お葬式
氏神とは?氏子との関係や氏神神社の調べ方について解説します
更新日:2022.02.03 公開日:2022.02.03

記事のポイントを先取り!
- 地域を守る神様を氏神様という
- 自分の氏神神社を調べるには神社庁に聞く
- 伊勢神宮以外は氏神神社・崇敬神社
- 神棚のお神札の納め方は決まりがある
自分の住む地域にある神社を氏神(うじがみ)神社と呼びます。
しかし、氏神神社がどこにあるのか、そもそも氏神とは何なのか知らない方も多いと思います。
そこで、この記事では氏神や氏神神社の調べ方について詳しく説明していきます。
この機会に、自分の住む土地の氏神神社を知っておきましょう。
神棚にお祀りするお神札についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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氏神とは

氏神(うじがみ)とは、自分が住んでいる地域の神道における神様のことを指し、その氏神をお祀りしている神社を氏神神社といいます。
西洋の一神教のような、神様と信者の1対1の契約的な信仰とは異なり、信者であるかどうか、また自分が意識するしないに関わらず、地域の神様として存在するのです。
スポンサーリンク氏神と氏子の関係
古代では、氏神は同じ氏姓である氏族の間で祀った神様でした。それは一族の守護神、祖先神でもありました。
中世以降になると、氏族であるという血縁よりも、同じ地域・集落に住んでいるという地縁的な関係が色濃くなり、氏神の地域にすむ人々のことを「氏子」と呼ぶようになりました。
現在も同様に、氏神の周辺地域に住む人々を「氏子」と呼んでいます。
ただ、地域によっては、氏子を持たず崇敬している人達が組織となって、神社の維持を行っている場所もあります。
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自分の氏神神社の調べ方

先ほども触れたように、古来氏神は同一の氏族が祀っていた神様だったので、引っ越ししても氏神が変わることはありませんでした。
しかし、今では、氏神は地域を守る神様という意味合いが強いため、引っ越しや家を建てた際には、自分の住む地域の氏神神社がどこにあるのか、気になる方も多いと思います。
自分の地域の氏神神社を調べる方法をいくつか紹介します。
インターネットで調べる
最も手軽なのは、スマートフォンやパソコンを使ってインターネットで調べる方法です。
郵便番号で氏神神社を検索出来るサイトなどもあり、簡単に調べることができます。
ただ、正しい情報を得るためには、全国の神社約8万社をまとめている神社本庁のホームページの検索をお勧めします。
神社本庁のホームページには、各都道府県の神社庁の住所や電話番号が掲載されているので、居住地の神社庁に電話して氏神神社を問い合わせることができます。
また神社庁によっては、氏神神社を検索できるホームページが開設されているところもあります。
神社に直接聞いてみる
引っ越しをしたら、自宅から一番近い神社に直接聞いてみてもよいでしょう。
自分の住んでいる住所を神社の方に伝えれば、氏神神社かどうか教えてくれるはずです。
近隣の神社と掛け持ちで神社の管理が行われることもあり、地域によっては神社が無人の場合もあります。
その場合は、所在都道府県の神社庁に問い合わせてみましょう。
地図で神社を探す
引っ越し先の周辺に神社が見当たらない場合は、地図で神社を探す方法もあります。
もちろん、紙面の地図で探すことできますが、インターネットや地図アプリを使うと、簡単に自宅周辺の神社を探せます。
しかし、自宅から一番近い神社が氏神神社とは限りません。
氏子を持たない神社の可能性もあるので、自宅から離れた場所に氏神神社がある場合も考えられます。
地図で神社を探した場合は、候補となる神社に口頭または電話して確認したほうが確実です。
町内の人に聞く
引っ越しをしたとき、ご近所へのご挨拶の際に氏神神社について聞くという方法もあります。
また、神社が行う例大祭などの行事には、町内会の関わりが深いので、町内の会合や行事の際に聞いてみるのもよいでしょう。
もし、町内の人と話す機会がない場合は、自宅から近い酒屋や青果店に訪ねてみるのも一つの手段です。
お酒や果物は、神社のお祭りのお供物として配達する機会があるお店なので、詳しく知っているかもしれません。
スポンサーリンク氏神神社にお参りするのはいつ?

基本的に氏神神社は、自宅から一番近い神社なので、最もお参りしやすい神社と言えます。
氏神神社であるからといって、参拝方法に特別なルールはありません。
その地域に住む人々をお守りくださる氏神神社なので、ぜひお参りしましょう。
たとえば、氏神神社への参拝は毎日の散歩の途中でも、何かの節目のタイミングでも良いでしょう。
参拝の頻度に決まりはないとはいえ、一年の幸せを願う初詣、安産祈願や七五三、厄払いなど人生儀礼の節目の際には、氏神神社へのお参りをおすすめします。
人生の節目の参拝は、有名神社や崇敬神社へ行かれる方も多いかと思います。
遠くまで行かなくとも、最も身近な存在である氏神神社に、特別な思いを込めてお参りするのはいかがでしょうか。
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氏神神社以外の神社

日本全体を守っている神社である伊勢神宮の存在は、多くの方がご存じかと思います。
この伊勢神宮は別格と位置づけられていて、このほかを氏神神社と崇敬神社の二つに分けられます。
氏神神社以外の神社である、伊勢神宮、崇敬神社についてご紹介します。
伊勢神宮
三重県にある伊勢神宮は、全国約8万社の神社の中で、最大の聖域であり、別格の神社として崇敬されています。
伊勢神宮には天照大御神美(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
天照大御神は、日本全体の国土だけでなく、国民を守っている特別な神様なのです。
現在は、全国各地から参拝者が訪れますが、大昔、伊勢神宮は天皇が国家鎮護等の祈祷を行うために作られた神社だったので、一般人の参拝は禁じられていました。
崇敬神社
伊勢神宮以外の神社は、氏神神社と崇敬神社に分けられます。
崇敬神社とは、健康祈願、安産祈願、合格祈願など、個人のお願い事や信仰によって崇敬される神社の事をいいます。
崇敬神社と地域を守る氏神神社には違いはありますが、両方を信仰しても問題ありません。
崇敬神社によっては、由緒や地勢的な理由により氏子を持たない場合もあります。
その場合は神社の維持や教育活動のため、崇敬会などの組織が設けられています。
スポンサーリンク神棚には氏神様のお神札(お札)を飾る?
日本では、お正月にお迎えする歳神さま、台所には竈神さまなど、様々な神様をお祀りして、暮らしを支えてくださる神々の恵みに感謝してきました。
近世以降は、伊勢の神宮のお神札(神宮大麻)と氏神さまのお神札、また崇敬している神社があれば、そのお神札を神棚に設け、お祀りすることが一般的となりました。
ここからは神棚のお祀りする場所やその方法などをご説明します。
神棚の場所(おまつりする場所)
家族が参拝しやすいように、家族が集まる場所でさらに清浄な場所が良いでしょう。
明るくて天井に近く、目線より高い位置が理想的です。
方角としては、神棚の正面が南向き、または東向きに設けるのが良いです。
人が出入りするドアの上や、トイレと背中合わせの場所は避けるようにしましょう。
また、仏壇と同じ部屋に神棚を設置しても問題ありませんが、お参りの際にお尻を向けてしまうことになるので、神棚と仏壇を向かい合わせに置くことは好ましくありません。
とはいえ、住宅事情により、理想の場所が見当たらないこともあると思います。
その場合は、無理にこだわることはなく、神様への敬いをもって、出来る範囲の形でお祀りしましょう。
神様を大事に思う気持ちがなによりも一番大切です。
お神札のまつり方
神棚には、伊勢神宮のお神札と氏神神社のお神札、崇敬している神社があればそのお神札の三枚のお神札を神棚にお祀りするのが一般的です。
神棚には、三社造りと一社造りがあり、お神札を神棚に納める方法が異なります。
ここでは、三社造りと一社造りの神棚へのお神札の納め方についてご紹介します。
三社造り
三社造りの神棚の場合、中央にはこの国の総氏神様でもある伊勢神宮のお神札(神宮大麻)を納めます。
向かって右側には地域の氏神様のお神札を、向かって左側には崇敬している神社のお神札を納めましょう。
そのほかの神社を参拝した際に受けたお神札は、向かって左側に納めた崇敬神社のお神札の後ろに重ねて納めるとよいでしょう。
一社造り
一社造りの神棚の場合、伊勢神宮のお神札を一番手前に、その後ろに自分の地域の氏神神社のお神札、その後ろには崇敬する神社のお神札を重ねて納めます。
その他の神社を参拝した際に受けたお神札は、一番後ろに納めた崇敬神社のお神札の後ろに重ねて納めるとよいでしょう。
お神札の数が増えて、神棚に納めることができなくなったときや、神棚に入りきらない大きさのお神札の場合は、神棚の横に丁寧に並べてお祀りしましょう。
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氏神のまとめ

ここまで氏神神社や神社の種類、神棚にお祀りするお神札についてお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 地域を守る氏神を祀っている神社を氏神神社という
- 自分の氏神神社を探す方法は様々あるが迷ったら神社庁の問い合わせる
- 別格である伊勢神宮の以外の神社は氏神神社と崇敬神社の二つに分けられる
- 神棚にお祀りするお神札には納め方の決まりがある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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