社葬で弔電を送るタイミングはいつ？書き方と注意点・送り方を紹介

更新日：2022.11.19 公開日：2021.12.03

弔辞

記事のポイントを先取り！

• 弔電は速やかに送る
• 弔電で丁寧に弔意を示せる
• 社葬の弔電は3000～7000円程度

社葬では会社の仕事として関わるため、決して失礼のないようにしなくてはいけません。

特に弔電の書き方や送り方には、気を付ける必要があります。

そこで、この記事では社葬で弔電を送る際の注意点などを中心に解説していきます。

社葬で弔電を送ることについて、詳しく知っておきましょう。

差出人の書き方や弔電の例文についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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1. 社葬で弔電を送るタイミングはいつ？
2. 社葬の弔電はどこ宛に出せば良い？
3. 社葬で弔電の例文
4. 社葬の弔電で使ってはいけない言葉
5. 社葬の弔電の注文方法
6. 弔電の料金相場
7. 社葬の弔電を連名で出しても良い？
8. 弔電の出し方まとめ

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社葬で弔電を送るタイミングはいつ？

弔電は、社葬のお知らせが届いたらできるだけ速やかに送ります。

相手先の会社に失礼のないよう、すぐに対応することが大切です。

また弔電には、弔意を素早く伝えることができるという利点があります。

実際に社葬に参列できない場合には、すぐに弔意を伝えることで誠意を見せることができます。

社葬に参列したとしても、より丁寧に弔意を示すことになります。
当日読み上げられることも考慮すると、会社間の取り引きを内外に示すことにもなります。

以上の理由から、弔電は速やかに送るようにしましょう。

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社葬の弔電はどこ宛に出せば良い？

社葬の場合、施主は個人ではなく会社のため、弔電の宛先は会社になります。

社葬の案内に、会社名と葬儀責任部署や葬儀責任者の氏名が書かれています。
宛先は、会社名と葬儀責任者を明記します。

文字の間違いや、会社名の書き方を間違えることは自社の品位に関わります。

決して間違えないように、気を付けて記載しましょう。

敬称は“様”ではなく“役職名”

社葬で弔電を送る場合に気を付けることは、敬称を”様”ではなく”会長”や”顧問”などの役職名で記載することです。

社葬の案内には誰の葬儀であるのか、誰が葬儀責任者であるのかが明記されています。

きちんと確認し、役職名を使用しましょう。

”様”を使用することが失礼になるということではないのですが、案内の記載通りにすることがマナーです。

差出人の名義

社葬で弔電を送る場合の差出人名義は、会社名と代表者名になります。

社葬を行う会社が大切な取引先であり、謝意を伝えたい場合はその企業の担当者名で弔電を送るケースもあります。

また、差出人名義の記載に関してルールがある会社も存在します。

自社の規定はどうなっているのか、総務規定などで確認してください。

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社葬で弔電の例文

社葬で送る弔電の例文をいくつかご紹介します。

社葬はこれからもより会社の結びつきを強くして、社員一同頑張っていくという決意を表明する場でもあります。

取引先として、今後の関係性を新たにしていくことも念頭に置いておく必要があります。

弔電にもこちらの誠意を表すようにしましょう。

（例文）

「会長のご逝去を悼み　心よりお悔やみ申し上げます」

「○○社長の突然の訃報に接し、社員一同言葉もございません。生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、心より哀悼の意を表します」

「○○社長の訃報に接し　心より哀悼の意を表します」

「会長のご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます」

浄土真宗・神道・キリスト教では「ご冥福をお祈りします」は使わないので、宗派がわからない場合には使わないようにします。

また、企業や社会に対して功績を残した方に対しては

「生前の功績に生前の功績に深い感謝の意と尊敬の念をもって心よりお悔やみ申し上げます」

など、生前の功績をたたえる内容を織り込むことでより深い哀悼を表すことになります。

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社葬の弔電で使ってはいけない言葉

弔電を送る際には、故人や遺族に対して失礼にあたらないような言葉を選ぶ必要があります。

特に社葬の場合には、会社の品性を表すことにもなります。

社葬の弔電で使ってはいけない言葉や、言い回しについて知っておきましょう。

弔電には忌み言葉や重ね言葉は使用してはいけません。

忌み言葉は「忙しい」「追って」「引き続き」「また」「しめやか」「生存中」「倒れる」などです。

言い換えの言葉として「ご多用」「のちに」「その後」「新たに」「これからも」「ご生前」を使用するようにしましょう。

重ね言葉は「次々」「返すがえす」「再び」「くれぐれも」「いろいろ」「ますます」「何度も」「再三」などがあります。

言い換えの言葉として「深く」「加えて」「頻繁に」「改めて」「今一度「後から振り返りますと」「多くの」「多彩な」を使用するようにしましょう。

書き終えたら、再度読み直すことが大切です。

文章中に忌み言葉や重ね言葉が入っていないか、しっかりとチェックしましょう。

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社葬の弔電の注文方法

弔電を送る方法としては、以下の方法があります。

社葬の場合は期日に余裕がありますが、できる限り速やかに送れるようにします。

社葬では多くの弔電も届きますから、施主が読み上げる弔電を選ぶためにも前日までには届くよう配慮しましょう。

郵便局

郵便局では、電報類似サービスとしてレタックスを使った電報サービスが利用できます。

電報と違って、文字数を追加しても追加料金はありません。

窓口でも申し込めますし、Web注文もできます。

電話

電話での申し込みは、NTTやKDDIのでんポッポなどが利用できます。

オペレーターの指示に従って申し込むことができます。

NTTの場合は3時間で弔電を届けることができますから、急いでいるときには便利です。

でんぽっぽは、基本は台紙料金だけで、文字代も送料も必要ありません。

インターネット

NTTの申し込みも、郵便局の申し込みもインターネットでできます。

電話や窓口での申し込みよりも値段が安く、24時間365日受け付けています。

また、E-DENPOという民間の電報サービスも使うと、最短2時間で電報を送ることができます。

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弔電の料金相場

弔電には、台紙と文章の費用が必要です。

台紙は漆台紙・押し花台紙など、さまざまな種類があります。

ここでは弔電サービスを利用して、弔電を出す場合の料金相場について解説していきます。

3000〜5000円が一般的

弔電の料金相場は3000～5000円が一般的です。

社葬の場合3000円～7000円が相場です。

弔電は、会社同士の関係性も考慮して選ぶ必要があります。

安いものであれば郵便局のレタックスを使ったり、NTTの基本台紙を使えば1000円以内に抑えることはできます。

しかし会社同士のお付き合いのことを考えると、安価すぎるものや高額すぎるものを選ぶのは避けたほうが良いでしょう。

サービスやオプションによって変化する

最近では、弔電にさまざまなオプションを追加できるサービスがあります。

弔電にプリザーブドフラワーや線香、生花を追加することもできます。

葬儀場への供花を送るサービスもあり、供花を1対追加注文する場合には2万〜3万円を超える場合もあります。

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社葬の弔電を連名で出しても良い？

一般葬と同様、社葬の弔電も連名にしてはいけないという決まりはありません。

弔電を連名で送る際には、どういうところに注意すればいいのでしょうか。

連名で送ることはできる

社葬の場合でも、弔電を連名で出すことは可能です。

しかし気を付けることがありますので、マナーとしておさえておきましょう。

まず経営者や取締役などの上位役職者は、連名にせず個別に弔電を送ることが望ましいです。

企業の取引が長い場合や会社間の関係性が深い場合には、担当者名を記載することがあります。

どうしても担当者が複数名で連名にしたい場合も、会社名と代表者名の後に連名で記載することになります。

差出人の書き方

差出人の書き方は、「〇〇商事株式会社　代表取締役　〇山▢〇太郎」が一般的です。

担当部署がある場合には

「〇〇商事株式会社　代表取締役　〇山▢〇太郎　担当　総務部長　△野▢△男」

となります。

連名の場合には人数によって記載の仕方が違います。

2名の場合は、

「〇〇商事株式会社　代表取締役　〇山▢〇太郎　

　　　　　　　　営業2課　〇川〇男　　▢田▢郎」

と連名にします。
その時、上司や目上の人を先に記載します。

特に序列がない場合には、年齢順にしましょう。

4名以上の場合には、「社員一同」「営業部2課一同」など部署名を記載します。

また夫婦は連名にせず、夫の名前だけで出すか夫婦別々に送るようにしましょう。

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弔電の出し方まとめ

ここまで社葬の弔電についての情報や、料金相場などを中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

• 社葬では今後の関係性を考えて弔電を送る
• 弔電は社葬の連絡が届いたらできるだけ速やかに送る
• 弔電では忌み言葉や重ね言葉を使用してはいけない
• 弔電は電話や郵便局、インターネットで注文できる
• 弔電は3000～5000円が相場

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

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