お葬式
供花を送るにはどうすれば良い?花の種類や贈る際の注意点も紹介
更新日:2022.11.21 公開日:2021.11.19

記事のポイントを先取り!
- 供花でお悔みの気持ちを表す
- 白色で長持ちする花がよい
- 金額相場は7000~2万円
お通夜や告別式などで、お花が飾られているのを目にしたことはありませんか?
それらは供花といい、故人の生前に親しかった人から贈られたものです。
そこで、この記事では供花の送り方などについて解説します。
弔事の際の供花についての知識を深め、故人と遺族に対しての弔意をしっかり伝えられるようにしましょう。
ぜひ最後までご覧下さい。
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供花とは

お通夜や告別式などの葬儀に供える花を供花(きょうか、くげ)といいます。
供花は、故人や遺族と親しい人が、お悔やみの気持ちを形として表し、贈るものです。
遺族の元へ届いた供花は、葬儀会場や祭壇を華やかに飾る役割をします。
供花は祭壇を中心に、故人と関係が深い方から順番に並べていきます。
順番は以下の通りです。
- 喪主
- 近親者・親族
- 友人・知人
- 関係者
供花のタイプ

供花には籠・アレンジメント・スタンドと3つのタイプがあります。
どの供花のタイプを選択するのかは、主に葬儀の規模によって異なります。
ここでは、3つのタイプの特徴とどのような葬儀に適しているかについて解説します。
籠タイプ
籠(かご)タイプの供花は、籠花ともいい籠の中に生花を飾ったものです。
比較的コンパクトなサイズなので、葬儀場だけでなく自宅にも簡単に飾れます。
籠花の中には、ダルマのように丸い形をした籠の中に生花を飾った、ダルマ籠と呼ばれる種類もあります。
また供花の値段は店舗や葬儀社によって違うため、事前に確認することをおすすめします。
アレンジメント
アレンジメントとは、容器の底に敷いた吸水スポンジに花を挿して飾りつけることをいいます。
アレンジメントした供花は、茎を切った状態の切り花を直接差し込むため、花瓶などに移し替える必要がありません。
アレンジメント供花は、一般的な規模の葬儀や家族葬に最適です。
お花の手入れもスポンジに水を足すだけで済むので、遺族が高齢者の場合や時間に余裕がない方におすすめの供花です。
スタンドタイプ
スタンドタイプの供花は、大規模会場でおこなわれる通夜や葬儀におすすめです。
スタンドフラワーは左右対称になるよう一対で用意するものでしたが、一基で用意されることも増えています。
スタンドタイプの供花は扱っているお店が限定されている他、葬儀場によっては指定業者があるため、必ず贈る前に確認が必要です。
事前に遺族に確認をとることが難しければ、葬儀社に確認を取りましょう。
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供花におすすめの花

葬儀は地域や宗教・葬儀場・斎場によってマナーは異なりますが、同じように供花にもマナーがあります。
白を基調とした花が好まれる
一般的に供花は、白を基調とした花が多いです。
白以外のお花もありますが、ご自身でお選びになる場合は華美にならないよう注意が必要です。
主に供花に使用される花は以下の通りです。
- 菊
- 百合
- 蘭
- カーネーション
神式での供花
神式で使われる供花も、仏式と同様に白菊・カーネーション・百合・カスミソウなどさまざまな種類の花を使用します。
白い花をメインとし、他の色を使う際にも華美にならないよう注意が必要です。
また黒や白黒のリボン、または水引をかけることが多いです。
キリスト教式での供花
キリスト教式で使用される供花は、百合やカーネーションです。
キリスト教式では以下のような決まりがあります。
- 供花に名札はつけない
- 供花は自宅宛に贈る
- 供花は生花以外NG
ふさわしくない供花
基本的には棘や毒のある花や香りの強い花、枯れやすい花は供花には向きません。
しかし故人の意思や家族の意向により、供花にバラやその他の毒のある花などが使用されることもあります。
バラのように棘のある花は、棘をすべて取り除くなどの工夫をしてから飾られます。
スポンサーリンク供花の値段

先述したように供花にはタイプがあり、それぞれ値段も異なります。
あくまで目安となりますが、供花にかかる費用相場は7000〜2万円程度です。
大きな斎場の中に飾られるスタンドタイプの供花の場合、一基で1万5000〜2万円、一対にする場合はその倍の金額がかかります。
祭壇に飾られるアレンジメント供花や籠タイプの供花は、7000円〜2万円が相場です。
供花や供物は、どちらか一方で構わないとされています。
しかし近親者や故人と親しかった方が、供花と香典の両方贈るケースも多く見られます。
供花や供物・香典を贈る際は遺族の立場になり、負担にならないよう注意しましょう。
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供花の贈り方

葬儀に供花を贈る場合、どこで手配すればよいのでしょうか。
ここでは実際に供花を手配する方法を紹介します。
手配の仕方
手配の仕方は様々です。
以下に紹介していくので、参考にしてください。
葬儀社に依頼する
葬儀社に依頼する方法は、最も無難です。
葬儀社は、自社の斎場の規模や特徴を把握しています。
さらに経験も豊富なため、故人や遺族との関係性や宗教などを考慮して葬儀に適切な供花を準備できます。
また供花を送ることを忘れていた場合でも、葬儀社であれば迅速に対応してくれるでしょう。
供花のタイプやプランは、葬儀社毎に異なります。
葬儀会場とは異なる別の葬儀社から供花を手配する場合、拒否される可能性がありますので必ず事前に確認を取りましょう。
〈供花を葬儀社に依頼する流れ〉
- 葬儀をおこなう葬儀社・斎場を確認する
- 葬儀社に電話し、斎場名や喪家の名前・葬儀日時を知らせる
- 個人との関係性や立て札に必要な情報を伝え、供花のプランを決定する
- 支払い方法を確認し、支払いをする
花屋に依頼する
花屋は種類が豊富にありますので、故人の好みやイメージに合わせて選ぶことができます。
他とは少し変わった供花を贈りたい方にオススメです。
ただし、注意すべき点が2つあります。
1つ目は葬儀社によって専属の花屋があるなど、供花を受け付けてもらえない可能性があることです。
2つ目は、葬儀社に依頼する方が周りに多い場合、葬儀会場の統一感を乱してしまう可能性があることです。
花屋に依頼する場合は、事前に葬儀社に他の花屋から供花を手配することを伝え確認を取りましょう。
〈花屋に供花を依頼する流れ〉
- 葬儀をおこなう葬儀社・斎場を確認する
- 葬儀社に供花を花屋から手配することは可能か確認を取る
- 葬儀社に宗教宗派、使用可能な供花の種類を確認する
- 花屋に電話し、斎場名・喪家の名前と葬儀日時・葬儀社に確認した注意点を伝える
- 個人との関係性や立札に必要な情報を伝える
- 花を注文し、支払いする
インターネット通販を利用する
インターネットを利用して供花を手配するメリットは、手間が省けることと利便性です。
インターネットでは、花の種類はもちろん、会場・日時・詳細の確認などのやり取りまで代行してもらえるサービスもあります。
また自身で選ぶ際、花の値段も一律であらかじめ予算を把握しやすいのも利点です。
供花とあわせて弔電も贈ることができるため、時間に余裕のない方にオススメです。
インターネットで供花を手配する場合も、葬儀社に確認が必要です。
〈インターネットで供花を依頼する手順〉
- 葬儀をおこなう葬儀社・斎場を確認する
- 葬儀社にインターネットで供花を手配することは可能か確認を取る
- 葬儀社に宗教宗派、使用可能な供花の種類を確認する
- 確認した情報に沿って、インターネットで花を注文する
- 斎場名や喪家の名前、葬儀日時、故人との関係性、立札に必要な情報などを入力する
- 支払い方法を選び、支払いする
注文する基数
もともと供花は二基で一対とされ、セットで送ることが一般的とされていました。
しかし最近は斎場の広さの問題から、セットで送られることが少なくなっています。
供花を贈る際には、お相手の迷惑にならないように心がけましょう。
供花を送る注意点

お相手に気持ちを伝えるためには、供花選び以外にも注意すべき点があります。
ここでは、供花を贈る際の注意点について3つ解説します。
差出人が重複しないようにする
供花を重複して贈らないよう注意しましょう。
例えば親族一同や友人一同、会社名義など複数人で供花を贈っているにも関わらず、それとは別に個人名で贈ってしまうケースがあります。
複数人で贈る場合は代表者を決めて、重複しないよう手配しましょう。
遺族に確認してから送ること
家族葬の増加に伴い、供花を辞退するケースもよく見られます。
また故人の意志や家族の意向によって香典を辞退するケースもありますので、事前に遺族や葬儀社に確認するようにしましょう。
間に合うよう送ること
基本的に供花は、お通夜の前日には会場に届くように手配します。
ただしあまりに早く届けることは、亡くなることを予期し準備していたとされ、悪い印象を与えかねません。
訃報を聞いてから焦らずに、お通夜に間に合うよう確実に手配しましょう。
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供花の札名の書き方

札名とは、供花が誰から贈ってもらったものかを示すために名札に書かれる名前です。
葬儀会場で供花が多数飾られている場合、名札で個人と親交のあった人物や生前の勤め先などの情報を知ることができます。
札名は、供花を贈る立場や贈る人数によって書き方が異なります。
ここでは3つのケースについて解説しますのでご参考ください。
会社から送る場合
供花を会社から贈る場合の会社の代表者が贈る場合と、社員一同で贈る場合の表記方法についてそれぞれ解説します。
会社の代表者が贈る場合
会社の正式名称・役職名・代表者名を札名に表記します。
会社名が長い場合は、株式会社を(株)、有限会社を(有)と略式で表記します。
社員一同が贈る場合
会社の社員や同僚が供花を贈る場合は、連名で表記します。
連名として名前を表記する場合は3人までを限度に、名札の右側から立場の高い順に表記します。
大勢で贈る場合は〇〇株式会社一同、部署単位で贈る場合は〇〇株式会社〇〇部署一同と表記します。
会社の中の一部の人が贈る場合
その集団の中に属している一部という意味で、有志一同という表記方法もあります。
表記する際は〇〇株式会社有志一同とします。
個人で送る場合
個人で供花を贈る場合は、個人名をフルネームで表記します。
家族であっても、長男や長女などの族柄を書く必要はありません。
また、夫婦で贈る場合は夫の氏名のみでかまいません。
外国の方の場合、アルファベットは原則禁止されていますので、カタカナで表記します。
連名にして送る場合
連名にして贈る場合は以下のようになります。
兄弟・親戚が供花を贈る場合
〇〇家一同・〇〇家子供一同・〇〇家孫一同などに族柄で分けて表記します。
家族や親族の人数が3名程度でそれぞれの名前を名札にかけるとしても、個人名ではなく一同で表記します。
友人の連名の場合
友人一同・〇〇高校同級生一同・〇〇大学一同など、個人との関係性によって表記します。
スポンサーリンク供花は香典の代わりになる

供花を贈る場合、香典はどうすれば良いでしょうか。
ここでは供花は香典の代わりになるのか、葬儀の際の贈り物について解説します。
供花は香典の代わりにもなる
昔は香典では無く、供花や供物が贈られていました。
そのことを踏まえると、供花は香典の代わりになるものです。
しかし、実際にはほとんどの方が香典と供花の両方を贈ります。
基本的には、香典と合わせて贈られるものという認識が強いのが現状です。
供花以外の贈り物について
ここでは供花以外の贈り物について解説します。
供物
供花以外の贈り物の中で、最もベターな物が供物(くもつ)です。
供物は弔問客により祭壇に供える品物を指します。
具体的な供物は以下の通りです。
- 焼き菓子
- 果物
- ろうそく
- 線香
これらの物が一般的に贈られる物になります。
一方、肉や魚などは四つ足生臭ものとされ、マナー違反となりますので注意が必要です。
花輪
ここで言う花輪は、斎場の入口などで飾られている大きな花輪のことを指します。
花輪は、造花で作られている点が生花で作られている供花とは異なります。
また供花は個人から贈られることが多いのに対し、花輪は故人の勤務先など団体から贈られることがほとんどです。
花輪は大きくスペースを取ることから、手配する場合は必ず事前に葬儀社に確認を取りましょう。
お花代
お花代とは、仏式の葬儀の祭壇に飾られている花に対してお渡しする物です。
お花代は供花とは違い、また香典とも分けてお渡しするのがマナーとなります。
香典は遺族の方にお渡しする物になりますが、お花代は設置した葬儀社や花屋に支払いする物です。
また遺族に対し香典の代わりとしてお花代をお渡しする場合は、通常の香典相場と同様の金額を包みます。
その際も遺族の負担にならないよう配慮しましょう。
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供花についてまとめ

ここまで、供花についての情報や、贈る際の注意点などを中心に解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 供花とは故人や遺族と親しい人がお悔やみの気持ちを花として贈るもの
- 菊・百合などの白が基調の長持ちする花がおすすめ
- 供花の金額相場は7000〜2万円
- 供花は香典の代わりにはなるが、併せてお渡しすることが一般的
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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