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法事法要

47回忌法要とは?47回忌に行うことと法要での服装や香典を解説

更新日:2022.06.11 公開日:2021.11.26

回忌

仏壇に向かって祈りをささげる僧侶の背中

記事のポイントを先取り!

  • 47回忌は故人が亡くなってから46年後に行われる年忌法要のこと
  • 47回忌法要は通常の年忌法要と同じように、僧侶を呼んで読経をしたり会食をしたりする
  • 服装は男女共に略喪服を着用し、香典は一周忌の半分程度を包む

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  1. 47回忌について
  2. 47回忌法要とは
  3. 47回忌法要で行うこと
  4. 47回忌法要で準備すべきこと
  5. 47回忌法要での服装
  6. 47回忌法要の香典
  7. 年忌法要はいつまで行うべき?
  8. 47回忌まとめ
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47回忌について

故人が亡くなってから、かなりの時間が経過して行われる47回忌法要
47回忌を行う際の服装や香典の額など、それまでの法要と違いがあるのか、疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、47回忌法要について以下の点を中心にご紹介します。

喪主として47回忌法要を行う場合や自分が参列する場合に困らないためにも、今回の記事を参考にしていただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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47回忌法要とは

数珠を持った喪服の親子の手元

まずは47回忌法要が、どういった意味を持つものであるのかということを詳しく解説していきます。

47回忌について、理解を深めておきましょう。

逝去から46年目の年忌法要

47回忌法要は故人が亡くなってから46年後に行われる年忌法要です。

一般的に年忌法要は、3回忌以降、末尾の数字に3と7が付く年に行われます。

故人の死後長い時間が経過しているため、3既に「弔い上げ」をしていると47回忌を行わないこともあります。

法要は死者の魂を供養する行事として昔から大切にされてきました。
故人が死後幸せであるように願いながら、生前故人と関係が深かった人々が集まり、祈りやお供え物を捧げる儀式なのです。
遺族にとっては家族で故人のことを思い出し偲ぶための場であるため、法要は重要な仏教行事の1つであるといえます。

法要と法事の違い

次は、弔事について語る際に混同されやすい法要と法事という言葉の違いについて解説していきます。
まず、法事ですが、これは仏教行事全体を表す言葉であり、お盆やお彼岸といった行事も含まれます。

対して法要というのは僧侶を呼び、死者の魂を供養するための行事のことを指します。
これも法事に含まれることに間違いはありませんが、法事は法要以外にも更に幅広い仏教行事を内包する言葉です。

そのため法要のことを法事と呼ぶと、お盆やお彼岸などの行事と勘違いされてしまう可能性があります。

法要と法事という言葉は異なる意味を持つということを知っておけば、第三者にも誤解なく伝えられるでしょう。

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47回忌法要で行うこと

ここからは47回忌法要では具体的にどういったことを行うのか、その内容について解説していきます。

47回忌をどのように行うのが一般的なのかを知っておけば、戸惑うことなく準備を進められるでしょう。

規模を縮小して法要を行う

年忌法要は時間を重ねるごとに規模を縮小するのが一般的です。

また、47回忌ともなると、故人が亡くなってからかなりの時間が経過しているため、故人を直接知っている人も少なくなっている可能性が高いでしょう。

そのため、自然とそれまでよりも規模が縮小し、親族のみで行うことが多いとされています。

特別なことをする必要はない

47回忌法要では、それまでの法要に加えてやることが増える訳ではありません
それまでの法要と同じように、僧侶と親族を呼んで読経をしたり法話を聞いたりして故人の冥福を祈りましょう。

また、法要後には他の年忌法要と同じように僧侶や親族などで会食を行います。

47回忌だからといって特別なことはせず、いつも通りしめやかに故人へ祈りを捧げましょう。

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47回忌法要で準備すべきこと

ここからは47回忌法要を行うにあたって、喪主がどのような準備をすべきかを解説していきます。

喪主は法要を行うにあたって、事前に様々な準備をしなければなりません。

当日になって、準備を忘れてしまっていたということが無いように、何をすべきか確認しておきましょう。

①法要参加者の確認

最初にしなければならないのが、法要の参加者を確認することです。

当日どれだけの人数が法要に参加するかを把握することによって、会食の料理や引き出物をどの位用意すれば良いかが明確になります。

②食事場所の確保

法要の参加者を確認したら、次は法要当日の会食の食事場所を確保します。

法要後に自宅で食事をする場合には、参加者の人数分、食料やお酒の手配をする必要があります。

また、お店で食事をする場合には、事前にお店の予約をしておきましょう。

③引き出物の用意

次に、参列者のお供え物への返礼品として、引き出物を用意しましょう。

引き出物には、お菓子や洗剤などの消耗品か、タオルなどの日用品が適しています。

法要の引き出物は、大体2,000~5,000円程度で用意されることが多いため、その位の額に収めるようにしましょう。

④お布施の用意

次に法要に出向いてくれた僧侶にお渡しするお布施の用意をします。

3回忌以降の年忌法要では大体、1〜5万円程度包むのが一般的です。

これに加えて、僧侶に自宅まで出向いてもらった場合には御車代もお渡ししましょう。
御車代の相場としては5,000円~1万円程度で、自宅までにかかる交通費に家まで出向いてくれたことへの感謝として、少し金額を上乗せして渡すのが一般的です。

また、僧侶が法要後の会食への出席を辞退した場合には、上記とは別に御膳料として5,000円~1万円程度お渡しします。

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47回忌法要での服装

スーツ姿で立っている男性

年忌法要では、親族などは3回忌までは喪服を着用して出席するのが一般的です。
しかしながら、7回忌以降は法要の規模も小さくなっており、親族のみで開催される場合も多くあります。

そのため、「平服で」と連絡がある場合も多いでしょう。
しかし「平服」というのは弔事では普段着を意味している訳ではなく、略喪服のことを指します。

47回忌法要に参列する際は普段着ではなく略喪服を着用しましょう。

ここからは、男性と女性それぞれの略喪服について解説していきます。

どういった服装が略喪服にあたるのか、確認しておきましょう。

男性の略喪服

男性は略喪服として、ダークスーツの着用が認められています。

これには黒以外にグレーや紺といった地味な色味のものも含まれているため、そうした色味のものであれば問題なく着用が可能です。
基本的に模様のない無地のものが好ましいですが、控えめなストライプであれば柄が入っていても問題ありません。
また、ネクタイも上記と同様に、黒以外にも地味でダークな色味のものであれば着用できます。

靴は喪服と同様に、黒で光沢や装飾が無いシンプルなものを選び、スーツの中には白のワイシャツを着用しましょう。

女性の略喪服

女性の略喪服は、黒やグレー、紺などの色味のワンピース・スーツ・アンサンブルを着用しましょう。
また、これに加えてパンツスーツも着用が認められています。

靴は喪服と同様に、黒で光沢や装飾が無いパンプスを選びます。
その際、ヒールが高すぎるとカジュアルになってしまうため注意しましょう。

アクセサリーは真珠が一連のネックレスか、真珠が1つ付いたイヤリングの着用が認められています。

カバンは黒の光沢の無いもので、殺生をイメージさせないように革製品は避けましょう。

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47回忌法要の香典

ここでは法要に包む額の相場について解説していきます。

七回忌以降は一周忌の半分程度を包む

年忌法要は通常、7回忌以降は規模を縮小し、親族のみで行われることが多いとされています。

そのため、その規模に応じて一周忌と比べて半分程度の金額とするのが一般的です。

食事をする場合は5,000~1万円を上乗せする

7回忌以降は、金額も減らすのが一般的ですが、食事に参加する場合にはこの金額に食事代として上乗せする必要があります。

もし法要の後に会食に参加する場合には、香典を5,000円~1万円程度上乗せするようにしましょう。

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年忌法要はいつまで行うべき?

年忌法要は1年に1回故人の冥福を祈るものであり大変重要な弔事ですが、いつかは年忌法要を終えて、永代供養をしたり先祖と同じ位牌に合祀(ごうし)することになります。

しかし、いつをその節目とするか悩む方も多いことでしょう。

ここではそんな方々に向けて、年忌法要はいつまで行うのが一般的なのかを解説していきます。

三十三回忌までは行う

年忌法要は、宗派やお寺によっても違いはありますが、三十三回忌で「弔い上げ」となることが多いとされています。

多くの場合、年を追うごとに故人を知る人も少なくなります。
そのため、三十三回忌を節目として年忌法要を最後にするのです。

三十三回忌で「弔い上げ」とする場合には、ある程度大きな規模で法要を行うのが一般的だとされています。
親族だけでなく、故人が生前親しかった知人や友人なども呼んで、多くの人と共に故人の冥福を祈りましょう。

弔い上げの回忌は地域によって異なる

前述した三十三回忌以外にも、47回忌の次の年忌法要である50回忌で「弔い上げ」とする地域もあります。

宗派や地域、お寺によって弔い上げの回忌は異なるため、もし心配であれば菩提寺に問い合わせてみると安心できるでしょう。

喪主の判断でその後の回忌も行われる

もしこれからも故人の年忌法要を行っていきたいのであれば、喪主が判断をして「弔い上げ」を行わずに年忌法要を行うことが可能です。

年忌法要は故人の冥福を祈る場であると同時に、故人の思い出を親族で語り合う場でもあります。
もしそうした場をこれからも設けたいと思っているのであれば、年忌法要を続けていくことも可能です。

一般的には33回忌・47回忌で弔い上げとなりますが、必ずそうしなければいけないという訳ではありません。

喪主や親族で、年忌法要を今後どうしていきたいかを話し合って決めるという方法もあることを覚えておきましょう。

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47回忌まとめ

ここまで47回忌法要の情報や、47回忌法要の準備や参列する際の服装などを中心にお伝えしてきました。

47回忌についての要点を以下にまとめます。

  • 47回忌は故人が亡くなってから46年後に行われる年忌法要のこと
  • 47回忌法要は通常の年忌法要と同じように、僧侶を呼んで読経をしたり会食をしたりする
  • 法要を行うにあたって、参加者の確認や食事・引き出物の準備が必要になる
  • 服装は男女共に略喪服を着用し、香典は一周忌の半分程度を包む

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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