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法事法要

お布施に新札は使える?お布施の相場や渡し方についても詳しく解説

更新日:2022.08.30

お布施

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

記事のポイントを先取り!

  • お布施は新札を使用可能
  • お札の向きを揃えて包む
  • 肖像画が上を向くように包む

お布施は僧侶への謝礼金としてお渡しする気持ちに代えてお支払いするお礼です。
お布施で使うお札に新札や古札などのマナーはあるのか気になりますよね。

そこでこの記事では、お布施におけるお札マナーについて解説します。
お布施の相場にもふれているので、ぜひ最後までご覧ください。



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  1. お布施とは
  2. お布施に新札を入れても大丈夫?
  3. お布施の相場
  4. お布施を入れる封筒
  5. お布施の渡し方
  6. お布施の新札まとめ
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お布施とは

お布施と数珠と袱紗

お布施とは、葬儀などで僧侶が読むお経に対して「読経料」として納めるものです。

お布施の意味

お布施の意味には大きく3つあるといわれています。

  • 財施(ざいせ)お金・衣服・食べ物を与えること
  • 法施(ほうせ)お金や物以外にお釈迦様の教えや説いたり、人のために読経すること
  • 無畏施(むいせ)恐怖を取り除き、安心をあたえること

お布施の目的

お布施の目的は謝礼です。
お布施はお金でお渡しすることが通常です。
しかし以前は自宅にある骨董品などを謝礼としてお渡しすることもあったそうです。

お布施が必要な場面

お布施を渡す場面は、葬儀だけではありません。
僧侶を必要とする場面でお布施を用意する必要があります。

具体的には法要や納骨式、墓じまい、開眼供養といった儀式があげられます。



こちらの記事ではお布施をいくら包むべきかを解説していますので是非ご覧ください。

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お布施に新札を入れても大丈夫?

悩む女性

ここではお布施に新札を入れてもマナー違反にならないかを解説していきます。

新札を入れても大丈夫

お布施は僧侶への感謝の気持ちを伝えるものです。
逆に古札よりも新札の方が良いという意見もあります。

お布施に新札を使うことは問題ありません。

新札を入れる懸念理由

新札を使わない方がいいとされる理由は葬儀や法事は「喪に服す」ことが前提だからです。
しかし古札を使うべきなのは、通夜や葬儀の際に渡す「香典」です。


こちらの記事ではお布施の入れ方について解説していますので是非ご覧ください。

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お布施の相場

豚の貯金箱と電卓

お布施にはいろいろ場面があり、それぞれに相場があります。

僧侶にお渡しするお布施の金額に大きな違いが出ないよう、以下を目安にしてください。

葬儀

法要一回あたりの目安金額は3万~5万円です。

お通夜・告別式・初七日と続けて行われるのが一般的です。

全体としての金額は9万~15万円が目安です。

四十九日

読経料のみの目安は1万~3万円です。

僧侶を招き、読経を依頼した場合には、お車代なども包む必要があります。

初盆

初盆の相場は3万~5万円になります。

一周忌

一周忌の相場は3万円~5万円です。

故人が亡くなった翌年の初めての法要になります。

たくさんの人が集まることから、お布施の金額も高めとなります。

三回忌以降

三回忌以降の金額の目安は1万~3万円です。

一回忌と比べて集まる人数も少なく、その規模も小さいです。

そのため一回忌よりも金額が安くなります。



こちらの記事では浄土真宗のお布施の相場について解説していますので是非ご覧ください。

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お布施を入れる封筒

奉書紙

お布施を包む際に使われるものとして、まず奉書紙があります。
奉書紙(ほうしょし・ほうしょがみ)は、楮で作った和紙です。

表面が滑らかで裏面がざらざらしています
かつては公文書として使われていましたが、現在では進物を包むために使われる紙です。

奉書紙を使って包む場合、あらかじめお札を半紙で包んで中包みを作っておきます。
奉書紙の包み方は、広げた奉書紙の真ん中より左寄りに表面を上にした中包みを置きます。

そして、左・右・下・上の順に折りたたみ、最後に上側が下側を覆うようにすれば完了です。

白封筒

お布施を包む際、白い封筒もよく使われます。
白い封筒を使う際郵便番号欄が印字されていない無地のものを用意するのがマナーです

既に「御布施」・「お布施」と印字されているものは問題ありません。
また袋が二重になっていないかにも注意します。

二重の袋は「不幸の繰り返し」を連想させるため、縁起が悪いと考えられるためです。

水引の種類

お布施の封筒は基本的に水引がないものでも問題ありません。
しかし地域や包む金額によって水引が必要になることもあります。

黒白の水引

まず黒白の水引は、地域によって使う場合があります。
使うタイミングについても、葬儀や四十九日までの法要で使うことが多いです。

地域や宗派によって使い方が異なる場合もあるため、寺院に確認する必要があります。

黄白の水引

黄白の水引を使うのは、主に関西や北陸地方の場合です。
京都の公家社会で黒白を避けて黄白を使うようになったのが始まりとされています。

ただ葬儀で黒白の水引、四十九日以降で黄白の水引を使う地域もあるため確認が必要です。

双銀の水引

双銀の水引は包んだ金額が5万円を超える場合に使われます。
特に重要な仏事でのお布施や、戒名で数十万円を包む場合に使うのが一般的です。

極めて高額のお布施を包む場合や大切な場面で使う水引と言えます。

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お布施の渡し方

お布施を僧侶に手渡しする女性

ここではお布施の書き方から渡すタイミングまで解説します。

封筒の選び方

お布施には白の無地の封筒を使用することがマナーです。
また「奉書紙」は儀式にふさわしいとされる伝統のある包みです。

感謝の気持ちを伝えるのに最も適しています。

お札の入れ方

全てのお札を同じ向きをそろえることが基本となります。
包みを開いた際に、お札にある肖像画の人物が上を向いている形に入れます。

使用するお札はなるべく綺麗なものを選びます。
もちろん新札でも構いません。

お布施を渡すタイミング

僧侶が読経を読み終えた後が、お布施を渡す最適なタイミングと言えます。
袱紗(ふくさ)に包むか、切手盆(きってぼん)に乗せて僧侶に渡します。

その時挨拶とともに感謝の言葉も添えます
袱紗を使用する場合は暗い色のものを選びましょう。

切手盆であれば、お布施袋がちょうど収まる程度の、黒い小さなお盆が一般的です。

濃墨で書く

お布施の表書きなどは濃墨で書くのが作法です。
葬儀の香典と異なり寺院の関係者にご不幸があったわけではありません。

僧侶の読経への感謝としてお渡しするものでもあるため、薄墨ではなく濃墨で記します。

金額の書き方

お布施の金額を書く際は、中包みの表面に「金○○圓」と書くのが一般的です。
数字の部分は漢数字の旧字体である大字を使って書きます。

大字は画数が多い分、改ざんの危険性が低いためです。
例えば1万円の場合は「金壱萬圓」、5,000円の場合は「金伍仟圓」と記します。

袱紗の包み方

お布施を持参する際は袱紗(ふくさ)で包むのがマナーです。
袱紗は進物を包むための布で、弔事では紫色や紺色灰色などの暗色系のものを使います。

特に紫色のものは慶事でも使えるため、1枚用意しておくと便利です。
袱紗を使って包む際、まず袱紗の裏面を上にしてひし形に広げます。

そしてお布施袋を袱紗の真ん中より右側に置くようにしましょう。
続けて袋に沿って右・下・上・左の順に折りたたみます。

最後に左側の余った部分を内側に包めば完成です。
袱紗の包み方は以下の図も参考にしてください。

香典 包み方

お布施を渡すタイミング

お布施をお渡しするタイミングは、葬儀の始まる前か終わった後になります。
開始前にお渡しする場合、僧侶に挨拶しながらお渡しするのが一般的です。

ただ弔問客対応に忙しい場合、終わった後にお渡しします。
終わった後にお渡しする際はお礼の挨拶をしましょう。

僧侶に「本日は故人の供養のためにお勤めいただきありがとうございます。
心ばかりですが、仏様にお供えくださいませ。」

などの言葉をかけましょう

お渡しの際は手渡しではなく、切手盆や袱紗に包んで渡しましょう。



こちらの記事では葬儀でのお布施の正しい書き方について解説していますので是非ご覧ください。

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お布施の新札まとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまでお布施に新札は適しているのかや、お布施を包む際の注意点を中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • お布施とは読経をしていただいた僧侶への謝礼金
  • お布施に新札を入れても問題ない
  • 葬儀のお布施の相場は3万~5万円
  • お布施は読経を読み終えたタイミングに渡す

これらの情報が少しでも、皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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