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家財の片付けをしてくれる業者はある?サービス内容と費用を説明
更新日:2024.09.28 公開日:2022.06.10

記事のポイントを先取り!
- 片付け業者なら短時間で作業可能
- 必要品と不要品を仕分けてくれる
- 極力自分で片付けて費用削減する
- 確実に見積もりを取ることが大切
思い出が詰まった家財を片付けられない、何から手を付ければよいのかわからないといった悩みをお持ちではないでしょうか。
その場合は、家財の片付けをしてくれる業者への依頼を検討してみましょう。
そこでこの記事では、家財の片付け業者について詳しく説明していきます。
片付け業者のサービス内容や選び方、費用相場について知っておきましょう。
家財の片付け業者とのトラブル事例と対策についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 家財の片付けをしてくれる業者
- 片付け業者を利用するメリット・デメリット
- 片付け業者のサービス内容
- 失敗しない家財の片付け業者の選び方
- 家財の片付けを依頼した場合の費用相場
- 家財の片付けを安く抑えるには
- 家財の片付け業者とのトラブル事例と対策
- 家財の片付けのまとめ
- 不用な貴金属・ブランド品の買い取りは「ゴールドプラザ」
家財の片付けをしてくれる業者
家財の片付けをしてくれる業者を大きく分けると、空き家片付け業者、不用品回収業者、遺品整理業者に分けられます。
各業者について詳しく説明していきます。
空き家片付け業者
空き家片付け業者は、必要品と不要品の仕分け作業から不用品の回収、処分、清掃まで一貫して行ってくれます。
業者によっては不用品の買取や家屋の解体、もしくはリフォームまで対応してくれることもあるようです。
不用品回収業者
不用品回収業者では、不用品の回収のみ対応してもらえます。
必要品と不用品の分別は業務外のため、自分で行う必要があります。
また、回収品はすべて不用品であると認識されます。
貴重品が誤って捨てられてしまうケースがあるので、不用品のみを回収してもらえるよう注意して分別しましょう。
参考:不用品回収モール
遺品整理業者
遺品整理は遺族でもできますが、専門性や業務内容の広さという点では遺品整理業者に依頼する方がいいでしょう。作業対象が遺品という認識がある点が特徴です。
そのため残された物を、供養を含め丁寧に取り扱ってもらえます。
不用品回収業者なら不用品の回収と処分のみが対象業務ですが、遺品整理業者の場合は、それに加えて以下の業務も行います。
- 必要品と不用品の分別
- 貴重品の捜索
- 遺品の買い取り
- 遺品の供養
- お焚き上げ
- 無料の簡易清掃
- ハウスクリーニング
- 消臭作業
- 家屋の解体
- 車・バイクの買取処分
- リフォーム
- 不動産仲介・買取
- 相続の相談
片付け業者を利用するメリット・デメリット

片付け業者の利用には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
まずは、メリットから見ていきましょう。
短時間で終わる
片付け業者を利用するメリットとしてまず挙げられるのが、とにかく時間の節約ができることです。
業者にまかせれば即日で片付けは完了するので、わざわざ休暇を取ったり、貴重な時間を費やしたりする必要がありません。
分別作業は、まず必要なものと処分するものに分けなければなりません。
続いて処分するものを、種類ごとに分類しなければならないため手間がかかります。
とりわけ面倒で時間がかかるこの分別作業を、業者にまかせることができるのは魅力的だといえるでしょう。
身体的な負担が少ない
身体的な負担が少ないこともメリットの1つです。
大型家具の運搬など1人ではできない作業も、おおぜいのスタッフが対応してくれます。
また、体力に自信がない場合でも心配いりません。
買取も行ってくれる
スペースの関係等で処分はしたいけれど、まだ使える家電や家具を捨てるのはもったいないと思うこともあるでしょう。
片付け業者なら、買取も行ってくれます。
エアコンや冷蔵庫、テレビ、洗濯機などの家電はちょっとした金額になりますし、買取金額は片付け業者に払う費用と相殺することが可能です。
清掃のサービスがある
片付け業者の中には、不用品の処分だけでなく清掃サービスも行ってくれる会社があります。
特に一戸建ての場合、ゴミや汚れ、シミなどがたくさん出てきます。
不用品を片付けられたとしても、さらに自分たちで掃除もしなくてはいけないなら大変です。
場合によっては、追加で清掃会社に依頼しなければならなくなることもあるかもしれません。
手間や料金面を考えると、初めから清掃サービスも行ってくれる会社を選ぶのがおすすめです。
デメリット
続いて、片付け業者を利用するデメリットを見ていきましょう。
費用がかかる
デメリットは何と言っても費用がかかることです。
費用は、処分の量や汚れの状態、作業する場所の状況などによっても大きく変わってきます。
戸建てを片付ける場合、15万円以上かかる場合もあるので心得ておきましょう。
住んでいた期間が長くなるほど処分品も多くなり、その分処分費用も高くなってしまいます。
また、周辺の環境や建物の状態によっても費用は変わってきます。
道が狭くてトラックが通りにくい場所だったり駐車場が近くになかったりすると、どうしても料金が高くなるでしょう。
あるいは、エレベーターがなかったり、階段が狭かったりする場合も、大きな家具搬出が難しいため費用がかさむことになります。
悪徳業者の可能性
悪徳業者の可能性も疑わなければなりません。
相場から大きく上回る法外な金額をつきつけられることもあり、注意が必要です。
あるいは、最初の提示が無料だったり、極端に安い料金だったりして、後で高額な請求をしてくる場合もあります。
さらに、業者がゴミを不法投棄し、依頼者の方が責任を取らされてしまうケースもあるので注意してください。
片付け業者のサービス内容
片付け業者のサービス内容には、どのようなものがあるのでしょうか。
必要品と不要品の仕分け作業
まずは、必要なものと不要なものとに分類する作業を行います。
この作業は、誤って必要なものを捨ててしまうことのないように時間をかけて慎重に行われます。
不用品の回収と処分
必要品と不要品を分けたら、不要品の方を回収して処分しなければなりません。
処分するには、指定された場所に正しく廃棄される必要があります。
買取サービス
不要だけれどまだ使用できる家電や食器、衣類などは、買取ってもらえます。
自分で買取業者を見つけるのは手間がかかります。
しかし、片付け業者に片付けと同時に不用品の買取をしてもらえれば効率的です。
家財の搬出
搬出とは、荷物を元の家から運搬用の車両まで運び出すことです。
家具・家電・ピアノといった大型の荷物からダンボール箱など、さまざまな物を傷つけたり壊したりしないように丁寧に搬出します。
清掃サービス
片付けをした後は、できるだけ部屋を使う前の状態に近づくよう清掃を行います。
台所やトイレ、浴室の汚れやシミなどの除去を含めて部屋全体をきれいにします。
遺品整理業者
業者が遺品整理を行う際は、故人・遺族・ご近所への心遣いも配慮されます。
遺品は、処分品や不用品としてではなく遺品として丁寧に扱われ、仏壇を拝んでいただくこともあります。
また、業者にご近所の方への配慮、挨拶の代行を行ってもらうことも可能です。
遠方から依頼した場合は、写真や動画で作業の完了状況を報告してもらうこともできます。
失敗しない家財の片付け業者の選び方

正しい業者の選び方にはどういったポイントがあるのでしょうか。
一般廃棄物運搬収集許可の有無
業者が一般廃棄物運搬収集許可を持っていることは、最低限の条件です。
一般廃棄物運搬収集許可を持たない不用品回収会社を選定すると、後々トラブルが発生する可能性が高いといえます。
出張見積もりをしてもらえるか
出張見積もりを行っている会社であるかも大切なポイントです。
事前に査定をしてもらうことで正確な料金がわかり、予算だてもできます。
なお、出張見積もりは無料で行ってもらえる業者を選定しましょう。
スタッフの対応の丁寧さ
スタッフの接客態度もポイントです。
きちんとした業者は、スタッフの教育も行き届いているものです。
スタッフが丁寧な対応をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
家財の片付けを依頼した場合の費用相場
業者に家財の片付けを依頼した場合の、間取りごとの費用相場は以下のとおりです。
1K | 3万円~8万円 |
1DK | 5万円~12万円 |
1LDK | 7万円~20万円 |
2DK | 9万円~25万円 |
2LDK | 12万円~30万円 |
3LDK | 17万円~50万円 |
4LDK | 22万円~ |
一軒家 | 要見積もり |
家財の片付けを安く抑えるには
家財の片付けを安く抑えるコツには、どのようなものがあるのでしょうか。
できる限り自分で片付ける
片付けるものが多くなればなるほど、かかる費用は高くなります。
自分で手におえない粗大品や金属、消火器、仏具などの特殊品は、業者に頼まざるを得ないかもしれません。
しかし、自分で処理できるものはできるだけ自分で片付け、費用を節約するようにしましょう。
買取サービスを利用する
処分したいが、まだ使える家具や家電は業者に買い取ってもらいましょう。
買取の金額を片付け業者に払う費用と相殺することも可能です。
複数の業者から見積もりをもらう
見積もりは3社を目安に、複数の業者からもらうようにしましょう。
見積もりの内訳が詳しく書かれてあり、わかりやすく説明してくれる業者を見つけてください。
いろいろな業者を比較すると相場もわかるので、無駄な費用をカットできるでしょう。
また、悪徳業者を排除し、優良な業者を選定することにも繋がります。
家財の片付け業者とのトラブル事例と対策
最後に、家財の片付け業者とのトラブル事例とその対策について解説します。
トラブル事例
ここでは、代表的なトラブル事例を3つご紹介します。
高額な請求をされた
まずは、高額な請求をされたトラブルです。
「無料で回収すると宣伝しながら町を巡回している不用品回収業者がいたので、不用品の回数を依頼しました。
ところが、荷物を運搬車に積み終わったら急に態度が豹変して高額な費用を突きつけられたのです。
回収料金は無料だが積み込み料金は有料だと主張され、仕方なく提示された料金を支払ってしまいました。」
街を巡回している不用品回収業者の多くは、免許を取得していない違法業者であることが多々あります。
こういった業者はまたすぐに他の地域に移動するため見つけ出しにくく、被害にあわないようにすることが困難です。
貴重品などの盗難
高価な家財を盗むという事例もあります。
また、家財を盗み出して高額な回収費用を請求する例もあるようです。
特に女性や高齢者がねらわれやすく、反論ができないよう脅す場合もあります。
不法投棄されていた
不用品回収業者にバイクの処分を依頼したが、回収された品物が山などに不法投棄された事例もあります。
不法に投棄すれば正規な廃棄処分にかかる経費が不要なため、業者は依頼主からの回収代金分をもうけることになります。
怖いのは、業者への依頼と業者による不法投棄が証明できなければ、依頼者が罰せられる場合もあることです。
ちなみに、不法投棄は1,000万円以下の罰金、または5年以下の懲役刑となります。
対策
では、そのようなトラブルに対して、どのような対策をとればよいのでしょうか。
見積もりをしっかりと取る
業者への依頼時には、しっかりと見積もりを取るようにしましょう。
見積もりを提示せずに、積み込んでから高い金額を請求するのが悪質業者のお決まりの手口です。
見積もりを取る際の注意点は下記のとおりです。
- 見積もり費用は無料か
- 見積もりを取った後でも依頼しないことは可能か
- 見積もりは書面になっているか
金額(費用)の確認を行う
個々の作業にかかる費用をしっかりと確認するようにしましょう。
片付け業者の平均相場を把握しておけば、安いのか高いのかが判断できます。
見積もりをもらった場合も、内訳をきちんと確認するようにしましょう。
高価なものを把握しておく
片付けをしていると、現金や高価な貴金属や骨董品が見つかる場合があります。
遺族は、故人のものをすべて把握しているわけではありません。
遺品整理の際、高価な指輪・時計・骨董品などを遺品整理業者が見つけて無断で売却しているケースもあるようです。
事前にある程度片付けながら、高価なものは極力把握しておくようにしましょう。
許可・認可を得ている業者を選ぶ
業者に依頼する際には、ホームページなどで「一般廃棄物収集運搬業許可」の免許表示があるかを確認しておきましょう。
不用品回収を行うためには、業者は自治体からこの免許を取る必要があります。
家財の片付けのまとめ

ここまで家財の片付けをしてくれる業者について解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 家財片付け業者には、空き家片付け業者、不用品回収業者、遺品整理業者がある
- 業者を利用すると短時間で終わる、身体的な負担が少ないなどのメリットがある
- サービス内容には、必要品と不要品の仕分け作業や不用品の回収などがある
- 家財の片付けの費用を安く抑えるコツは、できる限り自分で片付けること
- 家財の片付け業者とのトラブル対策として、しっかり見積もりを取ることが大切
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考:不用品回収ルート
不用な貴金属・ブランド品の買い取りは「ゴールドプラザ」

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