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お葬式

親族と遺族との違いは何?それぞれの定義を解説

更新日:2022.03.31

弔問

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記事のポイントを先取り!

  • ・親族とは血族と姻族を指す
  • ・遺族とは故人の家族を指す
  • ・葬儀の目的、規模により呼ぶ親族は変化する
  • ・葬儀では親族が手伝えることが多くある

葬儀に参列する際、親族の席と遺族の席がある場合をご存知でしょうか。

親族と遺族との使い分けについて知っておきましょう。

そこでこの記事では、親族と遺族の違いについて解説します。

葬儀に呼ぶべき親族の範囲について覚えておきましょう。

葬儀で親族が手伝えることにも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 親族とは
  2. 遺族とは
  3. 親族と遺族の違い
  4. 葬儀に呼ぶべき親族の範囲は?
  5. 葬儀で親族が手伝えることは?
  6. 親族と遺族との違いまとめ
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親族とは

親族とは血縁関係のある人と、婚姻関係のある人のことを指して言う言葉です。

一般的には「親戚」という言葉で表現される人達のことです。

民法には、親族に関しての規定があります。

この法律によると、親族とは六親等までの血族と、三親等までの姻族とされています。

六親等といっても、あまりピンと来ない人が多いかもしれません。

祖父母の兄弟の孫が六親等にあたるので、はとこが六親等になります。

三親等の姻族では、配偶者の叔父叔母や、甥姪などが挙げられます。

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遺族とは

遺族とは、故人の家族のことです。

家族とは夫婦や親子、兄弟などの、生計を共にして暮らしている人のことを言います。

同居して生計を共にしている人々が多世代にわたる場合、祖父母なども家族に含まれます。

結婚して苗字が変わった、という場合もあるでしょう。

その場合でも自分の父母や祖父母が亡くなった際には、親族ではなく遺族になります。

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親族と遺族の違い

親族とは血縁関係がある人と、婚姻関係がある人達のことです。

遺族とは親族と同じく、血縁関係と婚姻関係がある人ですが、もっと近い存在である、故人の家族を指します。

家族とは生計を共にしている、夫婦や親子、兄弟のことです。

親族という大きなくくりの中に、家族が存在することになります。

親族と遺族との最も大きな違いは、遺族は故人がいてこそ、はじめて存在するということです。

亡くなった人がいるため、「家族」ではなく「遺族」と呼ばれるようになるのです。

遺族という呼び方は、主にお通夜や葬儀、法要などの際に使われます。

いっぽう親族という呼び名が使われるのは、葬儀や法要だけではありません。

結婚式などのおめでたい席でも使われますし、普段の集まりでも使われることもあるでしょう。

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葬儀に呼ぶべき親族の範囲は?

では葬儀には、どこまでの親族を呼べばいいのでしょうか。

葬儀に呼ぶ親族の範囲

葬儀に誰を呼ぶべきなのか気になるところでしょう。

葬儀に呼ぶ親族の範囲について明確な決まりはありません

近しい親族であっても、不仲であるとか交流が全くない場合は、呼ばないこともあるでしょう。

いっぽうで遠い親戚であっても、普段から付き合いが深い場合は、葬儀に来ていただきたいものです。

人の繋がりというものは、血縁関係の濃さだけでは計ることはできません。

そのため、あくまでも一般論で、葬儀に呼ぶ親族の範囲を想定してみます。

家族葬の場合

家族だけで、故人を静かに見送りたい場合もあるでしょう。

その場合に葬儀に参列するのは、故人からみて配偶者と子供、両親と兄弟姉妹等に限定されるでしょう。

概ね10名程度で、葬儀を行うことになります。

30名程度参列の葬儀の場合

30名程度で葬儀を行う場合、家族葬に参列する遺族に加えて、呼ぶ人の範囲も広がります。

具体的には、祖父母や孫、甥や姪、従姉妹などです。

また配偶者の家族を呼ぶことも一般的です。

一般の葬儀の場合

遺族や親族に加えて、友人や知人も参列する葬儀の場合、より多くの親族も呼ぶことになります。

法律的に明記されている親族とは、六親等までの血縁者と、三親等までの姻族までです。

具体的には、故人の曽祖父母の甥姪やはとこ、従姉妹の曾孫などが六親等にあたります。

三親等の姻族とは、配偶者の叔父叔母や甥姪、曾孫の配偶者や甥姪の配偶者などです。

もちろんこれらの人々を、必ずしも全員呼ぶ必要はありません。

この範囲内で付き合いのある人、お世話になった方に声を掛ければいいでしょう。

葬儀に呼ぶ親族が限定される場合のマナー

家族葬やごく小規模な葬儀にする場合、葬儀に呼ぶ予定のない親族に、どう対応すればいいのか気になるところです。

葬儀に呼ばないので訃報を知らせる必要がない、という考え方もあるでしょう。

しかし訃報を知らせなかった場合、相手方の心象を悪くしてしまう恐れがあります。

そのため訃報の連絡だけは、親族全員にしておいたほうがいいでしょう。

そのうえで、葬儀を家族のみで行うこと、親族の参列は辞退していることなどを伝えましょう。

なかには家族葬という葬儀の形式や、参列できないことへの理解が難しい場合もあるかもしれません。

できるだけ丁寧に、故人の遺志を尊重する旨を、直接電話で伝えましょう。

また葬儀が終わった後にも、連絡することを忘れてはいけません。

無事に葬儀が終了したことを、文書などにして報告するようにしましょう。

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葬儀で親族が手伝えることは?

葬儀での遺族は、住職や参列者の対応に追われるものです。

故人の友人や知人、仕事関係でお世話になった方々が多く参列することが予想されます。

葬儀社のスタッフなどが対応することが多いのですが、それでも人手が足りなくなるかもしれません。

その様な場合には、親族が手伝うシーンも多くなるでしょう。

葬儀の際に親族がお手伝いできる作業を、いくつか紹介していきましょう。

参列者に出すお菓子やお茶などの買い出し

遺族は葬儀会場にいて、住職や参列者の対応をする必要があります。

住職や参列者にお出しするお茶やお菓子が必要な場合、遺族が外に買いに行くわけにはいきません。

その場合には親族が率先して、買い出しの手伝いをしたほうがいいでしょう。

何が必要で、どの位の量いるのか、よく確認してから買い出しするようにしましょう。

駐車場の案内係

葬儀に参列するのに、車で葬儀会場まで来る方もいるでしょう。

そのため駐車場のどこに車を停めるべきか、案内する係が必要です。

通常は葬儀社のスタッフが行うことが多いのですが、手が回らない場合には親族が手伝いましょう。

特に自宅で葬儀を行う場合、駐車スペースが満足に確保できないことも考えられます。

どこに駐車しても大丈夫なのか、事前に確認して案内するようにしてください。

運転手

葬儀会場から火葬場へ向かう際には、火葬場への参列者の方のために、マイクロバスなどを借りることがあります。

バスの運転は専門の運転手が行うものです。

しかし参列者の数が多くてバスに乗り切れなかった場合、そのまま放置するわけにはいきません。

もしも自分の車があった場合には、参列者の方に声を掛けて、車に乗せて火葬場まで向かうようにしましょう。

参列者への対応

参列者への対応は基本的に遺族が行うものですが、それでも手が回りきらないことも考えられます。

その場合には参列者の対応を、親族が手伝うこともあります。

まずは受付業務です。

受付では参列者からの香典を預かり、芳名帳に記帳してもらいます。

返礼品をお渡しするのも、受付の仕事のうちです。

お金を預かる役目なので、段取りを含めて慎重に振る舞う必要があります。

事前に遺族と入念に打ち合わせをしておきましょう。

住職や参列者の接待を手伝うこともあります。

お茶やお菓子を出すなどの、配膳を担当することもあるでしょう。

自宅で葬儀をする場合、地域によっては料理を作る場合もあります。

その場合にはあらかじめ、黒いエプロンや割烹着などを用意しておいたほうがいいかもしれません。

また遺族の中には、葬儀の記録として写真の撮影を望む人もいます。

手が空いている場合は、親族が撮影を担当することもあります。

親族は葬儀に呼ばれて行くものですが、ただのお客さんというわけではありません。

できるだけ身内としてサポートして、遺族の負担を軽くする役目もあります。

手伝えることがあったら、率先して声を掛けて申し出るようにしましょう。

ただし自分で勝手に判断するのはよくありません。

遺族と相談して、役割分担するように心掛けましょう。

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親族と遺族との違いまとめ

ここまで親族と遺族の違いについて解説してきました。

まとめると以下の通りです。

  • 親族とは血縁関係の人と、婚姻関係がある姻族の人のこと
  • 遺族とは、故人の家族
  • 葬儀に呼ぶ親族はその葬儀の目的、規模により変わる
  • 葬儀では親族が遺族を積極的に手伝う

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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