お葬式
家族葬でも新聞のお悔やみ欄に掲載する?掲載方法や記載内容も解説
更新日:2023.12.15 公開日:2021.12.03

記事のポイントを先取り!
- 一般的に家族葬では掲載しない
- 葬儀の事後報告も掲載できる
- 家族葬でも掲載は可能
新聞では亡くなった方を「お悔やみ欄」に掲載しています。
家族葬で葬儀する場合でも、お悔やみ欄に掲載するものなのでしょうか。
そこでこの記事では、新聞のお悔やみ欄について詳細をお伝えします。
「家族葬なので他の方に葬儀情報を知られたくない」「弔問は遠慮したいが訃報は知らせたい」という方にも役立つ情報となっています。
ぜひ最後までご覧ください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
- 新聞のお悔やみ欄とは
- 家族葬の場合もお悔やみ欄に掲載できる?
- 新聞に掲載される訃報の種類
- お悔やみ欄の掲載内容
- 新聞への訃報の掲載方法
- 新聞への掲載に関する注意点
- 葬儀後に記事を掲載することはできる?
- 家族葬に参列しない人には事後報告が多い
- 家族葬の時の新聞のお悔やみ欄まとめ
新聞のお悔やみ欄とは

そもそも新聞のお悔やみ欄とは何でしょうか?
お悔やみ欄とは、亡くなった方のお名前や住所、葬儀情報などが記載された新聞記事です。
デジタル新聞を含め、新聞を普段読まない方ですとなじみのない言葉かもしれません。
お悔やみ欄は、通夜当日の朝刊に掲載されるのが一般的です。
大規模な葬儀では通夜前日に掲載されることもありますが、通夜当日の掲載が大半となっています。
通夜・葬儀の日程や葬儀会場なども記載されるため、故人の旧友で連絡が取れない方などへ訃報を広めることができます。
家族葬の場合もお悔やみ欄に掲載できる?

親しい方たちのみで行う家族葬の場合も、お悔やみ欄へ掲載するものなのでしょうか?
希望すれば掲載可能
お悔やみ欄への掲載は遺族の判断で行うため、家族葬でも希望すれば掲載できます。
ただし家族葬といっても、人数に決まりはないため規模はさまざまです。
家族葬は自由度が高く、遺族が参列する人数を決定したり、一般会葬を断るかどうかなどを決めます。
家族葬というと少人数のイメージですが、50人参列する葬儀でも家族葬という場合もあるのです。
一般会葬をするのであれば、訃報を広めるためにお悔やみ欄に掲載しても良いかもしれません。
一般会葬を一切お断りするのであれば、掲載は見送ったほうが良いでしょう。
葬儀は少人数で行いたいが、訃報は知らせたいという場合は葬儀が終了した後にお悔やみ欄に載せることもできます。
その場合、お悔やみ欄には「葬儀終了」と掲載されます。
掲載しない方が大半
家族葬は、親しい親族や友人のみに参列してもらう葬儀です。
家族葬を希望している喪家は、基本的にお悔やみ欄への掲載をしない場合が多いです。
お悔やみ欄へ掲載することは、弔問を容認することにもなります。
家族葬を希望したのに、負担が増えて慌ただしくなるのは望ましくないため、掲載しないという方が多いです。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
新聞に掲載される訃報の種類

お悔やみ欄以外でも、新聞には訃報記事があります。
お悔やみ欄を含め、訃報記事の種類を3つご紹介します。
お悔やみ欄
故人の名前や享年、葬儀日程などの情報が掲載される記事をお悔やみ欄といいます。
お悔やみ欄への掲載は無料となっています。
遺族が希望すれば掲載可能ですが、大きな災害ニュースがあったときなどは掲載が見送られるときもあります。
また新聞社によって規定が異なり、特に大手の新聞の場合は有名人以外は載せないという場合も多いです。
必ず掲載されるものではないことを覚えておきましょう。
死亡記事
政界や経済界、芸能界などで著名な方が亡くなった際に掲載される記事です。
故人の功績などが記載され、ニュースのような扱いの記事となります。
死亡記事は新聞社の独断となるため、掲載料は無料です。
死亡広告
掲載スペースが黒い枠で囲われているのを、ご覧になったことがあると思います。
「黒枠広告」とも呼ばれているのが、死亡広告です。
「お悔やみ広告」と呼ばれることもあります。
遺族側が掲載内容を指定して、新聞社から広告枠を購入するため有料となります。
死亡広告では、掲載内容を自由に考えられます。
広告代理店へ原稿を依頼して、新聞社へ通すのが一般的です。
スポンサーリンクお悔やみ欄の掲載内容

お悔やみ欄の掲載内容は主に以下の5つです。
- 故人の名前・享年
- 住所
- 死亡日時
- 通夜・葬儀の日程
- 喪主名
新聞社によって掲載内容は異なります。
葬儀日程などは伝えずに訃報のお知らせだけしたいのであれば、希望を伝えておきましょう。
家族葬のため、弔問をお断りする旨なども掲載できる場合が多いです。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
新聞への訃報の掲載方法

お悔やみ欄は通夜当日の朝刊に掲載されることが多いため、希望があれば早めの依頼が必要です。
お悔やみ欄
お悔やみ欄への掲載は、役所か葬儀社が代行で申し込むのが一般的です。
役所で死亡届を出した際に、新聞掲載を希望かどうか尋ねられます。
遺族が希望すると役所から新聞社へ依頼しますが、地域によっては遺族が直接依頼するところもあります。
お悔やみ欄に掲載することが慣習となっている地域では、葬儀社が代行で依頼することも多いです。
死亡記事
死亡記事は新聞社の判断で掲載される記事のため、遺族から依頼することはありません。
遺族の了承を得てからの掲載となりますが、遺族が拒否すれば新聞には掲載されません。
死亡広告
死亡広告は広告代理店を通して新聞社へ依頼する、もしくは直接新聞社へ依頼するかのどちらかです。
代理店へ記事作成を依頼すると、数万円の原稿料が必要です。
さらに新聞への掲載費用も必要となります。
全国紙は30万~300万円以上、地方紙は6万~50万円程度が相場です。
記事スペースの大きさや、新聞社によって価格は異なります。
ちなみに全国紙では5cmが2段で55万~180万円前後、地方紙では同じ大きさが15万~70万円程度です。
記事スペースが倍の大きさになると、価格もほぼ2倍となります。
全国紙で10cmが2段の場合は110万~350万円、地方紙では30万~140万円ほどの価格になります。
スポンサーリンク新聞への掲載に関する注意点

新聞へ訃報のお知らせを掲載する際の、注意点についても知っておきましょう。
死亡届を出しても記載されない
「死亡届を提出すると自動的にお悔やみ欄に掲載される」と思っている方が多くいらっしゃいます。
しかし、お悔やみ欄は役所に死亡届を出しただけでは掲載されません。
お悔やみ欄に載るかどうかは、死亡届を提出後、遺族の判断で決定されます。
地域によって異なりますが、まずは役所や葬儀社の方が遺族へ掲載の希望を伺います。
掲載希望であれば、遺族に代わって新聞社へ依頼してくれるのが一般的です。
個人情報が記載される
新聞に訃報を載せるのは、幅広い方へお知らせすることができ便利です。
しかし故人名や住所、喪主名を明記することは個人情報を公開することを意味します。
住所を記載したことで、墓石や仏壇の営業が訪問販売に来ることもあります。
特に高齢夫婦の一方の方が亡くなってしまった場合、気落ちしているところへ付け込まれる可能性もあります。
個人情報の取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。
留守の時間が知られてしまう
お悔やみ欄に葬儀の日程を明記することは、その時間に自宅が留守であると知らせることになります。
新聞は誰が見ているのかわかりません。
空き巣被害などに会わないよう、セキュリティにも万全の準備が必要です。
新聞へ掲載するかどうかは遺族の判断ですので、不安であれば掲載は断りましょう。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
葬儀後に記事を掲載することはできる?

葬儀が終わった後に故人の訃報を知らせる記事を掲載できるのでしょうか?
葬儀の事後報告をする
「葬儀終了掲載」をすれば、葬儀を終えた事後報告として掲載可能です。
葬儀終了掲載とはお悔やみ欄に故人の氏名や享年・喪主名と、葬儀を終えたことの報告を掲載することです。
弔問は控えてほしいが、故人が亡くなったことは幅広く知らせたい場合に便利です。
葬儀終了後も、香典や供花を送ってくる方もいらっしゃいます。
香典等を辞退するのであれば、その旨も記載しておきましょう。
葬儀後に記載するメリット
葬儀後に新聞を利用して葬儀終了をお知らせすることには、いくつかのメリットがあります。
まず訃報を知っていても参列できなかった方へ「葬儀を無事終えた」という報告代わりになる点です。
参列するはずだった方も葬儀が滞りなく済んだことを新聞で知り、安心するでしょう。
訃報を知らなかった方に対しては、訃報連絡と葬儀終了の連絡を一度にお知らせできて便利です。
連絡漏れなどのトラブルも防げるでしょう。
また葬儀終了のお知らせに菩提寺を掲載しておけば、新聞を読んだ方が後日焼香に訪れてくれるかもしれません。
遺族側に連絡を取る手間も省けるため、新聞掲載は双方にとって負担の少ない方法と言えます。
家族葬に参列しない人には事後報告が多い

家族葬は、遺族側が参列してほしい方にだけ事前に訃報の連絡をすることが多いです。
訃報の連絡をしていない方には、葬儀後にハガキなどで訃報のお知らせを送るのが一般的です。
新聞の事後報告は、葬儀後のお知らせのハガキなどと同様の役割を果たしてくれます。
とはいえ、故人が生前お世話になった方には新聞での報告だけでなく、ハガキや電話での訃報連絡もするようにしましょう。
家族葬をお知らせする範囲について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
家族葬の時の新聞のお悔やみ欄まとめ

ここまで、家族葬でのお悔やみ欄についての情報や、注意点などを中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- お悔やみ欄とは、故人の訃報を伝える新聞の欄
- 家族葬ではお悔やみ欄の掲載を見送ることが多い
- 葬儀の事後報告もお悔やみ欄に掲載できる
- 訃報記事としては、死亡記事や死亡報告もある
- お悔やみ欄と死亡記事は遺族の了承が必要
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
監修者

唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。