初盆見舞いには何が必要？服装マナーや訪問時期についても紹介

更新日：2022.11.17

お盆

記事のポイントを先取り！

• 初盆見舞いにおすすめの品、良くない品
• 初盆見舞いに適切な服装
• 初盆見舞いを郵送する場合には

初盆見舞いは昔から行われてきた風習の一つで、今も礼儀として大切にされているものですが、いざ自分のことになると、どのように行えばよいのか戸惑ってしまいます。

そこで、この記事では初盆見舞いについて解説します。
初盆見舞いについて詳しく学び、正しい初盆見舞いが行えるようにしておきましょう。

初盆見舞いを郵送する場合についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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1. 初盆見舞いとは
2. 初盆見舞いの時期
3. 初盆見舞いの品
4. 初盆見舞いの服装
5. 初盆見舞いを郵送する場合
6. 初盆見舞いをもらったら何を返す？
7. 初盆見舞いまとめ

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初盆見舞いとは

初盆見舞いとは初盆の時期にお供えされる品物のことです。
新盆(しんぼん)見舞いとも言います。
また、初盆（はつぼん）は故人が亡くなってから初めて迎えるお盆（＝故人やご先祖様の霊がこの世に帰ってくる時期）のことを指します。

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初盆見舞いの時期

初盆は、四十九日忌の法要が終わった初めてのお盆のことを指します。
したがって、四十九日忌のあとに訪れるお盆が初盆であり、初盆見舞いの時期となります。
四十九日忌の前に訪れるお盆は初盆ではないので注意してください。

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初盆見舞いの品

ここでは初盆見舞いの品について詳しく解説していきます。

香典

初盆見舞いの香典は、不祝儀ののし袋に黒墨で書くようにします。
香典の金額の相場については、立場や関係性によっても変わってきますが、ここに一例を紹介します。

• 親族の場合　1万円
• 親族以外の友人や知人など　5,000～1万円

※会食がある場合は5,000～1万円多く入れるのが一般的です。

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提灯料

地域によっては、香典のほかに提灯料が必要になってきます。
昔は香典をお供えに伺うときに故人の供養のための提灯もお供えしていました。
その名残として、提灯ではなく「御提灯料」とのし袋に書き、現金でお供えする場合があります。
提灯料の相場は3,000～1万円が一般的です。

お供え物

初盆見舞いのお供え物に関しては、おすすめの品と控えた方が良い品があります。
ここでは、それぞれを紹介していきます。

おすすめの品

おすすめの品には下記のものが挙げられます。

• 乾物（海苔など）
• 缶詰、缶ジュース
• お菓子の詰め合わせ
• フリーズドライのお吸い物、お茶漬け
• 線香
• 花
• ろうそく

上記の中でも、配りやすく個包装されている品物や賞味期限が長い品物を選ぶのが好ましいです。

控えた方が良い品

一方で、控えた方が良い品は下記の通りになります。

• 腐りやすい生物、魚介類
• 肉類
• 慶事の品物（昆布や鰹節など）

殺生を連想してしまう魚や肉などはタブーです。

また、初盆見舞いは弔事なので、慶事の昆布や鰹節もNGです。

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初盆見舞いの服装

ここでは初盆見舞いの服装に関して解説していきます。

基本は喪服や礼服

基本的に、喪服や礼服を着用しておけば問題ありません。
男性はスーツ、女性は肌が露出しすぎない喪服を意識すれば良いでしょう。

略喪服や平服でも大丈夫

案内がある場合は、略喪服や平服でも問題ありません。
葬儀で着用する喪服よりは楽な恰好で良いですが、地味な色やデザインのものを選びましょう。
また、平服というとよく勘違いされますが、葬儀や法事などの平服とは略礼服のことです。
喪服のようにきちんとする必要はありませんが、ある程度は節度を持った服装で参列するように心がけてください。

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初盆見舞いを郵送する場合

都合によっては、初盆のときに自宅に直接伺えない場合もあります。
そのような場合には初盆見舞いを郵送することができます。

いつ頃郵送すればいい？

お盆の数日前に着くように郵送するのが好ましいです。
初盆は、新盆の場合は7月15日前後、旧盆の場合は8月前後だといわれています。
ですので、遅くともそれまでには届くように郵送しなければいけません。

初盆見舞いに添える挨拶状の書き方

ここでは初盆見舞いに添える挨拶状の書き方について解説していきます。
注意点は以下の通りになります。

• 封筒は一重の無地のものを使用
• 便箋は縦書きで白、水色、薄いグレーの無地を選ぶ
• ペンは黒のボールペンもしくは万年筆を使用
• 文中に「、」「。」の句読点を使わない
• 内容には、法要に参列できないことのお詫びや故人へのお悔みの言葉を書く
• 香典などの現金を送る場合は初盆見舞いと区別し、現金書留にて別便で送付

他にも地域や宗派によって注意すべき点があるので事前に確認しておくようにしましょう。

挨拶状の文例

続いては先ほどの注意点をもとに挨拶状の文例を紹介していきます。

〇〇様の新盆（初盆）を迎え　改めてお悔みを申し上げます
法要に参列することが叶いませんが、当日は在りし日を偲び　香花を手向けさせていただきます
敬具

早いもので〇〇様の新盆を迎えるにあたり　ご家族様には悲しみを新たにされていることとお察しいたします
新盆当日に参加できず、申し訳ございません
遠方よりご冥福をお祈りいたしております
合掌

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初盆見舞いをもらったら何を返す？

初盆見舞いをもらった時のお返しについて紹介します。

初盆見舞いのお返し

基本的には、軽くてかさばらないものをお返しします。
タオルやそうめん、調味類、お茶やお菓子などの消耗品がふさわしいです。

重いジュースや食器類は、持ち運ぶのが大変であるため避けたほうが良いでしょう。
また、消費期限が早いものも、迷惑になってしまう可能性があるため避けます。

初盆見舞いのお返しの予算

お返しですので、予算は1500円〜3000円程度が望ましいです。
あまり高くとも相手に気を使わせてしまいます。

頂いたお供え物の金額に合わせる場合は後からの郵送で大丈夫です。

また、初盆見舞いに数人来ることが予想される場合はあらかじめ一律のものを用意しておくことも可能です。

初盆見舞いのお返しの掛け紙

お返しの掛紙は「初盆志」や「志」と書かれてあるものにしましょう。
黒白の水引が印刷されているのものにします。

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初盆見舞いまとめ

ここまで初盆見舞いについての情報を解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

• 初盆見舞いとは初盆の時期にお供えされる品物のことである
• 四十九日忌の法要後にはじめて訪れるお盆が初盆であり、初盆見舞いの時期である
• 初盆見舞いの品は乾物や缶詰、お菓子の詰め合わせなどがおすすめ
• 初盆見舞いの服装は喪服や礼服を着用するのが好ましい

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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