お葬式
学校への忌引き申請はどうすれば良い?忌引き明けの対応も説明
更新日:2022.11.19
親族や家族が亡くなっとき、忌引き休暇を取る必要があるでしょう。
どのように忌引きを申請したらいいのか、わからない方もいらっしゃるかと思います。
そこで本記事では、学校への忌引き申請方法を中心にご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
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忌引きとは
忌引きとは家族や親族の不幸の際に、お通夜や告別式への参加のために休暇を取ることです。
学生の忌引き休暇は欠席扱いとはならず、出席していたものとされます。
社会人の場合は、有給休暇扱いとされることが一般的です。
忌引きについては現在、法律上で規定があるわけではありません。
社会人の場合には企業ごとで規約が定められており、地方公務員の場合は地方自治体で定められています。
また学生の場合は、公立学校であれば教育委員会により忌引きの規定が定められています。
一方で私立の学校であれば、学校ごとに基準が異なりますので注意が必要です。
スポンサーリンク忌引き休暇の日数
忌引き休暇の日数については、故人との関係性によって休暇日数が変わります。
ここからは関係性別の休暇可能な日数やいつからカウントするのか、土日や祝日を挟んだ場合のカウント方法について紹介します。
一般的なものを理解した上で、不明点や日数については会社や学校に直接確認することをおすすめします。
続柄別の休暇日数一覧
関係性ごとの休暇日数を以下に紹介します。
一般的には、忌引き休暇を取れるのは3親等までとされています。
今回は学生を中心とした記事になりますので、配偶者のケースは除いて説明します。
また葬儀が遠方で行われる際には移動に時間がかかるため、忌引き休暇の日数が加算されることもあります。
1親等(父母など) | 7日間 |
2親等(祖父母・兄弟など) | 3日間 |
3親等(叔父・叔母・曾祖父母など) | 1日間 |
いとこは4親等ですので認められないことが多いですが、疑問であれば学校に直接聞いてみるのが良いでしょう。
忌引きはいつから数え始める?
忌引きのカウント方法は2通りあります。
- 故人が亡くなった当日からカウントする
- 故人が亡くなった翌日からカウントする
カウント方法については学校に事前に確認し、間違えないように注意する必要があります。
土日祝日を挟む場合は?
土日祝日を挟む場合、一般的には土日も忌引き休暇の日数に含まれます。
例えば金曜日から忌引き休暇を3日間取る場合、土日も忌引き休暇に含まれるため、次に学校に行くのは週明けである月曜日になります。
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学校への忌引きの連絡方法
ここからは学校への忌引きの連絡方法について詳しく紹介していきます。
メールで連絡する際の文例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
連絡前の確認事項
忌引きの詳細事項については、法律上で明確な決まりがあるわけではありません。
そのため、学校ごとに忌引きの日数や条件が異なることもあります。
まずは学生手帳にて、忌引きについての規定を確認することをおすすめします。
担任、教授に連絡する
学校の規定を確認したら、次に学校に連絡を入れます。
基本的には担任に伝えますが、授業中などで電話に出られないケースのときには伝言を伝えるように依頼してください。
大学生や専門学校生などで担任の先生がいないケースでは、事務や学生課に連絡を入れるようにしてください。
基本的に電話で伝える
基本的には電話にて口頭で伝えることがマナーです。
もし時間外で繋がらなかったり、何らかの事情があり電話することができない場合においてはメールで連絡するようにしてください。
メールは電話とは異なり、相手が時間のあるときに確認することができるというメリットがあります。
しかしその反面でメールをすぐに確認するかどうかはわからず、確認が遅くなってしまった際にはしっかりと伝わったのか不安になることもあります。
後々トラブルにならないためにもメールでの連絡は最終手段として考えることが大切です。
連絡事項
連絡した際に伝える内容は以下の通りです。
- 子どもからみた故人との関係性
- 忌引き休暇を希望する日数
- 葬儀の日時や場所、連絡先
次に紹介する文例で、これらをどのように文章に含めるのか参考にしてください。
文例
メールで忌引きについての連絡をする際の文例について以下に紹介します。
例)
お世話になっております。〇年〇組〇〇 〇〇の母です。
今朝、〇〇の祖父が亡くなりまして、〇〇の忌引きをいただきたく思い連絡させて頂きました。
お通夜は〇月〇日、お葬式は〇月〇日〇時から〇〇県〇〇市の〇〇葬儀場にて行う予定です。
葬儀後のお手伝いもありますのでそれを含むと〇月〇日までお休みすることになるかと思いますので、何卒宜しくお願いいたします。
学校への確認事項
忌引き休暇を取得する際に、学校へ確認するべきことについて紹介していきます。
学校によっては書類の提出が必要になることもあります。
また学生にとって重要なテストや試験と葬儀が重なってしまった際の対応など、ケースごとに詳しく解説していきます。
学校への提出物
学校によって書類の種類や提出の必要性の有無は異なってくるため、通っている学校にあらかじめ確認することをおすすめします。
必要になることが考えられる書類については以下にまとめます。
- 死亡診断書のコピー:亡くなった際に病院で発行されるもの
- 葬儀証明書:葬儀を施行したことのみを証明するもの
- 火葬(埋葬)許可証のコピー:火葬を許可する際に役所から発行される書類
- 会葬礼状:葬儀に参列した人へのお礼状のこと
遠方に葬儀へ出かける場合の対応
葬儀が遠方で行われる場合もあり、中には移動に丸1日かかることもあります。
そのような際には、忌引き休暇はどのような扱いになるのか疑問に思う方もいるかと思います。
一般的には葬儀が遠方で行われる場合にも移動時間は忌引き休暇に含まれず、忌引き休暇が延長されないケースが多いです。
ただし学校によっては、移動日数分を忌引き休暇に加算してくれるところもあります。
それぞれの学校ごとに規定は異なるため、通っている学校に直接確認することをおすすめします。
テストや試験について
学校に通う学生の場合には、試験やテストが定期的にあります。
進学や就職にも関わるため、学生にとって試験は重要なものです。
そのため、葬儀とテストや試験が重なったときにはどちらを優先すべきか非常に迷うと思います。
結論から言いますと、忌引きは正式な休暇になりますので後日、追試を受けられるケースが多いです。
しかし学校によって対応は異なるため、事前に連絡をして確認しておくことが必要です。
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忌引き明けのマナー
最後に、忌引き明けのマナーや注意点について紹介します。
忌引き明けの対応やマナーを知ることで、その後のより良い関係性の構築にも繋がると思いますのでぜひ参考にしてください。
忌引き明けにも連絡を入れる
学生は忌引き明けには担任の先生へしっかりと連絡を入れ、挨拶することが大切です。
学校や担任の先生の理解があってこそ、忌引き休暇を取得することができます。
そのため、感謝の気持ちや休んでしまったお詫びを告げることがマナーです。
また葬儀を無事に終え、故人とのお別れができた旨を伝えましょう。
香典返しについて
葬儀の際に、担任の先生から香典をいただくケースもあります。
そのような際には、香典返しを送ることがマナーです。
具体的なお返し品や相場については、以下を参考にしてください。
お返しの品の選び方
お返しの品は、消えるものをお返しすることが一般的です。
例えば食べてなくなるお菓子やお茶、使えばなくなる消耗品です。
理由としては、不幸を残さないようにするといった考え方がベースにあるからです。
また結婚式の引き出物に使われるような、鰹節や昆布などは避けることがマナーとされています。
相場
香典返しの相場は香典の3分の1〜半額程度が相場とされています。
例えば5000円の香典をいただいた場合には、2500円ほどのお返しの品を選ぶといいでしょう。
スポンサーリンク学校の忌引きまとめ
ここまで学校を忌引きする際の注意点や、マナーなどを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 忌引きとはお通夜や葬儀のための休暇である
- 忌引き休暇の日数は故人との関係性によって異なる
- やむを得ない場合はメール連絡でもマナー違反にはならない
- 忌引きの対応については学校ごとに異なる
- 香典をいただいた際には香典返しをしっかりとする
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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