お葬式
喪中はがきの年齢の書き方は?年齢の計算方法についても解説
更新日:2022.07.14 公開日:2021.11.11
喪中を理由に、喪中はがきを送る準備をしている方もいらっしゃるでしょう。
喪中はがきで故人の年齢について書く場合、書き方のパターンがいくつかあります。
そこでこの記事では、喪中はがきに年齢を書く際の作法について解説していきます。
年末年始に向けて喪中はがきの準備をしている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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喪中はがきとは
そもそも喪中はがきが何なのかについて、よくわからない方もいるでしょう。
喪中はがきとは、1年以内に身内でご不幸があった場合に年賀状の代わりとして発送するものです。
正式には「年賀欠礼状」と呼ばれ、故人のご不幸に対する悲しみから年賀状を使った新年の挨拶を控える意味で送られます。
加えて故人の喪に服している間は、お祝い事を避けるべきとされているため、おめでたい意味を持つ年賀状を控えることも目的です。
ほかにも、故人のご不幸で生じた穢れを広めないようにするという理由もあります。
なお喪中はがきは相手に事前に送る必要があるため、毎年11月から12月の初旬に送ることが一般的とされています。
12月の中旬には郵便局で年賀状の受付が始まるため、遅くとも12月10日ごろまでには送る相手に届くようにするのがおすすめです。
享年とは?
故人の年齢に関する表現として、「享年(きょうねん)」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
享年とは、「この世に生を受けた人が亡くなったときまでの年数」を指します。
もともとは仏教用語で、「天からいただいた年齢」を指す言葉です。
享年の語自体は古くから使われており、現在私たちが使っている年齢とは少し数え方が異なります。
ただし近年では、享年を満年齢(実年齢)と同じ意味で使うケースも多いです。
法律で、公的手続きでは満年齢の使用を義務付けたことが背景にあります。
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喪中はがきに書く年齢について
喪中はがきを作成する際は、故人が亡くなった時点の年齢を書くことが一般的です。
故人の年齢について書く場合、享年で書く方法以外にも実際の年齢である満年齢を使う方法もあります。
ただし書き方については細かいルールが決まっていないため、享年と満年齢どちらで書いても問題はありません。
享年を使う場合
喪中はがきで故人の年齢を享年で書く場合は、普通の年齢ではなく数え年で書くのが一般的です。
数え年とは、生まれた時点での年齢を1歳とし、毎年1月1日に1年ずつ年齢を追加していく数え方になっています。
実際に享年を使って書く際は、「享年○○歳」と記す方法と「享年」を付けないで書く方法があるものの、両方とも間違いではありません。
印刷業者が作っているテンプレートでは「享年」を付けないケースが多いため、普通に満年齢で「○○歳」とする方も多くいらっしゃいます。
満年齢で書く場合
満年齢を用いて表記するケースも多いです。
満年齢は生まれた時点での年齢を0歳とし、毎年誕生日が迎えたタイミングで1歳加算していきます。
現在私たちが日常生活の中で広く使っているのは満年齢で、「実年齢」と同じ意味です。
実際に喪中はがきで故人の満年齢を書く際は、「○○歳」や「満○○歳」と書きます。
ちなみに年齢に関する表現で享年とともに見られる「行年(ぎょうねん)」も、満年齢と同じ意味です。
ただ「行年」の表記は、享年に比べるとあまり広く知られていません。
もし満年齢で表記したいのであれば、普通に「○○歳」と書く方が無難でしょう。
なお享年と一緒に書きたいのであれば、「享年○○歳(満○○歳)」とするのも1つの方法といえます。
伝統的な享年の表記と、実際の年齢を一緒に伝えるための方法としてはおすすめです。
スポンサーリンク享年と満年齢のどちらを選ぶ?
喪中はがきをかく際、故人の年齢を享年で書くべきか、あるいは満年齢で表記した方が良いのか悩むでしょう。
享年で書くべきか満年齢にするべきかについては、特別な決まりはありません。
ご自身にとって書きやすく、相手に伝わりやすい方を採用すると良いでしょう。
ただし先祖代々のお墓にある墓誌や、今まで発送した会葬御礼などで享年が採用されている場合は、なるべく享年にする方がおすすめです。
今まで享年の表記にしていたにもかかわらず、喪中はがきでは満年齢にすると、書き方の統一性が取れなくなるでしょう。
古くから享年表記にしている場合は、故人が亡くなった時点での実年齢に1年足すように注意します。
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喪中はがきの年齢の計算方法
喪中はがきで故人の年齢を書く際、年齢を計算する方法には注意が必要です。
数え年と満年齢では、計算の方法が若干異なってきます。
数え年
まず数え年は、生まれた時点での年齢を1歳とする数え方です。
例えば現在25歳になっている方の場合、数え年では26歳ということになります。
数え年で数える場合は、年齢が増えるタイミングは毎年1月1日を迎えた時点です。
現在の数え方と異なり、誕生日がやってきた時点で年齢が増えることはありません。
実際に享年で年齢を表記する際は、満年齢より1年多く書くのが一般的です。
故人が実際に亡くなった時点での年齢に、1を足したうえで記していくと良いでしょう。
満年齢
一方の満年齢は、普段私たちが使っている実際の年齢を指します。
現在の年齢が自動的に満年齢となる仕組みです。
普段の生活で使っている分、誕生日を迎えた時点で年齢が1つ増えていきます。
例えば1月1日の時点で25歳で、誕生日が8月22日である場合、8月22日に26歳となる流れです。
なお満年齢の場合は、毎年1月1日に年齢が増えることはありません。
喪中はがきは薄墨で書く?
弔事では、葬儀に持参する香典袋のように薄墨を使うケースが多いです。
喪中はがきの書き方にはマナーがあるため、使うべき墨の種類についても知っておくと良いでしょう。
喪中はがきを書く際に適切な墨の種類についてご紹介します。
薄墨で書く意味
そもそも弔事の際に薄墨を使って香典袋の表書きなどを書くのは、故人のご不幸に対する悲しみの気持ちを伝える意味があるためです。
普通の墨よりも薄めである分、「ご不幸を悲しむ涙が混じったように見える」という意味で弔意を示すために使われることが多いです。
一方「急にご不幸の知らせを聞きつけたため、墨を十分に磨る時間が取れなかった」という意味もあります。
いずれにせよ、弔事では薄墨を使って葬儀に持参する香典袋の表書きを書くことが非常に多いです。
また香典袋だけでなく、香典返しや会葬御礼の引き出物を準備する際にも薄墨が使われます。
ちなみに弔事で濃い黒が使われないのは、黒を用いることで「故人のご不幸を予測していた」と思われないように配慮するためです。
ご遺族に嫌な思いをさせないように、葬儀の香典などで濃い黒は避けるべきと考えると良いでしょう。
裏面は特に決まりがない
喪中はがきを用意する場合は、あらかじめ年末年始を迎える前に発送することが一般的です。
前から送ることが決まっているため、基本的に薄墨の使用は指定されていません。
特にはがきの裏面については、使う墨の種類については特別な決まりがないため、普通の墨か薄墨いずれを使っても問題ないとされています。
もし弔事のマナーを重視したいのであれば、裏面の文言を記す際に薄墨を使うのも1つの選択肢といえるでしょう。
表面は黒で書く
一方で表面の書き方については、必ず黒色の墨やペンを使って書くというのがマナーです。
表面には宛名や差出人について書くため、受け取る側や郵便局側へのわかりやすさが求められます。
薄墨で記した場合、見づらさが原因で機械が誤って読み取ってしまうリスクもあるでしょう。
また墨の濃さが不十分であるため、配達員が配達先を間違えてトラブルになることもあります。
以上のようなトラブルを避けるため、喪中はがきの表面は薄墨ではなく黒で書くようにするのが無難です。
最近ではパソコンやプリンターを使って簡単に作成できるため、文字色も自由に選べるようになっています。
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喪中に年賀状が届いたらどうする?
年始のご挨拶には、年賀状の他に「寒中見舞い」と「年始状」があります。
この2つのご挨拶は、喪中に届いた年賀状のお返事としても活用されます。
ここからは、「寒中見舞い」と「年始状」の詳細と、書き方の例を紹介していきます。
いざ喪中に年賀状が届いてしまったという場合も、慌てずに対応しましょう。
寒中見舞いを送る
寒中見舞いを送る期間は、一般的に「松の内が終わってから立春まで」とされています。
「松の内」とは、元旦から1月7日までの期間のことです。
1月10日までの所や、1月15日までとする地域もあります。
立春は、その年によって異なることもありますが、基本的に2月4日、節分の翌日です。
以上のことから、寒中見舞いは1月8日から2月3日頃までに届くのがベストだと言えます。
ちなみに2月4日を過ぎてしまうと、寒中見舞いではなく「余寒見舞い」になります。
年賀状を受け取ったら、なるべく早く対応しましょう。
寒中見舞いのはがきには、冬や早春らしいイラストの入ったはがきを使用します。
喪中ですので、新年を喜ぶデザインや干支などの入ったはがきは使用しません。
寒中見舞いの文体も、お祝いの言葉やおめでたい言葉はなるべく避けましょう。
なお、喪中のはがきは句読点を省いて書くのが一般的ですので、こちらも注意して下さい。
例文を載せますので、一つの案としてご参考にして下さい。
【例文】
寒中お見舞い申し上げます
寒い日が続いておりますが いかがお過ごしでしょうか
この度はご丁寧な年頭のご挨拶を頂き ありがとうございました
昨年〇月に父が永眠し 年頭のご挨拶を控えさせて頂きました
連絡が行き届かず 誠に失礼いたしました
本年も相変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます
年始状を送る
年始状とは、新年を祝える状況ではない相手に、年始の挨拶や気持ちを伝える挨拶状です。
東日本大震災後の2011年に広まったと言われています。
近年では、年賀状の代わりとして多く用いられています。
年始状と寒中見舞いの大きな違いは、年始状を出す時期にあります。
年始状は年賀状と同じタイミング、松の内までの期間に届くようにしましょう。
ここで注意しなければならないことは、「年始状」は普通のはがきということです。
年賀状は12月中受付し、年始に届くように配慮してくれます。
しかし年始状は普通の手紙と同じ部類になるので、年始に届くよう時期を見計らって、年末に投函する必要があります。
喪中はがきや寒中見舞い同様に、句読点を付けないで書くのがマナーです。
【例文】
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます
旧年中は大変お世話になりました。
新しい年が皆様にとって穏やかな一年でありますことを
心よりお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
スポンサーリンクよくある質問
喪中はがきに関して、よくある質問に答えています。
他にも疑問点などございましたら、随時お知らせ下さい。
Q:喪中はがきを贈る相手は?
喪中はがきを出す理由は、以下の2点です、
- 喪中であることをお知らせするため。
- 年賀状を控える旨をお知らせするため。
この為、喪中はがきを出す人は、日頃から年賀状のやり取りをしている人全般と言えます。
また次の場合は、日頃年賀状のやりとりがない場合も、喪中はがきを出す必要があります。
- 葬儀に参列した人
- 故人が年賀状のやり取りをしていた人
喪中はがきを送らなくてもいいのは、次のような人です。
- 親族
- プライベートな関わりのない取引先
親族は喪中であることを既に知っている場合が多いため、お知らせが重複してしまいます。
相手が知っているのであれば改めて送る必要はありません。
Q:喪中はがきに使うハガキの種類は?
喪中はがきは通常はがき(官製はがき)を用います。
喪中はがきとして、薄く胡蝶蘭のイラストの入ったものも販売されています。
喪中はがきには、切手を別途貼る必要があります。
切手は「弔事用切手」が販売されていますので、そちらを求めると良いでしょう。
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喪中はがきの年齢まとめ
ここまで喪中はがきの年齢の記し方に関する情報や、使うべき墨の種類などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 年齢を書く際は、享年・満年齢のどちらで書いても良い
- 書く年齢の計算方法は、享年は満年齢に1を足してから書く
- 使うべき墨の種類は、表面については必ず黒にする
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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