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お葬式

無宗教葬儀でかかる費用は?流れや供養方法、自由葬についても解説

更新日:2024.02.17

葬儀 費用

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記事のポイントを先取り!

  • 無宗教葬儀とは決まった形式にとらわれない葬儀形式
  • 無宗教の葬儀は故人の希望を叶えやすい
  • 葬儀を行わない火葬式(直葬)という方法もある

最近は無宗教の方が増えておりますが、無宗教葬儀の費用相場とその内訳についてはご存知でしょうか。

費用の相場を知ることで比較する際の目安になります。


そこでこの記事では、無宗教葬儀の費用相場や葬儀の流れを詳しく説明していきます。


また記事後半では無宗教で葬式をしない場合の対応や自由葬についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 無宗教葬儀とは?
  2. 現在の宗教事情
  3. 無宗教葬儀の費用相場
  4. 無宗教葬儀の費用相場の内訳
  5. 無宗教葬儀を行うメリット・デメリット
  6. 無宗教葬儀の注意点は?
  7. 無宗教葬儀の流れについて
  8. 無宗教の葬儀の内容例
  9. 無宗教葬儀のその後
  10. 無宗教葬儀の参列時のマナー
  11. 無宗教で葬式をしない場合は?
  12. 無宗教葬儀と自由葬とは
  13. よくある質問
  14. 無宗教葬儀についてのまとめ
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無宗教葬儀とは?

無宗教の葬儀とは、特定の宗教形式に縛られない葬儀形式です。

この形式は、故人や家族の希望に柔軟に対応できるため、多くの人々に選ばれています。
特に、宗教的な束縛が少ないので、個々の希望を具体的に反映させることが可能です。

しかし自由度が高い反面、どのような形式にすべきか迷うことも多いです。
費用も一定ではなく、計画段階でしっかりと考慮する必要があります。

また、社会的にはまだ一般的でないため、周囲の理解を得ることが重要です。

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現在の宗教事情

近年、自身の宗派や宗教について答えられない人が増えていることは、宗教に対する関心の薄れや、様々な宗教のイベントを楽しむ文化の中での信仰への拘りの変化を示しています。

この傾向は日本に限らず、世界中で無宗教の人口が増加している現象としても認識されています。

2012年にアメリカ合衆国ワシントンD.C.を拠点とするピュー・リサーチ・センターによる調査では、「無宗教」が世界で三番目に多い人口グループであることが明らかにされました。

この宗教に対する価値観の変化は、葬儀の形態にも大きく影響しています。

特に日本では、宗教的な儀式を伴わない無宗教葬が徐々に認知され、選択されるようになってきました。

全日本冠婚葬祭互助協会のアンケート結果によると、1970年代までの無宗教葬は全体の1.2%でしたが、2011年以降は2.2%に増加しています。

この数字は、首都圏を中心に無宗教葬を選ぶ人が微増していることを示しており、日本人の葬儀に対する考え方が多様化していることを物語っています。

無宗教葬が選ばれる背景には、宗教的な儀式にこだわらず、故人を偲ぶ形式を自由に選びたいという家族のニーズがあると考えられます。

時代の変化と共に、葬儀においても人々の価値観やニーズが多様化している現代、無宗教葬はその一つの選択肢として認められ、選ばれやすくなっています。

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無宗教葬儀の費用相場

無宗教葬儀はさまざまな形態があり、費用の相場を出すことは難しいですが一般的には100万円〜200万円が相場だといわれています。

供養形態別で紹介すると、一般葬の場合には80〜150万円程度が相場となり、葬儀はせずに火葬だけを行う場合には10万〜30万円程度が相場になります。

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無宗教葬儀の費用相場の内訳

次に無宗教葬儀の費用相場の内訳を紹介していきます。
費用の相場の内訳を以下にまとめますので参考にしてください。

  • 葬儀場の使用料
  • 待合室の使用料
  • 火葬場の使用料
  • 棺代
  • 遺体の保全費用
  • 搬送費
  • 祭壇費
  • お花代
  • 供物代
  • 受付用品代
  • 遺影写真作成費用
  • 霊柩車などの車両費用
  • 司会者などの人件費用
  • 香典返しや会葬礼状費用
  • 通夜振る舞いや会食費用
  • その他オプション費用

基本的な費用の内訳として挙げられるものは上記の通りですが、どのような葬儀にするかによって必要なものは異なります。
どのような演出にするのかによって大きく費用が変わってくるのが、無宗教葬儀の特徴といえます。

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無宗教葬儀を行うメリット・デメリット

ここからは無宗教葬儀のメリットとデメリットについてご紹介します。

無宗教葬儀をお考えの際は良し悪しをしっかりと理解した上で検討しましょう。

無宗教葬儀のメリット

無宗教葬儀は、その柔軟性と個人の希望に沿った形式で行える点に最大のメリットがあります。

故人の遺志や家族の要望を優先し、自然愛好者であれば自然葬を選択するなど、故人の人生観を反映した葬儀を実現することが可能です。

また、多文化家庭でも宗教的な制約に縛られずに進めることができ、さまざまな背景を持つ家族にとっても柔軟に対応できるのが特長です。

経済的な面では、僧侶や牧師などの宗教者を招かないため、その分の費用を削減できる点も大きなメリットです。

一般的に無宗教葬儀の費用は100万円から200万円程度とされていますが、宗教者へのお布施や戒名にかかる費用が不要であるため、より経済的負担を軽減することが可能です。

プライバシーの面でも、親しい人たちだけで故人を偲ぶことができるため、大規模な葬儀における疲労やストレスを避け、心からのお別れを実現できます。

さらに、葬儀の内容を自由に決められるため、故人の意志や遺族の希望に基づいた、意義深いセレモニーを計画することができます。

家族間で宗教観が異なる場合でも、無宗教葬儀を選択することで、誰もが参列しやすくなります。

宗教上の理由で他宗教・他宗派の葬儀に参列できない場合でも、無宗教葬であればその壁を越え、故人を偲ぶ機会を持つことができるでしょう。

無宗教葬儀は、故人と遺族の希望を尊重し、経済的な負担を軽減しつつ、よりプライベートで意義深いお別れを実現できる選択肢です。

無宗教葬儀のデメリット

無宗教葬儀はその柔軟性と個人化がメリットとされる一方で、いくつかのデメリットにも注意が必要です。

最も顕著な問題点は、社会的な認知度の低さにあります。

地域社会や高齢者を中心に、伝統的な葬儀形式への固執が強く、無宗教葬儀への理解が乏しいことがしばしば見受けられます。

このような状況は、親族や友人からの反対や理解を得られないケースに繋がることがあり、故人や家族の意向を丁寧に説明する必要があります。

加えて、無宗教葬儀の自由度の高さが計画段階での混乱を招くリスクも存在します。

どのような葬儀を行うか、どのような演出を加えるかといった選択肢が多いことが、逆に計画を難しくさせ、ストレスになる場合もあります。

通常の葬儀では葬儀社が提案する形式に従うことが多いですが、無宗教葬の場合は全て自分たちで決定し、準備する必要があるため、その準備が大変になることも考慮する必要があります。

費用面においても注意が必要です。

自由度が高いために、特に演出や装飾にこだわった場合、予算を大幅に超えるリスクがあります。

予想以上に高額な葬儀になる可能性があるため、事前の計画と予算管理が重要となります。

また、菩提寺との関係についても慎重に考慮する必要があります。

菩提寺がある場合に無宗教葬を選択すると、納骨や法要を拒否されるケースが発生することがあります。

これらのデメリットを避けるためには、無宗教葬儀を選択する際には事前の準備と周囲への説明、そして適切な葬儀社との協力が不可欠です。

無宗教葬儀の選択は、故人と遺族の願いを尊重しつつ、潜在的な問題点に対しても配慮するバランスの取れたアプローチが求められます。

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無宗教葬儀の注意点は?

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無宗教葬儀の意味合いや費用の相場が理解できたところで次は、無宗教葬儀の注意点を紹介していきます。

無宗教葬儀は読経を必要としないので、先祖代々でお付き合いしている菩提寺があるケースでは、トラブルに発展する可能性があります。

具体的には宗教上の決まった形式で葬儀を行わなければ、納骨をしていただけない場合があります。

そのため、無宗教葬儀を検討している際には前もって菩提寺に相談することをおすすめします。

親族の間でも無宗教葬儀に関しては、賛否両論になるので事前に親族間で話し合い、全員が納得した形で進めていくことをおすすめします。

無宗教葬儀と聞くと、費用を抑えられるのではないかと考える方もいるかと思います。
しかし、実際には無宗教葬儀であっても費用については、葬儀の形態によって異なりますので、一概に安くなるとも言えません。


また、無宗教葬儀では決まった形式がないので、葬儀の流れをしっかりと打ち合わせしておくことが大切になります。

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無宗教葬儀の流れについて

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無宗教葬儀は、故人の人生観や遺族の意向を反映しやすい柔軟な形式を持っています。

ここでは、無宗教葬儀を行う際の典型的な流れの一例を、7つのポイントに分けて紹介します。

参列者の入場と迎え

参列者が葬儀会場に入場します。ここでは、故人が愛した曲を流すなど、温かな雰囲気作りがポイントです。

入場時の混乱を避けるため、席案内のスタッフを配置すると良いでしょう。

開式の挨拶

葬儀の開始を司会者が宣言し、故人の人生や無宗教葬儀を選んだ背景に触れる言葉が述べられます。

参列者に故人へのメッセージがある場合、この時点で共有するのが適切です。

黙祷

お経の代わりに、故人を偲ぶ黙祷を捧げます。

この時間は、故人との思い出を心に浮かべ、静かに追悼します。

献奏

故人の好きだった音楽や、生演奏を取り入れた献奏を行います。

音楽を通じて、故人の生きた証を感じ取ることができます。

お別れの言葉

弔辞に相当する、お別れの言葉が述べられます。

遺族や親しい友人が、故人への感謝や想いを自由な形で表現します。

献花

参列者全員が、故人に花を捧げる献花を行います。

故人の好きだった花を用いることで、個性を尊重した追悼が可能です。

閉式の挨拶と出棺

最後に、喪主が参列者に感謝の言葉を述べ、葬儀の終了を告げます。

その後、棺を会場から運び出し、葬儀を締めくくります。

場合によっては、会食を通じて故人を偲ぶ時間を設けることもあります。

無宗教葬儀は、故人や遺族の希望に応じて柔軟にアレンジできるのが最大の特徴です。

伝統的な葬儀形式にとらわれず、故人とのお別れを心に残る形で行うことができます。

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無宗教の葬儀の内容例

無宗教葬儀は、個人の価値観や故人の生き方を尊重し、形式に捉われない自由な葬儀を実現することができる点が最大の特徴です。

以下に、無宗教葬儀で取り入れることができる内容の例を挙げ、それぞれの魅力について説明します。

宗教的な要素の取り入れ

無宗教葬儀ではありますが、故人や遺族の希望に応じて、部分的に宗教的な要素を取り入れることも可能です。

例えば、故人が生前に希望していた読経を僧侶に依頼することもできます。

このようにして、伝統と革新を融合させることで、故人に寄り添った葬儀を行うことができます。

故人の好きだった音楽の生演奏・合唱

故人が生前愛した音楽を、葬儀で生演奏や合唱することで、故人への最後の敬意を表します。

音楽を通じて故人との思い出を振り返りながら、感動的な別れを演出することができます。

参列者全員で歌う合唱は、共有する悲しみを癒し、絆を深める機会となり得ます。

思い出のスライドショーや動画の上映

故人の生涯や美しい思い出を、スライドショーや動画で振り返ることは、参列者にとって故人を偲ぶ貴重な時間となります。

親族や友人が知らなかった故人の一面を共有することで、故人への理解を深め、心に残る葬儀にすることができます。

故人の趣味や思い出の品の展示

故人の趣味や生涯を通じて集めたコレクション、大切にしていた品々を展示することで、故人の人となりをより深く伝えることができます。

参列者は展示を通じて故人との思い出を語り合い、故人への愛情を新たにすることができます。

無宗教葬儀では、これらの要素を自由に組み合わせることで、故人の個性や遺族の意向を反映した、ユニークで心に残る葬儀を実現することが可能です。

故人への最後の送り出しを、真に意味のあるものにするための多様な選択肢が用意されています。

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無宗教葬儀のその後

仏式であると四十九日や一周忌が後にありますが、無宗教の場合はどのようなことを行うのでしょうか。
無宗教葬儀のその後についてご説明します。

無宗教葬儀の供養の仕方

無宗教葬儀の供養の仕方には明確な決まりはありませんので、仏式のように四十九日などの追悼供養の必要はありません。

供養の方法は自由になるので、追悼供養をしてもしなくても良いというわけです。

四十九日の代わりに親族で会食をして故人の思い出を分かち合う会にするといった方もいます。

位牌についても用意してもしなくてもどちらでも構いません。
無宗教葬儀後に寺院との付き合いを初めて四十九日を行うケースもあるなど、さまざまなケースがあります。

無宗教葬儀の納骨方法

無宗教葬儀の納骨方法として代表的なものとしては、以下のものが挙げられます。

  • 散骨

散骨とはご遺骨を粉骨して故人のゆかりのある場所にまくことです。
地域によっては条例で散骨が禁止されているところもあるので注意が必要です。

  • 手元供養

手元供養とは故人のご遺骨を自宅に安置したり、アクセサリーに加工して身に着けたりすることで故人を身近に感じることができる供養形態になります。

  • 樹木葬

樹木葬とはお墓の代わりに樹木をシンボルとした供養形態になります。
自然の中で眠ることができ、永代的に供養してもらえるので近年人気が上がっています。

  • 墓地への納骨

宗派が決められている寺院霊園などは、特定の宗教でなければ納骨は難しいですが、宗派を問わない墓地であれば当然無宗教でも埋葬することができます。

  • 永代供養

寺院や霊園に遺骨の管理・供養を代行を頼む方法です。
近年はお墓を建てないという理由や宗教や宗派を問わず無宗教でも利用できることから永代供養を選ぶ人も増えています。

このようにさまざまな供養形態や納骨方法があるので、好みのものを選択すると良いです。

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無宗教葬儀の参列時のマナー

無宗教葬儀は、宗教的な儀式や習慣に縛られず、故人や遺族の意志により自由に行える葬儀スタイルです。

近年、多様な価値観が受け入れられるようになってきたことから、無宗教葬儀の選択肢も増えています。


しかし、その自由度の高さが逆に参列者にとっては戸惑いを生むこともあります。

特に、服装や香典に関するマナーが明確でない場合が多いです。


ここでは、無宗教葬儀に参列する際の基本的なマナーについてご紹介します。

無宗教葬儀の服装

無宗教葬儀においては、一般的な仏式やキリスト教式の葬儀とは異なり、服装に関する厳格なルールはありません。


しかし、それが逆に何を着ていいのか分からない、という疑問を生むこともありますが、基本的には、故人や遺族の意志が最優先されます。

事前に指定があれば、それに従いましょう。


もし指定がない場合は、落ち着いた色合いのスーツやドレスが無難です。

過度に華美な装いは避け、敬意を表す服装を選びましょう。


特に、故人が生前に特定のスタイルやカラーを好んでいた場合、それを取り入れることも考慮に入れても良いでしょう。

また、無宗教葬儀では、故人の趣味や特技、好きだったものにちなんだ服装を選ぶ人もいます。


例えば、故人が音楽家であれば、音楽に関連するアクセサリーを身につけるなど、故人を偲ぶ工夫をすることがあります。

無宗教葬儀の香典

無宗教葬儀では遺族や親族によって式の内容が自由に定められるため、参加者は香典に関してどのように対応すれば良いか迷うことがあるかもしれません。

葬儀の形態に自由があるとしても、香典に関する基本的なエチケット、例えば金額の設定や封筒の表記方法などのマナーは守る必要があります。

以下では、無宗教葬儀における香典の取り扱い方について説明します。

無宗教葬儀での香典の必要性

無宗教葬儀においても、香典は一般的に必要とされます。

特別に遺族から香典不要の指示がない限り、参列者は香典を持参することが推奨されます。

選ぶ香典袋は、派手な色や柄物ではなく、白い無地や控えめなデザインのものが望ましいです。

香典の金額の基準

無宗教葬儀での香典の金額設定は、故人との関係深さに応じて変わりますが、一般的には仏教葬儀と同様の相場が参考になります。

例えば、両親や義理の親には5万円から10万円、兄弟姉妹では5万円程度、祖父母には3万円程度、友人や知人は5千円から1万円が相場とされています。

金額を決める際、「4」と「9」の数字は避けるべきです。

香典の表書きのマナー

無宗教葬儀でも香典の表書きは重要です。

「御霊前」は仏教で用いられる表現ですが、無宗教葬儀においても使用可能です。

代わりに「御香典」や「御花料」と記載することも適切です。封筒の下部には、送り主のフルネームを記入し、薄墨で書くことが一般的です。

香典の正しい渡し方

香典は、お通夜や葬儀の際に受付で手渡します。

「このたびはご愁傷さまです」と一言添えるのがマナーです。香典は一度渡せば十分で、お通夜と葬儀の両方で渡す必要はありません。

香典辞退の場合の対応

遺族が香典を辞退する場合、事前に案内があることが多いです。

遺族の意向に従い、香典を控えることが礼儀です。感謝の気持ちを伝える他の方法を考えることもできます。

無宗教葬儀においても、香典に関する最低限のマナーと故人への敬意を示す心遣いは大切です。

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無宗教で葬式をしない場合は?

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宗教に縛られず、更には金銭面的や労力的など様々な理由から葬儀を行わない選択肢をとりたい場合もあるでしょう。
その場合の流れについてご説明します。

直葬や火葬式と呼ばれる葬儀が行われることが一般的

無宗教で葬儀や告別式をしない場合には、直葬や火葬式と呼ばれる葬儀が行われることが一般的です。

葬儀を執り行わない形態になるため、故人のご遺体は安置場所から直接火葬場に搬送されることになります。
また無宗教のため、一般的に火葬場で行われる僧侶の読経もありません。

火葬式においてのメリット

火葬式では他の葬儀と比べると、費用を抑えることができ、遺族の負担が少ない点がメリットになります。

葬儀を行わないことで対応すべき参列者も少なくなるため、遺族の精神的な負担が減るのもメリットです。
大切な人を亡くした悲しみの中で、他のことに気を取られず、自分のペースできちんとお別れしたいといった場合は、火葬式のほうがいいこともあります。


お別れの時間は短くなりますが、棺に入れるものに思いを込めたり、お花に故人の好きだった花を使用したりすることで哀悼の意をあらわすことはできます。

火葬式においてのデメリット

一方火葬式についてはいくつかのデメリットも考えられます。
一つ目は、お別れの時間が短くなることから親族の中には反対する方もいるかもしれないという点です。
特に高齢の親族の方は、火葬式や直葬といったものに慣れていないことも多く、そもそもなぜそのような形をとるのか納得できない方もいらっしゃると思います。
なぜ火葬式を希望するのかを事前に説明し、よく話し合って決めると良いです。

また、菩提寺があるケースでは寺院とトラブルになることも考えられます。
場合によっては、納骨できなくなってしまうケースもありますので、あらかじめ寺院に相談することをおすすめします。

自分たちに合った形でのお別れの儀式を検討してみてください。

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無宗教葬儀と自由葬とは

無宗教葬儀と自由葬は、近年多くの人々に選ばれるようになってきた葬儀スタイルです。

これらの葬儀は、宗教や伝統的な形式に縛られず、故人や遺族の意志により柔軟にアレンジが可能です。

しかし、一見似ているようでいて、実は異なる特徴とメリットがあります。

ここでは、無宗教葬儀と自由葬の違い、自由葬の費用、自由葬に最適な斎場などについてご紹介します。

自由葬と無宗教葬儀の違い

自由葬と無宗教葬儀はよく混同されがちですが、実は異なる概念です。

自由葬は、故人や遺族の意志によって柔軟に行える葬儀スタイルであり、宗教的要素を取り入れることもあります。

一方で、無宗教葬儀は、名前の通り宗教的要素を一切含まない葬儀です。

自由葬の費用

自由葬の費用は一般的に80〜150万円程度とされています。

僧侶や宗教者を呼ばないため、お布施などの費用がかからないのが一つのメリットです。


しかし、その分、演出や装飾、会食などに費用をかける場合もあります。

事前にしっかりと計画を立てることが重要です。

自由葬に最適な斎場は?

自由葬において最適な斎場は、故人や遺族の希望によります。


公営斎場、自社斎場、または自宅で行う場合もあります。

公営斎場は費用を抑えられる一方、自社斎場や自宅ではよりプライベートな空間を確保できます。

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よくある質問

無宗教についてよくある質問に答えます。

葬儀の際、数珠は必要ですか?

無宗教の場合、持って行っても持って行かなくてもかまいません。
数珠は本来、仏教形式のお葬式で必要なものであるため、基本的には必要はないですが、付けても付けなくてもマナー違反ということにはなりません。
指定があればそれに従いましょう。

無宗教葬を行える葬儀社は? 

ホームページを見ると「無宗教葬に対応可」と書かれている葬儀社がほとんどですが、実際は無宗教葬に慣れている葬儀社は多くないです。
無宗教葬を得意としているところを探して、依頼することが大事です。

焼香や読経は行いますか

焼香や読経は仏式のため行いません。
無宗教葬儀の場合は一般的に焼香の代わりに「献花」を読経の代わりに「黙祷」を行います。

無宗教葬での戒名やお経はどう扱われますか?

無宗教葬において、一般的な仏式葬儀で行われる戒名の取得やお経の読誦については、必須ではありません。

無宗教葬は、故人や遺族の意向に沿った自由な形式で行われるため、これらの宗教的な要素を取り入れるかどうかは遺族の選択に委ねられます。

もし、納骨をお寺に行う予定があり、そのお寺が戒名を必要とする場合は、事前に菩提寺や該当するお寺に相談することが大切です。

菩提寺がある場合は、無宗教葬でも戒名を取得することが可能な場合があります。

お経を読んでもらいたいという希望がある場合には、その旨を葬儀社に相談し、実施できるかどうかを確認しましょう。

無宗教葬でも、故人を偲ぶ意味でお経を読むこと自体に問題はありません。

読経を希望する場合は、僧侶ではなく、読経が可能な者を葬儀社が手配することも一つの選択肢です。

無宗教葬では、故人と遺族の意向を尊重し、形式にとらわれずに葬儀を行うことが可能です。

戒名やお経に関しても、それぞれのニーズに応じて柔軟に対応することができます。

無宗教の人でもお仏壇を設置することはありますか?

はい、無宗教の人でもお仏壇を設置することがあります。

無宗教であっても、家族が亡くなった際に故人を供養したいと考えるのは自然なことです。

また、実家から引き継いだお仏壇を新しくしたい、または初めてお仏壇を購入したいというニーズもあります。

信仰心がないために特定の宗教的象徴を避けたい場合、モダン仏壇は現代の住空間にも馴染むデザインが多く、無宗教の人々にとっても選びやすい選択肢です。

仏壇は必ずしも仏教徒専用のものではなく、故人を偲び、供養するための場所として、個人の自由に基づいて設置することが尊重されるべきです。

お坊さんを呼ぶ必要があるのはどのような葬儀の形式ですか?

お坊さんを呼ぶ必要があるのは、仏式の葬儀を行う場合です。

仏式葬儀は、仏教の教えに基づき、お坊さんが読経や法要を行うことが特徴です。

一方、キリスト教や神道など他の宗教を信仰している場合や、無宗教形式の葬儀を希望する場合、または宗教儀礼にこだわらない自由葬を行いたい場合には、お坊さんを呼ぶ必要はありません。

これらの葬儀形式では、宗教的な儀式を行わず、故人との関係や遺族の意向に基づいた形式で葬儀が行われます。

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無宗教葬儀についてのまとめ

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ここまで無宗教の葬儀費用の相場などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 無宗教葬儀の費用の相場は、100万円〜200万円程度である
  • 葬儀はせずに火葬だけを行う場合には10万〜30万円程度が相場である
  • 菩提寺があるケースでは寺院とトラブルになる可能性がある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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