信仰していない参列者は納骨式の際は喪服を着用すれば問題ありません。
もし不安であれば、葬式の際に聞いておくと良いでしょう。

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納骨式の持ち物

納骨式に参列が決まった方が用意するべきものは以下の通りです。

  • 香典・袱紗(ふくさ)
  • 白か黒のハンカチ
  • 数珠
  • 女性の場合は予備のストッキング
  • 履き替える用の歩きやすい靴

基本的な持ち物は通夜や葬儀に参列する際の持ち物と変わりありません。

しかし、納骨式は墓地で行われます。
そのため、道が整備されていない事が考えられます。
そのままヒールで参列すると、怪我をしてしまうこともあります。

そのようなことを避けるためにも、歩きやすい履き替え用の靴を準備しておくと良いでしょう。

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納骨式に用意する香典

前述したとおり、香典が納骨式に必要になります。

香典の値段相場

香典は、基本的に5千円程度のものを用意すると良いでしょう。
納骨の後に食事がある場合には、1万円程度用意してください。

ただし、納骨式が葬儀や四十九日法要の直後に行われる場合には、納骨式の香典は必要ありません。
葬儀・四十九日法要の香典のみ用意してください。

香典の表書き

香典の表書きは、納骨式が四十九日法要より前の場合は「御霊前」、四十九日法要後の場合は「御仏前」と書きましょう。
納骨式が四十九日法要より前かどうか分からない場合には、「御香典」と書けば問題ありません。
また、神道では「御玉串料」や「御神前」、キリスト教では「御花料」と書いてください。

表書きは、薄墨ではなく、濃墨で書き、表書きの下には名前を書きましょう。

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納骨の服装まとめ

草原に座る夫婦と犬

今回は、納骨式の服装とそれに付随する情報についてご紹介してました。要点を以下にまとめます。

  • 納骨式の服装は基本的には礼服が良い
  • 平服とは黒やグレーを基調としたスーツなどを指す
  • 季節や気温で服装を大幅に変えることはできない
  • 故人を偲ぶ気持ちを大切にするために清潔感のあるシンプルなものを心がける

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(かまた)

鎌田 真紀子(かまた まきこ)

国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)

経歴

終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。

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