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お葬式

喪中の禁止事項とは?喪中と忌中にやってはいけないことを紹介

更新日:2022.05.18

喪中

クエスチョンマークが書かれた積み木が3つ積まれている

記事のポイントを先取り!

  • 喪中とは故人の冥福を祈る期間
  • 喪中の禁止事項は、正月祝いなどの慶事
  • 忌中の禁止事項は、喪中に加えて神社の参詣

皆様も一度は「喪中」や「忌中」という言葉を、耳にしたことがあることでしょう。

昔ながらの習わしに従い、喪中や忌中の期間には控えるべき事があります。

そこでこの記事では、喪中の禁止事項について、やってはいけないタブーや、避けるべきことについて解説します。

忌中の禁止事項についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 喪中とは
  2. 喪中の禁忌事項 
  3. 忌中の禁則事項
  4. 喪中でも禁則事項は気にしなくて良い?
  5. 喪中の禁止事項まとめ
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喪中とは

何かを紹介する女性

この章では、そもそもの喪中の意味や、忌中と喪中の違いについて解説します。

喪中の意味

喪中とは死を悼(いた)んで喪に服し、故人への哀悼の意を表す期間を指します。

一般的に一周忌前後までの間が喪中とされることが多いです。

喪中は故人の冥福を祈りつつ、祝い事や、派手な行動を控えるべきとする慣習があります。

かつては「養老律令(ようろうりつりょう)」や「服忌令(ぶっきりょう)」という法律による規定もありました。

「喪に服す」の言葉通り、喪中の期間は喪服を着て慎ましやかに過ごしていました。

現在ではそのような規定はありませんが、慣習として喪中は控えるべきと考えられているものは多く存在します。

忌中と喪中の違い

忌中と喪中の違いは故人の死を悼み、喪に服する期間の長さになります。

忌中は忌明けまでの間で、喪中は故人との続柄により最大で13ヶ月までとされています。

忌中という言葉は神道の「死は穢れ(けがれ)」という考え方から波及したものです。

かつて忌中は穢れが他の人に移らないように、門戸を閉めて故人に祈りを捧げる期間とされていました。

現在でも忌中は喪中に比べ、より身を慎んで過ごす意識が強まります。

由来は神道ですが、仏教でも四十九日法要までを忌中としています。

一般的に四十九日法要を忌明けとして、それ以降、一周忌あたりまでを喪中とします。

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喪中の禁忌事項 

感嘆符が書かれた道路標識

昔からのならわしにより、喪中には控えるべき禁止事項があります。

この章では、喪中に避けるべきことや、してはならないことについて解説します。

喪中には「めでたいこと」を避けるべき

喪中には「めでたいこと」を避けるべきとする慣習があります。

そのため、正月祝いなど多くの禁止事項が存在します。

禁止事項は、喪中は故人の冥福を祈って身を慎むことを良しとする慣習のため存在します。

喪中には禁止事項を避け、普段何気なく行っているお祝い事を行わないのが一般的です。

喪中にしてはいけないこと

ここでは喪中にしてはいけないことについて、具体例を挙げて項目ごとに解説します。

正月の祝い 

お正月のお祝いは日本人として大切な慶事ですが、喪中の家庭では避けるべきです。

門松やお正月の飾りは喪中ではタブーとされており、おせち料理やお雑煮などの祝い膳も控えます。

お年玉も新年を祝うニュアンスがあるため「お小遣い」などと名目を変えて渡しましょう。

年賀状

年賀状は正月に新しい年を迎えた喜びを伝えるもののため、死を悼む喪中には控えます。

しかし普段年賀状のやり取りをしている人には、なにも出さないと失礼にあたります。

その場合、年内に喪中はがきを送り、新年の挨拶を辞退する旨を知らせるようにしましょう。

結婚式

結婚式も慶事のため、喪中には予定を延期したり、中止とするケースが多いです。

やはり喪中は故人を偲び、冥福を祈って慎ましやかに暮らす慣習が根付いています。

そのため結婚式や結婚式への参列は基本的に差し控えます。

ただし、お相手のご家族がどうしてもと申し出たり、故人が熱望していた結婚式の場合、忌明けを待って行うケースもあります。

旅行 

旅行などの贅沢をすることは、身を慎む喪中には相応しくないとする考え方があります。

そのため、基本的に喪中の旅行は控えた方が無難です。

しかし、ご遺族の心情を察して良かれと思って旅行へお誘いする方もいらっしゃいます。

沈んでいる心を癒すため、少人数での旅行なら良いかもしれません。

宴会や祝いの席

その他の宴会や祝いの席も、めでたい席のため、喪中には避けた方が無難です。

喪中の場合、相手に気を遣わせてしまうこともあるでしょう。

ただし近年、相手が気にしないなら出席しても良いと判断する人も増えています。

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忌中の禁則事項

感嘆符 「!」が書かれた積み木

ここからは忌中において避けるべきことについて解説します。

喪中にダメなことは忌中もダメ

喪中に行うとダメなことは、忌中でも行ってはいけません。

忌中の期間も喪中に含まれるためです。

また、神道では忌中は遺族に穢れが残っているとされるため、喪中よりも制約が増えることになります。

神社へのお参り

喪中には神社へのお参りを避けるべきと思われがちですが、正確には違います。

神社によりお清めの儀式(お祓い)を行うことで、お参りが許されるケースもあります。

他にも、喪中である1年間は参拝を禁じる神社や、忌明けをもって参拝を許可する神社などさまざまです。

一方で、忌中には神社へのお参りはタブーとされることが多いです。

神聖な神社に、穢れを持ち込む可能性があるためです。

また自宅に神棚がある場合、神棚の正面に白い紙を貼り神棚封じをします。

ただし仏教には「死を穢れ」とする考え方はないため、初詣などはお寺なら問題ありません。

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喪中でも禁則事項は気にしなくて良い?

○と×のプラカードを持って悩む男性

昔ながらのしきたりにより、喪中は禁止事項を守り、慎ましやかに過ごす習慣があります。

しかし、時代の流れから喪中の過ごし方の禁止事項についてもそれほど厳密に考えられることは少なくなっています。

喪に服し、派手な行動を慎む喪中ですが、遺族の生活が制限され不便を引き起こしてはいけません。

ここでは、喪中に対する人々の意識の変化や、喪中がない宗教・宗派について解説します。

喪中を気にしない人は増えている

喪中に関する法律である服忌令は昭和22年に廃止され、現在では法による規定はありません。

会社関係で外せない行事などもあり、人々の喪中に対する意識は変化しています。

近年では、昔ほど喪中を気にしない人が増えていると言えるでしょう。

準備が無駄になるため気にしない

再三触れている通り、結婚式や旅行は喪中に相応しくないとされ、控えた方が無難とされています。

しかし、結婚式や旅行は事前に予約をしている場合、キャンセルが難しくなります。

結婚式は当人同士に限らず、ご両家や参列者の都合にも大きく影響するからです。

また結婚式の時期によっては、キャンセルが出来ないケースもあります。

このように問題が発生する場合には、喪中を気にせず実行することもあるのです。

浄土真宗とキリスト教には喪中がない 

ここでは、喪中に関する浄土真宗・キリスト教の考え方について解説します。

浄土真宗では、そもそも喪中や忌中の概念がなく、禁止事項もありません。

浄土真宗は即身成仏という考え方で、人は亡くなるとすぐに仏様になるとされています。

すぐに仏様になることから、魂が彷徨うこともなく、この世に死の穢れを残さないのです。

他の宗派のように死を悼むこともなく、遺族は普段通りの生活を変えることなく過ごします。

キリスト教でも喪中の概念はなく、喪中の禁止事項も存在しません。

キリスト教では、人が亡くなると神様のお導きにより天国へと召されるとされています。

そのため人の死を悼む必要はなく、他の宗教のように故人を偲ぶ期間はありません。

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喪中の禁止事項まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで喪中の禁止事項の情報や、喪中と忌中に避けるべきことを中心に解説しました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 喪中とは故人を悼んでお祝い事を控える期間
  • 喪中の禁止事項は、正月祝い・結婚式・宴会
  • 忌中の禁止事項は、神社へのお参り

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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