お葬式
喪中はがきの宛名は薄墨で書くの?薄墨の理由や書き方などを紹介
更新日:2021.12.17 公開日:2021.11.18
喪中はがきを書く際に、迷うことが多いのが宛名を薄墨で書くべきかどうかという点です。
香典では薄墨で書くことがマナーとされているため、迷ってしまう方も多いと思います。
そこで、この記事では喪中はがきの書き方やマナーについて解説していきます。
喪中はがきを印刷する際のフォントについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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喪中はがきの意味
喪中はがきには、先方に対し今年は喪中であるため年賀状を出さない意思表示をする意味合いがあります。
喪中の期間は、慶事を行わず喪に服す必要があります。
そのため、年末年始を祝うことは相応しくないとされているのです。
喪中はがきを送る場合、10月〜12月上旬あたりまでに相手方に届くよう準備をしましょう。
しかし場合によっては年末に身内が亡くなり、喪中はがきが間に合わない場合もあります。
喪中でありながら喪中はがきが出せなかった際には、寒中見舞いという形で年明けに挨拶を送ると良いでしょう。
スポンサーリンク喪中はがきの宛名は薄墨で書くべき?
喪中はがきを出す際に気になるのが、宛名を薄墨で書くべきかどうかです。
一般的に香典をご遺族に渡す際には、薄墨で宛名を書きます。
そのため喪中においても、宛名は薄墨で書くべきか悩む方も多いはずです。
ここでは、薄墨で書くことの意味や喪中はがきの宛名の書き方などについて解説していきます。
薄墨で書く理由
薄墨で書く理由についていくつかの説がありますが、その中でも有力なものが以下の3つです。
- 故人の死を悲しみ、追悼する気持ちを込めるため
- 訃報が急であったために、墨を磨(す)る時間がなかったため
- 故人が亡くなった悲しみにより溢した涙によって墨が薄まったため
このように、薄墨で書くのには複数の理由があるとされています。
宛名は黒色で書く
喪中はがきの宛名は薄墨ではなく、きちんとした黒色で書くのが良いでしょう。
喪中はがきは、「喪に服す側」が送るものであり、先方が喪中なわけではありません。
そのため薄墨で宛名の書かれた喪中はがきを送った場合、先方が不快な思いをする可能性があります。
また薄墨の場合には、はがきを郵便に出した際に掠れたり濡れたりすると見にくくなります。
上記のような理由を踏まえて、喪中はがきの宛名は黒色で書いた方が無難です。
挨拶文はどうする?
挨拶文に関しても、宛名と違って特に決まりがないため、挨拶文に関しては薄墨と黒色、どちらでも問題ないでしょう。
しかし薄墨で挨拶文を書いた方が、喪中はがきであることを明確に表現できます。
先方も薄墨で書かれた喪中はがきを見れば、すぐに弔事があったのだということが分かります。
もし喪中はがきらしさを表現したいのであれば、黒色ではなく薄墨を使うと良いでしょう。
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宛名は何で書く?
ここでは、具体的に何で宛名を書くのが相応しいのかを解説していきます。
宛名は毛筆や筆ペンで書く
宛名は表面に大きく書かれており目に入りやすいため、印象を大きく左右します。
手書きで宛名を書く際に先方に好印象を与えるには、毛筆や筆ペンで書くのが良いでしょう。
毛筆で書くのは、普段から書いていなければ上手に書けないリスクがあります。
そのため、毛筆に慣れていない方は筆ペンで書くことをおすすめします。
筆ペンであればコンビニなどで簡単に手に入れることができ、文字も綺麗に書きやすいでしょう。
また上記の2つ以外にも、万年筆やサインペンを使用しても問題ありません。
宛名は印刷しても大丈夫?
宛名を印刷してもマナー違反にはならず、先方に悪い印象を与えることもありません。
印刷を利用すれば、手書きのように書き損じることなく綺麗な文字で宛名をプリントできます。
もし宛名を印刷したい場合には、印刷屋などで簡単に注文できます。
宛名は横書きでも大丈夫?
宛名を横書きにすることはマナー違反ではありません。
しかし日本の形式において、はがきの宛名は縦書きで書くのが一般的とされています。
また宛名を横書きで書いた場合、縦書きよりも少しフランクな印象を与えるでしょう。
そのため、喪中はがきの宛名をわざわざ横書きで書く必要はありません。
迷ったら縦書きで書くのがおすすめです。
ボールペンはマナー違反
上述した通り、毛筆や筆ペンというのが宛名を書くのに最適な文房具です。
しかしボールペンで書くのは、マナー違反だとされています。
ボールペンは略式であるため、喪中はがきなどの文書を書く際には適していません。
先方が失礼だと感じる可能性がある他、ボールペンで書くと宛名が不格好に見える可能性があります。
そのためボールペンを使用するのは避けた方が良いでしょう。
スポンサーリンク喪中はがきのフォントは?
フォント選びを誤ってしまうと、先方が違和感を感じる可能性があります。
一般的でないフォントや、カジュアルな印象を与えるフォントは避けるべきです。
喪中はがきに使用するのに適したものとしては、一般に以下のようなフォントが挙げられます。
- 明朝体
- 楷書体
- 行書体
- ゴシック体
どれも日本語を書く際、日常的に使われるフォントとなっています。
「明朝体」は、「止め」や「はね」といった、筆で書く際に生まれるニュアンスが再現されています。
「楷書体」は縦と横で太さの差が少なく、読みやすいのが特徴です。
「行書体」は毛筆で崩して書いたかのように、文字が繋がっていたりと書きっぽさが特徴です。
一般的に「明朝体」「楷書体」「行書体」はどれもフォーマルな文章に向いたフォントです。
そのため喪中はがきのような、かしこまった内容のはがきに向いています。
基本的にこれら3つの中から、気に入ったデザインのものを選ぶと良いでしょう。
ただ「行書体」は少し文字が崩されているため、人によっては読みにくいと感じることもあるようです。
そのため万全を期したいと思っている方は、「明朝体」か「楷書体」を使用すると良いでしょう。
またこの3つに加えて、条件付きで「ゴシック体」も使用可能です。
「ゴシック体」は線の強弱がなく、読みやすいのが特徴です。
しかし種類によっては線が太いものもあり、先方にカジュアルな印象を与える可能性があります。
「ゴシック体」を使用する場合は線が太すぎず、装飾などのないシンプルなものを選びましょう。
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喪中はがきの書き方
ここでは喪中はがきの書き方を、構成や注意点などに分けて詳しく解説していきます。
この機会にしっかりと確認しておくと良いでしょう。
喪中はがきの構成
喪中はがきの構成は、一般的に以下の形式となります。
この形式を守ることによって、先方が読みやすい喪中はがきを作れるでしょう。
- 自分が喪中であるため、新年の挨拶を差し控えることを伝える
- 故人との続柄を書き、何歳で永眠したのかを書く
- 結びの挨拶として、先方に対しての感謝や今後の健康を祈るような言葉を書く
上記の構成を基本とし、要点を絞って書くことが大切です。
喪中はがきの注意点
喪中はがきを書く際には注意点があります。
以下の注意点を守ることで、より完成度の高い喪中はがきを作成できます。
- 時候の挨拶などの前文は省略する
- 句読点を入れない
- 「続柄」「名前」「亡くなった時期(年齢)」を記載する
- 同じ年に複数人身内が亡くなった場合、亡くなった順に記載する
- 挨拶では喪中であることを意識し、お祝いを意味する言葉を使わない
- 数字は漢字で書く
喪中はがきというのはフォーマルな文章であるため、上記のように気をつけるべき点が複数あります。
こうした注意点に気をつけて、マナー違反とならないような挨拶文を作成しましょう。
文例
喪中につき 年末年始のご挨拶をご遠慮させていただきます
本年○月に父○○が(享年八十歳)が永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を深謝いたします
なお時節柄くれぐれもご自愛の程お祈り申し上げます
令和○○年○○月
喪中のはがきの宛名の薄墨まとめ
ここまで喪中はがきの宛名についての情報や、喪中はがきの構成や注意点などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 喪中はがきの宛名は黒で書くのが望ましい
- 喪中はがきの宛名は毛筆や筆ペンが好ましい
- 喪中はがきの挨拶文では句読点を入れない
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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