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お墓

墓友を作るメリット・デメリットは?墓友を作る際の注意点も紹介

更新日:2022.11.17

墓地

記事のポイントを先取り!

  • 墓友は一緒にお墓に入る友達のこと
  • 墓友を作ると終活の相談ができる
  • 墓友選びは慎重に行う
  • 宗派不問の霊園を選ぶと良い

最近では家族と同じお墓に入るのが嫌だったり、一緒のお墓に入る家族がいなかったりするケースが増えています。
そうした中で、新たな終活の方法として墓友(はかとも)を作るということが行われています。

そこで、この記事では墓友について詳しく説明していきます。
この機会に墓友の意味や、そのメリット・デメリットについて知っておきましょう。

墓友の人数や、宗派が違う場合についても触れているので、ぜひご覧ください。

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  1. 墓友とは
  2. 墓友のメリット
  3. 墓友のデメリット
  4. 墓友を作る際の注意点やポイント
  5. 墓友の作り方
  6. 墓友は何人でも大丈夫?
  7. 宗派が違う場合はどうすれば良い?
  8. 墓友のデメリットまとめ
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墓友とは

墓友とは、亡くなった後に一緒のお墓に入る友達のことを指す言葉です。

近年では、家族がいなかったり先祖のお墓に入りたくなかったりする方の終活の一環として、墓友作りが行われています。
また、単身の高齢者の中には一人でお墓に入りたくないという人も多くいます。

墓友を作れば、生前はお墓についての相談をすることができますし、死後も一緒のお墓に入れるため安心できます。
お墓に関する問題の新たな解決方法として高齢者を中心に、墓友が選ばれているのです。

また、単身の高齢者は、社会から孤立することも少なくありません。
しかし、墓友はそうした孤立を防ぐことにもつながります。
高齢者の不足しがちな人間関係を補うものとしても、墓友は大きな役目を果たしているのです。

最近では、老人ホームなどでも共同墓地が作られており、入居者が同じお墓に入るケースも増えています。
また、一般的に男性よりも女性の方が墓友作りに積極的だとされています。

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墓友のメリット

ここからは墓友を作ることのメリットについて解説します。
墓友を作ると、具体的にどういった形で人生が豊かになるのでしょうか。

費用を折半できる

お墓を自分一人で建てようとすると、100万円〜200万円程度必要となり、大きな出費となります。

しかし、墓友が居れば、お墓を建てるための費用を折半することが可能です。
自分だけでお墓を建てることが費用的に現実的でないと考える方も、墓友が居れば墓を建てられるかもしれません。

生前に仲の良い付き合いができる

墓友を作ることは、交友関係を広げることにも繋がります。

単身の高齢者の場合は、友人が少ないと孤独死などのリスクもあるため、日常生活を送ることには不安が付き纏います。
しかし、仲の良い友人が居れば、生前から一緒に趣味を楽しみながら、孤独を和らげることもできます。
一人でいることに不安がある方は、仲良しの墓友を見つけることで、より楽しく生きることにも繋がるでしょう。

将来的に安心する

前述したように、単身の高齢者にとって、将来に対しての不安というのは大変大きなものです。

しかし、墓友がいればそうした将来への不安も相談に乗ってもらえます。
同じ境遇の仲間として、終活や待ち受ける死への不安なども共有できるでしょう。
こうしたシリアスな会話は、家族や普通の友人にはしにくいものですが、墓友であれば理解し合うことができます

また、自分が先に亡くなった場合には、墓友に埋葬手続きなどをお願いすることもできるため安心です。
埋葬された後に一人ではないという安心感以外にも、自分が亡くなった後の現実的な問題の解決にも繋がります。

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墓友のデメリット

墓友を作ることのデメリットを解説していきます。
墓友を作るかどうか、メリットだけでなくデメリットも確認して総合的に判断しましょう。

親族から理解されにくい

墓友がどういうものか、身内に理解されにくいことは、大きなデメリットの一つだといえます。
家族・親族が居る場合、墓友を作ることに対して反発されたり理解されなかったりすることで問題になるケースが多いようです。
特に先祖代々のお墓がある場合などは、トラブルに繋がりやすいため注意しましょう。

こうしたトラブルを避けるためには、家族・親族に話をして、自分の気持ちを伝えることが大切です。

仲違いによるリスクがある

墓友を作る上で一番懸念すべきなのが、将来的な仲違いのリスクです。

考えが合わないなどの理由から喧嘩になり、墓地の所有権でトラブルになる可能性があります。
また、そうした仲違いは金銭トラブルにも繋がる他、自分が亡くなった後に友人が同じお墓に入ってくれない可能性があります。
墓友と仲違いすると、お墓のトラブルに繋がるというのは大きなデメリットの一つです。

こうしたトラブルを避けるためには、墓友を選ぶ前にお互いのことをよく知っておくことが重要です。

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墓友を作る際の注意点やポイント

墓友を作る際には、円滑にお墓を作るためのポイントがあります。
以下の点に注意することで、墓友と良好な関係を築いていきましょう。

永代供養墓を選ぶ

お墓を建てる際には、永代供養墓を選ぶのが良いでしょう。

永代供養墓とは、霊園や墓地の管理者が遺骨を管理・供養してくれるお墓のことです。
そのため、自分たちでお墓を管理する必要がなく、後継ぎも不要です

墓友は基本的にお互いが高齢であり、どちらも亡くなった場合、お墓を維持する人がいなくなります。
永代供養墓を選べば、そうした後継者問題の解決にも繋がるのです。

しかし、永代供養は永遠に供養される訳ではなく、通常は弔い上げとなると合祀されます。
これは仏教の考え方によるものであり、一般的なことなので心配はいらないでしょう。

費用などを事前に決め分けておく

実際にお墓を購入する段階になって、費用の負担額についてトラブルになることはよくあります。
特にどちらかが金額を多く負担した場合、関係性が悪化するケースが多いため注意が必要です。

そうしたトラブルを避けるためにも、事前に墓友間で費用分担を決めておきましょう
どういった役割分担をするのか、どの部分の費用を担当するのかを事前に話し合い、細かく決めておく必要があります。
墓友と自分がお互いに納得できるようにしましょう。

親族に納得してもらう

まだ日本では、家族は一つのお墓に入るのが普通だという考え方が主流です。
そのため、墓友を作ることを知らないと驚いてしまったり、反対されてしまったりする可能性があります。

そうしたトラブルを避けるため、事前に墓友を作るということを家族や親族に伝えることが大切です。
その際、何故墓友を作ろうと思っているのかも含めて、自分の想いを伝えて納得してもらいましょう。

両者が通いやすい場所を選ぶ

墓友を作る上で、お墓の場所の選び方にも注意が必要です。

どちらかが先に亡くなった場合、墓参りがしにくい場所だとお墓参りを気軽に行えなくなります。
お墓を有名な霊園に作ったとしても、自宅から遠いと通うのが億劫になります。
お墓の場所を決める際にはお墓までの距離や交通手段などをしっかり考慮し、お互いに通いやすい場所にしましょう。

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墓友の作り方

お墓で手を合わせる女性

実際に墓友を作りたいと考えていても、どうすれば墓友を作れるか分からないという方も多いでしょう。
ここでは、墓友の作り方を箇条書きでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • 墓地が主催しているイベントに参加する
  • 葬儀社や自治体が主催する終活の勉強会に参加する
  • 古くからの友人に声を掛ける
  • 墓友サークルに入って同じ考えの人を見つける
  • 墓友や終活を支援しているNPO法人に相談する
  • 敬老会に参加して同じ境遇の人を見つける

このように墓友の作り方は多種多様です。

最近では終活に関する勉強会やサークルなども多いため、そうしたものに参加するのが墓友作りの近道になります。
自分がやりやすい方法で、墓友作りをしていきましょう。

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墓友は何人でも大丈夫?

墓友の人数が多くなった場合、心配になるのはお墓には何人入れるのかということです。

結論からいうと、法律的にはお墓に入る人数に制限はないとされています。
そのため、墓友が複数人になる場合でも問題ないでしょう。

しかし、お墓に入る骨壷の数はお墓の大きさに左右されるため注意しましょう。

基本的に通常のお墓のサイズであれば、6〜8人程度の骨壷は入るものと考えられます。
大人数になる場合、事前に大きなお墓を建てておく必要があるでしょう。
お墓の大きさが許す限りは基本的に問題ないため、墓友同士でどうするか話し合うのが良いでしょう。

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宗派が違う場合はどうすれば良い?

宗派が違う場合、霊園によっては一緒に埋葬できなくなる可能性があります。
そのため、事前に墓友の宗旨・宗派などを把握しておきましょう。

もし宗派が違う場合は、宗旨・宗派不問の霊園や埋葬方法を選ぶのが良いでしょう。
寺院霊園では、特定の宗派の人しか受け入れないというケースが多くあります。
そのため、宗派が違う場合には寺院霊園にお墓を建てることはおすすめしません。
対して、公営・民間の霊園は宗旨・宗派不問の場所が多いため、そうした霊園を選ぶとお墓を建てやすいです。

また、どちらかが改宗して同じ宗派になるという方法もあります。
お墓を建てたい霊園があり、そこが特定の宗派しか受け入れない場合は、改宗するのも方法の1つです。

墓友と相談して、お互い納得行く方法を考えましょう。

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墓友のデメリットまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで墓友のメリット・デメリットや注意点などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 墓友は亡くなった後に一緒にお墓に入る友達のことを指す言葉
  • 墓友を作ると、お墓の費用を折半したり相談したりできる
  • 墓友と仲違いする可能性があるため、墓友選びは慎重に行う
  • 宗派が違う場合は宗派不問の霊園を選ぶと良い

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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