お葬式
喪中なら結婚式は控えるべき?結婚式や新婚旅行についての対応も紹介
更新日:2022.06.17
不幸は突然に訪れることもあり、急な不幸のために喪中となることもあります。
そのような時期に結婚式を予定していたらどのように対応すればよいのでしょうか。
そこでこの記事では、喪中に結婚式を避ける理由や結婚式を挙げる際の注意点について解説していきます。
不幸と祝儀が重なってしまった際に戸惑わないためにも、ご参考にしていただけますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
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- 喪中とは
- 喪中に結婚式を避ける理由
- 喪中で結婚式を延期する場合の注意点
- 喪中でも結婚するにはどうすれば良い?
- 結婚式を延期しない方が良いケースは?
- 喪中だけど新婚旅行はどうする?
- 喪中に結婚式に招待されたときの対処法
- 喪中のない宗教、宗派の場合は?
- 喪中の結婚式まとめ
喪中とは
喪中とは大切な人が亡くなった際に一定の期間故人を悼み、故人が成仏することを祈ることをいいます。
この期間は、親族を失った悲しみを乗り越えて普段の生活に戻るまでの期間です。
ひと昔前は喪中の期間を故人との関係性によって分けて考えていましたが、現代ではそのような決まりはありません。
この名残から仏教において法要の時期については、この古くからの考えが目安にされているそうです。
喪中の期間は地域や家柄、宗教観によっても異なります。
悲しみが深ければ、喪中の期間を長くする場合もあります。
スポンサーリンク喪中に結婚式を避ける理由
一般的に喪中の間は、結婚式に関わらずお祝い事は避けるべきであるとされています。
その理由としては、喪中の間にお祝い事である結婚式を挙げることは不謹慎だとする意見も多いためです。
新郎新婦がこういったことを気にしないとしても、結婚式に招待する親族の中には喪中であることを気にされる方がいるでしょう。
中には、いまだに喪失感や悲しみを強く感じている人もいるかもしれません。
そのような胸中で結婚式を挙げることを知らされたとしても、なかなか気持ちの切り替えが難しく、心から祝福できないこともあるかと思います。
このようにさまざまな考え方や感じ方があるため、喪中の結婚式はできれば避けたほうがいいとされています。
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喪中で結婚式を延期する場合の注意点
喪中は喪に服す期間であるため結婚式を行うのは良くないと考え、延期する場合もあるでしょう。
その場合、延期するにあたって行うべき手続きや、注意すべき点があります。
以下で詳しく紹介するので参考にしてください。
会場のキャンセル料
結婚式を延期する場合には、その日押さえていた会場をキャンセルしなければなりません。
式をキャンセルする場合、後から別日でもう一度会場を予約して押さえる必要があります。
キャンセルする場合の金額は、キャンセルした日が結婚式当日から近ければ近いほど高くなります。
会場をキャンセルする必要が生じた場合には、早めに式場に連絡しましょう。
また、式場の予約は数ヶ月単位で埋まっていることが多いです。
そのため、忌明けなどに合わせて新しい日にちを決定するにも、なかなか希望の日にちで予約が取れないこともあります。
招待者への連絡
すでに結婚式の招待者に日にちを伝えていた場合には、全員に結婚式が延期となった旨を伝える必要があります。
招待者への連絡手段は手紙が正式な作法とされていますが、結婚式までの日にちが少ない場合には手紙だと間に合いません。
そのため、LINEやメール、電話など連絡が素早く伝わりやすい方法でお伝えしましょう。
招待者はすでに新幹線・飛行機などの交通の用意や、会社の有給などをしている可能性があります。
結婚式の延期が決まった場合は、なるべく早く連絡しましょう。
併せて、宿泊先のホテルや手配している品物やお店などのキャンセルも行ってしまいましょう。
余裕を持った延期日の設定
結婚式を延期する場合は、延期後の日にちにも配慮が必要です。
招待者は結婚式に合わせて休みをとったり、交通の手配をしていたりするはずです。
そうした招待者の負担を考えた上で、余裕を持った延期日の設定を心がけましょう。
また、負担を強いられるのは招待者だけではありません。
主催である自分たちも、延期に伴って席次を変更したり、招待者の宿泊先を予約し直したりしなければなりません。
そうした準備を再度行っていくための期間も必要となるため、延期日は余裕を持って設定します。
喪中でも結婚するにはどうすれば良い?
喪中でも結婚をしてよいシチュエーションも、いくつか考えられます。
例えば祖父母が結婚を心待ちにしていた中で亡くなってしまった場合は、喪中に結婚式を行っても気にされる方は少ないでしょう。
また、病気や事故ではなく老衰で長寿を全うされて亡くなった場合も、不幸とは考えにくいです。
このようなケースでは、結婚をすることが故人への供養に繋がるといったような考え方もあります。
喪中と結婚式が被ってしまった場合の注意点について、以下で紹介していきます。
喪中明けまで延期する
喪中の期間は一般的には1年間とされ、この間はお祝い事は避けるべきであるとされます。
そのため、喪中は結婚式を挙げずに喪中明けまで延期することが1番無難だと言えます。
喪中の期間は故人との関係性によっても異なり、一般的には以下の通りです。
- 両親:1年~13カ月
- 祖父母や子ども:3カ月~1年
- 兄弟姉妹:3カ月~6カ月
結婚式は一生に一度のものであるため、結婚式にかかる金額や準備の手間も大きいでしょう。
そのため結婚式自体を中止とすると、キャンセル料がかかるほか、また1から準備をするとなると大変な労力がかかります。
式場のスタッフにも相談して喪中であることを説明すれば、ある程度の期間は延期が可能になるケースが多いです。
また延期を決定した時点で、できるだけ早めに連絡することが大切です。
忌中明けなら問題ない場合も
喪中の中でも忌中は特に結婚式を避けるべきとされています。
忌中とは仏式では四十九日法要を迎えるまで、神式では五十日祭を終えるまでの期間のことです。
この時期は喪中の中でも特に身を慎むべきとされており、結婚式もこの時期だけは避けましょう。
逆に言うと、忌明けさえしていれば結婚式を挙げるのも許される可能性があります。
一言に喪中明けと言っても、宗教や人によって考え方はさまざまです。
一周忌までは慶事を避けるべきという人もいれば、忌明けさえしていれば問題ないという人もいます。
そのため喪中の結婚式については、両家でよく話し合い、参列者も交えて検討していくことがおすすめです。
入籍だけ済ませる
喪中の期間中は、結婚式はせずに入籍のみ済ますという手もあります。
喪中とは言え入籍自体は慶事と捉えられることが少ないため、入籍を取りやめる必要はありません。
そのため親族や新郎新婦の意見をもとに入籍のみを済ませ、落ち着いてから結婚式をするといったケースが多いです。
親族の中には入籍もお祝い事であるため、避けるべきと考える人もいるかもしれません。
そのような場合には入籍も延期とし、親族全員が納得のいく形で進めていくことをおすすめします。
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結婚式を延期しない方が良いケースは?
喪中であっても、結婚式を延期しないで行うケースも存在します。
例えば、仕事の関係上、次にいつ結婚式を行えるか分からない時や、招待者の多くが休みをわざわざ取ってくれた場合がこれに当たります。
こうした場合は、結婚式を延期せずにそのまま行うという方も多いようです。
また、故人が余命宣告などをされて亡くなるかもしれない状況で式を予約した場合や、故人の意向によって喪中でも結婚式を行う方もいます。
結婚式を行うかどうかの判断は人によって様々です。
例えば新郎新婦とその家族が、喪中でも結婚式を行って良いと考えている場合は、行っても良いでしょう。
ただし、逆をいえば親族が誰か一人でも難色を示している場合は、延期した方が良いでしょう。
結婚式は祝い事のため、全員が納得した状態で行うことが重要です。
日本の風習を重視するかどうかは、地域や親族によって異なります。
周囲と相談した上で、延期するかしないか決めるのが良いでしょう。
喪中だけど新婚旅行はどうする?
次に、喪中期間中の新婚旅行について紹介していきます。
元々新婚旅行を予定していた中で喪中となってしまうこともあるでしょう。
そのような時に、新婚旅行は中止した方がいいのか迷う方も多いと思います。
さまざまな意見があるかと思いますが、一般的な考えとして紹介していきますので参考にしてください。
新婚旅行も控える
基本的には結婚式同様に、新婚旅行も控えるべきであるという意見が多いです。
喪中の期間中は「穢れがある」と考える人もおり、穢れが移ったり不幸が起きるのではないかと心配される人もいるためです。
また喪中の期間中は故人を悼む期間であるため、その期間に旅行に行くこと自体が不謹慎であるといった意見が多いです。
直前でキャンセルが難しいケースであれば、親族で相談して決めることをおすすめします。
忌中でないなら新婚旅行に行ける場合も
喪中の新婚旅行を避けることが出来れば一番無難ですが、どうしても難しい場合もあるでしょう。
実は時代の流れとともに、喪中であっても旅行をすることが許容される傾向があります。
ただ、それでも忌中の新婚旅行は避けたほうが良いでしょう。
忌中は穢れが特に強いとされており、神社に入ることすらNGとされています。
また忌中は四十九日法要の準備などでまだ忙しい時期でもあるため、旅行に行くことはおすすめできません。
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喪中に結婚式に招待されたときの対処法
喪中の期間に結婚式に招待されたり、結婚式への参加を決めてから不幸の知らせが来る場合もあります。
さまざまなケースがありますが、喪中の際に結婚式に招待された場合どのような対応をすればよいのでしょうか。
以下で説明していきますので参考にしてください。
主催者に確認の上で参加する
日本では古くから不幸があった人には「穢れがある」と考えられていました。
この穢れは人に移ると考えられていたため、喪中の期間におめでたい場への参加は控えるべきであるとされてきました。
今でも喪中を気にする人はいるため、主催者に喪中の身であることを必ず申告することがマナーです。
その上で主催者側が喪中を気にせずに参加を許可した場合には、参加するといいででしょう。
現代では結婚式にはさまざまな準備が必要になり、急な欠席となると逆に迷惑をかけてしまうケースもあるため、主催者側と十分に相談することをおすすめします。
忌中であるなら参加しない
結婚式を挙げる場合と同様、忌中であるならば結婚式は欠席するのがマナーです。
これは穢れの問題もありますが、親族が亡くなって間もない忌中に結婚式に参加すると周囲に気を使わせてしまうかもしれないためです。
また、ご祝儀も渡すのは忌明けにしましょう。
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ここまでは日本で最も一般的な、仏教での考え方をベースに喪中の結婚式に関する情報を紹介してきました。
ここからは喪中のない他の宗教においての考え方を紹介していきます。
キリスト教
キリスト教では「天に召される」といった表現をよく耳にすると思いますが、仏教のように人が亡くなったことを不幸とは考えません。
そのため、喪中の考え方は基本的にはありません。
しかし中には亡くなってから30日後に「召天記念式」や「追悼ミサ」を行うケースもあります。
結婚式も問題なく行えると考えて良いでしょう。
浄土真宗
仏教の中でも浄土真宗の場合には、人は亡くなったあとすぐに極楽浄土にいけるという考え方をします。
つまり故人はすぐに成仏し仏様になるため、喪中や忌中といった概念がありません。
そのため一般的に言う喪中の期間中も普段の生活とかわりなく過ごしていいとされ、浄土真宗の場合にはお祝い事を避けたりする必要はありません。
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喪中の結婚式まとめ
ここまで喪中の結婚式についての情報や、マナーを中心に書いてきました。
この記事のポイントをさらいすると以下の通りです。
- 喪中の結婚式は避けることが無難
- 忌明けであれば問題ないとする考え方もある
- 喪中の結婚式は親族間でよく話し合い決めるのが大事
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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