お葬式
忌引きメールへの返信はどうすれば良い?注意事項についても紹介
更新日:2023.02.23 公開日:2021.12.12

記事のポイントを先取り!
- 簡潔で短い文章にまとめる
- 忌み言葉や重ね言葉を使わない
- できるだけ早く返信する
大切な人とのお別れは、避けては通れないものです。
そのため誰もが一度は、忌引きという言葉を耳にしたことがあると思います。
忌引きの連絡は急なことが多く、どのように対処すればよいのか戸惑ってしまうこともあると思います。
そこでこの記事では、忌引きのメール返信について詳しく説明していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
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- 忌引きメールには返信していいの?
- 忌引きメールへの返信方法
- 忌引きメールの注意点
- メールを返信するタイミング
- SNSで連絡がきた場合には?
- 危篤での忌引休暇は認められる?
- 家族葬の場合の確認内容
- 忌引きのメール返信まとめ
忌引きメールには返信していいの?

以前は忌引きの際に、電話などで口頭で伝えることが一般的でした。
しかし最近ではメールやSNSが普及し、手早く連絡できるためメールでの連絡も多くなりました。
忌引きの際にメールで連絡がきた場合、どのように対応すればよいのか疑問に思う人もいると思います。
そもそも忌引きメールへの返信は、失礼に当たってしまうのではないかと心配される人もいると思います。
結論から言いますと、返信すること自体は問題ありません。
しかし、返信方法にはいくつかの注意点やマナーがあるので、次の章から詳しく説明していきます。
忌引きメールへの返信方法

忌引きメールの返信方法について説明していきます。
構成や書き方、文例などを紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
件名の書き方
件名には「お悔やみ申し上げます」と記載し、すぐに返信であるとわかるように配慮します。
返信者の氏名も入力しておくと開く前に気づくことができるため、丁寧な印象になります。
本文の書き方
本文は3~4行の短めの文章にします。
まずは忌引きのメールに対する返信である、お悔やみのことばを記載します。
その後、会社を休んでも問題ないといった内容の言葉を付けます。
最後に結びのことばを簡単に添えます。
返信不要であることを追伸で記載すると一層いいです。
文例
会社の上司や部下への返信の文例を以下に紹介します。
参考にしてください。
会社の上司への返信
件名:①お悔やみ申し上げます/〇〇
②〇〇よりお悔やみ申し上げます。
③お悔やみ申し上げます 〇〇より
本文:ご母堂様のご逝去に際し 謹んで心よりお悔やみ申し上げるとともに
心からご冥福をお祈りいたします
お力落としのことと存じますが ご自愛ください
略儀ながらメールにて失礼いたします
このメールへの返信は不要でございます
会社の部下への返信
件名:①お悔やみ申し上げます/〇〇
②〇〇よりお悔やみ申し上げます
③お悔やみ申し上げます 〇〇より
本文:この度はご母堂様のご逝去のお知らせを受け 心よりお悔やみ申し上げます
仕事のことは気になさらずに最後のお見送りをなさってください
略儀ながらメールにて失礼いたします
心よりご冥福をお祈りいたします
返信は不要です
葬儀に参加できない場合
忌引きのメールへの返信とともに、葬儀に参列できない際にはその旨を付け加えます。
葬儀が遠方のため行くのが難しいことが想像できるケースや、相手との関係性から欠席が想像がつく場合でも、出席の有無を省略しない方がいいです。
葬儀に参列できないことに対するお詫びを添えることが、マナーになります。
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忌引きメールの注意点

忌引きのメールでの返信にも、注意点はあります。
葬儀の準備や突然のことで戸惑っている遺族の気持ちに配慮し、言葉遣いには十分に注意しましょう。
ポイントをおさえて、遺族の失礼に当たらないように配慮することが大切です。
忌み言葉は使わない
慶事や弔辞の際には、縁起の悪い忌み言葉は避けるべきとされていますが、メールの場合も同様です。
重ね言葉
またまた、たびたび、重ね重ね、ますます、わざわざ、いよいよ、くれぐれも、返す返すも、次々
繰り返しを連想させる言葉
再び、追って、再三、今後も、続く、なお
不幸を連想させる言葉
浮かばれぬ、迷う
故人や死因について詮索しない
忌引きの返信の際に故人の死因について、尋ねたり詮索しないようにしましょう。
亡くなった状況を思い出すことで悲しみが増幅する可能性があるため、遺族の心境に配慮した姿勢で対応することが大切になります。
故人には敬称をつける
遺族との関係性にもよりますが、一般的に故人には敬称をつけることがマナーです。
敬称の例について以下にあげます。
父・母 | ご尊父(ごそんぷ)様・ご母堂(ごぼどう)様 |
夫・妻 | ご主人様・ご令室様 |
祖父・祖母 | ご祖父様・ご祖母様 |
兄・弟 | ご令兄(ごれいけい)様・ご令弟(ごれいてい)様 |
姉・妹 | ご令姉(ごれいし)様・ご令妹(ごれいまい)様 |
時候の挨拶は不用
忌引きの返信では、時候の挨拶は不要です。
時候の挨拶を入れることで丁寧な印象を受けますが、忌引きの返信ではできる限り簡潔で短くまとめる必要があります。
そのため、前置きは控えてお悔やみのことばを手短に記載しましょう。
生死に関する表現は避ける
生死に関する直接的な表現は避け、以下のように言い換えるようにしてください。
- 死ぬ・死亡・亡くなった→ご逝去
- 生きていた頃・ご存命→ご生前
直接的な表現をすることで悲しみが増幅してしまうことが考えられるため、配慮が必要になります。
絵文字は使わない
忌引きのメールでの返信においては、絵文字は使わないのがマナーです。
絵文字はあくまでも日常生活上のコミュニケーション方法の1つであるため、不幸の際に使うことは失礼に当たります。
宗教の違いによる表現に注意
宗教の違いで、表現や使ってはいけないことばが異なります。
そのため、宗教ごとの違いを理解しておく必要があります。
代表的なものを以下に紹介します。
神式やキリスト教式の場合
「成仏」「供養」「往生」「冥福」などの仏教での表現は避けるようにします。
使用する際には「永別」「帰天」「召天」「神のもとに召される」などに言い換えます。
浄土真宗の場合
他の宗教と基本の考え方が異なるため、「霊前」「冥福」などの表現は避けます。
メールを返信するタイミング

メールは、できるだけ早めに返信することがマナーです。
できるだけ簡潔に短い文にし、相手に返信を求めるような内容は避けます。
メールは相手の状況に関係なく送ることができ、時間ができた際に確認することができるメリットがあります。
しかし相手が確認したのか、わかりにくい部分があります。
そのため早めに返信し、相手にメールの内容が伝わったのかどうか、心配することがないようにしましょう。
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SNSで連絡がきた場合には?

最近ではSNSでのやり取りも生活の一部となり、欠かせないものになっています。
そのため場合によっては、SNSで忌引きの連絡がくることがあるかもしれません。
そのような際の対応方法を紹介します。
SNSの場合でも、メールと同じように注意点やマナーを守れば返信してもいいです。
しかし基本的にはこのような不幸の際にSNSを活用すことは、ふさわしくはありません。
できれば電話にて伝えた方が良いです。
親しい間柄であれば気持ちを伝えるツールとして使用しても良いですが、仕事の関係者や上司などに対しては、失礼に当たることが多いため注意が必要です。
危篤での忌引休暇は認められる?
家族や親族の危篤により忌引き休暇を取得したいと考える人もいるでしょう。
しかし、一般的に危篤での忌引き休暇は認められないケースが多いです。
危篤での休みは、有給休暇や通常の休みとなることになることが多いので、社内規定を確認しましょう。
返信する際は、忌引き休暇が認められないことに加え、仕事をしっかりと引き継ぐので安心して休むように伝えると親切です。
危篤に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。
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家族葬の場合の確認内容

家族葬の場合の確認内容や対応方法について紹介していきます。
社員から家族葬の連絡があった際の、具体的な対応を記載していますので参考にしてください。
社内や学校での通知について
社員の忌引きについては一定の範囲では通知せざるを得ませんが、その社員が周囲にあまり伝えないでほしいと希望しているケースもあります。
そのため連絡を受けた際には、忌引きについてどの程度通知をしてもよいのか確認することが無難です。
香典や供花などの受け取りについて
家族葬であっても香典や供花などを受け取るケースもありますので、遺族に意向を確認しておく必要があります。
香典を辞退した場合でも、会社によっては福利厚生の一種で弔慰金制度があります。
詳しくは会社に確認し、手続きを進めるようにしてください。
忌引きのメール返信まとめ
ここまで忌引きメールの返信方法についての情報や注意点などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 忌引きメールの返信は、簡潔で短い文でまとめる
- 忌引きメールでの返信は、忌み言葉や重ね言葉などを用いない
- メールの返信のタイミングはできるだけ早くする
- 家族葬の場合であっても、香典や供花などの必要性を確認
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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