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お墓

家族のみの納骨式の服装は?正しい納骨式の服装マナーを徹底解説

更新日:2022.06.17

納骨

ビジネススーツを着た女性

記事のポイントを先取り!

  • 四十九日前後で服装が変わる
  • 家族のみの納骨式は平服で問題ない
  • 色合いは落ち着いた華美でないものを着用する

葬儀の後に行う儀式として大切なものの1つに納骨式があります。

納骨式はお墓や納骨堂などにご遺骨を納める儀式です。

この納骨式は葬儀や通夜に比べ小規模で行われることが多く、参列する際の服装やマナーに悩むことがあると思います。

そこで、この記事では納骨式の服装や注意点、マナーについて紹介していきます。

納骨式に参列する際、他の参列者へ不快感を与えないよう服装のマナーを確認しておきましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 納骨式の服装
  2. 家族のみの納骨式の服装
  3. 納骨式の服装での注意点・マナー
  4. 家族のみの納骨式の流れ
  5. 納骨式での香典
  6. よくある質問
  7. 家族のみの納骨式の服装まとめ
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納骨式の服装

納骨式とは、火葬した後のご遺骨をお墓や納骨堂に納める儀式のことをいいます。

納骨式は通夜や葬儀に比べると、規模も小さく、身内のみで行われることがほとんどです。

ですが納骨式も弔事の一つですので、気を付けなければいけないマナーがあります。

そこで、そのマナーの中でも最も重要である服装についてご説明します。

まず四十九日以前か四十九日以降かにより服装のマナーに違いがあります。

基本的に納骨式は四十九日法要と同時に行われます。

以下で詳しく見ていきましょう。

四十九日以前

四十九日以前に行われる納骨式では親族・参列者共に喪服を着用するのがマナーです。

四十九日以前は故人はまだ霊であると考えられているためです。

また、地域により火葬後すぐに納骨式を行う所もあります。

では、親族と参列者に分けて詳しくご説明します。

親族

親族は四十九日以前の納骨式では喪服を着用するのがマナーとされています。

通夜や葬儀でも着用した喪服を再度着用するので、汚れがないか確認しておくと良いです。

また喪服のクリーニングには時間が要するため、日にちが決まり次第すぐに対応しましょう。

参列者

参列者も親族同様に四十九日以前の納骨式では喪服を着用するのがマナーです。

地域や宗派にもよりますが、納骨式の日程は事前に分かることがほとんどです。

ですので、他の参列者や親族に失礼のないよう、事前に喪服に汚れが付いてないか確認を行っておきましょう。

四十九日以後

四十九日以降に納骨式が執り行われる際は親族・参列者共に平服で問題ありません。

また、殆どの場合宗教的な儀式の一つである納骨式は四十九日以前に行われます。

しかし、四十九日以降や数年後に行っても問題はありません。

四十九日を境に故人は仏になると考えられているため、四十九日を境にマナーに違いが現れます。

もちろん、宗派や地域の慣習によって決まりがある場合もあるので、事前に確認しておくことが無難です。

では、親族と参列者別で服装のマナーをご説明します。

親族

四十九日以降に行われる納骨式では平服の着用で問題ないです。

しかし、平服といっても普段着のことを指しているわけではありません。

落ち着いた色合いの服装で、尚且つその場に適した服装を心がけましょう。具体的な平服は後述します。

参列者

参列者も親族同様に四十九日以降の納骨式であれば平服で問題ありません。

地域や宗派により平服の捉え方に違いはあるので、服装に心配がある際は前日までに確認をしておくと良いでしょう。

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家族のみの納骨式の服装

喪服でお辞儀をする二人の女性

近年では、知人や友人を呼ばず、家族のみで納骨式を行う方も増えてきています。

家族のみで行うことでスケジュールの調整などがしやすくなるなどメリットも多いです。

そこで、家族のみの納骨式の際はどのような服装で参列するのが良いでしょうか。

基本的に、四十九日前に行う納骨式や四十九日法要と同時に行う場合は喪服が良いとされています。

家族のみの場合は平服でも問題ありませんが、ご年配の方は四十九日前に平服を着用することに抵抗感がある方もいらっしゃいます。

参列者全員で服装の格式を合わせることが重要になりますので、納骨式前までに家族や僧侶と話し合うことが必要です。

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納骨式の服装での注意点・マナー

納骨式は、ご遺骨を指定の場所へ納める為の儀式です。

そのような納骨式はご遺族にとって重要であり、大切な儀式ですので参列する際はマナーや注意点に気を付けたいところです。

そこで、納骨式での服装のマナーや注意点についてご説明します。

平服とは

納骨式は、四十九日を境に服装のマナーが変わります。

四十九日前は喪服、四十九日以降は平服で良いとされています。この「平服」とはどのような服装を指しているのでしょうか。

平服と聞くと、何となく普段着のような服装をイメージされる方が多いと思います。しかし、弔事である納骨式での平服は普段着ではありません。

喪服には、「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3つの格式が存在します。左から順に格式が高いとされており、一般的に葬儀の際に親族が着用するのは正喪服です。

納骨式に参列する際に着用する平服とは、喪服の「略喪服」を指しています。この略喪服とは男性はダークスーツ女性はブラックフォーマルがこれにあたります。

このことから、平服という案内があれば基本的に略喪服だと考えておきましょう。

夏の服装

納骨式は季節に左右されることなく行われます。そこで、夏の季節の納骨式に参列する際の服装についてマナーや注意点をご説明します。

日本の夏は、気温が30度を超え、湿度も高くとても暑いのが容易に想像できるでしょう。また納骨式は一般的に外で行われることが多く、通常の喪服や平服では暑いと感じられます。

しかし納骨式は弔事の一種のため、暑いからと過度の露出をすることはマナー違反とされています。男性は半袖のワイシャツを着用しても、ネクタイやジャケットを必ず持参しましょう。

また、女性も半袖を着用する際はカーディガンなどの羽織るものを持参することをお勧めします。

冬の服装

夏同様に冬に行われる納骨式も普段の喪服や平服だと辛いと感じるでしょう。

ですので、冬場の納骨式ではコートを着用しましょう。納骨式でのコートに特別な決まりはありませんが、喪服や平服のように華美な印象を与えない黒やグレーなどの色合いを選びましょう。

また、マフラーなども装飾や柄の無いダークトーンのものを選ぶと良いでしょう。

子供の服装

納骨式に参列する際の子供の服装は基本的に学生であれば学生服が良いとされています。

しかし、学生でないお子様や学生服をお持ちでない方もいらっしゃると思います。その際は、喪服や平服は考えず、白いシャツに黒やグレーのパンツ又はスカートが良いでしょう。

また、乳幼児の場合は黒や白の洋服を探すのはとても難しいと思います。シンプルなデザインの水色やピンク色など華美な印象を与えない色のものを選びましょう。

髪型・化粧・アクセサリー

納骨式でも女性は化粧をすることがマナーとされています。

しかし、普段するような華やかな化粧ではマナー違反のため、控えめな化粧になるよう心がけましょう。

アクセサリーを身に着ける際は必要最低限のものするのが良いでしょう。

可能であれば、結婚指輪のみにし、それ以外は着けないのが無難です。アクセサリーを付ける際は喪服には黒い真珠、平服には白い真珠を選びましょう。

また、アクセサリーを付ける場合は一連の物にしましょう。連なっているものは、「不幸が連続する」ことを連想させてしまい縁起が悪いので避けるようにしましょう。

バッグや靴なども派手な装飾のついたものは避けた方が無難です。

腕時計もなるべくシンプルなものを選ぶと良いでしょう。

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家族のみの納骨式の流れ

納骨式を行う際は故人の家族や知人、生前親しかった友人などが参列できます。

しかし、近年では家族のみで納骨式を行うことも多いようです。家族のみで行うことで、スケジュールも組みやすくなりメリットも多いです。

家族のみで納骨式を行う場合は、故人の知人や友人にその旨を事前に伝える必要があります。納骨を行った後に納骨した旨を伝えると、相手に不快な印象を与えかねません。

些細なトラブルを回避できるように、事前の連絡は行っておきましょう。その後の納骨式の流れは、法要を同時に行うか否かで変わってきます。

後ほど項目ごとに詳しく説明致します。

納骨時に必要なもの

納骨式の当日までに事前に準備が必要なものとして遺骨埋葬許可書と会食・引き出物、お布施がです。

まず遺骨埋葬許可書とは、火葬場で印のされた火葬許可書のことを指します。

この遺骨埋葬許可書を納骨式の際に提出しなければ、納骨することはできません。当日までに、準備し無くさないようにしましょう。

次に、会食・引き出物です。納骨式終了後には、一般的に会食が行われるため、事前に参列者人数を確認し会食場所を確保しておく必要があります。

また、引き出物にはお菓子やお茶などの「消えるもの」が良いとされています。こちらも合わせて準備しておきましょう。

最後にお布施です。納骨をする際は僧侶が読経をします。その感謝の気持ちとし、お布施をお渡しする必要があります。


お布施は一般的に3万~5万円程度とされています。葬儀と同じように白い封筒に入れ準備しておきましょう。

納骨法要を行う場合の流れ

納骨式を行う時期に特別な決まりはありません。ですが、四十九日法要と同時に納骨式を行う方が多いようです。

そこで、法要と同時に納骨式を行う場合の流れをご説明します。

菩提寺と納骨の日にちを決める

納骨式当日は僧侶が読経をします。参列者の予定を確認後、菩提寺と納骨の日にちを決めます。

石材店へ墓石への字彫り、カロートの開閉を依頼する

納骨する際は墓石に故人の命日や戒名を彫ります。平均2~3週間の期間が必要になるので、前もって依頼しておくとよいです。

また、納骨式当日にはご遺骨を納めるカロートを開ける必要があります。開閉は石材店の方が行うので、合わせて依頼をしておきましょう。

必要書類の準備

当日は遺骨埋葬許可書がなければ納骨することができません。前日までに用意しておきましょう。

納骨式当日

当日は僧侶よりも前にその場に到着するのがマナーです。約30分前には到着しお墓の掃除やお供え物の準備を行っておきましょう。

納骨・読経

納骨後僧侶の読経があります。

会食

納骨式自体は30分程度で終了します。その後は参列者で会食を行います。

また、僧侶がやむを得ない事情で会食を辞退された場合は別途御膳代をお渡ししましょう。

納骨法要を行わない場合の流れ

近年では、様々な理由で納骨式を簡略化するケースも多くあります。

その場合は、石材店に依頼し必要書類を準備、当日は共に納骨式を行いお供えをして終了します。

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納骨式での香典

納骨式に参加する際に必要となる香典について詳しく解説していきます。

納骨式のみに参列する場合は、5,000円程度の香典金額が一般的です。
事前に納骨式の後に会食があることが分かっている場合は、1万円程度を用意します。

お通夜・葬儀・告別式での香典袋の表書きは「薄墨」ですが、納骨式の表書きは「濃墨」になるため注意が必要です。

納骨式を執り行うタイミングは、喪家によって異なることもあるでしょう。
四十九日以前の納骨式の場合は「御霊前」とし、四十九日以降は「御仏前」にします。
納骨式の時期について詳細が不明の場合は「御香典」としておけば無難です。

浄土真宗は即身成仏の考えから故人は全て仏になるため、どちらも「御仏前」にします。
神道では「御玉串料」「御神前」、キリスト教では「御御花料」と書くのがマナーです。
喪家へ失礼のないように袱紗に香典袋を包み、納骨式前に喪主に手渡します。

どうしても納骨式に参列できなくなった場合は、一刻も早く施主にその旨を伝えましょう。

欠席する場合の香典は必ずしも必要ではありませんが、参加する時と同様に香典を包み、納骨式前に届くように郵送するか手渡しするのが望ましいです。

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よくある質問

Q:納骨式にお供え物は必要?

納骨式に、香典とともにお供え物が必要か否か悩まれる方もおられることでしょう。
しかし、納骨式のお供え物は一般的に喪家側が用意していることが多いようです。
したがって、参列者がお供え物を用意しなくても失礼にはあたりません
用意をするならば、「お花」「果物」「お菓子(個包装のもの)」などが定番です。
置き場所に困ることのないように「御供物料」として現金を渡すケースもあります。
お供え物をする場合、掛け紙は「黒白」「黄白」の水引で表書きは「御供物」です。

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家族のみの納骨式の服装まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

今回は納骨式に参列する際の服装や家族のみで行う際の服装のマナーについてご紹介してきました。納骨式の服装や服装のマナーについて要点を以下にまとめます。

  • 納骨式の服装は四十九日を境にマナーが変わる。
  • 家族のみの納骨式の場合は平服でも問題ない。
  • 納骨式の服装は落ち着いた色合いで華美にならないものを選ぶ。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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