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お葬式

通夜と葬儀の違いや流れとは?一般葬のメリットとデメリットを解説!

更新日:2022.12.14 公開日:2021.06.22

喪主

人が亡くなると「通夜」や「葬儀」といった儀式が執り行われることは、一般的によく知られています。
身内や知人が亡くなり、通夜や葬儀に参列した経験がある方は多いのではないでしょうか?

しかし、通夜と葬儀の違いをきちんと説明できる方は、意外と少ないようです。
まずは通夜と葬儀について、簡単にご紹介しましょう。

今回は、この通夜と葬儀の違いや流れについて、次の流れに沿って詳しくご紹介します。

  • 「通夜」と「葬儀」の流れの違いとは?
  • 「通夜」と「葬儀」のマナーや気を付けるべき点について
  • 「一日葬」という新しい葬儀スタイルについて

通夜と葬儀の違いだけでなく、新しい葬儀スタイルの提案もしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 「通夜」と「葬儀」の違いとは?
  2. 「通夜」と「葬儀」の流れの違いとは?
  3. 「通夜」と「葬儀」のマナーや注意点とは?
  4. 葬儀の日程を決める方法
  5. 葬儀日程のお知らせ方法
  6. 葬儀にお呼びする親族や友人の範囲の考え方
  7. 「一日葬」という新しいスタイルの提案
  8. まとめ
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「通夜」と「葬儀」の違いとは?

通夜と葬儀、よく聞く言葉ですがどのような違いがあるのでしょうか?

「通夜」とは?

ご家族やご親族など、故人のごく身近な人によって葬儀の前日に執り行われます
線香やろうそくの火を絶やさずに、夜通し故人と共に過ごすお別れの儀式です。

「葬儀」とは?

一般的には、通夜の翌日に行われ、告別式や火葬と同日に執り行われる儀式です。
主に僧侶による読経が行われます。

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「通夜」と「葬儀」の流れの違いとは?

先ほど「通夜」と「葬儀」の違いについて簡単にご紹介しましたが、通夜と葬儀は、儀式自体の流れも異なります。
それぞれの儀式の流れについて、詳しくご紹介します。

「通夜」の流れ

通夜を執り行う際には、準備を含め、一般的に次のような流れとなります。

ご臨終~遺体の搬送

病院でご臨終を迎えた場合、ご遺体を搬送しなければなりません。
葬儀を依頼する葬儀社を探し、ご遺体を搬送するための寝台車を手配する必要があります。

その際には、あらかじめご遺体の搬送先を決めておきましょう。
一般的には、ご自宅もしくは斎場へとご遺体を搬送します。

葬儀社への連絡

葬儀を依頼する葬儀社が決まったら、葬儀社へ連絡をして寝台車の手配を行います。
ご遺体の搬送・安置まで終了すると、次は、葬儀社の担当者と打ち合わせが行われます。
打ち合わせでは、通夜や葬儀を行う日時や場所、葬式プランの内容などを決定し、見積もり依頼・契約へと進みます。

そして無事に契約が結ばれると、いよいよ通夜の準備へと移ります。
また、打ち合わせが終了したタイミングで、親戚や故人と親交のあった方などに対して、通夜や葬儀の日程を報告しましょう。
このように、故人が亡くなってから葬儀社と契約を交わすまで、時間的にあまり余裕はありません。
葬式プランの内容や予算について、短時間で決めなくてはならないことが多くあります。

近年では、終活の一環として、あらかじめ依頼する葬儀社を決め、ご自身やご家族が亡くなった時のための事前準備を行う方が増えています。
あらかじめ葬式内容を決めておくことで、いざという時に、ご遺族の負担を軽減することができるからです。

納棺

納棺とは、ご遺体を棺に納める儀式のことをいい、通夜の前に行われます。
従来は、ご遺族やご親族によって納棺の儀が行われていましたが、現在では、納棺師と呼ばれる専門の人や葬儀社の係員によって行われることが多くなりました。

納棺の儀には、「末期(まつご)の水」から始まり一連の流れがあります。
「末期の水」とは、水を含ませた脱脂綿で故人の口を濡らす儀式のことをいいます。
喪主の方を筆頭に、故人と近い血縁者から順番に行います。
ご遺体を安置した後に行うこの「末期の水」という儀式ですが、実際には、地域や宗教によって行わないケースもあります。

そして「湯灌(ゆかん)」と呼ばれる儀式によって故人の体を洗い清め、死化粧を施し、死装束を着付けて故人が旅立つための身支度を行います。
また、故人が愛用していた物などをご遺体と一緒に棺へと納めて納棺の儀は終了となります。

通夜

従来の通夜は、線香やろうそくの火を絶やさずに、夜通し故人と共に過ごすお別れの儀式でした。
現代では、夜18時頃から始まり数時間で終了となる「半通夜」が主流となっています。

お通夜では、僧侶の読経が行われ、順番に焼香を行います。
焼香は、喪主・ご遺族・近親者・一般の弔問客の順番で行われます。
全ての焼香が終わり僧侶が退席された後、喪主の挨拶で儀式が終了となります。

また、通夜の終了後に「通夜ぶるまい」を行うケースも多く、僧侶や参列者への感謝の意を込めて食事の場が設けられます。
時間的には1時間程度で、喪主の挨拶をもって終了となります。

「葬儀」の流れ

葬儀の一般的な流れは、次のようになります。

葬儀・告別式

通夜の翌日に執り行われる儀式が「葬儀」と「告別式」です。
葬儀と告別式は、火葬を含めて同日に執り行われることが多い儀式です。
葬儀・告別式と一緒にされることが多いため、それぞれの儀式の違いをご存知の方は少ないのではないでしょうか?

葬儀と告別式の明確な違いを簡単に言うと、僧侶による読経が行われるのが「葬儀」、参列者が焼香を行うのが「告別式」となります。
葬儀は主に宗教的な儀式であり、故人の冥福を祈って僧侶による読経が行われます。

告別式は、ご遺族やご親族をはじめとして、参列者が故人と最後のお別れをするための儀式となります。

火葬

火葬とは、ご遺体を焼却する埋葬方法であり、現在の日本においては一般的な埋葬方法となっています。
ご遺体を納めた棺を焼却し、残ったご遺骨を骨壷に納めて納骨します。
一般的には、葬儀・告別式と同日に行われることが多く、この火葬までを葬式の流れとして認識されている方も多いでしょう。

火葬の流れとしては、葬儀・告別式の終了後に火葬場へと移動し、僧侶の読経とともに故人と最後のお別れをします。
ご遺体の焼却には1~2時間程度かかり、焼却が終わると「骨上げ」の儀式が行われます。
骨上げの儀式では、喪主の方を筆頭に、故人と近い血縁者の順番でご遺骨を箸で拾って骨壷へと納めます。
そして、骨壷と火葬済の証明が印された「火葬許可書」を受け取って、火葬は終了となります。

火葬終了後、葬式場に戻り、故人を供養するための「還骨法要」が行われますが、近年では、還骨法要終了後に「初七日法要」「精進落とし」までを同日に行うケースが増えています。

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「通夜」と「葬儀」のマナーや注意点とは?

冠婚葬祭全ての儀式において、それぞれ気を付けるべきマナーがあります。
こちらでは、通夜と葬儀のマナーについて、注意すべき点も含め簡単にご紹介します。

参列時の服装

葬式に参列する場合、通夜と葬儀それぞれに服装のマナーがあります。
通夜に参列する場合には、黒や紺、グレーといったダークカラーの略礼服であれば問題ありません。
略礼服とは「平服」とも呼ばれ、簡単に言えば「礼服ほどでもなく普段着よりも少し改まった服装」のことをさします。

また、葬儀に参列する場合には、準喪服が一般的となります。
男性であれば「ブラックスーツ」、女性であれば「ブラックフォーマル」といった服装です。

香典の用意

香典は「香典袋(または不祝儀袋)」に入れ、受付で渡します。
香典袋に名前などを書く際には、筆ペンや毛筆を使用し、薄墨で書くのがマナーです。
香典袋の表書きは宗教などによっても異なるので、事前にきちんと調べるようにしましょう。

また、香典の金額に不安を感じて追加で香典を渡すことは「不幸が重なる」といわれマナー違反となるため注意が必要です。

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葬儀の日程を決める方法

葬儀の日程を決める場合、一般的には、故人の亡くなられた日の翌日が通夜、通夜の翌日が葬儀・告別式、火葬となります。
その点を踏まえた上で、

  • 読経をお願いする僧侶の予定
  • 火葬場の空き状況

などを確認しましょう。
また、六曜の一つ「友引」に葬式を執り行うことはタブーとされており、実際に、友引の日には、お休みとなる火葬場もあります。
葬儀の日程を決める際には、このような点をきちんと確認した上で決める必要があります。

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葬儀日程のお知らせ方法

葬儀日程を伝える方法としては、主に次のような方法があります。

  • 電話やメール
  • 手紙

葬儀日程を伝える手段として一番おすすめな方法は、迅速且つ確実に伝えることができる電話です。
最近ではメールを使用するケースもありますが、人によっては、メールでの連絡を快く思わない方もいらっしゃるため注意が必要です。

また、多数の方に葬儀日程をお知らせする手段として、手紙やハガキを利用するケースもあります。

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葬儀にお呼びする親族や友人の範囲の考え方

葬儀にご招待する方の範囲には、特に決まりはありません。
一般的には、ご遺族の方々で相談をして、葬儀にご招待する方を決めます。
葬儀にご招待する方について、遺言などで故人の希望が言及されている場合であれば、故人の希望に沿うよう配慮しましょう。

また、葬儀スタイルの違いによって、ご招待する方の範囲も異なります。
逆に、近年増加傾向にある「家族葬」や「一日葬」といった規模の小さな葬式スタイルの場合には、ご招待する方の範囲は狭くなります。
故人が生前親しくされていた方や葬式スタイルなどをよく考慮し、後に「葬式に呼んでもらえなかった」といったトラブルが起こらないよう慎重に考える必要があります。

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「一日葬」という新しいスタイルの提案

近年では、少子化や核家族化といった影響もあり、葬式にかかる負担を軽減する目的で、簡素化した葬式スタイルを希望する方が増えています。
様々なニーズに合わせて、葬式スタイルも多様化しています。
その中でも、新しい葬式スタイルとして注目されている「一日葬」について、ご紹介します。

従来の葬式スタイルである「一般葬」は、通夜の翌日に葬儀・告別式と火葬が行われるため、2日間に渡って葬式が執り行われます。

その一方で、この「一日葬」は、通夜を執り行わずに、葬儀・告別式と火葬までを1日で執り行う新しい葬式スタイルになります。

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まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで通夜や葬儀の情報や、マナーなどを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 「通夜」の主な流れは、ご臨終~ご遺体の搬送、葬儀社への連絡、納棺の儀、通夜とな  る。
  • 「葬儀」の主な流れは、葬儀・告別式、火葬となる。
  • 「通夜」に参列する際の服装は、黒や紺などのダークカラーの略礼服で問題ない。
  • 「一日葬」は、通夜を執り行わずに、葬儀・告別式と火葬までを1日で執り行う葬式スタイルである。

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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