閉じる

法事法要

七回忌の時期と意味は?七回忌の準備から法要の流れとマナーを紹介

更新日:2022.03.29

回忌

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: AdobeStock_403503487-scaled-1-1024x682.jpeg

記事のポイントを先取り!

        
  • 七回忌は亡くなってから満6年目の祥月命日に行う
  • お布施の相場は1万~5万円程度
  • お布施は法要前か法要後に渡す
  • 七回忌は亡くなってから満6年目の祥月命日に行う
  • 七回忌以降はほかの法要と合わせて行ってもよい

故人が亡くなってから定期的に法要を行いますが、七回忌は大切な法要のひとつです。
七回忌の意味や、行う時期について知っておきましょう。

そこで、この記事では七回忌について詳しく説明します。

この機会に、七回忌の準備や法要の流れについても確認しておきましょう。
七回忌に参列する場合のマナーについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

  1. 七回忌の時期と意味
  2. 七回忌を行うまでの準備
  3. 七回忌法要の参列者への案内方法
  4. 七回忌法要の流れ
  5. 七回忌のお布施
  6. 七回忌の遺族の服装マナー
  7. 七回忌に参列する場合のマナー
  8. 七回忌以降は他の法要と一緒に行うことも可能?
  9. 七回忌のまとめ
スポンサーリンク

七回忌の時期と意味

七回忌を行う時期はいつなのか、はっきりわからないという方も多いでしょう。
ここでは、七回忌を行う時期や意味について解説します。

七回忌の時期

七回忌を行う時期は、故人が亡くなってから満6年目の祥月命日です。
祥月命日とは、亡くなった月と日にちが同じ日のことをいいます。

亡くなった日が一周忌となり、その後一年後から「回忌」と数えますので、七回忌は6年後の祥月命日になります。

例えば、2022年2月1日に亡くなった場合、七回忌は2028年2月1日に行われます。
一周忌だけが満1年で行われ、そのほかは数え年に行われると考えると覚えやすいでしょう。

七回忌の意味

七回忌を行うのは、仏教において「7」の数字は特別な意味を持つためといわれています。

7という数字については、お釈迦様が生まれたとき、7歩歩いたという逸話が有名です。
また、「六道の世界」は、仏教で死後の6つの世界のことを表しています。
六道の世界を超えて、悟りに至ったことを暗示する数字が「7」になります。
以上のことから、「7」は特別な数字として大切にされているのです。

年忌法要を毎年行うのは難しいことです。
そこで、特別な数字の時だけでも法要を行おうという考えから、七回忌法要が執り行われるようになりました。

スポンサーリンク

七回忌を行うまでの準備

七回忌は、どのくらい前からどのような準備を行えばよいのでしょうか。

食事や返礼品の手配、僧侶との相談などを考えると、少なくとも2か月前までには準備を始めた方がよいでしょう。

七回忌の準備の内容について、詳しく解説します。

招く人を決める

七回忌の準備として、まず誰を招くのか決定します。
一般的に七回忌から法要を縮小することが多く、家族や親族だけで行われることが多くなっています。

日時・場所を決める

誰を招くかが決定したら、参列者の都合を考慮しながら日程と場所を決めます。
家族の希望だけでなく、僧侶の都合のよい日も確認しなければなりません。

法要を行う会場として、自宅や寺院、ホテルなどがあげられます。

お寺と相談する

七回忌は、僧侶に読経していただき故人を偲びます。
土日は法要が多いため、なるべく早めにお寺と相談して予定を確認しましょう。

お寺で法要を行う場合は、僧侶の予定とあわせて会場の確認も忘れずに行います。

食事の手配をする

七回忌の法要後、参列者が食事を行う場合があります。
食事の用意として、仕出し料理を頼んだり、料理店を予約するなどの手配を行いましょう。

早めに予約しておいた方が安心ですので、おおよその人数を確認して予約をとります。
参列者の人数が正式に決まった時に、改めてお店や仕出し料理店に人数を伝えましょう。

お供えものを準備する

お供え物は、遅くても法要の前日までには用意しておきましょう。

お供え物は、お茶やお菓子、線香、お花、果物などを用意し、法要が終わったら参列者で分けあって持ち帰ります。

返礼品の準備

参列者へのお返しに、返礼品を人数分用意しましょう。
七回忌の返礼品の相場は、2000~5000円ほどになります。

返礼品には、お茶やお菓子、洗剤、タオルなどの消えものが一般的です。
そのほかにも、最近ではカタログギフトを選ぶ方も増えてきています。

返礼品には掛け紙をつけ、水引は黒、銀色の結び切りを使用します。
地域によって水引の色には違いがありますので、確認しておくとよいでしょう。

のしの表書きには、「志」「粗供養」と記してください。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

七回忌法要の参列者への案内方法

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E8%91%AC%E5%BC%8F%EF%BC%91-scaled-1-1024x682.jpg

七回忌を行う日程と会場が決まったら、お招きする方に案内をします。
七回忌は身内のみで行うことが多いため、案内状を送る必要はないと考える方も多いでしょう。

しかし、案内状は送ったほうがより丁寧になります。
案内状を送る以外の案内方法についても解説していきます。

参列者に連絡する時期

七回忌の直前に案内を行っても、参列者の予定が合わないこともあります。
七回忌の案内は、少なくとも法要の1か月前までに行うのが適切です。

また、食事の手配の関係で、だいたいの人数は把握しておかなければなりません。
そのため、早めに連絡して出欠の確認をとりましょう。

参列者への案内方法

参列者に失礼のない案内方法について紹介します。

電話

電話は、連絡が簡単で返事をすぐに聞くことができます。
ただし、電話での連絡は記録に残りません。
聞き間違いなどでトラブルが発生しないよう、配慮が必要です。

電話で案内した後に必要事項を改めてメールで送る、お互いに復唱して確認するなどして、間違いのないようにしましょう。

メール・SNS

親しい間柄であれば、七回忌の案内をメールやLINEなどのSNSで送ってもマナー違反ではありません。

案内状

最近は、案内状を郵送で送付することが少なくなっています。
特に七回忌は、家族や親族のみで行われることが多いため、案内状を送らない方も増えてきています。

電話やメールなどで案内しても問題ありませんが、案内状を送るのが一番丁寧な方法です。

スポンサーリンク

七回忌法要の流れ

七回忌の当日の流れについて説明します。
全体の流れを把握して、当日は慌てないようにしましょう。

僧侶・家族が着席

七回忌を執り行う施主、遺族、親族などの参列者が入場し、着席します。
その後、僧侶が入場します。
施主はこの時、下座に移動してください。

自宅で法要を行う際は、仏前に僧侶が座る場所を用意しておきましょう
お寺で行う場合は、お寺が用意してくれるので指示に従います。

施主の挨拶

施主が七回忌を始める挨拶を行います。
手短に、七回忌を始めることと集まってくれた方への感謝の言葉を述べます。

読経・焼香

僧侶が読経を行い、参列者は正座して故人を偲びます。

通常、読経は15分ほどかかります。
僧侶からの合図で、読経の間に焼香を始めてください。

焼香の順番は、故人と関係の深かった方から順番に行います。
焼香のやり方は宗派によって違いがありますので、事前に確認しておくと安心です。

僧侶の法話

読経が終わったら、僧侶は法話を行います。
僧侶の話を聞いて、故人を偲びながら、仏教の教えを考える時間です。

法話は、僧侶によってどのくらいの時間がかかるか変わってきます。
法要の場では短く済ませることが多いようです。

施主の終了の挨拶

施主が七回忌の終了の挨拶をして、法要は終わりです。
会食を予定している場合は、会食の場所と時間の案内を行いましょう。

お斎・会食

会食の会場に移動するか、法要の会場で仕出し料理を用意し、参列者に食事をお出しします。

食事は懐石料理、または精進料理を出すのが一般的です。
アレルギーがある方への配慮や、お子様がいる場合はメニューを別に用意するなどの配慮が必要です。

会食に参加せず帰られる方もいらっしゃいますので、会食前に見送りを行ってください。
会食が終わったら、参列者への感謝の言葉とともに引き出物を渡して終了です。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

七回忌のお布施

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: AdobeStock_431083495-scaled-1-1024x770.jpeg

七回忌に用意するお布施について解説します。
お布施の相場や渡すタイミング、表書きの書き方などを把握しておきましょう。

お布施の相場

七回忌のお布施の相場は1万~5万円ほどです。
お布施の金額の相場は、宗派や地域によって差がないと考えてよいでしょう。

お布施を渡すタイミング

お布施は、基本的に施主が僧侶へ手渡しします。
渡すタイミングは2回あり、法要前か法要後に渡すのがよいでしょう。

ただし、法要前に渡すと、僧侶はお布施を手元に置いておかなければなりません。
そのため、法要後に渡して欲しいと考える僧侶もいます。
お布施を渡すタイミングについては、事前に僧侶へ確認するのがおすすめです。

お布施の書き方

お布施袋に中包みがある場合は、表書きに「お布施」と書きます。
そして、その下に施主の名前を書きましょう。

中包みに金額と住所、氏名を記入するのがマナーです。

中包みがない場合は、表書きに「お布施」と書きましょう。
その下に施主の名前、裏側に施主の氏名、住所、金額を記入してください。

お布施以外の費用

法要の時は、お布施のほかに御車代と御膳料を用意するのが基本です。
どのような場合に用意しておくのか、また金額の目安を紹介します。

御車代

御車代は、僧侶が会場まで自分の車で来た場合、もしくは電車やバス、タクシーなどを利用した場合に用意します。
金額の目安としては、距離にもよりますが1万円程度が適切でしょう。

御膳料

御膳料は、法要の後に会食を行わない場合、または僧侶が会食に出席しない場合にお渡しします。
金額の目安は、5000〜1万円程度と考えてよいでしょう。

スポンサーリンク

七回忌の遺族の服装マナー

七回忌に遺族側として参列するときのために、服装のマナーを知っておきましょう。
どんな服装で参列するべきなのか、男性と女性の服装について説明します。

男性の服装

男性の場合、平服でも問題はありませんが、カジュアルすぎないように注意しましょう。
黒のスーツを着用し、靴下や靴もすべて黒でそろえてください。

シャツは柄が入っていない白色、ネクタイは黒を着用しましょう。
黒のスーツがない場合は、紺色、グレーなどのダークカラーのスーツを着用してください。

女性の服装

女性の場合も平服で問題ないでしょう。
ラフな服装ではなく、紺、黒、グレーなどのダークカラーのセットアップ、もしくはワンピースが適切です。

靴は黒のパンプス、ストッキングも黒で揃えましょう。
アクセサリー類は、結婚指輪やパールのネックレスなど、葬儀の時でも着用可能なものにします。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

七回忌に参列する場合のマナー

遺族側ではなく、招待されて七回忌に参列することもあるでしょう。
ここでは、七回忌に参列する側のマナーについて解説します。

案内の返信は早く返す

施主側は法要の準備のために、会場や会食の予約を行わなければなりません。
そのため、案内が来たらできるだけ早く出欠の返信を返すのがマナーです。

香典の相場

七回忌に参列する場合、香典を持参するのがマナーです。

香典の相場は、故人との関係性によって変わってきます。
一般的に、兄弟や姉妹の場合は3万~10万円、遠い親戚やいとこの場合は3000~3万円が相場です。

香典の書き方

香典の表書きには「御佛前」「御香料」と記し、水引は黒白の結び切りを使用します。
地方や宗派によって水引の色は異なります。
事前に、ほかの参列者に確認しておくとよいでしょう。

服装

参列者の服装は平服で問題ありません。

男性は黒のスーツに白の無地ワイシャツ、黒のネクタイを着用して参加するのが基本です。
黒のスーツがない場合は、グレーや紺のスーツでも問題はありません。

しかし、柄が入っていたり、光沢があるものはマナー違反となります。
靴と靴下は、黒で揃えるようにしてください。

女性は黒、グレー、紺などの暗めの無地の服を着用し、足元は黒のパンプスに黒のストッキングで揃えましょう。
スカートとパンツ、どちらを着用しても構いません。

お供え物

七回忌には、お供物を持参するのがよいとされています。
お供物には、日持ちするお菓子や果物がよく選ばれています。

参列できない場合

基本的に招かれた場合はできるだけ都合をつけて参列した方がよいとされています。
しかし、どうしても都合が合わず欠席する場合は、できるだけ早く欠席することを連絡しましょう。

スポンサーリンク

七回忌以降は他の法要と一緒に行うことも可能?

七回忌をきっかけに、法要に招く人数を少なくするなど規模を縮小する傾向があります。
そこで、七回忌以降はほかの法要と一緒に行うことが可能なのか、詳しく説明していきます。

年忌法要の中でも、一周忌と三回忌は特に大切な法要と考えられています。
家族や親族だけでなく、故人と縁の深い方を招いて法要を行うことが一般的です。

そのため、一周忌と三回忌はほかの法要と一緒に行わず、必ず一人の法要を執り行います。

七回忌以降も十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と年忌法要は続きます。

七回忌までは一人の法要として行いますが、それ以降は供養する対象が多くなるため、ほかのご先祖様の法要と一緒に行うことが可能となります。
ほかのご先祖様の法要と一緒に行うときは、命日が早い方に合わせて行います。

七回忌までは親族を招き、十三回忌からは家族だけで行うという方も多いでしょう。
親族を呼ばない場合は、法要後にお礼状などで十三回忌が無事終わったことを報告します。

三十三回忌ともなると、故人が亡くなってから32年もの月日が経っています。
年月が経つにつれて、故人を知る方々が高齢になり、人数が減る可能性もあります。
そのため、法要自体をさらに縮小して行う場合も多いでしょう。

また、三十三回忌をもって弔い上げとして区切りをつけるのが一般的です。
弔い上げとは、年忌法要の最後として行われる法要のことをいいます。

多くの宗派では、三十三回忌を最後に極楽浄土にたどり着くと考えられているのです。
ただし、宗派の中には五十回忌、百回忌まで法要を続けるケースもあります。
そのため、年忌法要をいつまで行うのか確認しておくとよいでしょう。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

七回忌のまとめ

ここまで七回忌の情報や、準備、マナーなどを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 七回忌を行う時期は亡くなってから満6年目
  • 七回忌の準備は2か月前から行うのが基本
  • 参列者への案内は親しい方なら電話やメールでもよい
  • 七回忌のお布施の相場は1万~5万円

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

監修者

評価員(からさわ)

唐沢 淳(からさわ じゅん)

経歴

業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。

法事法要の関連記事

コラム一覧へ

あなたにぴったりのお墓を診断!

色々種類があってわからない.

お墓選びで後悔したくない.

diagnosis_woman_img

最短30秒で診断

葬儀・お葬式を地域から探す

みんなが選んだお葬式は葬儀場・葬儀社をご案内/