お葬式
回忌とは?年忌法要を行う時期や何回忌まで行うかについても解説
更新日:2022.06.11 公開日:2021.10.27

記事のポイントを先取り!
- 回忌の数え方は三回忌以降「年忌数ー1年」
- 3と7のつく回忌に法要をする
- 三十三回忌をもって弔い上げとすることが多い
年忌法要を営む上で、初めて施主を務める方には何から手を付けていいのかわからないという方もいらっしゃいます。
施主という責任ある立場で、年忌法要を営む上で必要なことを知っておくことは大切なことです。
そこで、この記事では、年忌法要について
- 回忌の数え方
- 年忌法要を行うのはいつ?
- 年忌法要は何回忌まで行うのか
- 年忌法要の際に何を準備すればいいのか
などの内容を解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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回忌とは

回忌とは、人の死後に毎年廻ってくる祥月(しょうつき)命日のことです。
祥月命日は、故人の亡くなった同月同日のことを言います。
例えば、命日が9月7日の場合、毎月7日が月命日となり、毎年9月7日が祥月命日となります。
回忌の数え方
回忌の数え方がわかりにくいと思っている方もいらっしゃいます。
故人の没後1年目を一周忌と言い、2年後の法要を三回忌と言います。
2年後が三回忌といことに疑問を感じる人もいるでしょう。
しかし、法要の回数は、葬儀を1回目と数えます。
そのため、1年後の一周忌は2回目の法要となり、2年後は3回目の法要になるのです。
ですから、2年後の法要を三回忌と言います。
数え方としては、回忌数-1年が法要を行う年となります。
三回忌は2年後、七回忌は6年後、十三回忌は12年後、十七回忌は16年後という計算になり、三十三回忌は32年後となります。
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年忌法要を行うのは何回忌の時?

年忌法要は、3と7のつく年忌に行います。
その年の祥月命日(命日の同月同日)に行うことになっています。
以下に年忌法要を記載しておきます。
- 一周忌(没後1年目)
- 三回忌(没後2年目)
- 七回忌(没後6年目)
- 十三回忌(没後12年目)
- 十七回忌(没後16年目)
- 二十三回忌(没後22年目)
- 二十七回忌(没後26年目)
- 三十三回忌(没後32年目)
- 五十回忌(没後49年目)
五十回忌以降は、遠忌法要と言うようになります。
真言宗、日蓮宗などは二十三回忌、二十七回忌を省いて二十五回忌にまとめることもあります。
一周忌
一周忌は、故人が亡くなってから1年目の祥月命日に行う法事で、葬儀や49日法要と同じくらい大切な法要です。
親族や親しい友人などを招き、故人を偲び、御霊を慰める法要とされています。
僧侶の読経、お墓参りをして会食を行い、招待客には引き出物を出します。
一般的に、関東では寺社で、関西では自宅で法要をすることが多いようです。
一周忌をもって忌明けとなります。
三回忌
三回忌は、故人の死後2年目の祥月命日に行う法要で、三回忌も大きな法要となります。
儒教の「礼記」にも、13か月目を小祥忌(しょうじょうき)・25か月目を大祥忌(だいじょうき)という祭りを行っていました。
この教えに基づいて日本でも一周忌、三回忌というものになっていったと考えられます。
ですから、三回忌も大切な法要なのです。
一周忌と同じく、親族や親しい友人などを招いて、読経、墓参り、会食を行います。
七回忌
七回忌は、故人の死後6年目の祥月命日に行う法要です。
七回忌からは、遺族、親族のみで行い、規模が小さくなります。
僧侶にお経を読んでもらい、お墓参りと会食を行います。
最近では、七回忌以降の法事を簡略化することが多くなってきているようです。
僧侶の読経の後、会食して終わったり、近くの親族だけで集まったりして簡単に済ませる方も増えています。
何回忌まで行うの?

では、年忌法要は、何回忌まで行えばいいのでしょうか。
年忌法要の最後の法要を弔い上げと言いますが、一般的には、三十三回忌法要をもって弔い上げとするとされています。
理由としては、仏教では、死後33年過ぎるとみんな極楽浄土に行けるとされているためです。
ところが、近年では三十三回忌まで法要を営める方の数が減ってきています。
そこで、十七回忌や二十五回忌をもって弔い上げとするケースも少なくありません。
逆に小さなお子さんが亡くなった場合など、三十三回忌よりもっと長く法要がしたいと思うこともあります。
弔い上げは、三十三回忌が目途となってはいますが、必ずそうしなくてはならないと決まっているわけではありません。
ご遺族それぞれで、弔い上げの時期を決めることができます。
親族が高齢の場合には、十七回忌や二十五回忌にするなど短くしてもかまわないのです。
わからないときには、お寺に相談しながら親族とも話し合い、納得のいく答えを出されるのがいいでしょう。
なお、弔い上げの後は、永代供養となります。
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年忌法要をするにあたっての準備
年忌法要をする際、どういう準備をしなくてはならないのでしょうか。
施主となって初めての年忌法要では、何をしたらいいのかわからなくて迷う方もいらっしゃるでしょう。
年忌法要、特に一周忌や三回忌は、葬儀と同様に大切な法要とされています。
ですが、葬儀と違って年忌法要には準備する時間があります。
一周忌、三回忌は1年の、七回忌以降は5年の準備期間があります。
慌てずに準備していきましょう。
日取り、招待客、会場の決定
日取りについては、基本的には故人の祥月命日に行うものです。
ですが、命日が平日の場合には参列者が集まりにくいこともあり、休日を選んで行うことが多いようです。
その場合は、命日に近い休日を選びます。
ただし、僧侶の予定がないか僧侶と相談して決めなくてはなりません。
法事の2~3か月前には日取りが決められるように、僧侶に相談するのが望ましいです。
例えば、命日が、年末年始やお盆、また連休にかかっている場合などは、お寺の忙しい時期に重なってしまいます。
そのような場合、日程が命日と大きくずれることもあるので、特に早めの相談が必要です。
日取りが決まると、会場を決めます。
特に、お盆や年末年始、連休などの繁忙期にかかる場合には、早めの予約が必要になります。
招待客については、一周忌や三回忌は、遺族親族だけでなく、親しい人や近所の密接な関係にあった人などを招きます。
ですが、遺族の家庭の状況によって事情も様々ですので、菩提寺の僧侶や葬儀社と相談して招待客の人数を決めるといいでしょう。
招待客の人数に合わせて会場を予約しましょう。
案内状を送る
日時、場所が決まったら、招きたい人達に案内状を送ります。
往復はがきに、何回忌法要か・日時・場所を明記して、法事の1か月前には送るようにしましょう。
七回忌以降では、親族のみで法事をする場合であっても、電話だけでなくはがきでお知らせを送ると親切です。
案内の返信が、2週間前には届くようにしましょう。
引き出物、会場の準備
案内状の返信が来たら、人数が確認できるので引き出物の準備をします。
引き出物には、消え物と言って、消耗して形が残らないものが良いとされています。
お茶やお菓子などの食品や、洗剤やタオルなどの生活実用品が一般的です。
この時の水引は、白黒か双銀の結びきりを使います。
もともとの引き出物は、お供えを分けるということでした。
今はお供えが金銭になりますから、その半額~3分の1のお返しをするという考え方です。
招待客や親族が参列されて、会食後、お帰りの際に引き出物を渡すという流れになります。
お布施、お車代、御膳料の準備
年忌法要の際には、寺社にお願いして僧侶にお経をあげてもらいます。
寺社で行う場合でも、お布施は必要です。
読経後に会食をする際、僧侶が同席しないときには、御膳料を用意しておきます。
基本的に寺社から出張を願う場合には、お車代を準備します。
寺社を使う場合には、寺社の使用料をお寺と相談して準備しましょう。
年忌法要を行う際に主にかかる費用
年忌法要をする費用はどのくらいかかるのでしょうか。
法要の費用は施主が支払うことになります。
親族や招待客がお供えとして包んでこられる金額もありますが、あらかじめ予算が立てられたら不安を減らすことができます。
法要も葬儀社に見積もりを出してもらうという方法もあります。
お布施
年忌法要での僧侶へのお布施は、3~5万円が相場とされています。
地域や宗派による差はほとんどありません。
七回忌法要以降は1~5万円となります。
あくまでも相場ですので、規模が大きすぎて相場と差がある場合には、僧侶と相談してください。
会食費
会食の費用ですが、親族以外に会社関係や、友人も出席する場合には、3000~1万円、ホテルなどグレードの高い会場の場合は8000~1万2000円が相場でしょう。
3回忌以降、親族だけで行う場合には、3000~5000円が相場と言われます。
会食費は、人数や招待客の種類によって差が出てきます。
法要はあくまで慰霊のための集まりであり、食事が中心ではないのであまり派手にならないよう気を付けましょう。
僧侶へは、会食に同席されない場合には御膳料として1~2万円を準備します。
引き出物代
葬儀のときには、準備ができないので、香典をいただいた後でお返しするため金額に応じたお返しができます。
しかし、年忌法要の場合当日にお供えをいただいて、同時にお返しをしなくてはならないので、一定の金額を決めてあらかじめ準備しておかなくてはなりません。
一般的には2000~5000円が引き出物の相場とされています。
お茶やお菓子、タオルなどを引き出物とされることが多いようです。
関東では1種類のものを、関西では2種類のものを準備するという慣習があります。
一周忌や三回忌の法要は比較的規模が大きく、葬儀社にお願いして会場を借りたり、食事の準備をしてもらったりすることもできます。
菩提寺がない場合には、僧侶の出張を頼むことができます。
葬儀社のサービスを利用すると、あらかじめ見積もりが取れますから、相談されるのも一つの方法です。
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年忌法要まとめ

ここまで、年忌法要について解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下のとおりです。
- 回忌の数え方は三回忌以降「年忌数ー1年」
- 3と7のつく回忌に法要をする
- 三十三回忌をもって弔い上げとすることが多い
- 年忌法要の際には、日程、会場、会食、引き出物の準備をする
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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